2017年4月28日、「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」では準々決勝(ベスト8)の試合が行われ、大会第1シード アンディ・マレー(イギリス)はアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)と対戦した。
両者は、直前の大会である「モンテカルロRolexマスターズ(ATP1000)」ベスト16でも対戦したばかり。両者は同い年であるが、公式試合初めての対戦であった。
そして、初対戦にて、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)がアンディ・マレー(イギリス)に勝利。世界ランキング1位がまさかのベスト16での敗退となった。その後、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)は大会準優勝を果たしている。
アンディ・マレー(イギリス)は敗戦の翌日、今大会「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」への出場を発表。シード・エントリー時は出場予定でなかったため、急遽、ワイルドカードでの出場権を獲得した。
アンディ・マレー(イギリス)は大会開催前のインタビューに対し、”クレーコートでの仕上がりはこれまでになく良い” と今大会への意気込みを語っている。
アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)は開催地であるバルセロナの出身。地元での更なる活躍に期待がかかる。
アンディ・マレー(イギリス)vs. アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」準々決勝の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
A. マレーのサーブで試合開始。A. マレー、ラブゲームで初めのサービスゲームをキープ。
第2ゲーム
A. ラモス ビノラス、キープ。(スコア:A. マレー 1-1 A. ラモス ビノラス)
第3ゲーム
A. マレーのサービス。A. マレーのダブルフォルトで、A. ラモス ビノラスが2ブレイクポイントを獲得。
1ポイントはA. マレーがセーブするが、続くラリーでA. マレーのショットがラインを越え、A. ラモス ビノラスがブレイクに成功。(スコア:A. マレー 1-2 A. ラモス ビノラス)
第4ゲーム
A. ラモス ビノラス、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:A. マレー 1-3 A. ラモス ビノラス)
第5ゲーム
A. マレーのサービス。A. マレーのダブルフォルトでジュースとなる。
A. マレーのドロップショットはネットに阻まれ、A. ラモス ビノラスがブレイクポイントを獲得。ラリーでA. マレーのショットがラインを越え、A. ラモス ビノラスが再度のブレイクに成功。(スコア:A. マレー 1-4 A. ラモス ビノラス)
第6ゲーム
A. ラモス ビノラスのサービス。A. マレーがブレイクポイントを獲得。A. ラモス ビノラスのセーブでジュースとなり、A. ラモス ビノラスがサービスゲームをキープ。(スコア:A. マレー 1-5 A. ラモス ビノラス)
第7ゲーム
A. マレーのサービス。ジュースとなるが、A. マレーが試合2度目のエースを決めアドバンテージを獲得。A. マレーがゲームキープ。(スコア:A. マレー 2-5 A. ラモス ビノラス)
第8ゲーム
A. ラモス ビノラスのサービス for the セット。A. ラモス ビノラス、キープ。(スコア:A. マレー 2-6 A. ラモス ビノラス)
第1セットをA. ラモス ビノラスが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
A. マレーのサーブで試合再開。A. マレー、キープ。
第2ゲーム
A. ラモス ビノラス、キープ。
第3ゲーム
A. マレー、キープ。ゲーム中、A. ラモス ビノラスのショットがアウトの判定となるも、A. マレーがIN であったと指摘し、審判が確認。判定はINに訂正されA. ラモス ビノラスがポイントを獲得。A. マレーのフェア・プレーに会場から拍手が送られる。
第4ゲーム
A. ラモス ビノラス、キープ。A. ラモス ビノラス、スーパーショットのダウン・ザ・ラインを2度決める。(スコア:A. マレー 2-2 A. ラモス ビノラス)
第5ゲーム
A. マレー、キープ。(スコア:A. マレー 3-2 A. ラモス ビノラス)
第6ゲーム
A. ラモス ビノラス、キープ。(スコア:A. マレー 3-3 A. ラモス ビノラス)
第7ゲーム
