2017年5月17日、ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」では第2回戦の試合が開催され、 錦織圭(日本)はダビド・フェレール(スペイン)と対戦した。第7シード 錦織圭(日本)の大会初戦、試合結果詳細をお伝えする。
両者は、直前の大会であるマドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」第3回戦でも対戦したばかり。
この時は、錦織圭(日本)がスーパープレーを存分に披露しストレートで試合に勝利した。
しかし、錦織圭(日本)は右手首の怪我が悪化し、続く準々決勝ノバク・ジョコビッチ(セルビア)戦を棄権。
スピンが1つの重要な要素となるクレーコートは、手首への負担が大きく、今大会も出場が危ぶまれた。
怪我の状態が心配されるが、月末に控えるグランドスラム「全仏オープン」に向け、調整および更なる活躍に期待したい。
なお、今大会でも、ダビド・フェレール(スペイン)に勝利し順調に勝ち進むと、準々決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦の可能性がある。
.@DavidFerrer87 celebrates becoming only the 13th player in @ATPWorldTour history to record 700 match wins. Tribute: https://t.co/bXOEPFhlGY pic.twitter.com/ZxzfqZEGvy
— ATP Tour (@atptour) 2017年5月16日
元世界ランキング3位のダビド・フェレール(スペイン)は、第1回戦でフェリシアーノ・ロペス(スペイン)に勝利し、史上13人目のATP ワールドツアー700勝!を達成した。
今回、701勝目を狙う。
錦織圭(日本)とダビド・フェレール(スペイン)の過去の対戦成績は、前述の2017年マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」を含め、錦織圭(日本)の9勝4敗(勝率69 %)。
クレーはダビド・フェレール(スペイン)も得意とするところであるが、クレーコートでの両者の対戦は、錦織圭(日本)が3戦全勝している。
再度の対決となった、錦織圭(日本)vs. ダビド・フェレール(スペイン)、ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」第2回戦の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
フェレールのサーブで試合開始。フェレール、ラブゲームでキープ。
第2ゲーム
錦織、キープ。錦織、ゲームポイントでフォアファンド・ウィナーを決める。
第3ゲーム
フェレール、キープ。
第4ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 2-2 フェレール)
第5ゲーム
フェレールのサービス。錦織がバックハンドのダウン・ザ・ラインを決め、2ブレイクポイントを獲得。フェレールがクロスコート・ウィナーを決め1ポイントをセーブするが、続いてのラリーは錦織に軍配。錦織がブレイクに成功。(スコア:錦織 3-2 フェレール)
第6ゲーム
錦織のサービス。フェレールがブレイクポイントを獲得。続いてのラリーで錦織のショットはラインを越え、フェレールがブレイクバックに成功。(スコア:錦織 3-3 フェレール)
第7ゲーム
フェレール、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 3-4 フェレール)
第8ゲーム
錦織のサービス。最初のポイントは錦織のダブルフォルトでフェレールが獲得。錦織、キープ。(スコア:錦織 4-4 フェレール)
第9ゲーム
フェレールのサービス。錦織が3ブレイクポイントを獲得。強力なサーブ、エースでフェレールが2ポイントをセーブ、続くラリーで錦織のボレーがネットに阻まれ、ジュースとなる。フェレールがゲームキープ。(スコア:錦織 4-5 フェレール)
第10ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 5-5 フェレール)
第11ゲーム
フェレールのサービス。錦織がブレイクポイントを獲得、続いてのラリーを制し、ブレイクに成功。(スコア:錦織 6-5 フェレール)
第12ゲーム
錦織のサービスfor the セット。錦織が2セットポイントを獲得し、ライン真上のバックハンド・クロスコートウィナーを決める。錦織、ゲームキープ。(スコア:錦織 7-5 フェレール)
第1セットを錦織が獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
フェレールのサーブで試合再開。錦織が3ブレイクポイントを獲得、続いてドロップショットを決め、第2セット早々のブレイクに成功。(スコア:錦織 1-0 フェレール)
第2ゲーム
錦織のサービス。フェレールがブレイクポイントを獲得も、錦織のセーブでジュースとなる。錦織、エースでアドバンテージを獲得。錦織がブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 2-0 フェレール)
第3ゲーム
フェレール、ラブゲームでキープ。フェレール、ゲームポイントでエースを決める。(スコア:錦織 2-1 フェレール)
第4ゲーム
錦織のサービス。フェレールがブレイクポイントを獲得、続いてラリーを制し、ブレイクバックに成功。(スコア:錦織 2-2 フェレール)
第5ゲーム
フェレールのサービス。フェレールに2連続のダブルフォルト。フェレール、その後にはエースを決める。
錦織がブレイクポイントを獲得。続いてフェレールのショットはラインを越え、錦織がブレイクに成功。(スコア:錦織 3-2 フェレール)
第6ゲーム
錦織、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 4-2 フェレール)
第7ゲーム
フェレールのサービス。錦織が3ブレイクポイントを獲得、フェレールがセーブしジュースとなる。錦織がリターンエースを決め、再度ブレイクポイントを獲得、再度のブレイクに成功。(スコア:錦織 5-2 フェレール)
第8ゲーム
錦織のサービス for the マッチ。錦織が3マッチポイントを獲得。錦織がサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 6-2 フェレール)
第2セットも錦織が獲得し、ストレートで試合に勝利(7-5 6-2)。1時間21分で試合終了。
錦織圭(日本)はローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」第3回戦進出を決めた。第3回戦では、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)またはカイル・エドマンド(イギリス)と対戦する。
Summary
錦織 | 7-5 6-2 | フェレール |
3本 | エース | 5本 |
22 | ウィナー | 19 |
1 | ダブルフォルト | 2 |
15 | Unforced エラー | 27 |
75 % | 第1サーブ 率 | 55 % |
67 % | 第1サーブ ポイント 獲得率 |
61 % |
57 % | 第2サーブ ポイント 獲得率 |
44 % |
42 % (5/12) |
ブレイクポイント 成功率 |
67 % (2/3) |
63 | ポイント獲得合計 | 50 |
デルポトロ vs. フェデラー試合結果詳細:「マイアミ・オープン(ATP1000)」2017年