グランドスラム「ウィンブルドン」:BIG 4(マレー・ナダル・ジョコビッチ・フェデラー)+錦織圭の成績

ロジャー・フェデラーの成績

ロジャー・フェデラー(スイス)は2017年グランドスラム「ウィンブルドン」優勝前代未聞の大会8回目の優勝を果たし、またもや歴史を塗り替える偉業の成し遂げた。

ロジャー・フェデラー(スイス)のグランドスラム初制覇は、2003年の「ウィンブルドン」

1998年のプロ転向以来、天才児と呼ばれ、期待を一心に背負っていたロジャー・フェデラー(スイス)。
ウィンブルドン」では、初出場の1999年から2年連続で初戦敗退。2003年は、念願のグランドスラム初タイトルであった。

その後のロジャー・フェデラー(スイス)の偉業は数知れない。
ロジャー・フェデラー(スイス)のグランドスラムでの最多優勝は、「ウィンブルドン」であり、2016年まで7回の優勝を獲得。
最多優勝記録とともに最多連続優勝記録を保持する。

2008年決勝戦、ロジャー・フェデラー(スイス)の連続優勝5連続でストップさせたのは、ライバル ラファエル・ナダル(スペイン)。
ラファエル・ナダル(スペイン)とは、2006年~2008年、3年連続で「ウィンブルドン」決勝戦を戦った。

その後、2009年はアンディ・ロディック(アメリカ)を、2012年にはアンディ・マレー(イギリス)を決勝戦で下し、優勝を獲得している。

怪我に悩まされた2013年は、第2回戦で敗退。
2014年、2015年は決勝に進出するも、いずれもノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れタイトルを譲る。
2016年は準決勝でミロシュ・ラオニッチ(カナダ)にフルセットの末、敗退。試合中に転倒し、その後、多くの大会への欠場を余儀なくされた。

復帰の大会となった2017年グランドスラム「全豪オープン」になんと優勝
2017年は「全仏オープン」を含め、クレーコートの大会には欠場したが、6月のシュツットガルトメルセデス・カップ(ATP250)」でコートへ復帰。
ウィンブルドン」直前のハレゲリー・ウェバー・オープン(ATP500)」では優勝も果たした。

そして、2017年グランドスラム「ウィンブルドン」でも終始完璧なプレーを披露し、1セットも失うことなく、見事優勝!

8月には36才となるロジャー・フェデラー(スイス)。今後ますますの活躍を予感させる、”圧勝”であった。

今後もロジャー・フェデラー(スイス)の動向が注目される。

成績最終戦 対戦相手最終戦 スコア
2017優勝🏆マリン・チリッチ6-3 6-1 6-4
2016ベスト4ミロシュ・ラオニッチ3-6 7-63 6-4 5-7 3-6
2015準優勝ノバク・ジョコビッチ61-7 7-610 4-6 3-6
2014準優勝ノバク・ジョコビッチ7-67 4-6 64-7 7-5 4-6
2013R64セルギ・スタコフスキ7-65 65-7 5-7 65-7
2012優勝🏆アンディ・マレー4-6 7-5 6-3 6-4
2011ベスト8ジョーウィルフリード・ツォンガ6-3 7-63 4-6 4-6 4-6
2010ベスト8トマーシュ・ベルディヒ4-6 6-3 1-6 4-6
2009優勝🏆(アンディ・ロディック)5-7 7-66 7-65 3-6 16-14
2008準優勝ラファエル・ナダル4-6 4-6 7-65 7-68 7-9
2007優勝🏆ラファエル・ナダル7-67 4-6 7-63 2-6 6-2
2006優勝🏆ラファエル・ナダル6-0 7-65 62-7 6-3
2005優勝🏆(アンディ・ロディック)6-2 7-62 6-4
2004優勝🏆(アンディ・ロディック)4-6 7-5 7-63 6-4
2003優勝🏆(マーク・フィリポーシス)7-65 6-2 63
2002R128マリオ・アンチッチ3-6 62-7 3-6
2001ベスト8ティム・ヘンマン5-7 66-7 6-2 66-7
2000R128エフゲニー・カフェルニコフ5-7 5-7 66-7
1999R128イジー・ノバク3-6 6-3 6-4 3-6 4-6

錦織圭の成績

錦織圭(日本)は、2017年までグランドスラム「ウィンブルドン」に計9回出場。

最高の成績は第4回戦(ベスト16)。他のグランドスラムでの錦織圭(日本)の成績と比較すると、芳しくないと言えるだろう。

錦織圭(日本)は、グラス(芝)コートシーズンでの怪我が多く、2017年「ウィンブルドン」開催前の成績では、芝での勝率が他のサーフェスと比較し最も低い(全体68 %、芝59 %)。

過去「ウィンブルドン」においても、怪我に悩まされてきた。

錦織圭(日本)は2008年、「ウィンブルドン」に初めて出場するが、腹筋の痛みにより、第1回戦で途中リタイアとなった。
翌2009年は右ひじの疲労骨折で欠場を余儀なくされた。

直近でも、2015年は左ふくらはぎの筋膜炎で第2回戦を棄権、2016年も第4回戦(ベスト16)に進出するが、脇腹の痛みにより試合途中での棄権に終わっている。

2017年は、「ウィンブルドン」直前の大会であるハレゲリー・ウェバー・オープン(ATP500)」に出場するも、第2回戦で臀部の痛みを訴え、途中リタイア。
ハレゲリー・ウェバー・オープン(ATP500)」は3年連続での怪我による途中棄権に終わった。

そして迎えた2017年グランドスラム「ウィンブルドン」では、第3回戦でロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に敗れ敗退。記録更新は次回以降に持ち越された。

錦織圭(日本)らしいプレーができれば、活躍は十分に予想される。今後の活躍に期待したい。

成績最終戦 対戦相手最終戦 スコア
2017R32ロベルト・バウティスタ アグート4-6 63-7 6-3 3-6
2016R16マリン・チリッチ1-6 1-5, Retired
2015R64サンティアルゴ・ヒラルドW/O
2014R16ミロシュ・ラオニッチ6-4 1-6 64-7 3-6
2013R16アンドレアス・セッピ6-3 2-6 7-64 1-6 4-6
2012R32フアン マルティン・デル ポトロ3-6 63-7 1-6
2011R128レイトン・ヒューイット1-6 64-7 7-67 3-6
2010R128ラファエル・ナダル2-6 4-6 4-6
2009欠場--
2008R128マルク・ジケル6-4 5-7, Retired

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