モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」2018年、錦織圭(日本)とアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が準決勝で対戦した。
錦織圭(日本)は2018年、手首の怪我から復帰。
ハードコート・シーズンでは「ニューヨーク・オープン(ATP250)」、アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」、「マイアミ・オープン(ATP1000)」に出場するが、満足なプレーができていたとは言い難い。
しかし、今大会モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」2018年では、第1回戦でバックハンドを中心に好調なプレーを披露、トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)に勝利した。
錦織圭(日本)は今大会、2012年以来の出場であるが、6年前の2012年、錦織圭(日本)はベスト16でトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)に敗退していた。試合後、錦織圭(日本)は「リベンジを果たせて良かった」とコメントした。
そして、準々決勝ではマリン・チリッチ(クロアチア)にもフルセットの末に勝利。マリン・チリッチ(クロアチア)の威力あるショットに果敢に挑み、世界3位のスーパーサーバーから勝利を奪い取った。
錦織圭(日本)とアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)の過去の対戦は、2017年ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」準決勝の1回のみ。
この試合では、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が錦織圭(日本)にストレートで勝利した。
今回が両者2度目の対戦となる。
なお、先に行われた試合にて、ラファエル・ナダル(スペイン)が既に決勝進出を決めている。
試合勝者は、決勝戦でクレーキングラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。
モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」2018年準決勝、錦織圭(日本)vs. アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
錦織のサーブで試合開始。ズベレフ、キープ。
第2ゲーム
ズベレフ、キープ。
第3ゲーム
錦織、キープ。
第4ゲーム
ズベレフ、キープ。(スコア:錦織 2-2 A. ズベレフ)
第5ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 3-2 A. ズベレフ)
第6ゲーム
ズベレフ、キープ。(スコア:錦織 3-3 A. ズベレフ)
第7ゲーム
錦織のサービス。ズベレフがドロップショットを決めジュースに突入するが、錦織が強力なサーブでセーブ。アドバンテージを獲得する。
錦織のダブルフォルトで、再びジュース。
錦織のショットがラインを越え、ズベレフがブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、錦織のバックハンド・ショットがネットに当たり、ラインの外へ。
ズベレフがブレイクに成功。(スコア:錦織 3-4 A. ズベレフ)
第8ゲーム
ズベレフ、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 3-5 A. ズベレフ)
第9ゲーム
錦織のサービス。ズベレフが1ブレイクポイント(セットポイント)を獲得。
ラリーとなり、錦織のフォアハンド・ショットがラインを越える。
ズベレフがダブル・ブレイクに成功。(スコア:錦織 3-6 A. ズベレフ)
第1セットをズベレフが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
ズベレフのサーブ、エースで試合再開。錦織が2ブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、錦織がフォアハンドでスマッシュを試みるが失敗、ネットに阻まれる。ズベレフが1ポイントをセーブ。
続いて、ズベレフのフォアハンド・ショットがネットに阻まれる。
錦織が試合再開早々のブレイクに成功。(スコア:錦織 1-0 ズベレフ)
第2ゲーム
錦織、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。(スコア:錦織 2-0 ズベレフ)
第3ゲーム
ズベレフのサービス。ズベレフに2回のダブルフォルト。ジュースとなり、ラリーでの錦織のショットがラインを越える。ズベレフがアドバンテージを獲得。
ズベレフがバックハンドでドロップショットを試みるが、ボールはラインを外れる。再びジュース。
錦織のショットがラインを越え、ズベレフがアドバンテージを獲得。
ズベレフが強力なサーブを決め、錦織のリターンはネットに阻まれる。
ズベレフがサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 2-1 A. ズベレフ)
第4ゲーム
錦織のサービス。錦織にダブルフォルト。ズベレフが3ブレイクポイントを獲得する。
続いて、錦織のサーブはダブルフォルトとなる。
ズベレフがブレイクバックに成功。(スコア:錦織 2-2 A. ズベレフ)
第5ゲーム
ズベレフ、キープ。(スコア:錦織 2-3 A. ズベレフ)
