2019年最終発表ATP世界ランキングTOP50・2019年ランキング履歴:テニス男子シングルス

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ATP世界ランキング 2019年履歴(続き)

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2019年3月18日

2019年3月7日~17日は、シーズン初のATPワールドツアー・マスターズ1000 の大会、インディアンウェルズBNPパリバ・オープン(ATP1000)」が開催された。

インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン」2019年トーナメント表(ドロー)結果あり:錦織圭・ジョコビッチ・ナダル・フェデラー他出場
錦織圭(日本)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、ロジャー・フェ...

2019年インディアンウェルズBNPパリバ・オープン(ATP1000)」優勝を果たしたのは、ドミニク・ティーム(オーストリア)!

キャリア初のATPワールドツアー・マスターズ1000 優勝!ATP1000 では、過去準優勝が2回。念願のタイトル獲得は、クレーコートではなく、ハードコート大会となった。

決勝戦では、大会最多優勝記録の更新を狙うロジャー・フェデラー(スイス)に勝利を果たし、堂々のタイトルを手にした。

ドミニク・ティーム(オーストリア)のツアー優勝は12回目。優勝後のインタビューでは、「今回の優勝はグランドスラムにもつながる」と発言。大きな自信をつけた25才、更なる活躍が期待される。

ドミニク・ティーム(オーストリア)の世界ランキングは、世界8位から世界4位へと上昇。自己ベストと同順位へと到達した。

大会準優勝のロジャー・フェデラー(スイス)は、世界4位をドミニク・ティーム(オーストリア)に譲り、世界5位となった。

また、昨年優勝フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は、ひざの怪我のため欠場。1000 ポイントを失い、世界ランキング5位から世界8位へと順位を落とした。

インディアンウェルズBNPパリバ・オープン(ATP1000)」で準決勝に進出したのは、ラファエル・ナダル(スペイン)とミロシュ・ラオニッチ(カナダ)。

ラファエル・ナダル(スペイン)は、準々決勝で右ひざの治療を受けるなど状態が心配されていたが、回復せず、準決勝は無念の棄権となった。なお、準決勝では、ロジャー・フェデラー(スイス)との再度の対戦を予定していた。

ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は、準決勝でドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦し、フルセットの末に敗退。2時間31分に及ぶ接戦となるが、最終セットでドミニク・ティーム(オーストリア)にブレイクを許した。

ラファエル・ナダル(スペイン)の世界ランキングは、世界2位をキープ。
ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)も、世界14位をキープした。

その他、カレン・カチャノフ(ロシア)は、2019年に入り、ATPツアーでは初戦敗退が続いていたが、インディアンウェルズBNPパリバ・オープン(ATP1000)」で準々決勝に進出。第4回戦(ベスト16)では、ジョン・イズナー(アメリカ)にも勝利を果たした。
カレン・カチャノフ(ロシア)のランキングは、世界13位から世界12位へと上昇した。

ガエル・モンフィス(フランス)は好調なプレーを披露するが、アキレス腱を故障し準々決勝を棄権。ランキングは、世界19位から世界18位へと上昇した。

錦織圭(日本)は、第3回戦でフベルト・フルカチ(ポーランド)に敗退。22才フベルト・フルカチ(ポーランド)とは、ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」でも対戦したばかり。まさかの2連敗となった。
錦織圭(日本)のランキングは、世界7位から世界6位へと上昇した。

フベルト・フルカチ(ポーランド)は、その後、準々決勝に進出。世界67位から世界54位へと大幅にランクアップを達成。自己ベストを更新した。

2019年3月18日付世界ランキングも、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)には変更がなかった。

2019年3月4日

2019年2月25日~3月4日は、ATP500 の2大会と、ATP250 の1大会が開催され、多くのトップ選手が出場した。

ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」では、ロジャー・フェデラー(スイス)が優勝

ロジャー・フェデラー(スイス)キャリア100回目のタイトルを獲得!ドバイ大会優勝は8回となり、大会最多優勝記録を更新した。

大会初戦はフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦しフルセットの末勝利。
決して容易ではない組み合わせとなるが、ロジャー・フェデラー(スイス)は徐々にそのパフォーマンスを上げ、準決勝ではボルナ・チョリッチ(クロアチア)にもリベンジを果たし、更に、決勝戦では、グランドスラム「全豪オープン」で敗戦を喫した20才ステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦、ストレートでの快勝を収め、100個目のタイトルを獲得した。

