2018年1月7日、「ブリスベン国際(ATP250)」決勝戦が開催され、ニック・キリオス(オーストラリア)とライアン・ハリソン(アメリカ)が対戦した。
オーストラリアNo. 1 のニック・キリオス(オーストラリア)は、今大会本選には初出場。
今大会では、準決勝で世界3位グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)にも勝利。初戦から全てフルセットでの試合を制し、決勝に進出した。
2016年の「ジャパンオープン」以来となるツアー優勝、そして地元オーストラリアでの初優勝を懸け、決勝戦に挑む。
ライアン・ハリソン(アメリカ)は、現在まではダブルスでの功績が目立つ選手。
昨年「全仏オープン」ダブルスで優勝した他、現在世界ランキングでも16位を誇る。
今大会では、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)とペアを組み、ダブルス準決勝に進出したものの、シングルスでの決勝戦に専念するため棄権している。
なお、ダブルスでは今大会で現役復帰したスター レイトン・ヒューイット(オーストラリア)と同じく地元のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)とのペアにも勝利し、レジェンドを初戦敗退に追い込んだ。
シングルスでは、昨年「メンフィス・オープン(ATP250)」でツアー初優勝を収めた。現在世界ランキングでは世界47位にまでランクを上げており、今大会の決勝進出により更なる上昇が見込まれている。
今回、2度目のタイトル獲得を目指す。
ニック・キリオス(オーストラリア)とライアン・ハリソン(アメリカ)の両者は過去に2回対戦しており、ニック・キリオス(オーストラリア)の2勝。
直近の対戦は、2017年マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」。この試合ではニック・キリオス(オーストラリア)がストレートで勝利した。
「ブリスベン国際(ATP250)」2018年決勝戦、ニック・キリオス(オーストラリア)vs. ライアン・ハリソン(アメリカ)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
ハリソンのサーブ、エースで試合開始。ハリソン、キープ。
第2ゲーム
キリオス、エースでゲーム開始。ハリソンが2ブレイクポイントを獲得。
ハリソンのショットがネットに阻まれ、キリオスが1ポイントをセーブ。
キリオスが強力なサーブを決め2ポイント目もセーブ、ジュースに持ち込む。
キリオスがコーナーへのエースを決め、アドバンテージを獲得。
キリオス、センターへの強力なサーブを決めサービスゲームをキープ。
第3ゲーム
ハリソン、キープ。ハリソンはゲームポイントでエースを決める。
第4ゲーム
キリオスのサービス。ジュースとなり、キリオスがコーナーへのエースでアドバンテージを獲得。
キリオス、続いてセンターへのエースを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:キリオス 2-2 ハリソン)
第5ゲーム
ハリソン、キープ。(スコア:キリオス 2-3 ハリソン)
第6ゲーム
キリオスのサービス。ジュースとなり、ハリソンがダウン・ザ・ラインを決めブレイクポイントを獲得。
キリオスがラリーを制しセーブ、再びジュース。
キリオスのダブルフォルトとなり、ハリソンが再度のブレイクポイントを獲得。
キリオスのコーナーへのエース、ハリソンがチャレンジするが判定はIN、チャレンジ失敗。3度目のジュース。
ハリソンがリターンエースを決め、ゲーム3度目のブレイクポイントを獲得。
キリオスが強力なサーブを決めセーブ、4度目のジュースに突入。
キリオスのドロップショット、ハリソンはロブで返すもボールはラインを越える。キリオスがアドバンテージを獲得。
キリオス、センターへの時速215 km のサーブを放ち、サービスゲームをキープ。(スコア:キリオス 3-3 ハリソン)
第7ゲーム
ハリソンのサービス。ハリソンにダブルフォルト。キリオスが1ブレイクポイントを獲得する。
キリオスがウィナーを決め、ブレイクに成功。(スコア:キリオス 4-3 ハリソン)
キリオス、休憩中にひざの治療を受ける。
第8ゲーム
キリオス、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。(スコア:キリオス 5-3 ハリソン)
第9ゲーム
ハリソン、キープ。(スコア:キリオス 5-4 ハリソン)
第10ゲーム
キリオスのサービス for the セット。キリオス、エースでゲーム開始。
キリオスが3セットポイントを迎える。キリオス、センターへのエースを決める。
キリオス、ラブゲームでキープ。(スコア:キリオス 6-4 ハリソン)
第1セットをキリオスが獲得、試合は第2セットへ。
ハリソンがトイレ・ブレイクを取得するが、戻りが遅くキリオスは主審に抗議。
Set 2
第1ゲーム
ハリソンのサーブで試合再開。ハリソン、キープ。
第2ゲーム
キリオス、ラブゲームでキープ。(スコア:キリオス 1-1 ハリソン)
第3ゲーム
ハリソンのサービス。キリオスが2ブレイクポイントを獲得。
ハリソンがボレーを決め、1ポイントをセーブ。
ハリソンにダブルフォルト。ハリソンはチャレンジするが、判定はOUT、チャレンジ失敗。
キリオスがブレイクに成功。(スコア:キリオス 2-1 ハリソン)
第4ゲーム
キリオス、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。
キリオスはゲームポイントでエースを決める。(スコア:キリオス 3-1 ハリソン)
第5ゲーム
ハリソンのサービス。キリオスが1ブレイクポイントを獲得。
キリオスのショットがラインを越え、ハリソンがセーブ。ジュースに持ち込む。
ラリーとなり、キリオスがボレーを決める。キリオスが再度のブレイクポイントを獲得。
ハリソンがエースでセーブ、再びジュース。
ハリソンのショットがラインを越え、キリオスがゲーム3度目のブレイクポイントを獲得。
ハリソンが時速210 km の強力なサーブを決め、3度目のジュースに突入。
ハリソンがフォアハンドでウィナーを決め、アドバンテージを獲得。
ハリソンのショットがネットに阻まれ、4度目のジュース。
ハリソンのショットがラインを越え、キリオスがゲーム4度目のブレイクポイントを獲得。
続いて、ハリソンのショットがネットに阻まれる。
キリオスがダブル・ブレイクに成功。(スコア:キリオス 4-1 ハリソン)
第6ゲーム
キリオス、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:キリオス 5-1 ハリソン)
第7ゲーム
ハリソン、キープ。ハリソンはゲームポイントでエースを決める。(スコア:キリオス 5-2 ハリソン)
第8ゲーム
キリオスのサービス for the チャンピオンシップ。キリオスが2チャンピオンシップポイントを迎える。
キリオス、センターへのエースを決め、ゲームキープ。(スコア:キリオス 6-2 ハリソン)
第2セットもキリオスが獲得、ストレートで試合に勝利(6-4 6-2)。1時間12分で試合終了。
ニック・キリオス(オーストラリア)が「ブリスベン国際(ATP250)」2018年優勝!を果たした。
Summary
キリオス | 6-4 6-2 | ハリソン |
17本 | エース | 8本 |
34 | ウィナー | 18 |
1 | ダブルフォルト | 3 |
17 | Unforced エラー | 14 |
71 % (40/56) |
第1サーブ 率 | 55 % (32/58) |
83 % (33/40) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
69 % (22/32) |
56 % (9/16) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
46 % (12/26) |
43 % (3/7) |
ブレイクポイント 成功率 |
0 % (0/5) |
41 % (24/58) |
リターンポイント 成功率 |
25 % (14/56) |
66 | ポイント獲得合計 | 48 |