ナダルvsキリオス試合結果詳細:シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン」2017年準々決勝

シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」では2017年8月18日(日本時間8月19日)、準々決勝の試合が開催され、ラファエル・ナダル(スペイン)とニック・キリオス(オーストラリア)が対戦した。
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両者ともに、前日のベスト16 の試合が雨のため延期となり、同日に2試合を戦うハードなスケジュールとなった。

ラファエル・ナダル(スペイン)は今大会で世界ランキング1位の座に返り咲くことが決定。
世界1位は、2014年6月23日以来、3年振りとなる。

ATPワールドツアー・マスターズ1000 の大会は、2017年にこれまで6回開催され、ラファエル・ナダル(スペイン)2回、ロジャー・フェデラー(スイス)2回、そしてアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が2回それぞれ優勝を果たしている。

2017年シンシナティウェスタン&サザン・オープンには、大会最多優勝を保持するロジャー・フェデラー(スイス)が背中の怪我により欠場。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)はまさかの初戦敗退となった。
ラファエル・ナダル(スペイン)は大会第1シードでの出場で、ここまで全てストレートで勝利し準々決勝に進出。3回目の優勝を狙う。

ニック・キリオス(オーストラリア)は才能と素晴らしい身体能力に恵まれた22才。
トリッキーなプレーも魅力の選手である。
2017年、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)など同世代選手の活躍は目覚ましく、直前の大会モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」では、ラファエル・ナダル(スペイン)が当時世界ランキング143位、18 才のデニス・シャポバロフ(カナダ)に敗退した。
ニック・キリオス(オーストラリア)にも期待が寄せられる。

ニック・キリオス(オーストラリア)は2017年、臀部の怪我に悩まされており、今大会でも試合中に痛みで顔をしかめるなど、心配な状況ではある。
しかし、第1回戦ではダビド・ゴファン(ベルギー)、第2回戦アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)、ベスト16でイボ・カルロビッチ(クロアチア)に勝利。
強豪選手に勝利し、堂々の準々決勝進出を決めた。

ラファエル・ナダル(スペイン)とニック・キリオス(オーストラリア)の過去の対戦成績は、ラファエル・ナダル(スペイン)の2勝1敗(勝率67 %)
2017年は5月マドリッドムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」ベスト16 で対戦しており、この時はラファエル・ナダル(スペイン)がストレートで勝利した
両者初めての対戦となった2014年グランドスラム「ウィンブルドン」では、ニック・キリオス(オーストラリア)が勝利を収めている。

シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」2017年準々決勝、ラファエル・ナダル(スペイン)vs. ニック・キリオス(オーストラリア)の試合結果詳細は、次の通り。

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Set 1

第1ゲーム

ナダルのサーブで試合開始。キリオスが2ブレイクポイントを獲得。
続いてのラリー、ナダルのショットがラインを越える。
キリオス、試合開始早々のブレイクに成功。(スコア:ナダル 0-1 キリオス)

第2ゲーム

キリオス、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。
キリオスはゲームポイントで時速214 km のサーブを決めた。(スコア:ナダル 0-2 キリオス)

第3ゲーム

ナダルのサービス。キリオスが2ブレイクポイントを獲得。
ナダルがネット際に出てボレーを決め、1ポイントをセーブ。
ナダルのドロップショットをキリオスがクロスコート・ウィナーでリターン。
キリオスが再度のブレイクに成功。(スコア:ナダル 0-3 キリオス)

第4ゲーム

キリオス、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。
キリオス、時速224 km のエースを決める。(スコア:ナダル 0-4 キリオス)

第5ゲーム

ナダル、ラブゲームでキープ。(スコア:ナダル 1-4 キリオス)

第6ゲーム

キリオス、ラブゲームでキープ。(スコア:ナダル 1-5 キリオス)

第7ゲーム

ナダル、キープ。(スコア:ナダル 2-5 キリオス)

第8ゲーム

キリオスのサービス for the セット。キリオスのエースでゲーム開始。
キリオス、キープ。(スコア:ナダル 2-6 キリオス)