A. マレーのサービス。A. マレーにダブルフォルトがあり、A. ラモス ビノラスが2ブレイクポイントを獲得。A. マレーのセーブ、A. ラモス ビノラスのミスでジュースとなる。A. マレーがフォアファンド・ウィナーを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:A. マレー 4-3 A. ラモス ビノラス)
第8ゲーム
A. ラモス ビノラス、キープ。(スコア:A. マレー 4-4 A. ラモス ビノラス)
第9ゲーム
A. マレーのサービス。A. ラモス ビノラスが3ブレイクポイントを獲得。A. マレーがリスクを冒し、ネット際へ出る積極的なプレーを展開。A. マレーがスーパープレーを連発しセーブ、ジュースとなる。A. マレー、サービスゲームをキープ。(スコア:A. マレー 5-4 A. ラモス ビノラス)
第10ゲーム
A. ラモス ビノラスのサービス。A. マレーがブレイクポイント(セットポイント)を獲得、続いてネットプレーを制し、ブレイクに成功。(スコア:A. マレー 6-4 A. ラモス ビノラス)
第2セットはA. マレーが獲得、試合は最終第3セットへ。
Set 3
第1ゲーム
A. マレーのサーブで試合再開。A. ラモス ビノラスがブレイクポイントを獲得。A. マレーがセーブしジュースとなる。A. ラモス ビノラスが再度ブレイクポイントを獲得、第3セット早々のブレイクに成功。(スコア:A. マレー 0-1 A. ラモス ビノラス)
第2ゲーム
A. ラモス ビノラスのサービス。A. ラモス ビノラスが3ゲームポイントを迎えるが、その後にミスがあり、ジュースとなる。A. ラモス ビノラスがブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:A. マレー 0-2 A. ラモス ビノラス)
第3ゲーム
A. マレー、キープ。(スコア:A. マレー 1-2 A. ラモス ビノラス)
休憩中、A. ラモス ビノラスが足裏の治療に入り、メディカルタイムアウトを取得。
第4ゲーム
A. ラモス ビノラスのサービス。A. マレーが3ブレイクポイントを獲得、ブレイクバックに成功。(スコア:A. マレー 2-2 A. ラモス ビノラス)
第5ゲーム
A. マレー、キープ。(スコア:A. マレー 3-2 A. ラモス ビノラス)
第6ゲーム
A. ラモス ビノラス、キープ。(スコア:A. マレー 3-3 A. ラモス ビノラス)
第7ゲーム
A. マレー、キープ。(スコア:A. マレー 4-3 A. ラモス ビノラス)
第8ゲーム
A. ラモス ビノラス、キープ。(スコア:A. マレー 4-4 A. ラモス ビノラス)
第9ゲーム
A. マレーのサービス。A. ラモス ビノラスがブレイクポイントを獲得、ブレイクに成功。(スコア:A. マレー 4-5 A. ラモス ビノラス)
第10ゲーム
A. ラモス ビノラスのサービス for the マッチ。A. マレーが2ブレイクポイントを獲得。続くA. ラモス ビノラスのショットはラインを越え、A. マレーがブレイクバックに成功。(スコア:A. マレー 5-5 A. ラモス ビノラス)
第11ゲーム
A. マレー、キープ。(スコア:A. マレー 6-5 A. ラモス ビノラス)
第12ゲーム
A. ラモス ビノラス、キープ。(スコア:A. マレー 6-6 A. ラモス ビノラス)
第3セットは両者譲らず、試合はタイブレイクに突入。
タイブレイク
スコア:A. マレー – A. ラモス ビノラス 太字:ミニブレイク
1-0, 2-0 3-0, 4-0 4-1, 4-2 4-3, 5-3 6-3, 6-4 7-4
タイブレイクをA. マレーが制し第3セットを獲得、試合に勝利(2-6 6-4 7-64)。3時間0分で試合終了。
アンディ・マレー(イギリス)は準決勝に進出し、ドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。
ドミニク・ティーム(オーストリア)は、準々決勝で杉田祐一(日本)と対戦し勝利している。
ナダルvs ラモス ビノラス試合結果詳細:「モンテカルロRolexマスターズ」2017年決勝
Summary
A. マレー | 2-6 6-4 7-64 | A. ラモス ビノラス |
2本 | エース | 2本 |
36 | ウィナー | 23 |
6 | ダブルフォルト | 1 |
52 | Unforced エラー | 34 |
46 % | 第1サーブ 率 | 61 % |
72 % | 第1サーブ ポイント 獲得率 |
63 % |
51 % | 第2サーブ ポイント 獲得率 |
54 % |
100 % | ブレイクポイント 成功率 |
36 % |
100 | ポイント獲得合計 | 96 |
同時期開催の他の大会
- ブダペスト「ハンガリー・オープン(ATP250)」:プイユ、カルロビッチ、フォニーニ出場