グランドスラム「全豪オープン」準々決勝、第2日目の2017年1月25日は、注目の対戦である現在世界ランキング3位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)対 同9位ラファエル・ナダル(スペイン)と、ダビド・ゴファン(ベルギー)対 グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)の試合が行われた。
ナダル、ディミトロフが勝利、準決勝進出
ナダル、ラオニッチに勝利
ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)とラファエル・ナダル(スペイン)の試合は、Big 4 ラファエル・ナダルが勝利を収めた。
全豪オープン前、両者の過去の対戦成績はラファエル・ナダルの6勝2敗(勝率75 %)。
直近では、2017年1月、全豪オープン前に行われた「ブリスベン国際(ATP250)」準々決勝で対戦し、この時はミロシュ・ラオニッチが勝利していた(詳細はこちら)。
第1セットは第7ゲームでラファエル・ナダルがブレイクに成功、その後のゲームをキープし、セットを獲得した。
第2セットは両者譲らず、タイブレイクとなり、ラファエル・ナダルがタイブレイクを9-7 で制し、第2セットも獲得。
第3セットも両者譲らずの展開が続いたが、第10ゲームでラファエル・ナダルがブレイクに成功。ラファエル・ナダルのストレート勝ちで試合は終了した。 試合時間2時間44分。
試合を通し、ラファエル・ナダルは、ミロシュ・ラオニッチに1度のブレイクも許さず、試合に勝利した。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、ロジャー・フェデラー(スイス)に次ぐグランドスラム優勝回数を誇る。2009年以来の全豪オープン優勝に期待がかかる。
ディミトロフ、ゴファンに勝利
全豪オープン準々決勝、現在世界ランキング11位のダビド・ゴファン(ベルギー)は、今年絶好調のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦した。
ダビド・ゴファンは26才、グリゴール・ディミトロフは25才と、いずれも日本の錦織圭(27才)と同世代。ポストBig 4 として注目される存在である。
第1セット、グリゴール・ディミトロフが早々にブレイクに成功するも、ダビド・ゴファンが直後にブレイクバック。その直後にまたグリゴール・ディミトロフがブレイク、続くサービスゲームをジュースの末にキープし、グリゴール・ディミトロフがセットを獲得。
第2セット、第1ゲームでグリゴール・ディミトロフがブレイクするが、第2ゲームはダビド・ゴファンがブレイクバック。第3ゲームもグリゴール・ディミトロフがブレイクし、第2セットを通し3度のブレイクに成功。グリゴール・ディミトロフが6-2 でセットを獲得した。
第3セットは、第7ゲームでグリゴール・ディミトロフがブレイクに成功。グリゴール・ディミトロフは第3セットではダビド・ゴファンに1度のブレイクチャンスも与えず、セットを獲得。ストレートで試合に勝利し、準決勝進出を決めた。
グランドスラム「全豪オープン」2017年準決勝では、1月27日、ラファエル・ナダルとグリゴール・ディミトロフ が対戦する。
「全豪オープン」2017年これまでの結果:
第1回戦 第2回戦 第3回戦 第4回戦(ベスト16) 準々決勝1日目
試合スケジュール
トーナメント表(ドロー)