2017年3月15日(日本時間3月16日)、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」では第4回戦ベスト16の試合が開催され、大会第2シード、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がニック・キリオス(オーストラリア)と対戦した。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は第3回戦でフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に勝利し、第4回戦(ベスト16)を迎えている。
- ノバク・ジョコビッチ(セルビア)対 フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、続いて
- ノバク・ジョコビッチ(セルビア)対 ニック・キリオス(オーストラリア)
という組み合わせは、直前の大会アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」と全く同じである。
アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」にて、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とニック・キリオス(オーストラリア)は初めて対戦し、このときはニック・キリオス(オーストラリア)が勝利している。
今大会が両者2度目の対戦となる。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は大会3連覇中であり、大会最多優勝記録(5回)を保持する。更なる連覇および記録が期待されている。
インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」ベスト16、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)vs. ニック・キリオス(オーストラリア)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
N. ジョコビッチのサーブで試合開始。N. キリオスがブレイクポイントを獲得、30ショットに及ぶラリーをN. キリオスが制し、試合開始早々のブレイクに成功。(スコア:N. ジョコビッチ 0-1 N. キリオス)
第2ゲーム
N. キリオスのサービス。N. キリオス、最初のサーブでエースを決める。N. キリオスがゲームキープ。N. キリオス、ゲームポイントでもエースを決める。(スコア:N. ジョコビッチ 0-2 N. キリオス)
第3ゲーム
N. ジョコビッチのサービス。ジュースとなり、N. キリオスがブレイクポイントを獲得。N. ジョコビッチがセーブし、サービスゲームをキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 1-2 N. キリオス)
第4ゲーム
N. キリオス、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 1-3 N. キリオス)
第5ゲーム
N. ジョコビッチ、キープ。N. キリオスは連続して3回のチャレンジを行う。うち2回はチャレンジ成功。2度のジュースの末、N. ジョコビッチがゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 2-3 N. キリオス)
第6ゲーム
N. キリオスのサービス。N. キリオス、ゲーム開始で2本のエースを決める。ゲームポイントでもエースを決め、N. キリオスがラブゲームでキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 2-4 N. キリオス)
第7ゲーム
N. ジョコビッチのサービス。ジュースとなり、N. キリオスがブレイクポイントを獲得。N. ジョコビッチがセーブしゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 3-4 N. キリオス)
第8ゲーム
N. キリオス、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 3-5 N. キリオス)
第9ゲーム
N. ジョコビッチ、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 4-5 N. キリオス)
第10ゲーム
N. キリオスのサービス for the セット。33ショットにわたるラリーは、N. キリオスのドロップショットミスでN. ジョコビッチが獲得するも、N. キリオスがサービスゲームをキープ。N. キリオスはセットポイントをエースで決める。(スコア:N. ジョコビッチ 4-6 N. キリオス)
N. ジョコビッチはコートにラケットを叩きつけ、警告を受ける。
第1セットをN. キリオスが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
N. ジョコビッチのサーブで試合再開。N. ジョコビッチがラブゲームでキープ。
第2ゲーム
N. キリオス、キープ。
第3ゲーム
N. ジョコビッチ、ラブゲームでキープ。
第4ゲーム
N. キリオスのサービス。N. キリオスが3連続エースを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 2-2 N. キリオス)
第5ゲーム
N. ジョコビッチのサービス。N. ジョコビッチがゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 3-2 N. キリオス)
第6ゲーム
N. キリオス、キープ。N. キリオスが時速220 km のサーブを決める。(スコア:N. ジョコビッチ 3-3 N. キリオス)
第7ゲーム
N. ジョコビッチ、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 4-3 N. キリオス)
第8ゲーム
N. キリオス、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 4-4 N. キリオス)
第9ゲーム
N. ジョコビッチのサービス。N. ジョコビッチがゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 5-4 N. キリオス)
第10ゲーム
N. キリオスのサービス。ラリーでN. ジョコビッチがUnforced エラー。N. ジョコビッチは続くショットもエラーとなり、下にうつむく。N. ジョコビッチのリターンが決まりジュースとなるが、N. キリオスがゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 5-5 N. キリオス)
第11ゲーム
N. ジョコビッチのサービス。N. キリオスがブレイクポイントを獲得。N. ジョコビッチがセーブし、ジュースとなる。N. キリオスが再度ブレイクポイントを獲得も、N. ジョコビッチがダウン・ザ・ラインを決めセーブ。計2度のジュースの末、N. ジョコビッチがゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 6-5 N. キリオス)
第12ゲーム
N. キリオスのサービス。最初のポイントはダブルフォルトとなる。N. キリオスがキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 6-6 N. キリオス)
第2セットは両者ブレイクならず、試合はタイブレイクへ突入。
タイブレイク
N. ジョコビッチ – N. キリオス 太字:ミニブレイク
0-1, 0–2, 0-3, 1-3, 2-3, 2-4, 2-5, 2-6, 3-6, 3-7
タイブレイクはN. キリオスが制し、第2セットを獲得。ストレートで試合に勝利(N. キリオス-N. ジョコビッチ:6-4 7-63)。1時間51分で試合終了。
ニック・キリオス(オーストラリア)は、準々決勝に進出し、ラファエル・ナダル(スペイン)またはロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。
※ ロジャー・フェデラー(スイス)がラファエル・ナダル(スペイン)に勝利し、準々決勝は、ニック・キリオス(オーストラリア)対 ロジャー・フェデラー(スイス)に決まった。
Summary
N. ジョコビッチ | 4-6 63-7 | N. キリオス |
3本 | エース | 14本 |
16 | ウィナー | 25 |
0 | ダブルフォルト | 4 |
25 | Unforced エラー | 19 |
61 % (50/82) |
第1サーブ 率 | 61 % (42/69) |
70 % (35/50) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
86 % (36/42) |
56 % (18/32) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
52 % (14/27) |
– % (0/0) |
ブレイクポイント 成功率 |
20 % (1/5) |
28 % (19/69) |
リターンポイント 成功率 |
35 % (29/82) |
72 | ポイント獲得合計 | 79 |