Photo by Paul Kane – IMG_6235 (license)
2017年7月7日（現地時間）、グランドスラム「ウィンブルドン」では第3回戦の試合が開催され、前回優勝者で現在世界ランキング1位のアンディ・マレー（イギリス）は、ファビオ・フォニーニ（イタリア）と対戦した。
アンディ・マレー（イギリス）は、「ウィンブルドン」で昨年、2013年と2回優勝。
イギリス国籍（スコットランド出身）であり、2013年の優勝で77年振りに母国に優勝をもたらした英雄である。
2017年「ウィンブルドン」でも、第1回戦、第2回戦といずれもストレート勝ちという順調な勝ち上がりを見せており、地元の期待は大きい。
対するファビオ・フォニーニ（イタリア）も、第1回戦、第2回戦ともにストレート勝ちで第3回戦へ進出した。
両者は2017年5月ローマ「BNLイタリア国際（ATP1000）」第2回戦で対戦したばかり。そしてこの時は、ファビオ・フォニーニ（イタリア）がアンディ・マレー（イギリス）にストレートで勝利している。
過去の対戦成績は、オリンピック、デビスカップを含め6回対戦しており、3勝ずつの互角。
世界ランキング1位のアンディ・マレー（イギリス）も、ファビオ・フォニーニ（イタリア）には苦戦を強いられてきた。
両者ともに現在30才。誕生日も9日違いと近く、互いをよく知る仲でもある。
注目の再対決となったアンディ・マレー（イギリス）vs. ファビオ・フォニーニ（イタリア）、グランドスラム「ウィンブルドン」2017年第3回戦の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
マレーのサーブで試合開始。マレー、2本のエースを決めた直後はダブルフォルトとなる。マレーがゲームキープ。
第2ゲーム
フォニーニ、キープ。
第3ゲーム
マレー、キープ。マレー、最初のサーブでセンターへのエースを決める。
第4ゲーム
フォニーニ、ラブゲームでキープ。（スコア：A. マレー 2-2 フォニーニ）
第5ゲーム
マレー、キープ。（スコア：A. マレー 3-2 フォニーニ）
第6ゲーム
フォニーニのサービス。マレーがブレイクポイントを獲得。
続いてフォニーニのショットはネットに阻まれ、マレーがブレイクに成功。（スコア：A. マレー 4-2 フォニーニ）
第7ゲーム
マレーのサービス。フォニーニがブレイクポイントを獲得。
マレーのダウン・ザ・ライン、フォニーニのリターンはネットを越えず、ジュースとなる。
マレーがエースでアドバンテージを獲得。マレーがブレイク直後のサービスゲームをキープ。（スコア：A. マレー 5-2 フォニーニ）
第8ゲーム
フォニーニのサービス。フォニーニにダブルフォルト。マレーが3ブレイクポイント（セットポイント）を獲得。
フォニーニのダブルフォルトで、マレーが再度のブレイクに成功。（スコア：A. マレー 6-2 フォニーニ）
第1セットをマレーが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
マレーのサーブで試合再開。マレーのダブルフォルトで、フォニーニがブレイクポイントを獲得。
マレーがエースでセーブしジュースとなる。
フォニーニが再度ブレイクポイントを獲得し、続いてバックハンドのウィナーを決める。フォニーニが試合再開早々のブレイクに成功。（スコア：A. マレー 0-1 フォニーニ）
第2ゲーム
フォニーニのサービス。ジュースとなり、マレーがブレイクポイントを獲得。
続いてフォニーニのショットがラインを越え、マレーがブレイクバックに成功。（スコア：A. マレー 1-1 フォニーニ）
フォニーニがラケットを叩きつけ、会場からはブーイング。
第3ゲーム
マレー、ラブゲームでキープ。（スコア：A. マレー 2-1 フォニーニ）
第4ゲーム
フォニーニ、キープ。フォニーニ、ゲームポイントでエースを決める。（スコア：A. マレー 2-2 フォニーニ）
第5ゲーム
マレーのサービス。マレーにダブルフォルト。フォニーニが2ブレイクポイントを獲得。
マレーがエースで1ポイントをセーブ。
続いてのラリー、マレーのショットはネットに阻まれ、フォニーニがブレイクに成功。（スコア：A. マレー 2-3 フォニーニ）
第6ゲーム
フォニーニ、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。（スコア：A. マレー 2-4 フォニーニ）
第7ゲーム
マレー、キープ。（スコア：A. マレー 3-4 フォニーニ）
第8ゲーム
フォニーニ、ラブゲームでキープ。（スコア：A. マレー 3-5 フォニーニ）
第9ゲーム
マレー、キープ。（スコア：A. マレー 4-5 フォニーニ）
第10ゲーム
フォニーニのサービス for the セット。
フォニーニ、キープ。（スコア：A. マレー 4-6 フォニーニ）
第2セットはフォニーニが獲得、試合は第3セットへ。
Set 3
第1ゲーム
マレーのサーブで試合再開。マレーはゲームポイントを獲得し、大きな声を上げる。マレー、キープ。
第2ゲーム
フォニーニ、キープ。（スコア：A. マレー 1-1 フォニーニ）
第3ゲーム
マレー、キープ。マレー、ゲームポイントでエースを決める。（スコア：A. マレー 2-1 フォニーニ）
第4ゲーム
