錦織圭(日本)は、グランドスラム「ウィンブルドン」第3回戦、大会第18シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦した。2017年7月7日開催の試合結果詳細をお伝えする。
錦織圭(日本)の「ウィンブルドン」における過去の成績は最高で第4回戦(ベスト16)。
怪我に悩まされ、他のグランドスラムと比較すると十分な結果を残せていない。
過去の成績はこちらを参照
2017年「ウィンブルドン」では、錦織圭(日本)は第1回戦でマルコ・チェッキナート(イタリア)と対戦し、ストレート勝ちの快勝。1度のブレイクも許さず、第3セットは6-0 で獲得した。
第2回戦は予選通過者のセルギ・スタコフスキ(ウクライナ)と対戦、錦織圭(日本)のダブルフォルト8回、Unforced エラーも多く、気がかりな状況ではあったが、試合時間3時間超の末に勝利。第3回戦進出を決めた。
大会前に懸念された怪我については「問題ない」としており、更なる活躍が期待されている。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は、大会前世界ランキング19位、自己ベストは13位の実力者。
今大会は第1回戦でアンドレアス・ハイダー モーラー(オーストリア)、第2回戦ではペーター・ゴヨブチック(ドイツ)に勝利し、第3回戦へ進出。
グラス(芝)コートを得意としており、全サーフェスのうち芝での成績が最も高い。
2014年はグラス(芝)コートの大会であるスヘルトーヘンボス「トップシェルフ・オープン(ATP250)」(現在のスヘルトーヘンボス「リコー・オープン」)にも優勝を果たした。
錦織圭(日本)とロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)の過去の対戦成績は、錦織圭(日本)の4戦全勝。
直近では、2016年「マイアミ・オープン(ATP1000)」で対戦し、錦織圭(日本)がストレートで勝利した。
グラス(芝)コートでは、初対戦となる。
注目の一戦となったグランドスラム「ウィンブルドン」2017年第3回戦、錦織圭(日本)vs. ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
アグートのサーブで試合開始。アグート、キープ。
第2ゲーム
錦織、キープ。錦織、ラブゲームでキープ。
第3ゲーム
アグートのサービス。錦織がブレイクポイントを獲得も、アグートのセーブでジュースとなる。
錦織がドロップショット、アグートは返すも錦織がバックハンドのボレーを決める。錦織が再度ブレイクポイントを獲得。
続いてはアグートがボレーを決め、再びジュース。
アグートがアドバンテージを獲得し、サービスゲームをキープ。
第4ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 2-2 Bアグート)
第5ゲーム
アグート、キープ。アグート、ゲームポイントでエースを決める。(スコア:錦織 2-3 Bアグート)
第6ゲーム
錦織のサービス。アグートがブレイクポイントを獲得。
アグートのショットはネットに阻まれ、ジュースとなる。錦織がネットプレーを制し、アドバンテージを獲得。
錦織、ダウン・ザ・ラインを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:錦織 3-3 Bアグート)
第7ゲーム
アグート、キープ。(スコア:錦織 3-4 Bアグート)
第8ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 4-4 Bアグート)
第9ゲーム
アグートのサービス。ジュースとなり、錦織がブレイクポイントを獲得。
アグートがフォアハンドのウィナーを決め、再びジュース。
アグート、キープ。(スコア:錦織 4-5 Bアグート)
第10ゲーム
錦織のサービス。錦織のミスが続き、ジュースとなる。
2度目のジュース。錦織のショットがミスショットとなり、アグートがブレイクポイントを獲得。
続いて、錦織のショットはアウトとなり、アグートがブレイクに成功。(スコア:錦織 4-6 Bアグート)
第1セットをアグートが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
アグートのサーブで試合再開。錦織がブレイクポイントを獲得。
アグートが強力なサーブでセーブ、ジュースとなる。アグートがボレーを決めアドバンテージを獲得。錦織はラケットを宙に投げる。
続いて錦織はネット際に出てポイントを獲得、再びジュースとなる。
アグートが再度アドバンテージを獲得するも、錦織がバックハンドのボレーでウィナーを決め、3度目のジュース。
アグートのショットはポールに当たり、錦織がブレイクポイントを獲得。続いて、錦織のロブがラインを越え、4度目のジュースに突入。アグートが強力なサーブを連発し、サービスゲームをキープ。
第2ゲーム
錦織、キープ。錦織、ゲームポイントでエースを決める。
第3ゲーム
アグート、キープ。
第4ゲーム
錦織のサービス。ジュースとなり、錦織がアドバンテージを獲得するが、錦織のダブルフォルトで再びジュース。
錦織がスマッシュを決め再度アドバンテージを獲得。錦織がゲームキープ。(スコア:錦織 2-2 Bアグート)
第5ゲーム
アグートのサービス。錦織が2ブレイクポイントを獲得。
アグートがウィナーを決め、続いて強力なサーブを決めセーブ。ジュースとなる。
アグートが、サービスゲームをキープ。(スコア:錦織 2-3 Bアグート)
第6ゲーム
錦織のサービス。最初のポイントは錦織のダブルフォルトでアグートが獲得。アグートがブレイクポイントを獲得。
錦織がクロスコートのウィナーを決め、ジュースに持ち込む。
錦織のダブルフォルトで、アグートが再度ブレイクポイントを獲得。
錦織がドロップショットを決め、再びジュース。
錦織がアドバンテージを獲得し、続いてエースを決める。錦織がサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 3-3 Bアグート)
第7ゲーム
アグートのサービス。ジュースとなり、錦織がアドバンテージを獲得。
ラリーでの錦織のショットがネットに阻まれ、再びジュース。
アグートがドロップショットを決め、アドバンテージを獲得。錦織のショットがラインを越え、アグートがサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 3-4 Bアグート)
第8ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 4-4 Bアグート)