第6ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 3-3 A. ズベレフ)
第7ゲーム
ズベレフのサービス。錦織が3ブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、ズベレフのショットがラインを越える。
錦織がブレイクに成功。(スコア:錦織 4-3 A. ズベレフ)
第8ゲーム
錦織、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 5-3 A. ズベレフ)
第9ゲーム
ズベレフのサービス。錦織が2ブレイクポイントを獲得。
続いて、ズベレフのフォアハンド・ショットがラインを外れる。
錦織がダブル・ブレイクに成功。(スコア:錦織 6-3 A. ズベレフ)
第2セットは錦織が獲得、試合は最終第3セットへ。
Set 3
第1ゲーム
錦織のサーブで試合再開。ズベレフが1ブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、ズベレフのバックハンド・ショットがネットに阻まれる。錦織がセーブし、ジュースに持ち込む。
続いて、錦織のフォアハンド・ショットがネットに阻まれる。ズベレフが再度のブレイクポイントを獲得。
錦織がフォアハンドでクロスコート・ウィナーを決め、再びジュース。
錦織がワイドへのエースを決め、アドバンテージを獲得。
錦織、続いてもワイドへの強力なサーブを決める。
錦織がサービスゲームをキープ。
第2ゲーム
ズベレフのサービス。錦織が2ブレイクポイントを獲得。
ズベレフがワイドへの強力なサーブを決め、1ポイントをセーブ。
ズベレフ、続いても強力なサーブを決め、2ポイント目もセーブ、ジュースに持ち込む。
ズベレフのサーブに対する錦織のリターンがラインを越え、ズベレフがアドバンテージを獲得。
続いて、ズベレフがクロスコートのウィナーを決める。
ズベレフがサービスゲームをキープ。
第3ゲーム
錦織、キープ。
第4ゲーム
ズベレフ、キープ。(スコア:錦織 2-2 A. ズベレフ)
第5ゲーム
錦織、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 3-2 A. ズベレフ)
第6ゲーム
ズベレフ、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 3-3 A. ズベレフ)
第7ゲーム
錦織のサービス。ジュースに突入し、錦織がバックハンドでダウン・ザ・ライン、ズベレフのリターンがラインを越える。錦織がアドバンテージを獲得。
続いては、錦織のバックハンドでのクロスコート・ショットがラインをわずかに外れ、再びジュース。
錦織のショットがネットに当たり、ズベレフがリターンでウィナーを決める。ズベレフがブレイクポイントを獲得。
錦織がドロップショットを決めセーブ。3度目のジュース。
ズベレフのクロスコート・ショットがラインを越え、錦織がアドバンテージを獲得。
錦織がネット際で股抜きのショット、しかしボールはラインを越える。4度目のジュース。
続いてのラリーでは、ズベレフのショットがラインを越える。錦織がアドバンテージを獲得する。
錦織、続いてワイドへの強力なサーブを決める。
錦織がサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 4-3 A. ズベレフ)
第8ゲーム
ズベレフのサービス。ズベレフにダブルフォルト。ジュースとなり、錦織のショットがラインを越える。ズベレフがアドバンテージを獲得。
続いても錦織のショットがラインを越える。
ズベレフがサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 4-4 A. ズベレフ)
第9ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 5-4 A. ズベレフ)
第10ゲーム
ズベレフのサービス。ジュースとなり、ネットプレーを錦織が制しブレイクポイント(マッチポイント)を獲得。
続いて、ズベレフのショットがラインを越える。
錦織がブレイクに成功。(スコア:錦織 6-4 A. ズベレフ)
第3セットを錦織が獲得、試合に勝利(3-6 6-3 6-4)。2時間13分で試合終了。
錦織圭(日本)がモンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」2018年決勝進出を決めた。
決勝戦では、ラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。
Summary
錦織 | 3-6 6-3 6-4 | A. ズベレフ |
1本 | エース | 6本 |
27 | ウィナー | 26 |
4 | ダブルフォルト | 7 |
38 | Unforced エラー | 37 |
60 % (53/89) |
第1サーブ 率 | 49 % (43/87) |
60 % (32/53) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
79 % (34/44) |
67 % (24/36) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
36 % (16/44) |
178 km/h | 第1サーブ 平均速度 |
197 km/h |
148 km/h | 第2サーブ 平均速度 |
160 km/h |
85 % | サーブ 返球率 |
86 % |
57 % (4/7) |
ブレイクポイント 成功率 |
50 % (3/6) |
43 % (37/87) |
リターンポイント 成功率 |
37 % (33/89) |
93 | ポイント獲得合計 | 83 |