杉田祐一(日本)は、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」第1回戦で第13シード、ジャック・ソック(アメリカ)との対戦した。2017年8月15日(日本時間8月16日)に開催された試合結果詳細をお伝えする。
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杉田祐一(日本)は、2017年アンタルヤ「アンタルヤ・オープン(ATP250)」でツアー初優勝を達成。
ツアー優勝は松岡修造、錦織圭に次ぐ日本人男子3人目、グラス(芝)コートでは初めてのタイトル獲得という快挙を成し遂げた。
その後、グランドスラム「ウィンブルドン」で自身初の第2回戦進出。直近の大会であるモントリオール「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」では第1回戦で第9シード ダビド・ゴファン(ベルギー)との対戦となり、フルセットの末に敗退した。
昨年シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン」では、予選からの出場で、ATPワールドツアー・マスターズ1000 では自身初となる本選第3回戦(ベスト16)にまで進出。第1回戦ではアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)にも勝利を果たした。
相性の良いコートで、2017年は本選にストレート・イン。活躍が期待される。
ジャック・ソック(アメリカ)は、現在世界ランキング16位、24才。
アメリカ合衆国1位、地元期待の選手である。
2017年は日本人選手との対戦が多く、2月アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」第1回戦で西岡良仁(日本)と、3月にはインディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」準々決勝で錦織圭(日本)と対戦し、続いて「マイアミ・オープン(ATP1000)」第1回戦で西岡良仁(日本)と再度対戦した。
アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」では西岡良仁(日本)が勝利、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン」では錦織圭(日本)がジャック・ソック(アメリカ)に敗れ敗退し、「マイアミ・オープン)」第1回戦では西岡良仁(日本)が怪我のため棄権した。
(西岡良仁は左足の前十字靭帯を断裂し手術、現在もなお大会を欠場している。)
杉田祐一(日本)とジャック・ソック(アメリカ)は初めての対戦となる。
シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」2017年第1回戦、杉田祐一(日本)vs. ジャック・ソック(アメリカ)の試合結果詳細は、次の通り。
Set 1
第1ゲーム
杉田のサーブで試合開始。杉田、キープ。
第2ゲーム
ソックのサービス。初めのポイントはソックのダブルフォルトで杉田が獲得。
ソック、キープ。(スコア:杉田 1-1 ソック)
第3ゲーム
杉田のサービス。ソックがブレイクポイントを獲得。
続いてソックがボレーを決め、ブレイクに成功。(スコア:杉田 1-2 ソック)
第4ゲーム
ソックのサービス。杉田が2ブレイクポイントを獲得。
ソック、強力なサーブを決め、1ポイントをセーブ。続いて杉田の深いリターンに対し、ソックのショットはラインを越える。
杉田がブレイクバックに成功。(スコア:杉田 2-2 ソック)
第5ゲーム
杉田、ラブゲームでキープ。(スコア:杉田 3-2 ソック)
第6ゲーム
ソック、キープ。(スコア:杉田 3-3 ソック)
第7ゲーム
杉田のサービス。ソックがブレイクポイントを獲得。
続いてのラリー、ソックのショットがラインを越え、ジュースとなる。
ソックがバックハンドでダウン・ザ・ラインを決め、再度のブレイクポイントを獲得。
ソックのフォアハンド・ショットはラインを越え、2度目のジュース。
杉田のショットがネットに阻まれ、ソックがゲーム3度目のブレイクポイント獲得。
杉田がフォアハンド・ウィナーを決め、3度目のジュース。
ソックのショットがラインを越え、杉田がアドバンテージを獲得。
続いてのラリー、杉田のショットがラインを越える。4度目のジュースに突入。
次のラリーは杉田に軍配。しかし続いて、杉田がダブルフォルト。5度目のジュースとなる。
杉田のショットがネットに阻まれ、ソックがゲーム4度目のブレイクポイントを獲得。
杉田が強力なサーブを決め、6度目のジュース。
杉田がネット際に出てボレーを決め、アドバンテージを獲得。
杉田のショットがラインを越え、7度目のジュース。
