2019年最終発表ATP世界ランキングTOP50・2019年ランキング履歴:テニス男子シングルス

スポンサーリンク

ATP世界ランキング 2019年履歴(続き)

2019年末ランキング トップへ戻る

2019年5月27日

2019年5月19日~25日は、ATP250 の2大会が開催された。

ジュネーブ・オープン(ATP250)」優勝を果たしたのは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)!

アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、当初大会出場予定ではなかったが、開始直前にトップシード選手の欠場が決まり、上位選手に適用される特別枠での出場権を獲得。
見事、大会優勝を手にした。

アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、2019年シーズン、結果に悩まされていたが、ジュネーブ・オープン(ATP250)」でシーズン初のタイトルを獲得。
準々決勝、準決勝そして決勝戦と、フルセットの接戦を制した。

アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)の世界ランキングは、世界5位をキープ。
続けて開催されるグランドスラム「全仏オープン」においても、一層の活躍が期待される。

ジュネーブ・オープン(ATP250)」準優勝は、ニコラス・ジャリー(チリ)。

ニコラス・ジャリー(チリ)は、1セットも失うことなく全てストレートで勝利し決勝戦にまで進出。
決勝戦は、雨のため複数回にわたり試合中断。
フルセット、最終第3セットはタイブレイクの接戦となり、ニコラス・ジャリー(チリ)が2回のマッチポイントを獲得するが、優勝はアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)の手に渡った。

ニコラス・ジャリー(チリ)のランキングは、準優勝獲得により、世界75位から世界58位へ大きく上昇した。

その他、大会準決勝に進出したラドゥ・アルボット(モルドバ)が世界45位から世界40位へとランクアップ。自己ベストの更新を達成した。

スタン・ワウリンカ(スイス)は、第2シードとして出場するが、初戦であった第2回戦(ベスト16)で敗退。世界27位から世界28位となった。

グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、大会に予選から出場。予選を突破し本選に出場するが、本選第1回戦で敗戦を喫した。
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)のランキングは、世界47位から世界46位となった。

リヨン・オープン(ATP250)」優勝を果たしたのは、ブノワ・ペール(フランス)!

決勝戦では、急成長中の若手フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。
18才の初タイトルに向けた挑戦を、ブノワ・ペール(フランス)がストレート勝ちで一蹴した。

ブノワ・ペール(フランス)は、2019年シーズン、マラケシュハッサン2世グランプリ(ATP250)」に続き2回目のタイトルを獲得。2019年クレーコートでは、複数のタイトルを獲得した初めての選手となった。

ブノワ・ペール(フランス)の世界ランキングは、世界51位から世界38位へと大きく上昇した。

リヨン・オープン(ATP250)」準優勝は、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)。

フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、18才にしてATPワールドツアー2回目の決勝に進出。
優勝こそ逃したものの、18才の若さでの決勝複数回進出は、アンディ・マレー(イギリス)以来の快挙となった。

フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)のランキングは、世界28位から世界22位へと上昇。再度の自己ベスト更新を達成した。

なお、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、股の付け根を故障、直後のグランドスラム「全仏オープン」には無念の欠場となった。
股の付け根は大会中も痛めており、準決勝ではメディカルタイムアウトも取得していた。早期の回復を祈りたい。

ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)は、キャリアで初めてツアーレベルの大会に第1シードとして出場。
大会準決勝にまで進出し、ランキングを世界18位から世界16位に上げた。
これにより、ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)も、ランキング自己ベストを更新した。

同じく大会準決勝に進出したテイラー・フリッツ(アメリカ)は、世界46位から世界42位にランクを上げた。

2019年5月27日付世界ランキングも、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ロジャー・フェデラー(スイス)は変更なし。

錦織圭(日本)も、世界7位をキープした。

2019年5月20日

2019年5月12日~19日は、前週に続き、ATPワールドツアー・マスターズ1000 の大会、ローマBNLイタリア国際(ATP1000)」が開催された。

ローマBNLイタリア国際(ATP1000)」決勝戦では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とラファエル・ナダル(スペイン)の54度目の対戦が実現。
そして、見事優勝を勝ち取ったのは、ラファエル・ナダル(スペイン)!