ゲーム中、現地時間22:00ちょうどとなり、空中に花火が打ち上げられる。

第1セットをキリオスが獲得、試合は第2セットへ。

Set 2

第1ゲーム

ナダルのサーブで試合再開。ナダル、キープ。

第2ゲーム

キリオス、キープ。

第3ゲーム

ナダル、ラブゲームでキープ。

第4ゲーム

キリオスのサービス。ナダルがブレイクポイントを獲得。
続いてのラリー、ナダルのクロスコート・ショットはラインを越え、ジュースとなる。
キリオスが時速216 km のエースでアドバンテージを獲得。
キリオス、続いても強力なサーブを放ち、サービスゲームをキープ。(スコア:ナダル 2-2 キリオス)

第5ゲーム

ナダルのサービス。キリオスが2ブレイクポイントを獲得。
続いて、ナダルのショットがネットに阻まれ、キリオスがブレイクに成功。(スコア:ナダル 2-3 キリオス)

第6ゲーム

キリオス、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。
キリオス、ゲームポイントでエースを決める。(スコア:ナダル 2-4 キリオス)

第7ゲーム

ナダルのサービス。ジュースの末、ナダルがゲームキープ。(スコア:ナダル 3-4 キリオス)

第8ゲーム

キリオス、ラブゲームでキープ。(スコア:ナダル 3-5 キリオス)

第9ゲーム

ナダルのサービス。キリオスが2ブレイクポイント(マッチポイント)を獲得。
ナダルが強力なサーブで1ポイントをセーブ、続いてもラリーをナダルが制し、ジュースに持ち込む。会場は大歓声に包まれる。
ナダルがバックハンドのクロスコート・ウィナーを決め、アドバンテージを獲得。
ナダルのダブルフォルトで、再びジュース。
ナダルが再度ウィナーを決め、アドバンテージを獲得。
ナダルがエースを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:ナダル 4-5 キリオス)

第10ゲーム

キリオスのサービス for the マッチ。キリオス、エースでゲーム開始。
19ショットに及ぶラリーはナダルに軍配。
続いて、キリオスのダブルフォルトでナダルがブレイクポイントを獲得。
キリオスがウィナーを決めセーブ、ジュースとなる。
ネット際に出たナダルに対し、キリオスがダウン・ザ・ラインを決め、マッチポイントを獲得。
キリオスのダブルフォルトで、再びジュース。
キリオスのショットがラインを越え、ナダルが再度のブレイクポイントを獲得。
再度、キリオスのショットがラインを越え、ナダルがブレイクバックに成功。(スコア:ナダル 5-5 キリオス)

第11ゲーム

ナダルのサービス。キリオスが3ブレイクポイントを獲得。
ナダルのショットがネットに阻まれ、キリオスがブレイクに成功。(スコア:ナダル 5-6 キリオス)

第12ゲーム

キリオスのサービス for the マッチ。ラリーをキリオスが制し、2マッチポイントを迎える。
キリオス、エースを決め、ゲームキープ。(スコア:ナダル 5-7 キリオス)

第2セットもキリオスが獲得し、ストレートで試合に勝利(キリオス – ナダル:6-2 7-5)。1時間20分で試合終了。

ニック・キリオス(オーストラリア)がシンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」2017年準決勝進出を決めた。
準決勝では、ダビド・フェレール(スペイン)と対戦する。
試合後、ニック・キリオス(オーストラリア)はテロ事件に対しスペイン バルセロナへの想いを込め、カメラに「バルセロナ♡」と記した。

ラファエル・ナダル(スペイン)は、準々決勝敗退となった。

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Summary

ナダル 2-6 5-7 キリオス
4本 エース 10本
16 ウィナー 27
2 ダブルフォルト 5
26 Unforced エラー 18
64 %
(36/56)
第1サーブ 率 63 %
(35/56)
69 %
(25/36)
第1サーブ ポイント
獲得率
86 %
(30/35)
30 %
(6/20)
第2サーブ ポイント
獲得率
52 %
(11/21)
183 km/h 第1サーブ
平均速度
206 km/h
153 km/h 第2サーブ
平均速度
146 km/h
195 km/h 最速サーブ 224 km/h
33 %
(1/3)
ブレイクポイント
成功率
57 %
(4/7)
27 %
(15/56)
リターンポイント
成功率
45 %
(25/56)
46 ポイント獲得合計 66

トーナメント表(ドロー)

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