2017年6月4日、グランドスラム「全仏オープン」では第4回戦ベスト16 の試合が開催され、クレーキング ラファエル・ナダル(スペイン)は同胞スペインのライバル、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦した。
ラファエル・ナダル(スペイン)は今回「全仏オープン」前代未聞の10連覇を目指す。
今シーズン、クレーコートでの成績は17勝1敗。
ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」準々決勝でドミニク・ティーム(オーストリア)に敗れたのみ。
「モンテカルロRolexマスターズ(ATP1000)」優勝、「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」優勝、「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」優勝を果たし、各大会の最多優勝記録を更新した。
絶好調のラファエル・ナダル(スペイン)。今大会でも、3試合全てストレート勝ちでベスト16 進出を決めた。
第3回戦のニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)戦では、ラファエル・ナダル(スペイン)の6-0 6-1 6-0 と相手に1ゲームしか与えず、わずか1時間30分で勝利した。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は、2017年最初の大会チェンナイ「エアセル チェンナイ・オープン(ATP250)」で優勝。順調なスタートを切った。
今大会では、第1回戦でジョン・ミルマン(オーストラリア)、第2回戦でミハイル・ククシュキン(カザフスタン)、第3回戦でイジー・ベセリー(チェコ)に勝利しベスト16 へ進出。
第3回戦イジー・ベセリー(チェコ)戦では、ストレートで試合に勝利している。
ラファエル・ナダル(スペイン)とロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)の過去公式試合での対戦は1回のみ。
2014年マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」準決勝で対戦しており、この時はラファエル・ナダル(スペイン)がストレートで試合に勝利した。
ラファエル・ナダル(スペイン)はその後、大会優勝を果たしている。
今回が2度目の対戦となる。
スペイン1位と2位の対戦となったグランドスラム「全仏オープン」第4回戦ベスト16、ラファエル・ナダル(スペイン)vs. ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
ナダルのサーブで試合開始。ナダル、ゲームポイントでエースを決め、ゲームキープ。(スコア:ナダル 1-0 Bアグート)
第2ゲーム
Bアグートのサービス。ナダルが3ブレイクポイントを獲得。続くラリー、ナダルのドロップショットはエラーとなり、Bアグートが1ポイントをセーブ。
続いてのラリーではナダルがドロップショットを決め、試合開始早々のブレイクに成功。(スコア:ナダル 2-0 Bアグート)
第3ゲーム
ナダルのサービス。ナダルに2回のダブルフォルトがあり、Bアグートが2ブレイクポイントを獲得。続いて、ナダルのショットがラインを越え、Bアグートがブレイクバックに成功。(スコア:ナダル 2-1 Bアグート)
第4ゲーム
Bアグートのサービス。ナダルがブレイクポイントを獲得。ナダルのバックハンドはエラー、ジュースとなる。
ナダルが再度ブレイクポイントを獲得。続くラリー、Bアグートのショットはラインを越え、ナダルがブレイクに成功。(スコア:ナダル 3-1 Bアグート)
第5ゲーム
ナダルのサービス。ナダル、サーブ時間オーバーの警告を受ける。
Bアグートがブレイクポイントを獲得。ナダルがバックハンドのクロスコート・ウィナーを決め、ジュースとなる。
Bアグートが再度ブレイクポイントを獲得。ナダルがセーブし再びジュース。
ナダルがブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:ナダル 4-1 Bアグート)
第6ゲーム
Bアグートのサービス。ナダルがブレイクポイントを獲得。
続いてのナダルのショットはラインを外れ、ジュースとなる。
Bアグートのショットがネットに阻まれ、ナダルが再度ブレイクポイントを獲得。
ナダルがクロスコート・ウィナーを決め、ダブル・ブレイクに成功。(スコア:ナダル 5-1 Bアグート)
第7ゲーム
ナダルのサービス for the セット。ナダル、キープ。(スコア:ナダル 6-1 Bアグート)