ラファエル・ナダル(スペイン)は、大会9回目の優勝、ATPワールドツアー・マスターズ34回目、ツアー81回目、そして2019年シーズンでは初めての優勝を飾った。
ATPワールドツアー・マスターズの優勝34回は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を抜き、単独での史上最多を記録した。

ラファエル・ナダル(スペイン)は、2019年シーズン序盤は怪我に悩まされ、得意のクレーコート・シーズンに入っても無冠であったが、徐々にそのパフォーマンスを向上。
今大会においては、準決勝まで全てストレートで勝利し、クレーキングの強さをみせつけた。

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、第2回戦、第3回戦と順調なスタートを切るが、準々決勝でフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)とフルセットの大接戦。深夜まで続く激戦の末に、最終セット、タイブレイクで勝利を獲得。
続く準決勝でも、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)とのフルセットの接戦を制し、決勝に進出した。

そして、決勝戦においては、ラファエル・ナダル(スペイン)が第1セットを6-0 で獲得、その後フルセットとなるが、第3セットもラファエル・ナダル(スペイン)がブレイクしリードし試合に勝利。優勝はラファエル・ナダル(スペイン)が獲得した。

ラファエル・ナダル(スペイン)の世界ランキングは、世界2位をキープ。
大会準優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界1位をキープした。

ラファエル・ナダル(スペイン)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)、後に控えるグランドスラム「全仏オープン」を含め、両者の引き続きのライバル対決に注目が集まる。

大会準決勝に進出したのは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)とディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)。

20才ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、前週のマドリッドムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」に続き、ローマBNLイタリア国際(ATP1000)」でも好調なプレーを披露。
ロジャー・フェデラー(スイス)の準々決勝棄権という形ではあったものの、大舞台の準決勝に進出した。
準決勝では、前週に続き、ラファエル・ナダル(スペイン)との再対決となり、ストレートで敗退。クレーキングに2連勝とはならなかった。

ステファノス・チチパス(ギリシャ)のランキングは、世界7位から世界6位へと上昇。先週に続き、自己ベストの更新を達成した。
飛躍的な成長をみせる20才、TOP 5 も目前に迫る。

ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットの接戦の末に敗退。
2019年シーズンは結果に悩まされていたが、今大会では最高峰のプレーを披露。
準々決勝では錦織圭(日本)にストレートで勝利し、第1回戦では西岡良仁(日本)を敗退に追い込んでいた。

ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)のランキングは、世界24位から世界20位へと上昇した。

大会準々決勝進出は、ロジャー・フェデラー(スイス)、錦織圭(日本)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、そしてフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)。

ロジャー・フェデラー(スイス)は、右足を痛め、”100% の状態でない” として準々決勝を棄権。ランキングは、世界3位をキープした。

錦織圭(日本)は世界6位から世界7位にランクダウン。
フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は世界9位をキープ、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)も世界26位をキープした。

その他、ドミニク・ティーム(オーストリア)が初戦の第2回戦でフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に敗退。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、同じく初戦の第2回戦でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に敗戦を喫した。

ランキングは、ドミニク・ティーム(オーストリア)は世界4位アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界5位と、それぞれ前回と同順位を維持した。

また、ニック・キリオス(オーストラリア)は、第2回戦、警告が重なり、最終第3セットでゲームペナルティを受けた直後に試合を放棄(棄権)。大荒れの状態の中コートを去った。
参考:当時の様子、選手本人のインスタグラム2枚目の動画

ニック・キリオス(オーストラリア)のランキングは、世界36位をキープした。

2019年5月20日付世界ランキングも、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ロジャー・フェデラー(スイス)で変更がなかった。

2019年5月13日

2019年5月5日~12日は、ATPワールドツアー・マスターズ1000 の大会、マドリッドムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」が開催された。

マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン」2019年トーナメント表(ドロー)結果あり:錦織圭・ナダル・フェデラー他トップ選手集結
マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」2019年!トーナメント表(ドロー)が発表された。 大会には、ノ...

マドリッドムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」優勝を果たしたのは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!

