2018年3月15日(日本時間3月16日)、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」では準々決勝の試合が開催され、ロジャー・フェデラー(スイス)とチョン・ヒョン(韓国)が対戦した。
現在世界ランキング1位であるロジャー・フェデラー(スイス)は、今試合に勝利することで、世界ランキング1位キープが確定する。
※ 世界ランキングは、直近52週間(1年間)の獲得ポイントによって決定する。
ポイントについては詳細はこちらを参照。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、昨年インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」に優勝。現在、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と並び大会最多優勝記録5回を保持する。
大会2連覇、そして世界1位キープを懸け、今大会に挑む。
チョン・ヒョン(韓国)は、急成長中の21才。
昨年初開催であった21才以下の若手選手を対象としたファイナル、「NextGen ATP ファイナル」で優勝。
そして、2018年1月、グランドスラム「全豪オープン」ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)を敗退に追い込み、世界中から注目を集めた。
さらにその後グランドスラム「全豪オープン」準決勝に進出。準決勝でロジャー・フェデラー(スイス)と対戦するも、足のマメによる途中棄権に終わっている。
今大会では、第3回戦でトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)にも勝利し、好調なプレーを披露。自身初のATPマスターズ1000 準々決勝進出を果たした。
ロジャー・フェデラー(スイス)とチョン・ヒョン(韓国)の過去の対戦は前述の2018年グランドスラム「全豪オープン」のみ。今回が、両者2度目の対戦になる。
会場にはピート・サンプラス(アメリカ)、ロッド・レーバー(オーストラリア)、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏などのレジェンド、著名人が集まり、注目の対決となった。
インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」2018年準々決勝、ロジャー・フェデラー(スイス)とチョン・ヒョン(韓国)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
フェデラーのサーブで試合開始。フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 1-0 チョン)
第2ゲーム
チョンのサービス。チョンが3ゲームポイントを迎えるが、その後にダブルフォルト。
続くポイントをフェデラーが獲得し、ジュースとなる。
チョンのフォアハンド・ショットがラインを外れ、フェデラーがブレイクポイントを獲得。
チョンがネット際に出てボレー、フェデラーがロブで返しウィナーを決める。
フェデラーがブレイクに成功。(スコア:フェデラー 2-0 チョン)
第3ゲーム
フェデラー、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。フェデラーは2連続でエースを決める。(スコア:フェデラー 3-0 チョン)
第4ゲーム
チョン、キープ。(スコア:フェデラー 3-1 チョン)
第5ゲーム
フェデラーのサービス。ジュースとなり、フェデラーのショットがラインを越える。チョンがブレイクポイントを獲得。
続いてラリーとなり、フェデラーのフォアハンド・ショットがネットに阻まれる。
チョンがブレイクバックに成功。(スコア:フェデラー 3-2 チョン)
第6ゲーム
チョンのサービス。ジュースとなり、チョンがボレーを決めアドバンテージを獲得。
チョンがボディへの強力なサーブを決め、フェデラーのリターンはラインを越える。
チョンがゲームキープ。(スコア:フェデラー 3-3 チョン)
第7ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 4-3 チョン)
第8ゲーム
チョン、キープ。(スコア:フェデラー 4-4 チョン)
第9ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 5-4 チョン)
第10ゲーム
チョン、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 5-5 チョン)
第11ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 6-5 チョン)
第12ゲーム
チョンのサービス。フェデラーが2ブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
続いてラリーとなり、チョンのショットがラインを越える。
フェデラーがブレイクに成功。(スコア:フェデラー 7-5 チョン)
第1セットをフェデラーが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