第1セットをナダルが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
Bアグートのサーブで試合再開。Bアグート、ラブゲームでキープ。
第2ゲーム
ナダル、キープ。(スコア:ナダル 1-1 Bアグート)
第3ゲーム
Bアグートのサービス。ナダルが2ブレイクポイントを獲得。
ナダルのクロスコート・ショットはラインを外れ、続いてもBアグートがセーブしジュースとなる。
Bアグートがアドバンテージを獲得するが、続いてのBアグートのショットがエラーとなり、再びジュース。
Bアグートのボレーは失敗、ナダルが再度ブレイクポイントを獲得。
ナダルにミスショットがあり、3度目のジュース。今度もナダルがブレイクポイントを獲得。
ネットプレーをナダルが制し、ブレイクに成功。(スコア:ナダル 2-1 Bアグート)
第4ゲーム
ナダル、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。(スコア:ナダル 3-1 Bアグート)
第5ゲーム
Bアグート、ラブゲームでキープ。(スコア:ナダル 3-2 Bアグート)
第6ゲーム
ナダル、ラブゲームでキープ。(スコア:ナダル 4-2 Bアグート)
第7ゲーム
Bアグートのサービス。ナダルがブレイクポイントを獲得も、続くナダルのショットはラインを越え、ジュースとなる。
ナダルが再びブレイクポイントを獲得。Bアグートのダブルフォルトで、ナダルが再度のブレイクに成功。(スコア:ナダル 5-2 Bアグート)
第8ゲーム
ナダルのサービス for the セット。ナダル、ラブゲームでキープ。(スコア:ナダル 6-2 Bアグート)
第2セットもナダルが獲得、試合は第3セットへ。
Set 3
第1ゲーム
Bアグートのサーブで試合再開。ナダルが2ブレイクポイントを獲得。
Bアグートがクロスコート・ウィナーを決め、続いてナダルのショットがラインを越え、ジュースとなる。
ナダルが再度ブレイクポイントを獲得。Bアグートがセーブし再びジュース。
Bアグートがゲームキープ。
第2ゲーム
ナダル、キープ。
第3ゲーム
Bアグート、キープ。
第4ゲーム
ナダルのサービス。ナダル、サーブ時間オーバーの2度目の警告を受ける。
Bアグートがブレイクポイントを獲得。ナダルがクロスコート・ウィナーを決め、ジュースとなる。
ナダルがサービスゲームをキープ。(スコア:ナダル 2-2 Bアグート)
第5ゲーム
Bアグートのサービス。ナダルが3ブレイクポイントを獲得。
Bアグートの強力なショットに対するナダルのリターンはネットに阻まれ、Bアグートが1ポイントをセーブ。
続いてのラリー、Bアグートのショットがネットに阻まれ、ナダルがブレイクに成功。(スコア:ナダル 3-2 Bアグート)
第6ゲーム
ナダル、ゲームポイントでエースを決め、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:ナダル 4-2 Bアグート)
第7ゲーム
Bアグートのサービス。ナダルがブレイクポイントを獲得。
ナダルがフォアファンドのダウン・ザ・ラインを決め、再度のブレイクに成功。(スコア:ナダル 5-2 Bアグート)
第8ゲーム
ナダルのサービス for the マッチ。ナダル、キープ。(スコア:ナダル 6-2 Bアグート)
第3セットもナダルが獲得、ストレートで試合に勝利(6-1 6-2 6-2)。1時間50分で試合終了。
ラファエル・ナダル(スペイン)はグランドスラム「全仏オープン」11回目の準々決勝進出を決めた。準々決勝では、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)またはパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦する。
ラオニッチvs. ナダル試合結果詳細:ブリスベン国際2017年準々決勝
Summary
ナダル | 6-1 6-2 6-2 | Bアグート |
4本 | エース | 0本 |
31 | ウィナー | 12 |
2 | ダブルフォルト | 1 |
23 | Unforced エラー | 25 |
62 % (42/68) |
第1サーブ 率 | 76 % (58/76) |
69 % (29/42) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
52 % (30/58) |
73 % (19/26) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
33 % (6/18) |
39 % (7/18) |
ブレイクポイント 成功率 |
25 % (1//4) |
88 | ポイント獲得合計 | 56 |