2017年8月29日(日本時間8月30日)、グランドスラム「全米オープン」第1回戦では、優勝候補ロジャー・フェデラー(スイス)と19才の若手フランシス・ティアフォー(アメリカ)が対戦した。
2017年8月29日(日本時間8月30日)は、第1回戦トーナメント表(ドロー)トップハーフの64試合(男子シングルス)が開催予定であったが、雨天のためほとんどの試合が順延。ロジャー・フェデラー(スイス)vs. フランシス・ティアフォー(アメリカ)戦を含む、センターコート(Arthur Ashe Stadium)の試合のみ最後まで開催された。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、今回グランドスラム「全米オープン」にて、2008年以来、6回目の優勝を狙う。
2017年グランドスラムでは、既に「全豪オープン」、「ウィンブルドン」に優勝。
好調とも思われるが、直近のATPワールドツアー・マスターズ1000の大会、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」は背中の怪我のため欠場を余儀なくされた。
ロジャー・フェデラー(スイス)自身が出場を明言していた大会への欠場であり状態が心配されたが、グランドスラム「全米オープン」には予定通り出場。
自身の有する最多優勝記録の更新、及び世界ランキング1位の座を懸け、タイトル獲得を目指す。
フランシス・ティアフォー(アメリカ)は、地元アメリカ合衆国のNextGen スター。
直近の若手選手の活躍もあり、フランシス・ティアフォー(アメリカ)にも期待が寄せられる。
ロジャー・フェデラー(スイス)とフランシス・ティアフォー(アメリカ)は過去に1度のみ、2017年3月の「マイアミ・オープン(ATP1000)」第2回戦で対戦している。
この時はロジャー・フェデラー(スイス)がストレートで勝利し、後に「マイアミ・オープン(ATP1000)」優勝を果たした。
ロジャー・フェデラー(スイス)のグランドスラム「全米オープン」2017年第1回戦、フランシス・ティアフォー(アメリカ)との試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
フェデラーのサーブで試合開始。フェデラーのバックハンドエラー、続いてフォアファンドでもエラーとなり、ティアフォーが2ブレイクポイントを獲得。
フェデラーのバックハンドはミスショット、ラインを越える。
ティアフォーが試合開始早々のブレイクに成功。(スコア:フェデラー 0-1 ティアフォー)
第2ゲーム
ティアフォーのサービス。ティアフォーのダブルフォルトで、フェデラーが1ブレイクポイントを獲得。
フェデラーのショットがラインを外れ、ジュースとなる。
ティアフォーがエースでアドバンテージを獲得。しかし、続いてはダブルフォルトとなり、再びジュース。
フェデラーのショットがラインを外れ、続いてのラリーはティアフォーに軍配。
ティアフォーがブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 0-2 ティアフォー)
第3ゲーム
フェデラー、エースでサービスゲームを開始。フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 1-2 ティアフォー)
第4ゲーム
ティアフォーのサービス。2度のジュースの末、ティアフォーがキープ。(スコア:フェデラー 1-3 ティアフォー)
第5ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 2-3 ティアフォー)
第6ゲーム
ティアフォー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 2-4 ティアフォー)
第7ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 3-4 ティアフォー)
第8ゲーム
ティアフォー、キープ。(スコア:フェデラー 3-5 ティアフォー)
第9ゲーム
フェデラー、ラブゲームでキープ。フェデラー、ゲームポイントでエースを決める。(スコア:フェデラー 4-5 ティアフォー)
第10ゲーム
ティアフォーのサービス for the セット。ティアフォー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 4-6 ティアフォー)
第1セットをティアフォーが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
フェデラーのサーブで試合再開。ジュースの末、フェデラーがゲームキープ。
第2ゲーム
ティアフォーのサービス。ジュースの末、ティアフォーがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 1-1 ティアフォー)