世界ランキング1位、堂々のワールドツアー・マスターズ 33回目のタイトルを獲得。マドリッドムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」では3回目の優勝、キャリアでは実に74回目の優勝を飾った。

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、準決勝でドミニク・ティーム(オーストリア)にストレートで勝利、決勝戦ではステファノス・チチパス(ギリシャ)に勝利し、トロフィーを手にした。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)を敗退に追い込み決勝に進出していた。

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、世界ランキング1位の座をキープ。世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)とのポイント差を更に拡大させた。

マドリッドムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」準優勝は、ステファノス・チチパス(ギリシャ)。

驚くべき成長で魅了する20才。ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、準々決勝で同世代のライバルアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)に勝利し、準決勝ではなんとクレーキングラファエル・ナダル(スペイン)にフルセットの末勝利、自身2回目のワールドツアー・マスターズ決勝の舞台に進出した。

ステファノス・チチパス(ギリシャ)がラファエル・ナダル(スペイン)に勝利したのは初めて。初勝利が、クレーコート大会となった。

決勝戦ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗戦を喫したが、大会を通し驚くべき活躍で魅了。今後も更なる成長と活躍が期待される。

ステファノス・チチパス(ギリシャ)の世界ランキングは、世界9位から世界7位へとランクアップ。堂々の自己ベスト更新を達成した。

ラファエル・ナダル(スペイン)は、前述の通り準決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)に敗退。
第1セットはステファノス・チチパス(ギリシャ)が獲得。第2セットでは、ラファエル・ナダル(スペイン)が2回のブレイクに成功、ステファノス・チチパス(ギリシャ)に1度のブレイクポイントも与えず、ラファエル・ナダル(スペイン)は第1サーブでのポイント獲得率100 %(第1サーブ率80 %超)という強固なサービスを展開した。
最終第3セットは、ラファエル・ナダル(スペイン)のミスが目立ち、ステファノス・チチパス(ギリシャ)がダブルブレイク、第8ゲームでステファノス・チチパス(ギリシャ)がサーヴィングfor the マッチを迎えるが、ラファエル・ナダル(スペイン)がブレイクバック。しかし、続く第9ゲームでステファノス・チチパス(ギリシャ)が再度のブレイクに成功、試合に勝利した。

世界ランキングでは、ラファエル・ナダル(スペイン)は、世界2位をキープした。

なお、ラファエル・ナダル(スペイン)は、2019年シーズン、まだタイトルの獲得がない。次の大会ローマBNLイタリア国際(ATP1000)」及び、その後のグランドスラム「全仏オープン」での活躍が注目される。

ドミニク・ティーム(オーストリア)は、大会準決勝に進出。

ドミニク・ティーム(オーストリア)は準々決勝でロジャー・フェデラー(スイス)と対戦し、フルセットの末に勝利した。
第2セットはタイブレイク、ポイント13-11 でドミニク・ティーム(オーストリア)が獲得し、大接戦となった。

また、ドミニク・ティーム(オーストリア)は第3回戦(ベスト16)ではファビオ・フォニーニ(イタリア)にも勝利した。

ドミニク・ティーム(オーストリア)のランキングは、世界5位から世界4位へと上昇。自己ベストと同順位に到達した。

ロジャー・フェデラー(スイス)は、マドリッドムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」で3年振りにクレーコート大会へ復帰。
終始攻撃的な試合を展開、多彩なプレーで魅了。
準決勝敗退となるも、ドミニク・ティーム(オーストリア)、ガエル・モンフィス(フランス)らと熱戦を繰り広げた。

ロジャー・フェデラー(スイス)は、ランキング世界3位をキープした。

その他、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が準々決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)に敗退。昨年優勝のポイントを失い。世界4位から世界5位へとランクを下げた。

スタン・ワウリンカ(スイス)は準々決勝に進出するも、ラファエル・ナダル(スペイン)に敗退。ランキングは、世界34位から世界29位へと上昇した。

錦織圭(日本)は、第3回戦(ベスト16)でスタン・ワウリンカ(スイス)に敗退。ランキングは世界7位から世界6位となった。

そして、マドリッドムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」を最後に、ダビド・フェレール(スペイン)が引退。

ダビド・フェレール(スペイン)は、第1回戦で同じく地元スペイン出身のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦しフルセットの末勝利。
第2回戦に進出するが、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦しに敗退。現役最後の試合となった。

ダビド・フェレール(スペイン)の最終世界ランキングは、世界126位で終わった。自己ベストは世界3位。ツアー優勝27回。輝かしいキャリアに幕を閉じた。

2019年5月13日付世界ランキングは、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ロジャー・フェデラー(スイス)で変更がなかった。

2019年5月6日

2019年4月29日~5月5日は、ATP250 の2大会が開催された。

2019年5月6日付世界ランキングにて、ロジャー・フェデラー(スイス)が世界4位から世界3位に上昇。

ロジャー・フェデラー(スイス)は大会に出場していないが、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)がミュンヘンBMWオープン(ATP250)」準々決勝で敗退。昨年優勝のポイントが剥落し、世界3位から世界4位へとランクを下げたことによる。

これにより、2019年5月6日付世界ランキングは、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ロジャー・フェデラー(スイス)となった。

エストリル・オープン(ATP250)」優勝を勝ち取ったのは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)!

ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、大会に第1シードとして出場。
準決勝ではダビド・ゴファン(ベルギー)にフルセットの末勝利し決勝に進出、決勝戦では、子供の頃からの憧れの選手の一人、パブロ・クエバス(ウルグアイ)と対戦し、ストレートで勝利。キャリア4度目、2019年シーズン2度目のタイトルを獲得した。
大躍進中の20才、クレーコートでは初のタイトルを手にした。今後も更なる活躍及び成長が期待される。

ステファノス・チチパス(ギリシャ)の世界ランキングは、世界10位から世界9位に上昇した。

エストリル・オープン(ATP250)」準優勝は、パブロ・クエバス(ウルグアイ)。

パブロ・クエバス(ウルグアイ)は、予選で敗退するも、欠場者が出たためラッキールーザーとして本選に出場。
第1回戦では予選で敗戦を喫した相手、サルバトーレ・カルーソ(イタリア)にリベンジを果たし、その後準決勝ではフランシス・ティアフォー(アメリカ)に勝利し、本選決勝にまで進出。元世界ランキング19位、得意のクレーコートでその実力をみせつけた。

タイトルの獲得には至らなかったものの、パブロ・クエバス(ウルグアイ)のランキングは、世界67位から世界51位へと大きく上昇した。

また、フランシス・ティアフォー(アメリカ)は、昨年準優勝のポイントが剥落、世界31位から世界37位となった。
そして、昨年優勝のジョアン・ソウザ(ポルトガル)は、第2回戦(ベスト16)でダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦し敗退。昨年優勝のポイントを失い、世界51位から世界75位へと大きく順位を下げた。

準決勝に進出したダビド・ゴファン(ベルギー)は、世界25位から世界23位に上昇した。

ミュンヘンBMWオープン(ATP250)」で見事優勝を果たしたのは、クリスチャン・ガリン(チリ)!

クリスチャン・ガリン(チリ)は、2019年ヒューストンUS男子クレーコート選手権(ATP250)」に続き、シーズン2度目、そしてキャリア2度目のタイトルを獲得した。

ミュンヘンBMWオープン(ATP250)」では、第2回戦(ベスト16)でディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に勝利、準々決勝では大会第1シードで前回王者、そして開催地ドイツ出身のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)にも勝利を果たし、その後決勝に進出。
決勝戦ではマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を下し、堂々のタイトルを獲得した。

クリスチャン・ガリン(チリ)は、サンパウロブラジル・オープン(ATP250)」でも決勝に進出しており、クレーコートでのツアー決勝は2019年シーズン3度目。22才、着実に成績を残しており、今後も活躍が期待される。

クリスチャン・ガリン(チリ)の世界ランキングは、世界47位から世界33位へ大きく上昇。自己ベストの更新を達成した。

ミュンヘンBMWオープン(ATP250)」準優勝は、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)。

マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は、前週のブダペストハンガリー・オープン(ATP250)」に続き、2大会連続で決勝に進出。

準々決勝では地元ドイツ出身で大会最多優勝記録を保持するフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を倒し、準決勝ではロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)にも勝利、大活躍で魅了した。
天候不順により準決勝・決勝と同日に戦うスケジュールとなったが、準決勝に勝利し決勝進出、準優勝を獲得した。

マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)のランキングは、世界37位から世界31位に上昇。前週に引き続き、自己ベストを更新した。

アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界3位から世界4位となり、昨年準優勝のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)は世界41位から世界50位へランクを下げた。

優勝したステファノス・チチパス(ギリシャ)、クリスチャン・ガリン(チリ)は、ともに、ロジャー・フェデラー(スイス)、ドミニク・ティーム(オーストリア)に続き、2019年シーズン複数大会で優勝した3人目の選手となった。

なお、錦織圭(日本)は世界7位をキープした。

2019年4月ランキング履歴は、次のページへ

2019年末ランキング トップへ戻る