2017年9月1日(日本時間9月2日)、グランドスラム「全米オープン」では第3回戦トーナメント表(ドロー)ボトムハーフの試合が開催され、マリン・チリッチ(クロアチア)とディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が対戦した。
マリン・チリッチ(クロアチア)は、今大会第5シードとして出場。2014年以来のタイトル獲得を目指す。
トーナメント表(ドロー)ボトムハーフでは、第4シードのアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が既に第2回戦で敗退。
マリン・チリッチ(クロアチア)に対する決勝進出、及び優勝の期待が高まる。
マリン・チリッチ(クロアチア)は、7月のグランドスラム「ウィンブルドン」でのロジャー・フェデラー(スイス)との決勝戦以降、内転筋(内ももの筋肉)の怪我により大会を欠場。
状態が心配されたが、グランドスラム「全米オープン」では順当な勝ち上がりを見せている。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は、身長170 cm とテニスでは珍しく小柄な体形。
昨年ツアー初優勝を挙げ、2017年にはノバク・ジョコビッチ(セルビア)などトップ選手と好ゲームを繰り広げた。現在世界ランキング33位と自己ベストに位置する。
今大会グランドスラム「全米オープン」では、第1回戦、第2回戦ともにストレートで試合に勝利し、第3回戦進出を決めた。
マリン・チリッチ(クロアチア)とディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は過去に1度、2017年5月イスタンブール「TEB BNPパリバ イスタンブール・オープン(ATP250)」準決勝で対戦している。
この時はマリン・チリッチ(クロアチア)がストレートで勝利し、後にイスタンブール「TEB BNPパリバ イスタンブール・オープン(ATP250)」優勝を果たした。
グランドスラム「全米オープン」2017年第3回戦、マリン・チリッチ(クロアチア)vs. ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
チリッチのエースで試合開始。チリッチ、キープ。
第2ゲーム
シュワルツマン、ラブゲームでキープ。
第3ゲーム
チリッチのサービス。チリッチがドロップショットでミス。ボレーでもミス・ショットとなり、シュワルツマンが2ブレイクポイントを獲得。
ネット際に出たチリッチ、シュワルツマンのリターンはラインを外れる。続いて、チリッチがエースを決め、ジュースに持ち込む。
チリッチのフォアハンド・ショットがラインを越え、シュワルツマンが再度ブレイクポイントを獲得。
チリッチが時速 200 km のサーブを決め、再びジュース。
続いてのラリーはチリッチが制し、アドバンテージを獲得。
チリッチが強力なサーブを決め、サービスゲームをキープ。
第4ゲーム
シュワルツマンのサービス。チリッチが3ブレイクポイントを獲得。
ラリーをシュワルツマンが制し、シュワルツマンが2連続でエースを決め、ジュースとなる。
チリッチが再度のブレイクポイントを獲得。
シュワルツマンがドロップショットを決め、再びジュース。
シュワルツマンのショットはネットに阻まれ、チリッチがゲーム3度目のブレイクポイントを獲得。
チリッチのショットはネットに阻まれ、3度目のジュース。
シュワルツマンがアドバンテージを獲得。しかし、続いてのラリーでシュワルツマンのショットがラインを越える。4度目のジュース。
シュワルツマンがウィナーを決め、アドバンテージを獲得。
シュワルツマンのショットがネットに阻まれ、5度目のジュースに突入。
チリッチのショットがラインを越え、シュワルツマンがアドバンテージを獲得。
ネット際に出たシュワルツマンがボレーを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:チリッチ 2-2 シュワルツマン)
第5ゲーム
チリッチ、キープ。(スコア:チリッチ 3-2 シュワルツマン)
第6ゲーム
シュワルツマンのサービス。チリッチが1ブレイクポイントを獲得。
チリッチのショットがラインを越え、ジュースとなる。
続いてのラリー、チリッチの厳しいクロスコート・ショットに対するシュワルツマンのリターンはネットへ。チリッチが再度ブレイクポイントを獲得する。
