シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」2017年決勝戦は、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)対ニック・キリオス(オーストラリア)の対戦となった。
2017年8月20日(日本時間8月21日)開催の試合結果詳細をお伝えする。
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は26才、ニック・キリオス(オーストラリア)は22才。ATPワールドツアー・マスターズ1000 の大会では初めての1990年代生まれの対戦となる。
両者ともにATPワールドツアー・マスターズ1000 初めての決勝進出。初優勝を懸けて対戦する。
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は今大会、全てストレート勝ちで決勝にまで進出。
準々決勝では杉田祐一(日本)を敗退に追い込んだ。
今回、2017年3回目の優勝を狙う。
ニック・キリオス(オーストラリア)は、臀部の怪我が心配されたが、準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)にもストレートで勝利。
準決勝で元世界ランキング3位ダビド・フェレール(スペイン)も下し、決勝進出を決めた。
両者の過去の対戦は、2015年インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」第2回戦の1度のみ。
この試合では、フルセット、2時間超に及ぶ接戦の末、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がニック・キリオス(オーストラリア)に勝利した。
今回が2度目の対戦となる。
シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」2017年決勝戦!
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)vs. ニック・キリオス(オーストラリア)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
ディミトロフのサーブで試合開始。ディミトロフ、ラブゲームでキープ。
第2ゲーム
キリオス、キープ。
第3ゲーム
ディミトロフ、キープ。
第4ゲーム
キリオス、キープ。
キリオス、ダブルフォルト直後に時速211 km のサーブを決める。(スコア:ディミトロフ 2-2 キリオス)
第5ゲーム
ディミトロフのサービス。23ショットに及ぶラリーはキリオスに軍配。
ディミトロフの2連続ダブルフォルトで、キリオスが1ブレイクポイントを獲得。
続いてのラリーではキリオスのショットがラインを越え、ジュースとなる。
ディミトロフが強力なサーブでアドバンテージを獲得。続いてもセンターへのサーブを決め、キリオスのリターンはネットへ。
ディミトロフがサービスゲームをキープ。(スコア:ディミトロフ 3-2 キリオス)
第6ゲーム
キリオスのサービス。ディミトロフが1ブレイクポイントを獲得。
続いて、キリオスのショットはネットに阻まれる。
ディミトロフがブレイクに成功。(スコア:ディミトロフ 4-2 キリオス)
第7ゲーム
ディミトロフのサービス。ディミトロフにダブルフォルト。キリオスが1ブレイクポイントを獲得。
続いてのラリーはディミトロフに軍配。ジュースとなる。
キリオスのショットがラインを越え、ディミトロフがアドバンテージを獲得。
ディミトロフがクロスコート・ウィナーを決め、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:ディミトロフ 5-2 キリオス)
第8ゲーム
キリオス、キープ。(スコア:ディミトロフ 5-3 キリオス)
第9ゲーム
ディミトロフのサービス for the セット。ディミトロフ、エースでエーム開始。
ディミトロフ、ラブゲームでキープ。(スコア:ディミトロフ 6-3 キリオス)
第1セットをディミトロフが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
キリオスのサーブで試合再開。キリオス、キープ。
第2ゲーム
ディミトロフ、ラブゲームでキープ。
第3ゲーム
キリオス、キープ。
第4ゲーム
ディミトロフ、キープ。(スコア:ディミトロフ 2-2 キリオス)
第5ゲーム
キリオス、ラブゲームでキープ。(スコア:ディミトロフ 2-3 キリオス)
第6ゲーム
ディミトロフ、キープ。(スコア:ディミトロフ 3-3 キリオス)
第7ゲーム
キリオスのサービス。ディミトロフが1ブレイクポイントを獲得。
キリオスがエースでセーブ、ジュースに持ち込む。
続いて、キリオスのショットがラインを越え、ディミトロフが再度ブレイクポイントを獲得。
キリオスがコーナーへのサーブ、ディミトロフのリターンはネットに阻まれ、2度目のジュース。
キリオスがエースでアドバンテージを獲得。
続くラリーではキリオスのショットがラインを越え、3度目のジュースに突入。
キリオスが強力なサーブでアドバンテージを獲得。
キリオス、続いてもセンターへのサーブを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:ディミトロフ 3-4 キリオス)
第8ゲーム
ディミトロフ、キープ。ディミトロフの第1サーブ、アウトとの判定も、キリオスがIN だったとしてチャレンジ。リプレイで確認されるが、ボールはわずかにOUT。判定は覆らず、キリオスはディミトロフに謝る。(スコア:ディミトロフ 4-4 キリオス)
第9ゲーム
キリオス、ラブゲームでキープ。(スコア:ディミトロフ 4-5 キリオス)
第10ゲーム
ディミトロフ、キープ。(スコア:ディミトロフ 5-5 キリオス)
第11ゲーム
キリオスのサービス。キリオス、ダブルフォルト直後にエースを決める。
キリオスに再びダブルフォルト。キリオスに計3度のダブルフォルトがあり、ディミトロフが1ブレイクポイントを獲得。
続いてキリオスのショットがラインを越え、ディミトロフがブレイクに成功。(スコア:ディミトロフ 6-5 キリオス)
第12ゲーム
ディミトロフのサービス for the チャンピオンシップ。ディミトロフがバックハンドのスーパーショットを決める。しかし、そのt直後にダブルフォルト。
ディミトロフが2チャンピオンシップポイントを迎える。
続いてのラリーはキリオスが獲得。そして、キリオスのショットがネットに阻まれる。
ディミトロフ、キープ。(スコア:ディミトロフ 7-5 キリオス)
第2セットもディミトロフが獲得し、ストレートで試合に勝利(6-3 7-5)。1時間25分で試合終了。
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がシンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」2017年に初優勝!を果たした。
ニック・キリオス(オーストラリア)は準優勝となった。
Summary
ディミトロフ | 6-3 7-5 | キリオス |
6本 | エース | 15本 |
19 | ウィナー | 21 |
5 | ダブルフォルト | 4 |
17 | Unforced エラー | 31 |
56 % (33/59) |
第1サーブ 率 | 70 % (42/60) |
85 % (28/33) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
74 % (31/42) |
69 % (18/26) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
44 % (8/18) |
196 km/h | 第1サーブ 平均速度 |
198 km/h |
148 km/h | 第2サーブ 平均速度 |
156 km/h |
241 km/h | 最速サーブ | 220 km/h |
50 % (2/4) |
ブレイクポイント 成功率 |
0 % (0/2) |
35 % (21/60) |
リターンポイント 成功率 |
22 % (13/59) |
67 | ポイント獲得合計 | 52 |
シンシナティ後の大会:「ウィンストンセーラム・オープン(ATP250)」