第9ゲーム
アグート、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 4-5 Bアグート)
第10ゲーム
錦織、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 5-5 Bアグート)
第11ゲーム
アグート、キープ。(スコア:錦織 5-6 Bアグート)
第12ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 6-6 Bアグート)
第2セットは両者譲らず、タイブレイクへ突入
タイブレイク
錦織 – Bアグート 太字:ミニブレイク
0-1, 1-1 2-1, 2-2 2-3, 3-3 3-4, 3-5 3-6, 3-7
タイブレイクをアグートが制し第2セットも獲得、試合は第3セットへ
Set 3
第1ゲーム
錦織のサーブで試合再開。
錦織のショットがアウト、アグートの2ブレイクポイントとなるが、錦織がチャレンジし判定はINに訂正される(チャレンジ成功)。
続いて、アグートがウィナーを決めブレイクポイントを獲得。錦織がセーブしジュース。
再度アグートがブレイクポイントを獲得するが、錦織がセーブし再びジュース。
錦織がアドバンテージを獲得するも、続いての錦織のショットはラインを越える。
計4度のジュースの末、錦織がサービスゲームをキープ。
第2ゲーム
アグート、キープ。
第3ゲーム
錦織のサービス。ジュースの末、錦織がゲームキープ。
第4ゲーム
アグート、キープ。(スコア:錦織 2-2 Bアグート)
第5ゲーム
錦織、キープ。錦織、最初のサーブでエースを決める。(スコア:錦織 3-2 Bアグート)
第6ゲーム
アグートのサービス。2度のジュースの末、アグートがゲームキープ。(スコア:錦織 3-3 Bアグート)
第7ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 4-3 Bアグート)
第8ゲーム
アグートのサービス。アグートのショットがアウトとなり、錦織がブレイクポイントを獲得。
アグート、強力なサーブを決めジュースに持ち込む。
錦織のショットはネットに阻まれ、アグートがアドバンテージを獲得。
錦織がボレーを決め、2度目のジュース。続いての錦織のショットはラインを越え、アグートが再度アドバンテージを獲得。
錦織、エア・ケイでウィナーを決め、3度目のジュース。
錦織が再度ブレイクポイントを獲得、錦織のショットを追ったアグートは転倒。
続いて錦織がドロップショット、アグートが追うもリターンはネットへ。錦織がブレイクに成功。(スコア:錦織 5-3 Bアグート)
第9ゲーム
錦織のサービス for the セット。アグートがブレイクポイントを獲得。
錦織がフォアハンドのウィナーを決め、ジュースとなる。
錦織、キープ。(スコア:錦織 6-3 Bアグート)
第3セットは錦織が獲得、試合は第4セットへ。
Set4
第1ゲーム
アグートのサーブで試合再開。アグートにダブルフォルトがあり、錦織が2ブレイクポイントを獲得。
錦織がフォアファンド・ウィナーを決め、第4セット早々のブレイクに成功。(スコア:錦織 1-0 Bアグート)
第2ゲーム
錦織、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。アグートは再度転倒する。(スコア:錦織 2-0 Bアグート)
第3ゲーム
アグート、キープ。(スコア:錦織 2-1 Bアグート)
第4ゲーム
錦織のサービス。錦織にダブルフォルト。アグートがブレイクポイントを獲得。
アグートがフォアファンド・ウィナーを決め、ブレイクバックに成功。(スコア:錦織 2-2 Bアグート)
第5ゲーム
アグート、キープ。(スコア:錦織 2-3 Bアグート)
第6ゲーム
錦織のサービス。錦織、サーブ時間制限オーバーの警告を受ける。
ジュースとなり、アグートがブレイクポイントを獲得。錦織、壁に向かってラケットを投げる。
アグートのショットはラインを越え、再びジュース。
錦織がサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 3-3 Bアグート)
第7ゲーム
アグート、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 3-4 Bアグート)
第8ゲーム
錦織のサービス。錦織が2連続でダブルフォルトとなり、アグートがブレイクポイントを獲得。
錦織がセーブしジュースとなるが、続いてアグートが再度ブレイクポイントを獲得。
アグートのダウン・ザ・ライン、錦織のショットはネットを越えず、アグートがブレイクに成功。(スコア:錦織 3-5 Bアグート)
第9ゲーム
アグートのサービス for the マッチ。アグート、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 3-6 Bアグート)
第4セットをアグートが獲得、試合に勝利(アグート – 錦織:6-4 7-63 3-6 6-3)。3時間20分で試合終了。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)はグランドスラム「ウィンブルドン」2017年第4回戦(ベスト16)進出を決めた。ベスト16 では、マリン・チリッチ(クロアチア)またはスティーブ・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。
錦織圭(日本)のグランドスラム「ウィンブルドン」2017年は、第3回戦で敗退となった。
Summary
錦織 | 4-6 63-7 6-3 3-6 | Bアグート |
5本 | エース | 3本 |
52 | ウィナー | 40 |
7 | ダブルフォルト | 3 |
48 | Unforced エラー | 29 |
60 % (88/146) |
第1サーブ 率 | 66 % (97/146) |
70 % (62/88) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
75 % (73/97) |
52 % (30/58) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
47 % (23/49) |
18 % (2/11) |
ブレイクポイント 成功率 |
27 % (3/11) |
34 % (50/146) |
リターンポイント 成功率 |
37 % (54/146) |
143 | ポイント獲得合計 | 150 |