2017年3月14日(日本時間3月15日)、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」では第3回戦トーナメント表(ドロー)ボトムハーフの試合が開催された。
大会第2シード、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は宿敵フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦した。
過去の対戦成績は、ノバク・ジョコビッチの12勝3敗(勝率80 %)。ノバク・ジョコビッチ優勢であるが、両者は印象深い対戦が多い。
昨年のリオ・オリンピックでは、第1回戦で対戦し、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が勝利。当時世界ランキング1位で圧倒的な強さを誇っていたノバク・ジョコビッチ(セルビア)の初戦敗退に世界中が驚いた。
フアン マルティン・デル ポトロは、2010年に右手首、2014年~2015年に左手首の手術を受けツアーを欠場しており、2016年のノバク・ジョコビッチへの勝利、銀メダル獲得は復活を印象付けた。
両者は、2012年ロンドン・オリンピックの3位決定戦でも対戦、このときもフアン マルティン・デル ポトロが勝利し銅メダルを獲得している。
ノバク・ジョコビッチは、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン」3連覇中であるが、連覇前の2013年は準決勝で敗退。
対戦相手はフアン マルティン・デル ポトロであった。
直近では、2017年2月27日~3月4日に開催されたアカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」第2回戦で対戦、ノバク・ジョコビッチが勝利している。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)vs. フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」2017年第3回戦の試合結果詳細は以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
N. ジョコビッチのサーブで試合開始。ジュースとなり、J. デル ポトロがブレイクポイントを獲得、早速のブレイクに成功。(スコア:N. ジョコビッチ 0-1 J. デル ポトロ)
第2ゲーム
J. デル ポトロ、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 0-2 J. デル ポトロ)
第3ゲーム
N. ジョコビッチのサービス。2度のジュースとなるが、N. ジョコビッチがゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 1-2 J. デル ポトロ)
第4ゲーム
J. デル ポトロのサービス。J. デル ポトロが3度のエースを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 1-3 J. デル ポトロ)
第5ゲーム
N. ジョコビッチのサービス。ジュースの末、N. ジョコビッチがキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 2-3 J. デル ポトロ)
第6ゲーム
J. デル ポトロのサービス。N. ジョコビッチが3ブレイクポイントを獲得、ブレイクバックに成功。(スコア:N. ジョコビッチ 3-3 J. デル ポトロ)
第7ゲーム
N. ジョコビッチ、キープ。ゲームポイントでダウン・ザ・ラインを決める。(スコア:N. ジョコビッチ 4-3 J. デル ポトロ)
第8ゲーム
J. デル ポトロ、ラブゲームでキープ。ゲームポイントをエースで決める。(スコア:N. ジョコビッチ 4-4 J. デル ポトロ)
第9ゲーム
N. ジョコビッチ、ラブゲームでキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 5-4 J. デル ポトロ)
第10ゲーム
J. デル ポトロのサービス。J. デル ポトロ、最初のサーブをエースで決める。J. デル ポトロがラブゲームでキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 5-5 J. デル ポトロ)
第11ゲーム
N. ジョコビッチ、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 6-5 J. デル ポトロ)
第12ゲーム
J. デル ポトロのサービス。N. ジョコビッチがブレイクポイント(セットポイント)を獲得。N. ジョコビッチのショットがアウトとなり、N. ジョコビッチがチャレンジ、判定はIN。やり直しとなる。N. ジョコビッチがブレイクに成功。(スコア:N. ジョコビッチ 7-5 J. デル ポトロ)
第1セットをN. ジョコビッチが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
N. ジョコビッチのサーブで試合再開。J. デル ポトロがブレイクポイントを獲得。N. ジョコビッチがセーブし、ジュースとなる。J. デル ポトロがアドバンテージ、再度ブレイクポイントを獲得し、ブレイクに成功。(スコア:N. ジョコビッチ 0-1 J. デル ポトロ)
第2ゲーム
J. デル ポトロのサービス。ジュースの末、J. デル ポトロがゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 0-2 J. デル ポトロ)