第3ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 2-1 ティアフォー)
第4ゲーム
ティアフォーのサービス。フェデラーが1ブレイクポイントを獲得。
ティアフォーがネット際に出てドロップショット、ネットに当たるもフェデラーのコートへ。フェデラーは追いつくがリターンがネットに阻まれ、ジュースとなる。
ティアフォーが強力なサーブでアドバンテージを獲得。
続いて、ティアフォーのショットがラインを越え、2度目のジュースに突入。
ティアフォーのショットがネットに阻まれ、フェデラーがブレイクポイントを獲得。
続いて、ティアフォーのボレーはラインを越え、アウトとなる。
フェデラーがブレイクに成功。(スコア:フェデラー 3-1 ティアフォー)
第5ゲーム
フェデラー、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。フェデラー、ゲームポイントでエースを決める。(スコア:フェデラー 4-1 ティアフォー)
第6ゲーム
ティアフォーのサービス。ティアフォーのダブルフォルトで、フェデラーが1ブレイクポイントを獲得。
フェデラーのバックハンド・ショットはエラーとなり、ジュースに突入。
ティアフォーが強力なサーブでアドバンテージを獲得。
ティアフォー、キープ。(スコア:フェデラー 4-2 ティアフォー)
第7ゲーム
フェデラー、キープ。フェデラー、ゲームポイントでエースを決める。(スコア:フェデラー 5-2 ティアフォー)
第8ゲーム
ティアフォーのサービス。ティアフォーにダブルフォルト。フェデラーが3ブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
ティアフォーがフォアハンド・ウィナーを決め、1ポイントをセーブ。
続いてティアフォーのショットはミスとなり、ラインを外れる。
フェデラーがダブル・ブレイクに成功。(スコア:フェデラー 6-2 ティアフォー)
第2セットはフェデラーが獲得、試合は第3セットへ。
Set 3
第1ゲーム
フェデラーのサーブで試合再開。フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 1-0 ティアフォー)
第2ゲーム
ティアフォーのサービス。フェデラーが2ブレイクポイントを獲得。
フェデラーのショットがラインを越え、ティアフォーが1ポイントをセーブ。
続いて、ティアフォーのショットがネットに阻まれアウト。
フェデラーが試合再開早々のブレイクに成功。(スコア:フェデラー 2-0 ティアフォー)
第3ゲーム
フェデラー、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 3-0 ティアフォー)
第4ゲーム
ティアフォーのサービス。ジュースとなり、フェデラーがブレイクポイントを獲得。
フェデラーのフォアファンド・ショットがミスとなり、再びジュース。
ティアフォーが強力なサーブでアドバンテージを獲得。
続いて、フェデラーのショットはネットに阻まれる。
ティアフォーがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 3-1 ティアフォー)
第5ゲーム
フェデラー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 4-1 ティアフォー)
第6ゲーム
ティアフォーのサービス。ジュースとなり、フェデラーのバックハンド・ショットがエラー、ネットに阻まれ、ティアフォーがアドバンテージを獲得。
続いて、ティアフォーのバックハンド・ショットもエラーとなり、2度目のジュースに突入。
ティアフォーのショットがラインを越え、フェデラーがブレイクポイントを獲得。
ティアフォーのフォアファンド・ショットがエラーとなり、フェデラーがダブル・ブレイクに成功。(スコア:フェデラー 5-1 ティアフォー)
第7ゲーム
フェデラーのサービス for the セット。フェデラー、セットポイントでバックハンド・ウィナーを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 6-1 ティアフォー)
第3セットもフェデラーが獲得、試合は第4セットへ。
Set 4
第1ゲーム
ティアフォーのサーブで試合再開。ティアフォー、2連続でエースを決め、サービスゲームをキープ。
第2ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 1-1 ティアフォー)
第3ゲーム
ティアフォー、キープ。(スコア:フェデラー 1-2 ティアフォー)
第4ゲーム
フェデラーのサービス。ジュースとなり、ティアフォーがブレイクポイントを獲得。
続いて、フェデラーがバックハンド・ショットでミス、ネットに阻まれる。