フォニーニのサービス。マレーが2ブレイクポイントを獲得。
フォニーニがバックハンドでドロップショットを決め1ポイントをセーブ。
続いて、フォニーニのショットが宙を浮き、マレーがブレイクに成功。（スコア：A. マレー 3-1 フォニーニ）
第5ゲーム
マレー、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。（スコア：A. マレー 4-1 フォニーニ）
フォニーニがメディカルタイムアウトを取得し、足の治療を受ける。
第6ゲーム
フォニーニのサービス。フォニーニのエラーが続き、マレーが3ブレイクポイントを獲得。
続いてもフォニーニのショットはエラーとなり、マレーが再度のブレイクに成功。（スコア：A. マレー 5-1 フォニーニ）
第7ゲーム
マレーのサービス for the セット。マレー、キープ。（スコア：A. マレー 6-1 フォニーニ）
第3セットをマレーが獲得、試合は第4セットへ。
Set 4
第1ゲーム
フォニーニのサーブで試合再開。フォニーニ、ラブゲームでキープ。
第2ゲーム
マレー、ラブゲームでキープ。
第3ゲーム
フォニーニ、キープ。
第4ゲーム
マレーのサービス。マレーのゲームポイントで、フォニーニが指笛を吹き主審から警告を受けマレーのポイントとなる。マレーがゲームキープ。（スコア：A. マレー 2-2 フォニーニ）
第5ゲーム
フォニーニのサービス。フォニーニのダブルフォルトでジュースとなる。
フォニーニがネットプレーを制しアドバンテージを獲得。続いて、マレーのショットはネットに阻まれ、フォニーニがサービスゲームをキープ。（スコア：A. マレー 2-3 フォニーニ）
第6ゲーム
マレーのサービス。フォニーニがブレイクポイントを獲得。
フォニーニのショットはエラーとなり、ジュースに突入。
フォニーニが再度ブレイクポイントを獲得。マレーのダブルフォルトで、フォニーニがブレイクに成功。（スコア：A. マレー 2-4 フォニーニ）
第7ゲーム
フォニーニ、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。（スコア：A. マレー 2-5 フォニーニ）
第8ゲーム
マレーのサービス。フォニーニがブレイクポイント（セットポイント）を獲得。
マレーが強力なサーブでセーブし、ジュースとなる。
フォニーニのショットがラインを越え、マレーがアドバンテージを獲得。フォニーニがネットプレーを制し、再びジュース。
マレーが再度アドバンテージを獲得するも、続いてマレーのショットはエラー、ネットに阻まれる。
フォニーニが2度目のブレイクポイント（セットポイント）を獲得。マレーが強力なサーブでセーブし3回目のジュースとなる。
マレーがサービスゲームをキープ。（スコア：A. マレー 3-5 フォニーニ）
第9ゲーム
フォニーニのサービス for the セット。ジュースとなり、マレーがブレイクポイントを獲得。会場は割れんばかりの歓声に包まれる。
続くラリー、フォニーニのドロップショットは失敗。マレーがブレイクバックに成功。（スコア：A. マレー 4-5 フォニーニ）
第10ゲーム
マレーのサービス。フォニーニがブレイクポイント（セットポイント）を獲得。
続いてフォニーニのショットはラインを越え、ジュースとなる。
マレーがアドバンテージを獲得、強力なサーブを決め、サービスゲームをゲームキープ。（スコア：A. マレー 5-5 フォニーニ）
第11ゲーム
フォニーニのサービス。マレーがブレイクポイントを獲得。
フォニーニがウィナーを決め、ジュースとなる。フォニーニのショットがラインを越え、マレーが再度ブレイクポイントを獲得。
フォニーニのショットはネットに阻まれ、マレーがブレイクに成功。（スコア：A. マレー 6-5 フォニーニ）
第12ゲーム
マレーのサービス for the マッチ。マレー、ラブゲームでキープ。マレー、マッチポイントでエースを決める。（スコア：A. マレー 7-5 フォニーニ）
第4セットをマレーが獲得し、試合に勝利（6-2 4-6 6-1 7-5）。2時間39分で試合終了。
アンディ・マレー（イギリス）は、グランドスラム「ウィンブルドン」2017年第4回戦（ベスト16）進出を決めた。ベスト16 では、ブノワ・ペール（フランス）と対戦する。
Summary
| A. マレー | 6-4 4-6 6-1 7-5 | フォニーニ |
| 15本 | エース | 3本 |
| 26 | ウィナー | 44 |
| 7 | ダブルフォルト | 7 |
| 16 | Unforced エラー | 46 |
| 64 % (76/118) |
第1サーブ 率 | 62 % (63/102) |
| 74 % (56/76) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
67 % (42/63) |
| 50 % (21/42) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
41 % (16/39) |
| 78 % (7/9) |
ブレイクポイント 成功率 |
30 % (3/10) |
| 43 % (44/102) |
リターンポイント 成功率 |
35 % (41/118) |
| 121 | ポイント獲得合計 | 99 |