第3ゲーム
N. ジョコビッチ、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 1-2 J. デル ポトロ)
第4ゲーム
J. デル ポトロのサービス。J. デル ポトロにとっては試合初のダブルフォルトがあり、N. ジョコビッチがブレイクポイントを獲得。J. デル ポトロのセーブでジュースとなるが、N. ジョコビッチが再度ブレイクポイントを獲得。
N. ジョコビッチ計3度のブレイクポイントの末、J. デル ポトロがゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 2-2 J. デル ポトロ)
第5ゲーム
N. ジョコビッチのサービス。J. デル ポトロがブレイクポイントを獲得、2度目のブレイクに成功。(スコア:N. ジョコビッチ 1-4 J. デル ポトロ)
第6ゲーム
J. デル ポトロのサービス。N. ジョコビッチが3ブレイクポイントを獲得、ブレイクバックに成功。(スコア:N. ジョコビッチ 2-4 J. デル ポトロ)
第7ゲーム
N. ジョコビッチのサービス。N. ジョコビッチ、最初のサーブでエースを決める。N. ジョコビッチがラブゲームでサービスゲームをキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 3-4 J. デル ポトロ)
第8ゲーム
J. デル ポトロ、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 3-5 J. デル ポトロ)
第9ゲーム
N. ジョコビッチ、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 4-5 J. デル ポトロ)
第10ゲーム
J. デル ポトロのサービス for the セット。J. デル ポトロ、ゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 4-6 J. デル ポトロ)
第2セットはJ. デル ポトロが獲得、試合は最終第3セットへ。
Set 3
第1ゲーム
N. ジョコビッチのサーブで試合再開。N. ジョコビッチ、ラブゲームでキープ。
第2ゲーム
J. デル ポトロのサービス。J. デル ポトロにダブルフォルトがあり、N. ジョコビッチが2ブレイクポイントを獲得。J. デル ポトロがセーブしジュースとなるが、N. ジョコビッチが再度ブレイクポイントを獲得。J. デル ポトロのエースで2度目のジュース。J. デル ポトロがゲームキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 1-1 J. デル ポトロ)
第3ゲーム
N. ジョコビッチ、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 2-1 J. デル ポトロ)
第4ゲーム
J. デル ポトロのサービス。J. デル ポトロのゲームポイントでN. ジョコビッチがラリーを制し、ジュースとなる。N. ジョコビッチがブレイクポイントを獲得し、ブレイクに成功。(スコア:N. ジョコビッチ 3-1 J. デル ポトロ)
J. デル ポトロはラケットを投げつけるようなジェスチャーを見せ、苛立ちを露わにするが、ラインズマンと抱き合い自らを和ませる。
第5ゲーム
N. ジョコビッチ、ラブゲームでキープ。(スコア:N. ジョコビッチ 4-1 J. デル ポトロ)
第6ゲーム
J. デル ポトロのサービス。J. デル ポトロにダブルフォルトがあり、N. ジョコビッチが2ブレイクポイントを獲得。J. デル ポトロがセーブしジュースとなるが、N. ジョコビッチが再度ブレイクポイントを獲得、2度目のブレイクに成功。((スコア:N. ジョコビッチ 5-1 J. デル ポトロ)
第7ゲーム
N. ジョコビッチのサービス for the マッチ。N. ジョコビッチ、キープ。(スコア:N. ジョコビッチ 6-1 J. デル ポトロ)
第3セットをN. ジョコビッチが獲得し、試合に勝利(7-5 4-6 6-1)。2時間17分で試合終了。
ノバク・ジョコビッチは、第4回戦(ベスト16)に進出、ニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。
ノバク・ジョコビッチは、直前の大会アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」でフアン マルティン・デル ポトロを下した後、準々決勝でニック・キリオスと対戦し、敗退している。
Summary
N. ジョコビッチ | 7-5 4-6 6-1 | J. デル ポトロ |
4本 | エース | 13本 |
34 | ウィナー | 31 |
1 | ダブルフォルト | 3 |
28 | Unforced エラー | 28 |
64 % (56/87) |
第1サーブ 率 | 68 % (62/91) |
73 % (41/56) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
66 % (41/62) |
58 % (18/31) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
34 % (10/29) |
38 % (5/13) |
ブレイクポイント 成功率 |
75 % (3/4) |
44 % (40/91) |
リターンポイント 成功率 |
32 % (28/87) |
99 | ポイント獲得合計 | 79 |