続いて、シュワルツマンのショットがネットに阻まれ、チリッチがブレイクに成功。(スコア:チリッチ 4-2 シュワルツマン)
第7ゲーム
チリッチ、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:チリッチ 5-2 シュワルツマン)
第8ゲーム
シュワルツマン、ラブゲームでキープ。(スコア:チリッチ 5-3 シュワルツマン)
第9ゲーム
チリッチのサービス for the セット。シュワルツマンが1ブレイクポイントを獲得。
チリッチがフォアハンド・ウィナーを決め、ジュースとなる。
ラリーでチリッチのショットを追うシュワルツマンが転倒するが、チリッチがボレーでミス。シュワルツマンがブレイクポイントを獲得する。
チリッチのショットがネットに阻まれ、シュワルツマンがブレイクバックに成功。(スコア:チリッチ 5-4 シュワルツマン)
第10ゲーム
シュワルツマンのサービス。チリッチが2ブレイクポイントを獲得。
ネット際に出たシュワルツマンのボレー、チリッチが返し、シュワルツマンは再度ボレーを試みるが失敗。
チリッチがブレイクに成功。(スコア:チリッチ s-s シュワルツマン)
第1セットをチリッチが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
チリッチのサーブで試合再開。チリッチ、キープ。
第2ゲーム
シュワルツマン、キープ。
第3ゲーム
チリッチ、キープ。
休憩中、シュワルツマンは転倒した際のひじの傷の治療を受ける。
第4ゲーム
シュワルツマン、ラブゲームでキープ。(スコア:チリッチ 2-2 シュワルツマン)
第5ゲーム
チリッチのサービス。チリッチのミスが続き、シュワルツマンが3ブレイクポイントを獲得。
チリッチがエースで1ポイントをセーブ。続いてもチリッチがワイドのサーブを決め2ポイント目をセーブ。
その後のラリーではチリッチのフォアファンド・ショットがミスとなりネットへ。
シュワルツマンがブレイクに成功。(スコア:チリッチ 2-3 シュワルツマン)
第6ゲーム
シュワルツマン、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:チリッチ 2-4 シュワルツマン)
第7ゲーム
チリッチ、キープ。(スコア:チリッチ 3-4 シュワルツマン)
第8ゲーム
シュワルツマンのサービス。チリッチが2ブレイクポイントを獲得。
ネット際に出たシュワルツマンに対するチリッチのショットはラインを越え、シュワルツマンが1ポイントをセーブ。
続いて、チリッチのショットがネットに阻まれ、ジュースとなる。
チリッチのバックハンド・ショットはネットへ。シュワルツマンがアドバンテージを獲得する。
シュワルツマンのショットがアウトとなり、再びジュース。
続いてのラリー、チリッチのフォアファンド・ショットでミス。シュワルツマンがアドバンテージを獲得。
ロングラリーとなり、チリッチのフォアファンド・ショットがミス、ラインを越える。
シュワルツマンがサービスゲームをキープ。(スコア:チリッチ 3-5 シュワルツマン)
第9ゲーム
チリッチのサービス。チリッチのダブルフォルトで、シュワルツマンが1ブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
チリッチがエースでセーブ、ジュースとなる。
シュワルツマンのショットがラインを越え、チリッチがアドバンテージを獲得。
チリッチのショットがネットに阻まれ、再びジュース。
チリッチが強力なサーブを決め、アドバンテージを獲得。
チリッチ、エースでゲームキープ。(スコア:チリッチ 4-5 シュワルツマン)
第10ゲーム
シュワルツマンのサービス for the セット。チリッチが2ブレイクポイントを獲得。
シュワルツマンがクロスコート・ウィナーを決め、1ポイントをセーブ。
続いてのラリー、シュワルツマンのクロスコート・ショットがラインを外れる。
チリッチがブレイクバックに成功。(スコア:チリッチ 5-5 シュワルツマン)
第11ゲーム
チリッチのサービス。シュワルツマンのショットがIN の判定、シュワルツマンが2ブレイクポイント獲得となるが、チリッチがチャレンジ。
リプレイで確認、判定はOUT と訂正される。
しかしその直後、チリッチのダブルフォルトで、シュワルツマンが1ブレイクポイントを獲得。
シュワルツマンのライン際のショットに対し、チリッチのリターンはネットへ。
