2017年9月29日、「深センオープン(ATP250)」では準々決勝の試合が開催され、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)とダミール・ズムル(ボスニア)が対戦した。
2017年、大躍進を遂げた20才アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、既にシーズン5タイトルを獲得。
世界ランキングにおいても自己ベスト更新を続け、世界4位にまでランクを上げている。
NextGen ファイナルでの活躍、自身初のATPワールドツアー・ファイナルへの出場も視野に見据え、今後が期待されている。
しかし、自信を覗かせて挑んだグランドスラム「全米オープン」では第2回戦でまさかの敗退。今大会がアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)にとってグランドスラム「全米オープン」後初めての公式大会となる。
今大会初戦であった第2回戦(ベスト16)のスティーブ・ダルシス(ベルギー)戦では先にセットを奪われ苦戦。フルセット、タイブレイクを2回制し、3時間弱の試合で勝利を獲得した。
A. ズベレフ vs. S. ダルシス 試合結果詳細はこちら
一方のダミール・ズムル(ボスニア)は、直前の大会「サンクトペテルブルク・オープン(ATP250)」で優勝。キャリア初タイトルを獲得。
好調のダミール・ズムル(ボスニア)は、今大会でも第1回戦、第2回戦(ベスト16)いずれもストレートで勝利し、準々決勝へと進出した。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)とダミール・ズムル(ボスニア)は今回が初めての対戦となる。
「深センオープン(ATP250)」2017年準々決勝、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)vs. ダミール・ズムル(ボスニア)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
ズベレフのサーブで試合開始。ジュースの末、ズベレフがゲームキープ。(スコア:A. ズベレフ 1-0 ズムル)
第2ゲーム
ズムルのサービス。ズベレフが2ブレイクポイントを獲得。
続いて、ズムルのショットがラインを越え、ズベレフが試合開始早々のブレイクに成功。(スコア:A. ズベレフ 2-0 ズムル)
第3ゲーム
ズベレフのサービス。ズムルが1ブレイクポイントを獲得。
ズムルのショットがラインを越え、ズベレフがセーブ。ジュースとなる。
ズベレフのダブルフォルトで、ズムルが再度ブレイクポイントを獲得。
続いてのラリー、ズベレフのショットはラインを越える。
ズムルが早々のブレイクバックに成功。(スコア:A. ズベレフ 2-1 ズムル)
第4ゲーム
ズムル、ラブゲームでキープ。(スコア:A. ズベレフ 2-2 ズムル)
第5ゲーム
ズベレフのサービス。ズムルが1ブレイクポイントを獲得。
ズベレフのダブルフォルトで、ズムルがブレイクに成功。(スコア:A. ズベレフ 2-3 ズムル)
第6ゲーム
ズムルのサービス。ズムルの2ゲームポイントとなるが、ズムルにダブルフォルト。
ジュースに突入し、ラリーを制したズムルがアドバンテージを獲得。
ズムルのショットがラインを越え、再びジュース。
ズムルが強力なサーブを決め、アドバンテージを獲得。
ズベレフがフォアハンドでクロスコート・ウィナーを決め、3度目のジュース。
ネット際に出たズムルがウィナーを決め、アドバンテージを獲得。
続いて、ズベレフのクロスコート・ショットがラインを外れる。
ズムルがブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:A. ズベレフ 2-4 ズムル)
第7ゲーム
ズベレフ、ラブゲームでキープ。ズベレフはゲームポイントでエースを決める。(スコア:A. ズベレフ 3-4 ズムル)
第8ゲーム
ズムル、キープ。(スコア:A. ズベレフ 3-5 ズムル)
第9ゲーム
ズベレフ、キープ。(スコア:A. ズベレフ 4-5 ズムル)
第10ゲーム
ズムルのサービス for the セット。ズムルが2セットポイントを迎える。
ズムルがネット際に出てウィナーを決め、ゲームキープ。(スコア:A. ズベレフ 4-6 ズムル)
第1セットをズムルが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
