インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」2018年準決勝、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)とミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の対戦が実現。試合は、2018年3月17日(日本時間3月18日)に開催された。
フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は2009年にグランドスラム「全米オープン」で優勝を果たすも、度重なる怪我に苛まれ複数回に渡り手術。2016年に復帰し、現在世界ランキングでは世界8位にまでランクを戻している。
今大会準決勝進出にあたり、大会公式インタビューでは「第2のテニス人生のよう。数年前は引退も考えた。」と語った。
2013年以来の決勝進出を懸け、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と戦う。
🇨🇦 Milos Raonic ⬆. Will he return to the Indian Wells final this week? 🏆
— ATP Tour (@atptour) 2018年3月14日
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ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)も2017年は怪我に苦しみ、ひざ後ろの腱、手首の怪我によりツアーを一時離脱。左手首の手術を行い復帰するが、続いてふくらはぎを負傷、シーズン途中での離脱を余儀なくされた。
自己ベストは世界3位であるが、現在世界ランキングでは世界38位に下落している。
ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)復活の大会となるか、そのプレーが注目される。
フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)とミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の過去の対戦成績は、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の2勝1敗(勝率67 %)。
直近の対戦、昨年「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」では準決勝で対戦し、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がストレートで勝利。
ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)はその後、しかし、ひざ後ろの腱を痛め決勝戦を棄権している。
今大会では先に開催された準決勝にて、ロジャー・フェデラー(スイス)がボルナ・チョリッチ(クロアチア)に勝利し決勝進出を決めている。試合勝者は、決勝戦でロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。
インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」2018年準決勝、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)vs. ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
会場に風が吹き荒れる中での試合となった。
第1ゲーム
ラオニッチのサーブ、エースで試合開始。ラオニッチ、キープ。
第2ゲーム
デルポトロ、キープ。(スコア:デルポトロ 1-1 ラオニッチ)
第3ゲーム
ラオニッチのサービス。デルポトロが3ブレイクポイントを獲得。
続いて、デルポトロがフォアハンドでウィナーを決める。
デルポトロがブレイクに成功。(スコア:デルポトロ 2-1 ラオニッチ)
第4ゲーム
デルポトロ、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:デルポトロ 3-1 ラオニッチ)
第5ゲーム
ラオニッチのサービス。デルポトロが2ブレイクポイントを獲得。
デルポトロのフォアハンド・ショットがネットに阻まれ、ラオニッチが1ポイントをセーブ。
ラオニッチ、ネットプレーでミス・ショット、ボールはネットに阻まれる。
デルポトロがダブル・ブレイクに成功。(スコア:デルポトロ 4-1ラオニッチ)
第6ゲーム
デルポトロ、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:デルポトロ 5-1 ラオニッチ)
第7ゲーム
ラオニッチ、ラブゲームでキープ。(スコア:デルポトロ 5-2 ラオニッチ)
第8ゲーム
デルポトロのサービス for the セット。デルポトロが2連続でエースを決め、3セットポイントを迎える。
続いてラリーとなり、ラオニッチのショットがラインを越える。
デルポトロがゲームキープ。(スコア:デルポトロ 6-2 ラオニッチ)
第1セットをデルポトロが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
ラオニッチのサーブで試合再開。ラオニッチ、キープ。
第2ゲーム
デルポトロ、キープ。(スコア:デルポトロ 1-1 ラオニッチ)
第3ゲーム
ラオニッチのサービス。デルポトロが2ブレイクポイントを獲得。
続いて、ラオニッチのサーブはダブルフォルトとなる。
デルポトロがブレイクに成功。(スコア:デルポトロ 2-1 ラオニッチ)
第4ゲーム
デルポトロ、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。(スコア:デルポトロ 3-1 ラオニッチ)
第5ゲーム
ラオニッチ、キープ。(スコア:デルポトロ 3-2 ラオニッチ)
第6ゲーム
デルポトロ、ラブゲームでキープ。(スコア:デルポトロ 4-2 ラオニッチ)
第7ゲーム
ラオニッチ、キープ。(スコア:デルポトロ 4-3 ラオニッチ)
第8ゲーム
デルポトロ、キープ。(スコア:デルポトロ 5-3 ラオニッチ)
第9ゲーム
ラオニッチのサービス。デルポトロが2ブレイクポイント(マッチポイント)を獲得。
ラリーとなり、ラオニッチのバックハンド・ショットがネットに阻まれる。
デルポトロがダブル・ブレイクに成功。(スコア:デルポトロ 6-3 ラオニッチ)
第2セットもデルポトロが獲得、ストレートで試合に勝利(6-2 6-3)。1時間4分で試合終了。
フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)がツアー400 勝目を挙げ、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」2018年決勝進出を決めた。
決勝戦では、ロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。
Summary
デルポトロ | 6-2 6-3 | ラオニッチ |
3本 | エース | 6本 |
15 | ウィナー | 14 |
1 | ダブルフォルト | 2 |
8 | Unforced エラー | 19 |
68 % (27/40) |
第1サーブ 率 | 60 % (27/45) |
89 % (24/27) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
63 % (17/27) |
62 % (8/13) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
39 % (7/18) |
195 km/h | 第1サーブ 平均速度 |
203 km/h |
153 km/h | 第2サーブ 平均速度 |
167 km/h |
80 % (4/5) |
ブレイクポイント 成功率 |
– % (0/0) |
47 % (21/45) |
リターンポイント 成功率 |
20 % (8/40) |
53 | ポイント獲得合計 | 32 |