シュワルツマンがブレイクに成功。(スコア:チリッチ 5-6 シュワルツマン)
第12ゲーム
シュワルツマンのサービス for the セット。シュワルツマンが2セットポイントを迎える。
チリッチがフォアハンド・ウィナーを決め、1ポイントをセーブ。
続いて、チリッチのバックハンド・ショットがネットに阻まれ、シュワルツマンがゲームキープ。(スコア:チリッチ 5-7 シュワルツマン)
第2セットはシュワルツマンが獲得、試合は第3セットへ。
Set 3
第1ゲーム
チリッチのサーブで試合再開。シュワルツマンが2ブレイクポイントを獲得。
チリッチのダブルフォルトで、シュワルツマンが試合再開早々のブレイクに成功。(スコア:チリッチ 0-1 シュワルツマン)
第2ゲーム
シュワルツマンのサービス。チリッチが1ブレイクポイントを獲得。
チリッチのショットがネットに阻まれ、ジュースとなる。
シュワルツマンがフォアハンド・ウィナーを決め、アドバンテージを獲得。
続いてシュワルツマンのショットがネットに阻まれ、再びジュース。
シュワルツマンがボレーを決め、アドバンテージを獲得。
続いて、シュワルツマンがバックハンドのダウン・ザ・ラインを決め、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:チリッチ 0-2 シュワルツマン)
第3ゲーム
チリッチ、エースでゲーム開始。チリッチがラブゲームでキープ。(スコア:チリッチ 1-2 シュワルツマン)
第4ゲーム
シュワルツマンのサービス。シュワルツマンにダブルフォルト。
チリッチが3ブレイクポイントを獲得。
続いて、シュワルツマンのショットはネットに阻まれる。
チリッチがブレイクバックに成功。(スコア:チリッチ 2-2ワルツマン)
第5ゲーム
チリッチのサービス。チリッチのダブルフォルトで、シュワルツマンが1ブレイクポイントを獲得。
続いて、ネット際に出たチリッチのボレーはラインを越える。
シュワルツマンがブレイクに成功。(スコア:チリッチ 2-3 シュワルツマン)
第6ゲーム
シュワルツマン、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:チリッチ 2-4 シュワルツマン)
第7ゲーム
チリッチ、キープ。(スコア:チリッチ 3-4 シュワルツマン)
第8ゲーム
シュワルツマンのサービス。チリッチが2ブレイクポイントを獲得。
続いてのラリー、シュワルツマンのショットはネットに阻まれる。
チリッチがブレイクバックに成功。(スコア:チリッチ 4-4 シュワルツマン)
第9ゲーム
チリッチのサービス。ジュースとなり、シュワルツマンがブレイクポイントを獲得。
続いて、チリッチのショットはネットに阻まれる。
シュワルツマンがブレイクに成功。(スコア:チリッチ 4-5 シュワルツマン)
第10ゲーム
シュワルツマンのサービス for the セット。最初のポイントはシュワルツマンのダブルフォルトで、チリッチが獲得。
チリッチが1ブレイクポイントを獲得。
チリッチのショットがラインを越え、ジュースとなる。
シュワルツマンのダブルフォルトで、チリッチが再度ブレイクポイントを獲得。
シュワルツマンのショットがラインを越え、チリッチがブレイクバックに成功。(スコア:チリッチ 5-5 シュワルツマン)
第11ゲーム
チリッチのサービス。シュワルツマンが1ブレイクポイントを獲得。
ネット際に出たチリッチに対し、シュワルツマンがクロスコート・ウィナーを決める。
シュワルツマンがブレイクに成功。(スコア:チリッチ 5-6 シュワルツマン)
第12ゲーム
シュワルツマンのサービス for the セット。シュワルツマンが2セットポイントを迎える。
チリッチのショットがラインを外れ、シュワルツマンがゲームキープ。(スコア:チリッチ 5-7 シュワルツマン)
第3セットをシュワルツマンが獲得、試合は第4セットへ。
Set 4
第1ゲーム
チリッチのサーブで試合再開。チリッチ、キープ。
第2ゲーム
シュワルツマン、キープ。
第3ゲーム
チリッチ、キープ。
第4ゲーム
シュワルツマン、キープ。(スコア:チリッチ 2-2 シュワルツマン)
第5ゲーム
チリッチのサービス。シュワルツマンが2ブレイクポイントを獲得。
チリッチがボレーを決め1ポイントをセーブ。しかし、続いてチリッチのダブルフォルト。
シュワルツマンがブレイクに成功。(スコア:チリッチ 2-3 シュワルツマン)
