グランドスラム「全豪オープン」準々決勝は2日間に渡って開催される。
準々決勝1日目の2017年1月24日は、現在世界ランキング4位スタン・ワウリンカ(スイス)対 同12位ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と、ロジャー・フェデラー(スイス)対 ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)の2試合が開催された。
ワウリンカ、フェデラーが勝利、準決勝進出
スタン・ワウリンカ、ジョーウィルフリード・ツォンガに勝利
グランドスラム「USオープン」の前回優勝者であるスタン・ワウリンカ(スイス)は、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦し、ストレート勝ちを収めた。
スタン・ワウリンカは2014年にも全豪オープンで優勝している。
2014年の全豪オープン決勝では、ラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し優勝した。今回、ラファエル・ナダルも準々決勝に進出しており、2014年と同じく決勝で対決することも大いにあり得る。
全豪オープン準々決勝、スタン・ワウリンカとジョーウィルフリード・ツォンガの対戦は、第1セットでは両者譲らずタイブレイクとなり、スタン・ワウリンカがタイブレイクを7-2 で制しセットを獲得。
第2セットでは、ジョーウィルフリード・ツォンガが先にブレイクするも、直後にスタン・ワウリンカがブレイクバック。スタン・ワウリンカは続くゲームをキープ、そしてブレイクに成功し、第2セットを獲得。
第3セットは、第2ゲームで早々にスタン・ワウリンカがブレイクに成功。セットを獲得し、ストレートで勝利した。
ロジャー・フェデラー、マレーを倒したミーシャ・ズベレフにストレート勝ち
ベスト16では、世界ランキング1位で優勝候補と目されていたアンディ・マレー(イギリス)が世界ランキング50位、自己ベスト45位のミーシャ・ズベレフ(ドイツ)に敗れた。
ベスト16で錦織圭(日本)を破り、準々決勝へ進出したロジャー・フェデラー(スイス)は、アンディ・マレーを敗退に追い込んだミーシャ・ズベレフ(ドイツ)と対戦した。
第1セット、ロジャー・フェデラーが早々にブレイクし、続けて2度目のブレイクにも成功。そのまま第1セットをロジャー・フェデラーが6-1 で獲得した。
第2セットでは、ミーシャ・ズベレフが先にブレイクに成功するも、直後にロジャー・フェデラーがブレイクバック。ロジャー・フェデラーが第11ゲームでブレイクに成功し、第12ゲームをキープ、第2セットも獲得。
第3セットは、ロジャー・フェデラーが2度のブレイクに成功。ストレート勝ちで準決勝進出を決めた。
準々決勝で敗退となるも、Big 4 のアンディ・マレー、ロジャー・フェデラーに対し素晴らしい活躍をみせたミーシャ・ズベレフ。
全豪オープン第3回戦でラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し好プレーを披露した弟のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)(ミーシャ・ズベレフの10才年下の弟。世界ランキング24位)とともに、今後の活躍が期待される。
ロジャー・フェデラーは、グランドスラム最多優勝記録(17回)かつ「全豪オープン」最多優勝記録(4回)の保持者である。更なる記録更新に期待がかかる。
グランドスラム「全豪オープン」2017年準決勝では、スタン・ワウリンカ(スイス)対ロジャー・フェデラー(スイス)戦が行われる。
「全豪オープン」2017年これまでの結果:
トーナメント表(ドロー)
試合スケジュール