杉田のクロスコート・ショットはラインを越え、ソックが5度目のブレイクポイントを獲得。
杉田がエースを決めセーブ。8度目のジュースとなる。
ソックのショットがネットに阻まれ、杉田がアドバンテージを獲得。
続いてのラリーを杉田が制し、サービスゲームをキープ。(スコア:杉田 4-3 ソック)
第8ゲーム
ソックのサービス。ジュースとなり、杉田がブレイクポイントを獲得。
ソックが時速206 km のサーブを放ちセーブ、ジュースとなる。
ソックがボレーを決めアドバンテージを獲得するが、続いてソックのダブルフォルト。再びジュース。
ソックがセンターへのエース、時速216 km。続けて時速200 km のサーブを決める。
ソックがサービスゲームをキープ。(スコア:杉田 4-4 ソック)
第9ゲーム
杉田、ラブゲームでキープ。(スコア:杉田 5-4 ソック)
休憩中、ソックがメディカル・チームを呼び言葉を交わす。薬のようなものを服用する。
第10ゲーム
ソック、ラブゲームでキープ。ソック、ゲームポイントで時速217 km のエースを決める。(スコア:杉田 5-5 ソック)
第11ゲーム
杉田、ラブゲームでキープ。(スコア:杉田 6-5 ソック)
第12ゲーム
ソックのサービス。杉田が3ブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
ソックのショットがネットに阻まれ、杉田がブレイクに成功。(スコア:杉田 7-5 ソック)
第1セットを杉田が獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
杉田のサーブで試合再開。ソックが2ブレイクポイントを獲得。
続いて、杉田のショットがラインを外れ、ソックが試合再開早々のブレイクに成功。(スコア:杉田 0-1 ソック)
第2ゲーム
ソックのサービス。杉田が2ブレイクポイントを獲得。
ソックが強力なサーブで1ポイントをセーブ、続いてもネット際に出てセーブ、ジュースに持ち込む。
ソックが2連続で強力なサーブを決め、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:杉田 0-2 ソック)
第3ゲーム
杉田、ラブゲームでキープ。(スコア:杉田 1-2 ソック)
第4ゲーム
ソック、ラブゲームでキープ。(スコア:杉田 1-3 ソック)
第5ゲーム
杉田、キープ。(スコア:杉田 2-3 ソック)
第6ゲーム
ソックのサービス。ソックのダブルフォルトで、杉田がブレイクポイントを獲得。
続いてソックのショットがネットに阻まれ、杉田がブレイクバックに成功。(スコア:杉田 3-3 ソック)
第7ゲーム
杉田、キープ。(スコア:杉田 4-3 ソック)
第8ゲーム
ソック、キープ。(スコア:杉田 4-4 ソック)
第9ゲーム
杉田、キープ。ゲーム中、ソックが苛立ちでラケットを投げる。(スコア:杉田 5-4 ソック)
第10ゲーム
ソックのサービス。杉田が2ブレイクポイント(マッチポイント)を獲得。
杉田のショットはIN の判定も、ソックがOUTだったとチャレンジ。リプレイで確認され、判定通りのINで確定。
杉田がブレイクに成功。(スコア:杉田 6-4 ソック)
第2セットも杉田が獲得、ストレートで試合に勝利(7-5 6-4)。1時間32分で試合終了。
杉田祐一(日本)がシンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」2017年第2回戦進出を決めた。
第2回戦では、ジョアン・ソウザ(ポルトガル)と対戦する。
地元No. 1 のジャック・ソック(アメリカ)は、初戦敗退となった。
「アンタルヤ・オープン」2017年決勝戦詳細:杉田祐一(日本)vs. マナリノ(フランス)
Summary
杉田 | 7-5 6-4 | ソック |
7本 | エース | 5本 |
20 | ウィナー | 20 |
2 | ダブルフォルト | 5 |
18 | Unforced エラー | 43 |
52 % (38/75) |
第1サーブ 率 | 66 % (43/65) |
66 % (25/38) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
63 % (27/43) |
63 % (22/35) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
45 % (10/22) |
180 km/h | 第1サーブ 平均速度 |
192 km/h |
140 km/h | 第2サーブ 平均速度 |
167 km/h |
188 km/h | 最速サーブ | 219 km/h |
50 % (4/8) |
ブレイクポイント 成功率 |
29 % (2/7) |
43 % (28/65) |
リターンポイント 成功率 |
36 % (26/73) |
75 | ポイント獲得合計 | 63 |