ズベレフのサーブで試合再開。ズベレフ、キープ。
第2ゲーム
ズムル、キープ。(スコア:A. ズベレフ 1-1 ズムル)
第3ゲーム
ズベレフ、キープ。(スコア:A. ズベレフ 2-1 ズムル)
第4ゲーム
ズムルのサービス。ズベレフが2ブレイクポイントを獲得。
ズムルがネット際に出てボレーを決め、1ポイントをセーブ。
続いてズベレフのショットがラインを越え、ジュースとなる。
ズムルのショットがネットに阻まれ、ズベレフが再度のブレイクポイントを獲得。
続ていもズムルのショットがネットへ。ズベレフがブレイクに成功。(スコア:A. ズベレフ 3-1 ズムル)
第5ゲーム
ズベレフ、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。(スコア:A. ズベレフ 4-1 ズムル)
第6ゲーム
ズムル、キープ。(スコア:A. ズベレフ 4-2 ズムル)
第7ゲーム
ズベレフのサービス。ズムルが3ブレイクポイントを獲得。
ネット際に出たズベレフに対し、ズムルが空いたコートへのウィナーを決める。
ズムルがブレイクバックに成功。(スコア:A. ズベレフ 4-3 ズムル)
第8ゲーム
ズムル、キープ。ズベレフ、ゲーム中にラケットをコートに投げつける。
ズムルはゲームポイントで27ショットに及ぶラリーを制し、ゲームを獲得した。(スコア:A. ズベレフ 4-4 ズムル)
第9ゲーム
ズベレフ、ラブゲームでキープ。(スコア:A. ズベレフ 5-4 ズムル)
休憩中、ズベレフがメディカル・タイムアウトを取得し足の治療を受ける。
ズベレフの左足に念入りにテーピングが施され、試合再開。
第10ゲーム
ズムルのサービス。ズベレフが3ブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
ズムルのダウン・ザ・ラインに対し、ズベレフのリターンはネットに。ズムルが1ポイントをセーブ。
続いてズムルが強力なサーブを決め、2ポイント目もセーブ。
ラリーとなり、ズベレフのショットがラインを外れる。ジュースとなる。
ズムルがボレーを決め、アドバンテージを獲得。
ズムルが強力なサーブを決め、ズベレフのリターンがラインを越える。
ズムルがサービスゲームをキープ。(スコア:A. ズベレフ 5-5 ズムル)
第11ゲーム
ズベレフのサービス。ズベレフにダブルフォルト。ズムルが2ブレイクポイントを獲得。
続いてのラリーではズムルのショットがラインを越える。ズベレフが1ポイントをセーブ。
ネット際に出たズベレフのドロップショットはネットに阻まれる。
ズムルがブレイクに成功。(スコア:A. ズベレフ 5-6 ズムル)
第12ゲーム
ズムルのサービス for the マッチ。ズムルが3マッチポイントを迎える。
ズムルのサーブに対するズベレフのショットがネットに阻まれ、ズムルがゲームキープ。(スコア:A. ズベレフ 5-7 ズムル)
第2セットもズムルが獲得し、ストレートで試合に勝利(ズムル – ズベレフ:6-4 7-5)。1時間30分で試合終了。
ダミール・ズムル(ボスニア)が「深センオープン(ATP250)」2017年準決勝進出を決めた。
準決勝では、アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。
第1シードアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、準々決勝敗退となった。
同時期開催の他の大会
- 「成都オープン(ATP250)」:杉田、準決勝進出!
Summary
A. ズベレフ | 4-6 5-7 | D. ズムル |
4本 | エース | 1本 |
6 | ダブルフォルト | 2 |
60 % (36/60) |
第1サーブ 率 | 51 % (35/68) |
75 % (27/36) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
74 % (26/35) |
38 % (9/24) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
55 % (18/33) |
29 % (2/7) |
ブレイクポイント 成功率 |
57 % (4/7) |
35 % (4/68) |
リターンポイント 成功率 |
40 % (24/60) |
60 | ポイント獲得合計 | 68 |