2017年6月14日、ドイツ シュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」では第2回戦(ベスト16)の試合が開催され、ロジャー・フェデラー(スイス)とトミー・ハース(ドイツ)が対戦した。
ロジャー・フェデラー(スイス)は大会第1シードでの出場。第2回戦(ベスト16)が初戦となる。
ロジャー・フェデラー(スイス)は2017年クレーコートシーズンを欠場しており、シュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」で2か月振りに公式試合へ復帰。今回が復帰の対戦となる。
トミー・ハース(ドイツ)は、世界ランキング自己ベスト2位の大スター。地元ドイツで絶大な人気を誇る。
2000年シドニーオリンピックの銀メダリストでもある。
2015年10月以降、怪我により大会を欠場。2017年グランドスラム「全豪オープン」にて、念願の復帰を果たした。
待ち望まれていた復帰。2017年の活躍が期待されている。
現在39才。ロジャー・フェデラー(スイス)も現在35才であり、テニス界ではベテラン同志の対決になる。
両者の過去の対戦成績は、ロジャー・フェデラー(スイス)の13勝3敗(勝率 81 %)。
2000年シドニーオリンピックで初めて対戦し、トミー・ハース(ドイツ)が勝利。その後、トミー・ハース(ドイツ)は銀メダルを獲得。
スイス期待の若手であったロジャー・フェデラー(スイス)はメダルを逃した。
直近では、2014年インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」第3回戦(ベスト16)で対戦。この時はロジャー・フェデラー(スイス)がストレートで勝利した。
写真:ロジャー・フェデラー(スイス)、トミー・ハース(ドイツ)
早速のスター対決となったシュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」第2回戦(べスト16)、
ロジャー・フェデラー(スイス)vs. トミー・ハース(ドイツ)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
ハースのサーブで試合開始。ハースにダブルフォルトがあり、フェデラーがいきなり3ブレイクポイントを獲得。
ハースがサーブで1ポイントをセーブするが、続いてハースのショットはネットへ。
フェデラーが試合開始早々のブレイクに成功。(スコア:フェデラー 1-0 ハース)
第2ゲーム
フェデラー、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 2-0 ハース)
第3ゲーム
ハース、キープ。(スコア:フェデラー 2-1 ハース)
第4ゲーム
フェデラー、ラブゲームでキープ。フェデラー、最初のサーブ及びゲームポイントでエースを決める。(スコア:フェデラー 3-1 ハース)
第5ゲーム
ハース、キープ。(スコア:フェデラー 3-2 ハース)
第6ゲーム
フェデラーのサービス。ジュースとなり、ハースがブレイクポイントを獲得。
フェデラーがクロスコート・ウィナーを決め、セーブ。続いてフェデラーは第2サーブでセンターへのエースを決める。
フェデラーがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 4-2 ハース)
第7ゲーム
ハースのサービス。最初のポイントはハースのダブルフォルトでフェデラーが獲得。
フェデラーがブレイクポイントを獲得。ハースのショットはラインを外れ、フェデラーが再度のブレイクに成功。(スコア:フェデラー 5-2 ハース)
第8ゲーム
フェデラーのサービス for the マッチ。フェデラー、ラブゲームでキープ。(スコア:フェデラー 6-2 ハース)
第1セットをフェデラーが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
ハースのサーブで試合再開。ハース、ゲームポイントでエースを決め、サービスゲームをキープ。
第2ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 1-1 ハース)
第3ゲーム
ハースのサービス。フェデラーが3ブレイクポイントを獲得。
フェデラーがバックハンド・ウィナーを決め、ブレイクに成功。(スコア:フェデラー 2-1 ハース)
第4ゲーム
フェデラーのサービス。ハースがブレイクポイントを獲得。
続いてのラリーでフェデラーのショットはネットに阻まれる。
ハースがブレイクバックに成功。(スコア:フェデラー 2-2 ハース)
第5ゲーム
ハース、キープ。(スコア:フェデラー 2-3 ハース)
第6ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 3-3 ハース)
第7ゲーム
ハース、キープ。(スコア:フェデラー 3-4 ハース)
第8ゲーム
フェデラー、ゲームポイントでエースを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 4-4 ハース)
第9ゲーム
ハースのサービス。フェデラーがブレイクポイントを獲得。
ハースがエースを決め、ブレイクポイントをセーブ。ジュースとなる。