フェデラーのサーブで試合再開。チョンが1ブレイクポイントを獲得。
フェデラーがセンターへのエースを決めセーブ、ジュースに持ち込む。
フェデラーのドロップショット、チョンが追いつきリターン、フェデラーはボレーで返すがラインを外れる。チョンが再度のブレイクポイントを獲得。
チョンがネット際に出るがショットはネットに阻まれる。フェデラーのセーブとなり再びジュース。
フェデラーのショットがラインを越え、チョンが3度目のブレイクポイントを獲得。
フェデラーがフォアハンドでウィナーを決め、3度目のジュース。
フェデラーのショットがラインを越え、チョンがゲーム4度目のブレイクポイントを獲得。
フェデラーが強力なサーブを決め、4度目のジュース。
フェデラーがフォアハンドでウィナーを決め、アドバンテージを獲得。
続いては両者譲らずのラリーとなり、チョンのショットがネットに阻まれる。
フェデラーがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 1-0 チョン)
第2ゲーム
チョンのサービス。チョンにダブルフォルト。フェデラーが2ブレイクポイントを獲得。
チョンがコーナーへのショットを決め、フェデラーのリターンはアウト。チョンが1ポイントをセーブ。
続いて、チョンのショットがラインを越える。
フェデラーがブレイクに成功。(スコア:フェデラー 2-0 チョン)
第3ゲーム
フェデラー、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 3-0 チョン)
第4ゲーム
チョン、キープ。(スコア:フェデラー 3-1 チョン)
第5ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 4-1 チョン)
第6ゲーム
チョンのサービス。フェデラーが1ブレイクポイントを獲得。
フェデラーのショットがネットに阻まれ、ジュースとなる。
ネットプレーとなり、チョンのボレーがネットに阻まれる。フェデラーが再度のブレイクポイントを獲得。
チョンがフォアハンドでウィナーを決めセーブ。再びジュース。
フェデラーがフォアファンドでクロスコート・ウィナーを決め、ゲーム3度目のブレイクポイントを獲得。
続いて、チョンのサーブがダブルフォルトとなる。
フェデラーがダブル・ブレイクに成功。(スコア:フェデラー 5-1 チョン)
第7ゲーム
フェデラーのサービス for the マッチ。フェデラーが1マッチポイントを迎える。
続いてフェデラーのショットがラインを越え、ジュースとなる。
フェデラーがネット際に出てボレーを試みるも、ボールはラインを越える。チョンがブレイクポイントを獲得。
チョンのショットがラインを越えフェデラーがセーブ、再びジュース。
フェデラーがワイドへのエースを決め、アドバンテージ(マッチポイント)を獲得。
フェデラー、センターへのエースを決める。チョンはチャレンジするがリプレイで確認され判定はIN、チャレンジ失敗。
フェデラーがゲームキープ。(スコア:フェデラー 6-1 チョン)
第2セットもフェデラーが獲得、ストレートで試合に勝利(7-5 6-1)。1時間21分で試合終了。
ロジャー・フェデラー(スイス)がインディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」2018年準決勝進出を決めた。
そして、次回ランキングにおいて、世界1位の維持を確定させた。
準決勝では、またもや絶好調若手、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。
インディアンウェルズ2018年他の試合結果(ドロー)はこちら
Roger #Federer has mastered Hyeon #Chung 7-5 6-1 to set a meeting with Borna #Coric in Indian Wells semi-finals #BNPPO18 pic.twitter.com/dbHmO4w0tc
— We Are Tennis (@WeAreTennis) 2018年3月16日
Summary
フェデラー | 7-5 6-1 | チョン |
12本 | エース | 0本 |
32 | ウィナー | 8 |
1 | ダブルフォルト | 3 |
24 | Unforced エラー | 22 |
67 % (49/69) |
第1サーブ 率 | 52 % (30/58) |
70 % (32/46) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
53 % (16/30) |
57 % (13/23) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
54 % (15/28) |
196 km/h | 第1サーブ 平均速度 |
182 km/h |
156 km/h | 第2サーブ 平均速度 |
94 km/h |
57 % (4/7) |
ブレイクポイント 成功率 |
17 % (1/6) |
47 % (27/58) |
リターンポイント 成功率 |
35 % (24/69) |
72 | ポイント獲得合計 | 55 |