2017年8月4日、ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」では第3回戦(ベスト16)の試合が開催され、錦織圭(日本)とフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が対戦した。
試合は、雨の影響で大幅に開始が遅れ、現地時間夜中の開催となった。
スター同志の対決、試合結果詳細をお伝えする。
両者の大会出場は2017年グランドスラム「ウィンブルドン」以来となる。
今大会は、両者ともにシード権を獲得しており、第2回戦からの出場。
第2回戦では、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)はルカシュ・ラコ(スロバキア)と対戦し、ストレート勝ちの快勝。フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が15本のエースを決めた。
錦織圭(日本)は、第2回戦でドナルド・ヤング(アメリカ)と対戦。第1セットを獲得するも第2セットを奪われ苦戦。最終第3セットでタイブレイクの末に錦織圭(日本)が勝利、第3回戦進出を獲得した。
錦織圭(日本)とフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の過去の対戦成績は、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の5勝1敗(勝率83 %)。
直近では、2017年5月ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」ベスト16でも対戦しており、この時はフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)がストレートで勝利した。
昨年は2016年「スイス・インドアーズ・バーゼル(ATP500)」準々決勝でも対戦、錦織圭(日本)が初めて勝利した。
この試合では、錦織圭(日本)はフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に1度のブレイクも許さず、ストレート勝ちを収めた。
ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」には、錦織圭(日本)が2015年に優勝、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は2013年に優勝を果たしている。
両者ともに、再度の制覇を目指す。
ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」2017年第3回戦(ベスト16)、錦織圭(日本)vs. フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
デル ポトロのサーブで試合開始。デル ポトロ、キープ。
第2ゲーム
錦織、ラブゲームでキープ。錦織、ゲームポイントでエースを決める。
第3ゲーム
デル ポトロ、キープ。
第4ゲーム
錦織、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 2-2 デル ポトロ)
第5ゲーム
デル ポトロのサービス。錦織がブレイクポイントを獲得。
デル ポトロがネット際に出るが、ボレーに失敗。
錦織がブレイクに成功。(スコア:錦織 3-2 デル ポトロ)
休憩中、デル ポトロがメディカルタイムアウトを取得し、首及び肩の治療を受ける。
第6ゲーム
錦織、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 4-2 デル ポトロ)
第7ゲーム
デル ポトロ、キープ。(スコア:錦織 4-3 デル ポトロ)
第8ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 5-3 デル ポトロ)
第9ゲーム
デル ポトロのサービス。
2度のジュースの末、デル ポトロがゲームキープ。(スコア:錦織 5-4 デル ポトロ)
第10ゲーム
錦織のサービス for the セット。錦織、キープ。(スコア:錦織 6-4 デル ポトロ)
第1セットを錦織が獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
デル ポトロのサーブで試合再開。錦織、2ブレイクポイントを獲得。
デル ポトロがラリーを制し、2ポイントをセーブ。ジュースとなる。
続いてデル ポトロのショットはラインを越え、錦織が再度ブレイクポイントを獲得。
デル ポトロのボレーに対する錦織のリターンはわずかにラインの外。再びジュース。
デル ポトロのショットがネットに阻まれ、錦織が4度目のブレイクポイントを獲得。
錦織が試合再開早々のブレイクに成功。(スコア:錦織 1-0 デル ポトロ)
第2ゲーム
錦織、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 2-0 デル ポトロ)
第3ゲーム
デル ポトロのサービス。錦織が2ブレイクポイントを獲得。
デル ポトロが強力なサーブ、センターへのエースを決め、ジュースに持ち込む。
デル ポトロのクロス・ショットはラインを外れ、錦織がゲーム3度目のブレイクポイントを獲得。
デル ポトロが強力なサーブでセーブし、2度目のジュース。
またもや錦織がブレイクポイントを獲得。
デル ポトロがドロップショットを決め、3度目のジュース。
デル ポトロが時速 203 km のエースを放ち、アドバンテージを獲得。
続いてのラリー、デル ポトロのショットがラインを越え、4度目のジュースに突入。
デル ポトロがコーナーへのエース、続いてラリーを制し、サービスゲームをキープ。(スコア:錦織 2-1 デル ポトロ)
第4ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 3-1 デル ポトロ)
第5ゲーム
デル ポトロ、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 3-2 デル ポトロ)
第6ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 4-2 デル ポトロ)
第7ゲーム
デル ポトロ、キープ。(スコア:錦織 4-3 デル ポトロ)
第8ゲーム
錦織のサービス。錦織にダブルフォルト。デル ポトロがブレイクポイントを獲得。
デル ポトロのブレイクポイントは初めて。
錦織のクロスコート・ショットはラインを越え、デル ポトロがブレイクバックに成功。(スコア:錦織 4-4 デル ポトロ)
第9ゲーム
デル ポトロ、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 4-5 デル ポトロ)
第10ゲーム
錦織のサービス。デル ポトロが2ブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
錦織がコーナーへのサーブ、続いてセンターへのサーブをを決め、2ポイントをセーブ。ジュースとなる。
続いてのラリー、錦織のショットがネットに阻まれ、デル ポトロが再度ブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
デル ポトロのショットはラインを越え、再びジュース。
デル ポトロのショットがラインを越え、錦織がアドバンテージを獲得。
錦織、ボディへのサーブを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:錦織 5-5 デル ポトロ)
第11ゲーム
デル ポトロのサービス。ジュースとなり、錦織がブレレイクポイントを獲得。
デル ポトロのショットがラインを越え、錦織がブレイクに成功。(スコア:錦織 6-5 デル ポトロ)
第12ゲーム
錦織のサービス for the マッチ。錦織のマッチポイント、錦織が決めたショットはIN の判定も、錦織はOUT だったとしてチャレンジ。リプレイで、ボールがライン上に落下したことを確認。判定はIN。
錦織、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 7-5 デル ポトロ)
第2セットも錦織が獲得、ストレートで試合に勝利(6-4 7-5)。1時間49分で試合終了。
錦織圭(日本)はワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」2017年準々決勝進出を決めた。
準々決勝では、トミー・ポール(アメリカ)と対戦する。
トミー・ポール(アメリカ)は、ベスト16でジル・ミュラー(ルクセンブルグ)に勝利し準々決勝進出を果たしている。
Summary
錦織 | 6-4 7-5 | デル ポトロ |
4本 | エース | 7本 |
26 | ウィナー | 13 |
4 | ダブルフォルト | 2 |
12 | Unforced エラー | 20 |
56 % (33/59) |
第1サーブ 率 | 55 % (43/78) |
88 % (29/33) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
67 % (29/43) |
58 % (15/26) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
51 % (18/35) |
30 % (3/10) |
ブレイクポイント 成功率 |
25 % (1/4) |
40 % (31/78) |
リターンポイント 成功率 |
25 % (15/59) |
62 | ポイント獲得合計 | 62 |