ハースがダウン・ザ・ラインを決め、サービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 4-5 ハース)
第10ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 5-5 ハース)
第11ゲーム
ハース、キープ。(スコア:フェデラー 5-6 ハース)
第12ゲーム
フェデラー、キープ。フェデラー、最初のポイントをエースで決める。(スコア:フェデラー 6-6 ハース)
第2セットは両者譲らず、試合はタイブレイクへ突入
タイブレイク
フェデラー – ハース 太字:ミニブレイク
0-1, 1-1 2-1, 2-2 2-3 3-3 4-3, 4-4 4-5, 4-6 5-6, 6-6 6-7, 7-7 8-7, 8-8 8-9, 8-10
セットポイントはフェデラーのダブルフォルトとなった。フェデラーのダブルフォルトは試合初。
タイブレイクはハースが制し第2セットを獲得、試合は最終第3セットへ。
Set 3
第1ゲーム
フェデラーのサーブで試合再開。フェデラー、キープ。
第2ゲーム
ハース、キープ。
第3ゲーム
フェデラー、キープ。
第4ゲーム
ハースのサービス。フェデラーが2ブレイクポイントを獲得。
ハースがセーブし、ジュースとなる。
フェデラーが再度ブレイクポイントを獲得も、ハースがエースでセーブし再びジュース。
ハースがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 2-2 ハース)
第5ゲーム
フェデラーのサービス。ハースがブレイクポイントを獲得。
続いてのラリー、フェデラーのショットはネットに阻まれ、ハースがブレイクに成功。(スコア:フェデラー 2-3 ハース)
第6ゲーム
ハースのサービス。ハースが3ゲームポイントを迎えるが、フェデラーが追い上げジュースとなる。
フェデラーがブレイクポイントを獲得。ハースがドロップショットを決めセーブ。再びジュース。
ハースのショットはラインを越え、フェデラーが再度ブレイクポイントを獲得も、またもやハースがセーブし、3度目のジュースとなる。
フェデラーが3度目のブレイクポイントを獲得。ハースが強力なサーブでセーブ、4度目のジュースへ突入。
ハースのダブルフォルトでフェデラー4度目のブレイクポイントとなるも、ハースがセーブし5度目のジュース。
フェデラーのショットがラインを越え、ハースがアドバンテージを獲得。
ハース、最後はドロップショットを決め、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 2-4 ハース)
第7ゲーム
フェデラー、キープ。(スコア:フェデラー 3-4 ハース)
第8ゲーム
ハース、キープ。(スコア:フェデラー 3-5 ハース)
第9ゲーム
フェデラー、キープ。ゲームポイントでエースを決める。(スコア:フェデラー 4-5 ハース)
第10ゲーム
ハースのサービス for the マッチ。ハースが3マッチポイントを迎える。
ラリーをフェデラーが制し1ポイントをセーブ。
続いてのラリー、フェデラーのクロスコート・ショットはラインを外れる。
ハースがサービスゲームをキープ。(スコア:フェデラー 4-6 ハース)
第3セットをハースが獲得し、試合に勝利(ハース – フェデラー:2-6 7-68 6-4)。1時間54分で試合終了。
ロジャー・フェデラー(スイス)はまさかの初戦敗退となった。
トミー・ハース(ドイツ)は、シュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」準々決勝進出を決めた。準々決勝では、ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。
WHAT A MATCH! Tommy Haas wins in three sets against #Maestro Roger Federer. tournament! Foto Credit: Peter Staples /ATP World @ATPWorldTour pic.twitter.com/n0vMJmglX7
— MercedesCup (@MercedesCup) 2017年6月14日
Summary
フェデラー | 6-2 68-7 4-6 | ハース |
23本 | エース | 12本 |
2 | ダブルフォルト | 7 |
74 % (70/94) |
第1サーブ 率 | 62 % (66/107) |
76 % (53/70) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
70 % (46/66) |
50 % (12/24) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
51 % (21/41) |
25 % (3/12) |
ブレイクポイント 成功率 |
67 % (2/3) |
37 % (40/107) |
リターンポイント 成功率 |
31 % (29/94) |
105 | ポイント獲得合計 | 96 |
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