2017年11月18日、「ATPワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」では準決勝の試合が開催され、ロジャー・フェデラー(スイス)とダビド・ゴファン(ベルギー)が対戦した。
ロジャー・フェデラー(スイス)はラウンドロビン(総当たり戦)グループB で3戦全勝。グループ1位通過で決勝トーナメントに進出を決めた。
背中(腰)の怪我などもあり完全な状態とは言えないものの、大会中、着々とパフォーマンスを上げてきている。今大会、前代未聞の7回目の優勝を目指す。
「ATPワールドツアー・ファイナル」初出場※のダビド・ゴファン(ベルギー)は、グループA で世界ランキング1位 ラファエル・ナダル(スペイン)に勝利。グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)には敗れたが、ドミニク・ティーム(オーストリア)にストレートで勝利し、ラウンドロビン(総当たり戦)2勝。グループ2位で通過を決めた。
ベルギー人選手では初めての「ATPワールドツアー・ファイナル」出場。そして初めての同大会準決勝への進出。歴史を塗り替える活躍を見せている。
※ ダビド・ゴファン(ベルギー)は、2016年にも怪我で棄権したガエル・モンフィス(フランス)の代役として「ATPワールドツアー・ファイナル」に1試合のみ出場している。
.@rogerfederer is 6-0 vs. Goffin going into their semifinal showdown at the #NittoATPFinals.
— US Open Tennis (@usopen) 2017年11月18日
Will the streak continue or will the Belgian score his first win over the Swiss Maestro?#USOpen pic.twitter.com/i8tDvHIm3q
ロジャー・フェデラー(スイス)とダビド・ゴファン(ベルギー)の過去の対戦成績は、ロジャー・フェデラー(スイス)の6戦全勝。
直近の対戦、バーゼル「スイス・インドアーズ・バーゼル(ATP500)」2017年準決勝では、ロジャー・フェデラー(スイス)がストレートで勝利。その後、ロジャー・フェデラー(スイス)は大会優勝を果たした。
6連敗中のダビド・ゴファン(ベルギー)は、対戦にあたり、「これまでとは違う戦い方をしないといけない」と語る。
先のラウンドロビン(総当たり戦)では、ラファエル・ナダル(スペイン)に初勝利を収めたダビド・ゴファン(ベルギー)。
続けてロジャー・フェデラー(スイス)への初勝利を目指す。
試合勝者は、この後開催されるグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)対ジャック・ソック(アメリカ)戦の勝者と決勝戦で対戦する。
「ATPワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」2017年準決勝、ロジャー・フェデラー(スイス)vs. ダビド・ゴファン(ベルギー)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
ゴファンのサーブで試合開始。フェデラーが2ブレイクポイントを獲得。
ゴファンのコーナーへのショット、フェデラーのリターンがネットに阻まれ、ゴファンが1ポイントをセーブ。
ゴファンが強力なサーブを決め2ポイント目もセーブ、ジュースに持ち込む。
ゴファンがエースを決め、アドバンテージを獲得。
ラリーとなり、ゴファンのショットがラインを越える。再びジュース。
ゴファンのフォアファンド・ショットがラインを越え、フェデラーが再度のブレイクポイントを獲得。
続いてもラリーとなり、ネット際に出たフェデラーのドロップショットはネットに阻まれる。3度目のジュース。
ゴファンのショットがネットに阻まれ、フェデラーが4度目のブレイクポイントを獲得。
続いてのラリーはゴファンに軍配。4度目のジュースに突入。
ゴファンのショットがフレームに当たり大きく宙に浮く。フェデラーが5度目のブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、ゴファンのバックハンド・ショットがラインを越える。
フェデラーが試合開始早々のブレイクに成功。(スコア:フェデラー 1-0 ゴファン)
第2ゲーム
フェデラーのサービス。ジュースとなるが、フェデラーがエースを決めアドバンテージを獲得。
続いてもフェデラーが強力なサーブを決め、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 2-0 ゴファン)
第3ゲーム
ゴファン、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 2-1 ゴファン)
第4ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 3-1 ゴファン)
第5ゲーム
ゴファンのサービス。フェデラーが3ブレイクポイントを獲得。
ゴファンのサーブ、フェデラーのリターンがネットに阻まれ、ゴファンが1ポイントをセーブ。
続いてもフェデラーのショットがネットに阻まれ、ゴファンが2ポイント目をセーブ。
続いて、フェデラーがバックハンドでウィナーを決める。
フェデラーがダブル・ブレイクに成功。(スコア:フェデラー 4-1 ゴファン)
第6ゲーム
フェデラー、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 5-1 ゴファン)
第7ゲーム
ゴファンのサービス。フェデラーが1ブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
フェデラーのショットがフレームに当たり、大きく宙に浮く。ゴファンがセーブしジュースに突入。
フェデラーのショットがラインを越え、ゴファンがアドバンテージを獲得。
続いてはゴファンのショットがラインを越える。再びジュース。
ゴファンがボレーを決め、アドバンテージを獲得。
続いて、フェデラーのバックハンド・ショットがラインを越える。
ゴファンがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 5-2 ゴファン)
第8ゲーム
フェデラーのサービスfor the セット。フェデラーが3セットポイントを迎える。
フェデラー、センターへのエースを決める。
フェデラーがラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 6-2 ゴファン)
