フェデラーvsチョン試合結果詳細:「全豪オープン」2018年準決勝

2018年グランドスラム「全豪オープン」準決勝!トーナメント表(ドロー)ボトムハーフは、ロジャー・フェデラー(スイス)対チョン・ヒョン(韓国)の対戦となった。

現在36才のロジャー・フェデラー(スイス)と現在21才のチョン・ヒョン(韓国)。
グランドスラムの大舞台で、初めての対戦となる。

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フェデラーvsチョン試合プレビュー

ロジャー・フェデラー(スイス)は、怪我から復帰の大会であった昨年「全豪オープンで見事優勝
その後、2017年「ウィンブルドンでも優勝を果たし、既にグランドスラムで実に19回のタイトルを獲得している(史上最多優勝)。
今大会においても、ロジャー・フェデラー(スイス)自身が「2連覇を目指す」と語っており、記録の更新が十分に期待されている。そして今大会、1セットも失わずに全てストレートで勝利し、準決勝にまで進出した。
また、「全豪オープン」では昨年を含め5回の優勝。ライバルであるノバク・ジョコビッチ(セルビア)の優勝は6回。
ロジャー・フェデラー(スイス)は今回、6回目の優勝、最多記録タイに向け、準決勝に挑む。

なお、今大会グランドスラム「全豪オープン」では、世界ランキング1位ラファエル・ナダル(スペイン)が準々決勝に進出するも、試合中に右腰(足)を怪我、準々決勝第5セットで無念のリタイア
世界3位グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、準々決勝でカイル・エドマンド(イギリス)に敗れ敗退している。

世界2位ロジャー・フェデラー(スイス)に優勝の期待がかかる。

チョン・ヒョン(韓国)は、21才以下選手の最高峰ともいえる「NextGen ATP ファイナル」の2017年優勝者。
そして、今大会グランドスラム「全豪オープン」という大舞台、驚くべき大活躍で魅了している。
グランドスラム準決勝進出は、韓国人選手では初めて。さらに、グランドスラム準決勝に進出した、2010年以来の最も若い選手(2010年のマリン・チリッチ(クロアチア、当時21才)以来)となる。

今大会第3回戦では同世代のライバル、世界ランキング4位のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)に勝利。フルセットの試合となるが、最終第5セットでは3回のブレイクに成功し、6-0 でセットを獲得。完璧なプレーを披露し、ベスト16 に進出した。

そして、今大会で最も注目されたのが、第4回戦(ベスト16)でのノバク・ジョコビッチ(セルビア)との対戦。
21才世界ランキング58位の若手であるチョン・ヒョン(韓国)が、大会最多優勝記録を保持する元王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで勝利した。

チョン・ヒョン(韓国)は、憧れの選手はノバク・ジョコビッチ(セルビア)と明言しており、試合後のインタビューでは、「ノバク(ジョコビッチ)になりたくて、コビーを目指してきた。ノバクは僕のアイドル。」と語った。

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は対戦後、「チョン・ヒョン(韓国)は素晴らしい。間違いなくトップ10 選手。」と絶賛。
ロジャー・フェデラー(スイス)は対戦を控え、準々決勝後のインタビューで「チョン・ヒョン(韓国)の成長は信じられないほどに印象的。彼はノバク(ジョコビッチ)のようなプレーをする。どうやって攻略するか考えなければならない。」と語った。

注目の初対戦となったロジャー・フェデラー(スイス)vs. チョン・ヒョン(韓国)。グランドスラム「全豪オープン」2018年準決勝、両者最高のプレーが期待される。
試合結果詳細は、以下の通り。

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フェデラーvsチョン試合結果詳細

Set 1

第1ゲーム

チョンのサーブで試合開始。フェデラーが2ブレイクポイントを獲得。
フェデラーのショットがネットに阻まれ、チョンが1ポイントをセーブ。
続いてラリーとなり、フェデラーのフォアハンド・ショットがネットに阻まれる。チョンが2ポイント目もセーブし、ジュースとなる。
チョンのサーブに対し、フェデラーがクロスコート・ショットのリターン、チョンのショットはコートに返らず。フェデラーが再度のブレイクポイントを獲得する。
チョンのショットがネットに阻まれ、フェデラーが試合開始早々のブレイクに成功。
(スコア:フェデラー 1-0 チョン)

