2017年10月8日、北京「チャイナ・オープン(ATP500)」では遂に決勝戦が開催され、ラファエル・ナダル(スペイン)とニック・キリオス(オーストラリア)が対戦した。
世界ナンバーワンラファエル・ナダル(スペイン)は、今シーズン、クレーコートだけでなくハードコートでもグランドスラム「全米オープン」に優勝するなど絶好調。
今大会で2005年以来の優勝、2017年6回目のタイトルを獲得を目指す。
ニック・キリオス(オーストラリア)は昨年、今大会ではなく同時期に開催の「ジャパン・オープン(ATP500)」へ出場し、大会優勝を果たした。
2017年は臀部の怪我などに悩まされたが、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」では決勝に進出するなどの活躍も見せた。
なお、同大会準々決勝においてラファエル・ナダル(スペイン)にも勝利している。
今大会では、準決勝で同世代のライバルでもあるアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)にもストレートで勝利し、決勝進出を決めた。
今シーズン初めてのタイトル獲得を狙う。
ラファエル・ナダル(スペイン)とニック・キリオス(オーストラリア)は過去に4回対戦しており、両者2勝ずつ。
両者の初対戦、2014年グランドスラム「ウィンブルドン」でニック・キリオス(オーストラリア)が勝利。
その後、2016年ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」でラファエル・ナダル(スペイン)がフルセットの末に勝利した。
2017年は既に2回対戦しており、5月マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」でラファエル・ナダル(スペイン)がストレートで勝利、前述の8月シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」でニック・キリオス(オーストラリア)がストレートで勝利した。
北京「チャイナ・オープン(ATP500)」2017年決勝戦!
ラファエル・ナダル(スペイン)vs. ニック・キリオス(オーストラリア)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
ナダルのサーブで試合開始。キリオスが1ブレイクポイントを獲得。
キリオスのクロスコート・ショットがアウトの判定も、キリオスがチャレンジ。リプレイで確認され、判定はIN に訂正される。ポイントやり直しとなる。
続いてのラリーではキリオスのショットがネットに阻まれ、ジュースとなる。
キリオスのショットがラインを越え、ナダルがアドバンテージを獲得。
続いてもキリオスのショットがラインを越え、ナダルがサービスゲームをキープ。
第2ゲーム
キリオスのサービス。ナダルが3ブレイクポイントを獲得。
キリオスがクロスコート・ウィナーを決め、1ポイントをセーブ。
キリオスがエースを決め2ポイント目もセーブ。
キリオス、続いても時速210 km のエースを決め3ポイント目をセーブ。ジュースとなる。
ネット際に出たナダル、ドロップショットを決めアドバンテージを獲得する。
続いてのラリーではナダルのショットが大きく宙に浮き、再びジュース。
ナダルのショットがネットに阻まれ、キリオスがアドバンテージを獲得。
ナダルがバックハンドでクロスコート・ウィナーを決め、3度目のジュース。
キリオス、時速215 km のサーブを決めアドバンテージを獲得。
キリオスのバックハンド・ショットがネットに阻まれ、4度目のジュース。
ナダルのクロスコート・ショットに対するキリオスのリターンはネットへ。ナダルが再度ブレイクポイントを獲得する。
キリオスがドロップショットを決め、5度目のジュースに突入。
ラリーとなりナダルのショットがネットに阻まれる。キリオスがアドバンテージを獲得。
続いてもナダルのショットがネットに阻まれ、キリオスがサービスゲームをキープ。
第3ゲーム
ナダル、キープ。
第4ゲーム
キリオスのサービス。ナダルが1ブレイクポイントを獲得。
キリオスがネット際に出てドロップショットを決める。ジュースに突入。
キリオスがコーナーへの強力なサーブを決め、アドバンテージを獲得する。キリオス、ナダルのショットがラインを外れるよう、手で風を送るジェスチャーを見せる。
続いてはナダルがフォアハンド・ウィナーを決め、再びジュース。
ラリーとなり、ナダルのショットがラインを越える。キリオスがアドバンテージを獲得。
キリオス、時速212 km のコーナーへのエースを決めサービスゲームをキープ。(スコア:ナダル 2-2 キリオス)
第5ゲーム
ナダル、ラブゲームでキープ。(スコア:ナダル 3-2 キリオス)
第6ゲーム
キリオスのサービス。ナダルが2ブレイクポイントを獲得。
