【全米オープン直後】ATP世界ランキング:ナダル1位、フェデラーは2位へ

2017年最後のグランドスラム(4大大会)「全米オープン」が遂に幕を閉じた。

2017年グランドスラム「全米オープン」では、大会前世界ランキング11位までの5人の選手が欠場。異例の展開となった。

グランドスラムは、大会優勝者に2000 ポイントが付与される最大の大会。
「全米オープン」終了直後、2017年9月11日付の世界ランキングを紹介する。

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「全米オープン」直後 世界ランキング

2017年グランドスラム「全米オープン」覇者は、ラファエル・ナダル(スペイン)!

見事、大会3度目の優勝、2017年2度目のグランドスラム優勝を果たし、世界ランキング1位をキープした。

決勝戦では、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)にストレート勝ちの快勝を収めた。

グランドスラム初めての準優勝を獲得したケビン・アンダーソン(南アフリカ)は、世界ランキング32位から世界15位となり、大幅なランクアップを達成した。

前述の2名に加え、準決勝に進出したのは、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)とフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)。

パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は、トーナメント表(ドロー)ボトムハーフで1セットも失うことなく準決勝に進出したが、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)に敗退。グランドスラム決勝を逃した。
準決勝進出により、世界ランキングは世界19位から世界10位に上昇、自己ベストを更新。自身初のTOP 10 入り!を果たした。

フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は、ベスト16 でドミニク・ティーム(オーストリア)に勝利、準々決勝ではロジャー・フェデラー(スイス)を敗退に追い込み、準決勝に進出。
強力なフォアハンド・ショットを披露し、2009年以来の優勝かとも思われたが、準決勝ではラファエル・ナダル(スペイン)に敗退を喫した。
ランキングは世界28位から世界24位へとランクアップを達成した。

フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に敗れ、2017年グランドスラム「全米オープン」はベスト8(準々決勝進出)という結果になったロジャー・フェデラー(スイス)。
世界ランキングは、大会欠場のアンディ・マレー(イギリス)を抜き、世界2位に浮上した。

同じくベスト8 のサム・クエリー(アメリカ)は世界21位から世界16位ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は世界33位から世界28位、19才アンドレイ・ルブレフ(ロシア)が世界53位から世界37位へとランクアップ。それぞれ自己ベストを更新した。

そして、「全米オープン」最大とも言える盛り上がりを見せたのが、若手選手の躍進。

前述のアンドレイ・ルブレフ(ロシア、19才)は、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、ダビド・ゴファン(ベルギー)に勝利し準々決勝に進出。
準決勝では、憧れの選手ラファエル・ナダル(スペイン)とセンターコートで対戦し敗退となった。

デニス・シャポバロフ(カナダ、18才)は、予選を突破し本選に出場。
第2回戦ではジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)にも勝利。
多彩なプレーで観客を魅了し、予選通過者、世界ランキング下位でありながら、センターコートでの出場機会を多く与えられた。
大会では、ベスト16 でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に全てタイブレイクでのストレート負けを喫した。
世界ランキングは世界69位から世界51位へと大幅に上昇。自己ベストを更新した。

また、ボルナ・チョリッチ(クロアチア、20才)が第2回戦で第4シードアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ、20才)に勝利。
続く第3回戦で後の準優勝者、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)に敗れたが、ランキングは世界61位から世界56位へと上昇させた。

アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は今大会、絶対的な自信を覗かせていたが、第2回戦で同世代選手に敗退に追い込まれた。
しかし、スタン・ワウリンカ(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が欠場となったことから、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)のランキングは世界6位から世界4位に浮上、自己ベストを更新した。

そして、マリン・チリッチ(クロアチア)も世界7位から世界5位となり、自己ベストを更新した。

その他、ドミニク・ティーム(オーストリア)は世界8位から自己ベストと同順位である世界7位となり、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、世界9位をキープした。

日本の杉田祐一は第2回戦敗退となったが、ランキングは世界44位から世界42位となり、自己ベストを更新した。

一方、怪我のため多くの選手が大会欠場を余儀なくされた。

アンディ・マレー(イギリス)は、世界2位から世界3位に下落。
アンディ・マレー(イギリス)は、臀部の怪我が長引いており、今後の複数の大会への欠場も表明。回復が待ち望まれる。

スタン・ワウリンカ(スイス)は世界4位から世界8位に、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界5位から世界6位錦織圭(日本)は世界10位から世界14位にそれぞれランクを下げた。
ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は世界11位をキープした。

最新世界ランキング表(TOP 50)はこちら↓を参照

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