グランドスラム(4大大会)「全豪オープン」が終了し、ATPは2017年1月30日付のテニス男子シングルス、世界ランキングを発表した。
グランドスラムは優勝者に2000ポイントが付与される大会であり、ATP世界ランキングにも大きく影響する。
全豪オープン優勝者のロジャー・フェデラー(スイス)は、世界17位から世界10位となり、大幅なランクアップを達成。
全豪オープン準優勝のラファエル・ナダル(スペイン)も、世界9位から世界6位に浮上した。
両者は怪我から復帰の今年、早速の大舞台で大きな成果を残した。
全豪オープン準決勝(ベスト4)に進出したスタン・ワウリンカ(スイス)は世界4位→世界3位へ、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は世界15位→世界13位へと順位を上げた。
日本の錦織圭は、世界5位をキープした。世界4位、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)とのポイント差はわずかに100ポイント。続く大会でよい成績が残せれば、錦織圭の自己ベスト(世界4位)への復帰も十分に期待できる。
世界1位はアンディ・マレー(イギリス)、世界2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)で変更なしではあるものの、ノバク・ジョコビッチが全豪オープン第2回戦での敗退となったため、両者のポイント差は780 ポイントから1715ポイントへと拡大した。
ガエル・モンフィス(フランス)は、全豪オープンベスト16 でラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し敗退となり(昨年の全豪オープンはベスト8)、世界6位から世界9位へとランクを落とした。
全豪オープン第4回戦で世界1位アンディ・マレーに勝利し準々決勝へ進出した、ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)は、世界50位から世界35位へと大きなランクアップを達成した。
2017年「アピア国際シドニー(ATP250)」で準優勝を果たし、全豪オープン第2回戦ではマリン・チリッチ(クロアチア)を下した、ダニエル・エヴァンス(イギリス)が世界51位から世界45位へと浮上した。
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2017年2月のトップ選手大会出場予定