2017年10月11日、「上海Rolexマスターズ(ATP1000)」では第2回戦の試合が開催され、ロジャー・フェデラー(スイス)とディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が対戦した。
ロジャー・フェデラー(スイス)にとっては大会初戦、「全米オープン」以来の公式試合出場となる。
ロジャー・フェデラー(スイス)は今大会2014年以来となる2回目の優勝を目指す。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は2017年活躍をみせ、世界ランキングにおいても、昨年末は世界52位であったが現在は自己ベストを更新し世界26位にまで順位を上げている。
「全米オープン」では優勝候補の1人マリン・チリッチ(クロアチア)を第3回戦で敗退に追い込み、今大会直前に開催された「ジャパン・オープン(ATP500)」では準決勝に進出した。
身長170 cm と小柄であり、コート中を走り回りどんなショットでも打ち返すリターンが魅力の選手である。
ロジャー・フェデラー(スイス)とディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の過去の対戦成績は、ロジャー・フェデラー(スイス)の3戦全勝。
直近の対戦である2015年イスタンブール大会(ATP250)では、フルセットの末ロジャー・フェデラー(スイス)が勝利した。その後、ロジャー・フェデラー(スイス)は大会優勝を果たしている。
今回が2年振りの対戦となる。
「上海Rolexマスターズ(ATP1000)」2017年第2回戦、ロジャー・フェデラー(スイス)vs. ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
フェデラーのサーブで試合開始。フェデラー、キープ。
第2ゲーム
シュワルツマン、キープ。
第3ゲーム
フェデラー、キープ。
第4ゲーム
シュワルツマンのサービス。ジュースとなり、フェデラーがボレーを決めブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、フェデラーのバックハンド・ショットがネットに阻まれる。再びジュース。
シュワルツマンのサーブに対するフェデラーのリターンがラインを外れ、シュワルツマンがアドバンテージを獲得。
続いてのラリーではシュワルツマンのショットがラインを越える。3度目のジュース。
23 ショットに及ぶラリーでは、フェデラーのショットがネットに阻まれシュワルツマンがアドバンテージを獲得。
続いてもフェデラーのショットがネットに阻まれ、シュワルツマンがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 2-2 シュワルツマン)
第5ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 3-2 シュワルツマン)
第6ゲーム
シュワルツマンのサービス。ジュースとなり、フェデラーがブレイクポイントを獲得。
フェデラーのショットがラインを越え、シュワルツマンがセーブ、再びジュースとなる。
フェデラーがネット際に出てバックハンドでボレーを決め、再度のブレイクポイントを獲得。
フェデラーのショットがラインをわずかに超え、3度目のジュースに突入。
シュワルツマンのショットがネットに阻まれ、フェデラーがゲーム3度目のブレイクポイントを獲得。
26 ショットに及ぶラリーとなり、シュワルツマンがドロップショットを試みるが失敗、ネットに阻まれる。
フェデラーがブレイクに成功。(スコア:フェデラー 4-2 シュワルツマン)
第7ゲーム
フェデラーのサービス。シュワルツマンが3ブレイクポイントを獲得。
シュワルツマンのショットがラインを越え、フェデラーが1ポイントをセーブ。
フェデラーがコーナーへの強力なサーブを決め、2ポイント目をセーブ。
フェデラー、フォアハンド・ウィナーを決め、3ポイント目をセーブ、ジュースに持ち込む。
フェデラーのフォアファンド・ショットがラインを越え、シュワルツマンがゲーム4度目のブレイクポイントを獲得する。
フェデラーのフォアファンド・ショットは再びラインを越える。
シュワルツマンがブレイクバックに成功。(スコア:フェデラー 4-3 シュワルツマン)
第8ゲーム
シュワルツマンのサービス。フェデラーが1ブレイクポイントを獲得。
シュワルツマンがコーナーへのサーブを決め、フェデラーのリターンはアウト。ジュースとなる。
フェデラーがライン上へのダウン・ザ・ラインを決め、再度のブレイクポイントを獲得。
シュワルツマンがセンターへの強力なサーブを決め、再びジュース。
シュワルツマンがフォアハンド・ウィナーを決め、アドバンテージを獲得。
