アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)対ニック・キリオス(オーストラリア)、テニス界の次世代を担う注目の若手対決が2017年10月7日、北京「チャイナ・オープン(ATP500)」準決勝で再び実現した。
両者の対戦は2017年4回目。
初対戦となった3月インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」第3回戦では、ニック・キリオス(オーストラリア)がアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)にストレートで勝利。
続いての大会3月「マイアミ・オープン(ATP1000)」準々決勝でもフルセットの末にニック・キリオス(オーストラリア)が勝利した。
そして、直近の対戦8月モントリオール「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」ベスト16 にて、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が勝利を獲得。アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)はその後、決勝戦でロジャー・フェデラー(スイス)に勝利し大会優勝を果たした。
なお、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は今大会北京「チャイナ・オープン(ATP500)」の準決勝進出により、自身初となるATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)への出場を既に決めている。
シーズン終わりに向け、パフォーマンスが注目される。
北京「チャイナ・オープン(ATP500)」2017年準決勝、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)vs. ニック・キリオス(オーストラリア)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
キリオスのサーブで試合開始。キリオスが3ゲームポイントを迎えるが、続いてのポイントをズベレフが獲得し、ジュースとなる。
キリオス、コーナーへのサーブでアドバンテージを獲得。
キリオス、続いてはセンターへの時速198 km のサーブを決め、ゲームキープ。
第2ゲーム
ズベレフ、ラブゲームでキープ。
第3ゲーム
キリオス、ラブゲームでキープ。
休憩中、キリオスが左足を気にする素振りを見せる。
第4ゲーム
ズベレフのサービス。キリオスが1ブレイクポイントを獲得。
キリオスのバックハンドでのクロスコート・ショットがラインを越え、ジュースとなる。
ズベレフのサーブに対するキリオスのリターンがラインを越え、ズベレフがアドバンテージを獲得。
ズベレフが時速203 km のサーブを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:A. ズベレフ 2-2 キリオス)
第5ゲーム
キリオス、キープ。キリオス、時速210 km を超えるサーブを連発する。(スコア:A. ズベレフ 2-3 キリオス)
第6ゲーム
ズベレフ、キープ。(スコア:A. ズベレフ 3-3 キリオス)
第7ゲーム
キリオスのサービス。ズベレフが1ブレイクポイントを獲得。
キリオスのサーブに対するズベレフのリターンがラインを越え、ジュースに突入。
キリオス、コーナーへのサーブを決め、アドバンテージを獲得。
キリオスがベースラインより前に出てクロスコート・ショット、ズベレフのリターンはラインを外れる。
キリオスがサービスゲームをキープ。(スコア:A. ズベレフ 3-4 キリオス)
第8ゲーム
ズベレフのサービス。キリオスが1ブレイクポイントを獲得。
ズベレフのダブルフォルトで、キリオスがブレイクに成功。(スコア:A. ズベレフ 3-5 キリオス)
第9ゲーム
キリオスのサービス for the セット。キリオス、3セットポイントを迎える。
キリオス、時速222 km のセンターへのサーブを決め、ラブゲームでキープ。(スコア:A. ズベレフ 3-6 キリオス)
第1セットをキリオスが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
ズベレフのサーブで試合再開。ズベレフにダブルフォルト。キリオスが2ブレイクポイントを獲得。
キリオスのショットはネットに阻まれ、ズベレフが1ポイントをセーブ。
続いてのラリーではキリオスのショットがラインを越える。ジュースに突入。
ズベレフがフォアハンドでクロスコート・ウィナーを決め、アドバンテージを獲得する。
ズベレフのドロップショット、キリオスは追いつくがリターンはラインの外へ。
ズベレフがサービスゲームをキープ。
第2ゲーム
キリオス、キープ。
第3ゲーム
ズベレフ、ラブゲームでキープ。
第4ゲーム
キリオス、ラブゲームでキープ。(スコア:A. ズベレフ 2-2 キリオス)
第5ゲーム
ズベレフ、キープ。(スコア:A. ズベレフ 3-2 キリオス)
第6ゲーム
キリオス、ラブゲームでキープ。(スコア:A. ズベレフ 3-3 キリオス)
第7ゲーム
ズベレフ、キープ。(スコア:A. ズベレフ 4-3 キリオス)
第8ゲーム
キリオス、キープ。(スコア:A. ズベレフ 4-4 キリオス)
第9ゲーム
ズベレフ、キープ。(スコア:A. ズベレフ 5-4 キリオス)
第10ゲーム
キリオス、ゲームポイントでエースを決め、サービスゲームキープ。(スコア:A. ズベレフ 5-5 キリオス)
第11ゲーム
ズベレフのサービス。キリオスが2ブレイクポイントを獲得。
ズベレフのダブルフォルトで、キリオスがブレイクに成功。(スコア:A. ズベレフ 5-6 キリオス)
ズベレフがラケットを叩き付ける。さらに破壊したラケットを投げる。
第12ゲーム
キリオスのサービス for the マッチ。キリオスが3マッチポイントを迎える。
キリオス、コーナーへのサーブを決め、ラブゲームでキープ。(スコア:A. ズベレフ 5-7 キリオス)
第2セットもキリオスが獲得し、ストレートで試合に勝利(キリオス – ズベレフ:6-3 7-5)。1時間17分で試合終了。
ニック・キリオス(オーストラリア)が北京「チャイナ・オープン(ATP500)」2017年決勝進出!を果たした。
決勝戦では、世界No. 1 ラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。
He's done it. @NickKyrgios is through to the #ChinaOpen final on his debut at the tournament. He beats Zverev 6-3 7-5. pic.twitter.com/HZobUiKrKa
— China Open (@ChinaOpen) 2017年10月7日
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)のダブルフォルトは試合を通して2回。いずれもニック・キリオス(オーストラリア)でのブレイクポイントでのダブルフォルトであった。
Summary
A. ズベレフ | 3-6 5-7 | キリオス |
0本 | エース | 11本 |
7 | ウィナー | 25 |
2 | ダブルフォルト | 0 |
16 | Unforced エラー | 22 |
53 % | 第1サーブ 率 | 70 % |
77 % | 第1サーブ ポイント 獲得率 |
87 % |
52 % | 第2サーブ ポイント 獲得率 |
71 % |
0 % (0/1) |
ブレイクポイント 成功率 |
40 % (2/5) |
47 | ポイント獲得合計 | 66 |