ティアフォーがブレイクに成功。(スコア:フェデラー 1-3 ティアフォー)
第5ゲーム
ティアフォー、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 1-4 ティアフォー)
第6ゲーム
フェデラーのサービス。フェデラーのフォアファンドでミスが続き、ティアフォーが2ブレイクポイントを獲得。
続いて、フェデラーのフォアファンド・ショットがラインを越える。
ティアフォーがダブル・ブレイクに成功。(スコア:フェデラー 1-5 ティアフォー)
第7ゲーム
ティアフォーのサービス for the セット。ティアフォー、3セットポイントを迎えるが、直後にダブルフォルト。
続いてのラリーをティアフォーが制し、ティアフォーがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 1-6 ティアフォー)
第4セットはティアフォーが獲得、試合は最終第5セットへ。
Set 5
第1ゲーム
フェデラーのサーブで試合再開。フェデラー、ラブゲームでキープ。
第2ゲーム
ティアフォー、キープ。(スコア:フェデラー 1-1 ティアフォー)
第3ゲーム
フェデラー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 2-1 ティアフォー)
第4ゲーム
ティアフォーのサービス。フェデラーが1ブレイクポイントを獲得。
続いて、フェデラーがバックハンド・ウィナーを決め、ブレイクに成功。会場は割れんばかりの大歓声に包まれる。(スコア:フェデラー 3-1 ティアフォー)
第5ゲーム
フェデラー、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 4-1 ティアフォー)
第6ゲーム
ティアフォー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 4-2 ティアフォー)
第7ゲーム
フェデラー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 5-2 ティアフォー)
第8ゲーム
ティアフォー、キープ。(スコア:フェデラー 5-3 ティアフォー)
第9ゲーム
フェデラーのサービス for the マッチ。フェデラーがマッチポイントを迎えるが、続いてネット際に出たフェデラーのボレーがラインを外れ、ジュースとなる。
フェデラーのフォアファンド・ショットがミスとなり、ティアフォーがブレイクポイントを獲得。
フェデラーがエースでセーブ。ティアフォーはチャレンジするが、判定はフェデラーのエース。再びジュースとなる。
ティアフォーがクロスコートのフォアハンド・ウィナーを決め、再度のブレイクポイントを濃く説く。
続いて、ネット際に出たフェデラーに対し、ティアフォーがフォアハンドのダウン・ザ・ラインを決め、ブレイクバックに成功。(スコア:フェデラー 5-4 ティアフォー)
第10ゲーム
ティアフォーのサービス。フェデラーが2ブレイクポイント(マッチポイント)を獲得。
フェデラーのバックハンド・ショットはエラー、ネットに阻まれ、ティアフォーが1ポイントをセーブ。
続いて、ティアフォーのショットはネットへ。
フェデラーがブレイクに成功。(スコア:フェデラー 6-4 ティアフォー)
第5セットはフェデラーが獲得し、試合に勝利(4-6 6-2 6-1 1-6 6-4)。2時間35分で試合終了。
ロジャー・フェデラー(スイス)はグランドスラム「全米オープン」2017年第2回戦進出を決めた。
第2回戦では、ミハイル・ユージニー(ロシア)またはブラズ・カブチッチ(スロベニア)と対戦する。
Summary
フェデラー | 4-6 6-2 6-1 1-6 6-4 | ティアフォー |
17本 | エース | 5本 |
41 | ウィナー | 23 |
4 | ダブルフォルト | 6 |
56 | Unforced エラー | 49 |
54 % (63/115) |
第1サーブ 率 | 51 % (71/138) |
78 % (49/63) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
68 % (48/71) |
55 % (29/53) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
52 % (35/67) |
186 km/h | 第1サーブ 平均速度 |
185 km/h |
154 km/h | 第2サーブ 平均速度 |
143 km/h |
199 km/h | 最速サーブ | 206 km/h |
46 % (6/13) |
ブレイクポイント 成功率 |
80 % (4/5) |
40 % (55/138) |
リターンポイント 成功率 |
33 % (38/116) |
133 | ポイント獲得合計 | 121 |