フェデラーのショットがラインを外れ、シュワルツマンがゲームキープ。(スコア:フェデラー 4-4 シュワルツマン)
第9ゲーム
フェデラー、キープ。フェデラー、最初のサーブでエースを決める。(スコア:フェデラー 5-4 シュワルツマン)
第10ゲーム
シュワルツマン、キープ。(スコア:フェデラー 5-5 シュワルツマン)
第11ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 6-5 シュワルツマン)
第12ゲーム
シュワルツマン、キープ。(スコア:フェデラー 6-6 シュワルツマン)
第1セットは両者譲らず、試合はタイブレイクに突入。
タイブレイク
フェデラー – シュワルツマン 太字:ミニブレイク
0-1, 0-2 1-2, 2-2 3-2, 4-2 5-2, 5-3 6-3, 6-4 7-4
タイブレイクをフェデラーが制し第1セットを獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
シュワルツマンのサーブで試合再開。フェデラーが3ブレイクポイントを獲得。
フェデラーがリターンエースを決め、試合再開早々のブレイクに成功。(スコア:フェデラー 1-0 シュワルツマン)
第2ゲーム
フェデラー、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 2-0 シュワルツマン)
第3ゲーム
シュワルツマン、キープ。(スコア:フェデラー 2-1 シュワルツマン)
第4ゲーム
フェデラーのサービス。ジュースとなり、シュワルツマンがブレイクポイントを獲得。
フェデラーがセンターへのエースを決めセーブ、再びジュースとなる。
フェデラーがフォアハンド・ウィナーを決め、アドバンテージを獲得。
フェデラーのコーナーへの厳しいショットに対するシュワルツマンのリターンはラインを外れる。
フェデラーがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 3-1 シュワルツマン)
第6ゲーム
シュワルツマン、キープ。(スコア:フェデラー 3-2 シュワルツマン)
第7ゲーム
フェデラー、ラブゲームでキープ。ゲーム時間1分12秒。(スコア:フェデラー 4-2 シュワルツマン)
第8ゲーム
シュワルツマンのサービス。フェデラーが1ブレイクポイントを獲得。
シュワルツマンが強力なサーブを決めセーブ、ジュースとなる。
続いてもシュワルツマンがセンターへのサーブを決め、フェデラーのリターンはネットへ。シュワルツマンがアドバンテージを獲得する。
フェデラーのバックハンド・ショットがラインを越え、シュワルツマンがゲームキープ。(スコア:フェデラー 4-3 シュワルツマン)
第8ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 5-3 シュワルツマン)
第9ゲーム
シュワルツマン、キープ。(スコア:フェデラー 5-4 シュワルツマン)
第10ゲーム
フェデラーのサービス for the マッチ。フェデラーが1マッチポイントを迎える。会場は大歓声に包まれる。
ラリーとなり、シュワルツマンがバックハンドでクロスコート・ウィナーを決め、ジュースに突入。
フェデラーがエースを決めアドバンテージ(マッチポイント)を獲得。
フェデラー、続いてもコーナーへの強力なサーブを決め、ゲームキープ。(スコア:フェデラー 6-4 シュワルツマン)
第2セットもフェデラーが獲得し、ストレートで試合に勝利(7-64 6-4)。1時間33分で試合終了。
ロジャー・フェデラー(スイス)が「上海Rolexマスターズ(ATP1000)」2017年第3回戦(ベスト16)を決めた。
第3回戦では、アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。
Summary
フェデラー | 7-64 6-4 | シュワルツマン |
14本 | エース | 3本 |
38 | ウィナー | 17 |
0 | ダブルフォルト | 1 |
25 | Unforced エラー | 18 |
65 % | 第1サーブ 率 | 64 % |
74 % | 第1サーブ ポイント 獲得率 |
63 % |
56 % | 第2サーブ ポイント 獲得率 |
48 % |
187 km/h | 第1サーブ 平均速度 |
175 km/h |
163 km/h | 第2サーブ 平均速度 |
141 km/h |
201 km/h | 最速サーブ | 189 km/h |
25 % (2/8) |
ブレイクポイント 成功率 |
20 % (1/5) |
85 | ポイント獲得合計 | 72 |