2017年5月11日(日本時間5月12日)、マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」では第3回戦(ベスト16)の試合が開催され、ラファエル・ナダル(スペイン)とニック・キリオス(オーストラリア)が対戦した。
クレーコート王者ラファエル・ナダル(スペイン)は今シーズン、「モンテカルロRolexマスターズ(ATP1000)」、「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」に優勝。
マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」への3年振りの優勝と、最多優勝記録の更新を目指す。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、第2回戦ではファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦し、フルセット、2時間57分に及ぶ接戦を繰り広げた。
一方のニック・キリオス(オーストラリア)は、ライアン・ハリソン(アメリカ)に1度のブレイクも許さず、試合時間58分、ストレートで試合に勝利し、ベスト16へ駒を進めている。
両者は過去に2回対戦。
初戦の2014年グランドスラム「ウィンブルドン」ベスト16では、ニック・キリオス(オーストラリア)が勝利。
2016年のローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」ベスト16ではラファエル・ナダル(スペイン)がフルセットの末に勝利している。
注目のスター対決、ラファエル・ナダル(スペイン)vs. ニック・キリオス(オーストラリア)、マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」第3回戦(ベスト16)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
R. ナダルのサーブで試合開始。R. ナダル、最初のサーブでエースを決める。R. ナダルがゲームキープ。
第2ゲーム
N. キリオス、キープ。(スコア:R. ナダル 1-1 N. キリオス)
第3ゲーム
R. ナダル、キープ。(スコア:R. ナダル 2-1 N. キリオス)
第4ゲーム
N. キリオスのサービス。ネットプレーをR. ナダルが制し、2ブレイクポイントを獲得。続いて、R. ナダルのショットがネットに当たり相手のコートへ。R. ナダルがブレイクに成功。(スコア:R. ナダル 3-1 N. キリオス)
第5ゲーム
R. ナダルのサービス。N. キリオスが2ブレイクポイントを獲得。N. ナダルがボレーを決め1ポイントをセーブするが、続いて、N. キリオスがダウン・ザ・ラインを決める。N. キリオスがブレイクバックに成功。(スコア:R. ナダル 3-2 N. キリオス)
第6ゲーム
N. キリオスのサービス。R. ナダルがブレイクポイントを獲得も、N. キリオスがセーブしジュースとなる。R. ナダルが再度ブレイクポイントを獲得、N. キリオスのダブルフォルトでR. ナダルがブレイクに成功。(スコア:R. ナダル 4-2 N. キリオス)
第7ゲーム
R. ナダル、ラブゲームでキープ。(スコア:R. ナダル 5-2 N. キリオス)
第8ゲーム
N. キリオスのサービス。N. キリオス、最初のサーブはダブルフォルトとなる。R. ナダルがブレイクポイント(セットポイント)を獲得するが、続くラリーでR. ナダルのショットがラインを越え、ジュースとなる。
N. ナダルが再度ブレイクポイント(セットポイント)を獲得も、N. キリオスがセーブし再びジュース。N. キリオス、サービスゲームをキープ。(スコア:R. ナダル 5-3 N. キリオス)
第9ゲーム
R. ナダルのサービス for the セット。R. ナダル、最初のサーブでエースを決める。R. ナダルがラブゲームでキープ。(スコア:R. ナダル 6-3 N. キリオス)
第1セットをR. ナダルが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
N. キリオスのサーブで試合再開。N. キリオスにダブルフォルトがありジュースとなる。3度目のジュース、R. ナダルがブレイクポイントを獲得。N. キリオスの強力なサーブで再びジュース。
ネットプレーをR. ナダルが制し再度ブレイクポイントを獲得も、N. キリオスがクロスコート・ウィナーを決め5度目のジュース。
R. ナダルが3回目のブレイクポイントを獲得、ブレイクに成功。ゲーム時間10分。(スコア:R. ナダル 1-0 N. キリオス)
第2ゲーム
R. ナダル、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:R. ナダル 2-0 N. キリオス)
第3ゲーム
N. キリオスのサービス。R. ナダルが3ブレイクポイントを獲得、再度のブレイクに成功。(スコア:R. ナダル 3-0 N. キリオス)
第4ゲーム
R. ナダル、ラブゲームでキープ。(スコア:R. ナダル 4-0 N. キリオス)
第5ゲーム
N. キリオスのサービス。N. キリオスのゲームポイントでR. ナダルがウィナーを決め、ジュースとなる。
N. キリオスがエースでアドバンテージを獲得も、ダブルフォルトとなり再びジュース。
計3度のジュースの末、N. キリオスがゲームキープ。(スコア:R. ナダル 4-1 N. キリオス)
第6ゲーム
R. ナダル、キープ。(スコア:R. ナダル 5-1 N. キリオス)
第7ゲーム
N. キリオスのサービス。R. ナダルが3ブレイクポイント(マッチポイント)を獲得。N. キリオスがエースを含め2ポイントをセーブするが、R. ナダルがブレイクに成功。(スコア:R. ナダル 6-1 N. キリオス)
第2セットもR. ナダルが獲得し、ストレートで試合に勝利(6-3 6-1)。1時間12分で試合終了。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」準々決勝進出を決めた。
準々決勝では、ダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する。
Summary
R. ナダル | 6-3 6-1 | N. キリオス |
5本 | エース | 3本 |
29 | ウィナー | 21 |
1 | ダブルフォルト | 4 |
10 | Unforced エラー | 27 |
75 % (30/40) |
第1サーブ 率 | 67 % (45/67) |
77 % (23/30) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
51 % (23/45) |
70 % (7/10) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
32 % (7/22) |
45 % (5/11) |
ブレイクポイント 成功率 |
50 % (1/2) |
55 % (37/67) |
リターンポイント 成功率 |
25 % (10/40) |
67 | ポイント獲得合計 | 40 |