第2ゲーム

フェデラーのサービス。ジュースとなり、フェデラーのフォアハンド・ショットがラインを越える。チョンがブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、チョンのショットがラインを越える。再びジュース。
ネット際に出たチョンに対し、フェデラーのクロスコート・ショットがネットに当たり、ウィナーとなる。フェデラーがアドバンテージを獲得。
ベースライン前に出たフェデラー、フォアハンドでウィナーを決める。
フェデラーがブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 2-0 チョン)

第3ゲーム

チョン、キープ。(スコア:フェデラー 2-1 チョン)

第4ゲーム

フェデラー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 3-1 チョン)

第5ゲーム

チョンのサービス。フェデラーが2ブレイクポイントを獲得。
続いて、チョンのフォアハンド・ショットがラインを越える。
フェデラーがダブル・ブレイクに成功。(スコア:フェデラー 4-1 チョン)

第6ゲーム

フェデラー、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 5-1 チョン)

第7ゲーム

チョンのサービス。チョンにダブルフォルト。フェデラーが1ブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
フェデラーのバックハンド・ショットがラインを越え、ジュースとなる。
チョンのフォアハンド・ショットに対しフェデラーが空振り。チョンがアドバンテージを獲得する。
ネット際に出たチョンに対し、フェデラーがフォアハンドでウィナーを決める。再びジュース。
チョンのドロップショットがラインを外れ、フェデラーが再度のブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
チョンが強力なサーブを決めセーブ、3度目のジュースに突入。
フェデラーがフォアハンドでウィナーを決め、3度目のブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
チョンがワイドへの角度あるサーブを決め、4度目のジュースに持ち込む。
フェデラーが再度のフォアハンド・ウィナーを決め、4度目のブレイクポイント(セットポイント)を獲得する。
チョンがエースを決め、5度目のジュース。
チョンのダブルフォルトで、フェデラーが5度目のブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
チョンのダウン・ザ・ライン、フェデラーがクロスコート・ショットで返し、ウィナーを決める。
フェデラーが3回目のブレイクに成功。(スコア:フェデラー 6-1 チョン)

第1セットをフェデラーが獲得、試合は第2セットへ。

Set 2

第1ゲーム

フェデラーのサーブで試合再開。フェデラー、ラブゲームでキープ。

第2ゲーム

チョン、キープ。(スコア:フェデラー 1-1 チョン)

第3ゲーム

フェデラー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 2-1 チョン)

第4ゲーム

チョンのサービス。フェデラーが3ブレイクポイントを獲得。
チョンのショットがフォルトの判定も、主審がIN に訂正、フェデラーのリターンはラインを越えていたため、チョンがポイントを獲得。フェデラーは主審に抗議するが、覆らず、チョンが1ポイントをセーブ。
続いて、フェデラーがバックハンドでダウン・ザ・ラインを決める。
フェデラーがブレイクに成功。(スコア:フェデラー 3-1 チョン)

第5ゲーム

フェデラー、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。フェデラーはゲームポイントでエースを決める。(スコア:フェデラー 4-1 チョン)

チョンがメディカル・タイムアウトを取得し左足のマメの治療を受ける。

第6ゲーム

チョン、キープ。(スコア:フェデラー 4-2 チョン)

第7ゲーム

フェデラー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 5-2 チョン)

第8ゲーム

チョンのサービス。ポイント30-30 となった時点で、チョンが棄権を決める。

チョンの棄権により、フェデラーが試合に勝利(6-1 5-2, Retired)。1時間2分で試合終了。

ロジャー・フェデラー(スイス)がグランドスラム「全豪オープン」2018年決勝進出を決めた。

決勝戦では、マリン・チリッチ(クロアチア)と対戦する。

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Summary

フェデラー 6-1 5-2, Retired チョン
9本 エース 1本
24 ウィナー 6
1 ダブルフォルト 3
44 % 第1サーブ 率 59 %
93 %
(15/16)
第1サーブ ポイント
獲得率
56 %
(17/30)
71 %
(15/21)
第2サーブ ポイント
獲得率
39 %
(9/23)
190 km/h 第1サーブ
平均速度
180 km/h
161 km/h 第2サーブ
平均速度
150 km/h
204 km/h 最速サーブ 201 km/h
36 %
(4/11)
ブレイクポイント
成功率
0 %
(0/1)
45 %
(24/53)
リターンポイント
成功率
16 %
(6/37)
57 ポイント獲得合計 33

トーナメント表(ドロー)

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