キリオスがドロップショットに失敗、ネットに阻まれる。
ナダルがブレイクに成功。(スコア:ナダル 4-2 キリオス)
第7ゲーム
ナダル、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:ナダル 5-2 キリオス)
第8ゲーム
キリオスが再三の攻撃的な発言により、ポイント・ペナルティを受けポイントを失う。
キリオスのサービス。キリオスにダブルフォルト。ナダルが1ブレイクポイントを獲得。
キリオスのダブルフォルトで、ナダルがダブル・ブレイクに成功。(スコア:ナダル 6-2 キリオス)
第1セットをナダルが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
ナダルのサーブで試合再開。キリオスが2ブレイクポイントを獲得。
ナダルがネット際に出てバックハンド・ウィナーを決め、1ポイントをセーブ。
ナダル、センターへの強力なサーブを決め、2ポイント目もセーブ、ジュースとなる。
ナダル、続いても強力なサーブを決め、アドバンテージを獲得。
キリオスの強力なクロスコート・ショットに対するナダルのリターンはネットへ。再びジュース。
ナダルがセンターへの強力なサーブを決め、アドバンテージを獲得。
ナダル、続いてはコーナーへのサーブを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:ナダル 1-0 キリオス)
第2ゲーム
キリオスのサービス。キリオスにダブルフォルト。ナダルが1ブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、キリオスのショットがネットに当たりキリオスのコートへ。
ナダルが試合再開早々のブレイクに成功。(スコア:ナダル 2-0 キリオス)
第3ゲーム
ナダルのサービス。ナダルにダブルフォルト。キリオスが1ブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、キリオスのショットがラインを越える。ナダルがセーブし、ジュースとなる。キリオスはラケットを床に投げる。
キリオスのショットがラインを大きく外れ、ナダルがアドバンテージを獲得。
キリオスがクロスコート・ウィナーを決め、再びジュース。
キリオスのショットがラインを越え、ナダルがアドバンテージを獲得。
ナダルがセンターへの強力なサーブを決め、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:ナダル 3-0 キリオス)
第4ゲーム
キリオスのサービス。ジュースとなり、キリオスにダブルフォルト。ナダルがブレイクポイントを獲得する。
続いてはナダルのショットがラインを越え、再びジュース。
キリオスが時速213 km のエースを決めアドバンテージを獲得。
キリオスのショットがネットに阻まれ、3度目のジュース。
ネットプレーとなり、キリオスのショットがネットへ。ナダルが再度のブレイクポイントを獲得。
キリオスがクロスコート・ウィナーを決め4度目のジュース。
キリオスがエースを決めアドバンテージを獲得。
キリオスがドロップショットを試みるが失敗、5度目のジュースに突入する。
ラリーとなり、キリオスのショットがネットに阻まれる。ナダルがゲーム3度目のブレイクポイントを獲得。
ネット際に出たキリオスに対し、ナダルがフォアハンド・ウィナーを決める。
ナダルがダブル・ブレイクに成功。(スコア:ナダル 4-0 キリオス)
第5ゲーム
ナダル、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:ナダル 5-0 キリオス)
第6ゲーム
キリオス、キープ。(スコア:ナダル 5-1 キリオス)
第7ゲーム
ナダルのサービス for the チャンピオンシップ。ナダルが1チャンピオンシップポイントを迎える。
ナダルのサーブに対するキリオスのリターンはラインを外れる。
ナダルがゲームキープ。(スコア:ナダル 6-1 キリオス)
第2セットもナダルが獲得し、ストレートで試合に勝利(6-2 6-1)。1時間33分で試合終了。
ラファエル・ナダル(スペイン)が北京「チャイナ・オープン(ATP500)」2017年優勝!を果たした。
Summary
ナダル | 6-2 6-1 | キリオス |
2本 | エース | 8本 |
17 | ウィナー | 20 |
1 | ダブルフォルト | 5 |
10 | Unforced エラー | 35 |
68 % | 第1サーブ 率 | 48 % |
71 % | 第1サーブ ポイント 獲得率 |
70 % |
56 % | 第2サーブ ポイント 獲得率 |
30 % |
34 % (4/12) |
ブレイクポイント 成功率 |
0 % (0/4) |
66 | ポイント獲得合計 | 50 |