第1セットをフェデラーが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
ゴファンのサーブで試合再開。ゴファン、キープ。(スコア:フェデラー 0-1 ゴファン)
第2ゲーム
フェデラーのサービス。ジュースに突入し、フェデラーが強力なサーブを決めアドバンテージを獲得。
ラリーとなり、フェデラーのショットがネットに阻まれる。再びジュース。
続いてのラリーではゴファンのショットがラインを越える。フェデラーがアドバンテージを獲得。
フェデラーのバックハンド・ショットがネットに阻まれ、ゲーム3度目のジュース。
フェデラーのサーブ、ゴファンがリターンエースを決める。ゴファンがブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、ゴファンがフォアファンドでウィナーを決める。
ゴファンが試合再開早々のブレイクに成功。(スコア:フェデラー 0-2 ゴファン)
第3ゲーム
ゴファン、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。ゴファンはゲームポイントでエースを決める。(スコア:フェデラー 0-3 ゴファン)
第4ゲーム
フェデラー、ラブゲームでキープ。フェデラー、ゲームポイントでエースを決める。(スコア:フェデラー 1-3 ゴファン)
第5ゲーム
ゴファンのサービス。ジュースとなるが、ゴファンがボレーを決め、アドバンテージを獲得。
続いてのラリー、フェデラーのショットがネットに阻まれる。
ゴファンがゲームキープ。(スコア:フェデラー 1-4 ゴファン)
第6ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 2-4 ゴファン)
第7ゲーム
ゴファンのサービス。フェデラーが1ブレイクポイントを獲得。
フェデラーのショットがラインを越え、ゴファンがセーブ。ジュースとなる。
ゴファンが強力なサーブを決めアドバンテージを獲得。
ゴファンのボレー、フェデラーのリターンはラインを越える。
ゴファンがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 2-5 ゴファン)
第8ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 3-5 ゴファン)
第9ゲーム
ゴファンのサービス for the セット。ゴファンが3セットポイントを迎える。
フェデラーのショットがラインを越え、ゴファンがゲームキープ。(スコア:フェデラー 3-6 ゴファン)
第2セットはゴファンが獲得、試合は最終第3セットへ。
Set 3
第1ゲーム
フェデラーのサーブで試合再開。フェデラー、キープ。
第2ゲーム
ゴファン、キープ。(スコア:フェデラー 1-1 ゴファン)
第3ゲーム
フェデラーのサービス。フェデラーにダブルフォルト。ゴファンが2ブレイクポイントを獲得する。
ゴファンのショットがわずかにラインを外れ、フェデラーが1ポイントをセーブ。
続いてのラリー、フェデラーのバックハンド・ショットがラインを越える。
ゴファンがブレイクに成功。(スコア:フェデラー 1-2 ゴファン)
第4ゲーム
ゴファンのサービス。ゴファンにダブルフォルト。ジュースとなり、フェデラーがブレイクポイントを獲得。
ゴファンがネット際に出てボレーを決める。再びジュース。
ゴファン、続いてもネット際に出て攻撃、ドロップショットを決める。ゴファンがアドバンテージを獲得。
フェデラーのショットがネットに阻まれる。
ゴファンがブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 1-3 ゴファン)
第5ゲーム
フェデラー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 2-3 ゴファン)
第6ゲーム
ゴファン、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 2-4 ゴファン)
第7ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 3-4 ゴファン)
第8ゲーム
ゴファン、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 3-5 ゴファン)
第9ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 4-5 ゴファン)
第10ゲーム
ゴファンのサービスfor the マッチ。ゴファン、エースでゲーム開始。ゴファンが2マッチポイントを迎える。
ゴファンが強力なコーナーへのサーブを決め、フェデラーのリターンはネットへ。
ゴファンがゲームキープ。(スコア:フェデラー 4-6 ゴファン)
第3セットをゴファンが獲得、試合に勝利(ゴファン – フェデラー:2-6 6-3 6-4)。1時間45分で試合終了。
ダビド・ゴファン(ベルギー)がロジャー・フェデラー(スイス)に初勝利!
そして「ATPワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」2017年決勝進出を決めた。
決勝戦では、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)またはジャック・ソック(アメリカ)と対戦する。
ロジャー・フェデラー(スイス)は準決勝で敗退となった。
Summary
フェデラー | 6-2 3-6 4-6 | ゴファン |
7本 | エース | 7本 |
28 | ウィナー | 20 |
3 | ダブルフォルト | 1 |
37 | Unforced エラー | 27 |
61 % (47/77) |
第1サーブ 率 | 59 % (55/93) |
74 % (35/47) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
73 % (40/55) |
57 % (17/30) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
58 % (22/38) |
185 km/h | 第1サーブ 平均速度 |
185 km/h |
164 km/h | 第2サーブ 平均速度 |
146 km/h |
201 km/h | 最速サーブ | 201 km/h |
18 % (2/11) |
ブレイクポイント 成功率 |
67 % (2/3) |
33 % (31/93) |
リターンポイント 成功率 |
32 % (25/77) |
83 | ポイント獲得合計 | 87 |