ロジャー・フェデラー(スイス)は100回目の優勝を決め、「夢が叶った」と語り笑顔を見せた。

ロジャー・フェデラー(スイス)の世界ランキングは、世界7位から世界4位へと上昇。引き続きの活躍が期待される。

ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」準優勝は、ステファノス・チチパス(ギリシャ)。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、直前の大会マルセイユオープン13(ATP250)」に引き続き、ツアー決勝に進出。
準決勝では、ガエル・モンフィス(フランス)と再度の対戦となり、フルセット、タイブレイクの末に勝利を収めた。
そして、準優勝により、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界ランキング11位から世界10位へとランクアップ。自己ベストを更新し、20才にしてトップ10 入りを決めた。

大会準決勝に進出したボルナ・チョリッチ(クロアチア)は、世界13位から世界12位に上昇。自己ベストと同順位に到達した。
同じく準決勝進出のガエル・モンフィス(フランス)は、世界23位から世界19位に上昇した。

また、錦織圭(日本)は、第2回戦(ベスト16)で敗退。右手首にテーピングを施しながらの参戦となった。
錦織圭(日本)のランキングは、世界6位から世界7位に順位を下げた。

マリン・チリッチ(クロアチア)は、第1回戦でガエル・モンフィス(フランス)と対戦。フルセットの末に初戦敗退を喫した。
マリン・チリッチ(クロアチア)のランキングは世界10位から世界11位にダウン、2016年10月以来のトップ10 外となった。

アカプルコアビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」優勝を果たしたのは、ニック・キリオス(オーストラリア)!

ニック・キリオス(オーストラリア)は、第2回戦(ベスト16)でラファエル・ナダル(スペイン)に勝利。
続く準々決勝ではスタン・ワウリンカ(スイス)にも勝利を収め、準決勝でジョン・イズナー(アメリカ)に勝利、決勝戦ではアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)をストレートで下し、自身5回目のタイトルを獲得した。

ニック・キリオス(オーストラリア)は、多くの怪我に苛まれ、ひざ、背中、腰、と故障を抱えながらの参戦となったが、魅力である多彩なプレーと強烈なサーブを披露。
2018年1月「ブリスベン国際(ATP250)」以来の優勝を勝ち取った。

決勝戦数時間前までジェットスキーを楽しむなど自由な行動は、ニック・キリオス(オーストラリア)自身も慎むべきと認め、大会後の記者会見にて「もっとプロフェッショナルにならないと。俺にはコーチもいない。まずはそこからかな。」とコメントした。

ニック・キリオス(オーストラリア)のランキングは、世界72位から世界33位に上昇した。

大会準優勝のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、世界3位をキープした。

なお、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、兄のミーシャ・ズベレフ(ドイツ)とタッグを組みダブルスにも出場。ダブルス優勝を収めた。

ラファエル・ナダル(スペイン)は、第2回戦でニック・キリオス(オーストラリア)にフルセット、タイブレイクの末に敗戦を喫したが、ランキングは世界2位をキープ。
ジョン・イズナー(アメリカ)も、世界9位をキープ。スタン・ワウリンカ(スイス)は、世界42位から世界40位に上昇した。

サンパウロブラジル・オープン(ATP250)」優勝は、ギド・ペラ(アルゼンチン)!
ギド・ペラ(アルゼンチン)は、大会に第3シードとして出場。1セットも失うことなく全てストレートで勝利し、キャリア5回目の決勝戦に進出。見事、初優勝を獲得した。
決勝進出は全てクレーコート大会。得意とするクレーコートで、念願の初タイトルを勝ち取った。

ギド・ペラ(アルゼンチン)は、世界48位から世界34位へとランクアップ、自己ベストの更新を達成した。

大会準優勝は、クリスチャン・ガリン(チリ)。22才、初めてのツアー決勝に進出した。
クリスチャン・ガリン(チリ)は、世界92位から世界72位へとランクを上げ、自己ベストを更新した。

2019年3月4日付世界ランキングも、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は変更がなかった。

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