第6ゲーム
シュワルツマン、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:チリッチ 2-4 シュワルツマン)
第7ゲーム
チリッチのサービス。チリッチのダブルフォルトで、シュワルツマンが3ブレイクポイントを獲得。
チリッチがネット際に出てバックハンド・ボレーを決め、1ポイントをセーブ。
シュワルツマンのショットがラインを越え、2ポイント目もチリッチがセーブ。
続いて、シュワルツマンのショットがネットに阻まれ、ジュースとなる。
チリッチのバックハンド・ショットがエラーとなり、シュワルツマンがゲーム4度目のブレイクポイントを獲得。
チリッチのショットが大きく宙に浮き、アウト。
シュワルツマンがダブル・ブレイクに成功。(スコア:チリッチ 2-5 シュワルツマン)
第8ゲーム
シュワルツマンのサービス for the マッチ。チリッチが1ブレイクポイントを獲得。
続いてのラリー、シュワルツマンのショットはラインを越える。
チリッチが1度目のブレイクバックに成功。(スコア:チリッチ 3-5 シュワルツマン)
第9ゲーム
チリッチ、キープ。チリッチ、ゲームポイントでセンターへのエースを決める。(スコア:チリッチ 4-5 シュワルツマン)
第10ゲーム
シュワルツマンのサービス for the マッチ。チリッチが1ブレイクポイントを獲得。
続いてのラリー、チリッチのショットがネットに阻まれ、ジュースとなる。
シュワルツマン、両手を上げて観客を煽る。
続いてはシュワルツマンのショットがネットに阻まれる。チリッチが再度ブレイクポイントを獲得。
チリッチのショットがラインを越え、2度目のジュース。
シュワルツマンのショットがラインを越え、チリッチがゲーム3度目のブレイクポイントを獲得。
シュワルツマンがセーブしジュースとなる。
チリッチのショットがネットに阻まれ、シュワルツマンがアドバンテージ(マッチポイント)を獲得。
シュワルツマン、フォアハンド・ウィナーを決め、ゲームキープ。(スコア:チリッチ 4-6 シュワルツマン)
第4セットをシュワルツマンが獲得、試合に勝利(シュワルツマン – チリッチ:4-6 7-5 7-5 6-4)。3時間24分で試合終了。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)がグランドスラム「全米オープン」2017年第4回戦(ベスト16)進出を決めた。
ベスト16 では、ルカ・プイユ(フランス)またはミハイル・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。
マリン・チリッチ(クロアチア)は、グランドスラム「全米オープン」2017年第3回戦敗退となった。
The Very Open #USOpen@dieschwartzman takes out No. 5 seed Cilic 4-6, 7-5, 7-5, 6-4 in R3!https://t.co/FQIIZXgeQs pic.twitter.com/shWovSspOv
— US Open Tennis (@usopen) 2017年9月1日
Summary
チリッチ | 6-4 5-7 5-7 4-6 | シュワルツマン |
14本 | エース | 6本 |
44 | ウィナー | 30 |
9 | ダブルフォルト | 4 |
80 | Unforced エラー | 48 |
55 % (77/139) |
第1サーブ 率 | 70 % (101/145) |
73 % (56/77) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
61 % (62/101) |
32 % (20/62) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
50 % (22/44) |
185 km/h | 第1サーブ 平均速度 |
158 km/h |
138 km/h | 第2サーブ 平均速度 |
121 km/h |
204 km/h | 最速サーブ | 177 km/h |
33 % (7/21) |
ブレイクポイント 成功率 |
45 % (9/20) |
42 % (61/145) |
リターンポイント 成功率 |
45 % (63/139) |
137 | ポイント獲得合計 | 147 |