トップ選手大会出場予定【2017年8月】:錦織圭・フェデラー・ナダル他トップ選手集結

2017年8月開催の世界テニス男子シングルス、各大会へのトップ選手出場予定を紹介する。

2017年8月は、7月末からの開始を含め、ATPワールドツアー・マスターズ1000の大会が2大会、ATP500の1大会、ATP250の3大会が開催され、そして8月末からはいよいよグランドスラム「全米オープン」が開始する。

ほぼ全てのトップ選手が各大会に出場し、ファンにとっては楽しみな対戦が多く予定されている。

トップ50選手の出場予定一覧表へのジャンプ

(写真は昨年「全米オープン」優勝者のスタン・ワウリンカ(スイス))
※ スタン・ワウリンカ(スイス)は、ひざの手術のため、「全米オープン」を含め、2017年はグランドスラム「ウィンブルドン」以降の大会への欠場を発表している。
詳細はこちら

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2017年8月:錦織圭・BIG 4・ワウリンカらトップ選手集結

ワシントンDC に錦織圭、ラオニッチ、ティーム、ロス カボスにビノラス、キッツビューエルにフェレール出場

7月31日~8月5日にかけて、ATP500 の1大会と、ATP250 の2大会が開催される。

ワシントンDCシティ・オープン(ATP500)」は8月6日までの開催)

詳細はこちら 及び こちら(一覧表)を参照。

トーナメント表(ドロー)

  

モントリオール、シンシナティのATP1000大会にトップ選手集結

8月7日以降、ATP1000の大会が続けて2大会開催される。

8月7日~13日開催

8月13日~20日開催

世界ランキング上位30名の選手には出場義務(30才以上の選手などは一部免除)があり、両大会にはほとんどのトップ選手が出場する。

ロジャーズ・カップ(ATP1000)」(カナダ・オープンとも呼ばれる)は、毎年、カナダ モントリオールとトロントの交互に開催される。2017年男子シングルスの開催は、モントリオール。
1881年から開催されており、現行のテニス大会の中では「ウィンブルドン」「全米オープン」に次ぐ3番目の長さという、歴史ある大会。

2016年の優勝はノバク・ジョコビッチ(セルビア)。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、2007年、2011年、2012年にも優勝を果たしている。※

そして、2016年の準優勝は錦織圭(日本)。2017年も活躍が期待される。

ロジャーズ・カップ(ATP1000)」には、アンディ・マレー(イギリス)、ラファエル・ナダル(スペイン)が過去3回、ロジャー・フェデラー(スイス)は過去2回優勝している。

また、2014年はジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が決勝でロジャー・フェデラー(スイス)を下し、初優勝を果たしている。

世界ランキング1位アンディ・マレー(イギリス)が、臀部の怪我により、2017年モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」への欠場を発表。
アンディ・マレー(イギリス)は2009年、2010年、2015年に3度優勝を果たしている。
アンディ・マレー(イギリス)と世界ランキング2位ラファエル・ナダル(スペイン)のポイント差は僅差であり、結果次第ではアンディ・マレー(イギリス)が世界2位へと転落、ラファエル・ナダル(スペイン)が世界1位となる可能性がある。
参考:2017/8/3 マレー、チリッチ、ロジャーズカップ欠場(英語)

※ 2017年モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」に出場予定であったマリン・チリッチ(クロアチア)は、内転筋(内ももの筋肉)の怪我のため、欠場を発表した。
参考:2017/8/3 ウィンブルドン準優勝者チリッチ、モントリオールを欠場(英語)

シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」には、出場を予定していた錦織圭(日本)、ロジャー・フェデラー(スイス)、アンディ・マレー(イギリス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、スタン・ワウリンカ(スイス)、マリン・チリッチ(クロアチア)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)などが欠場。

出場選手は、シード順に、ラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)など。

後に控えるグランドスラム「全米オープン」に向け、各選手の活躍が期待される。

※ アンディ・マレー(イギリス)がモントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」に加え、シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」への欠場を発表。
大会後には昨年準優勝のポイントも剥落するため、世界1位の座を譲ることが確定した。
苦渋の選択であったことは間違いない。
アンディ・マレー(イギリス)は、「ニューヨーク(全米オープン)には戻れるよう尽力したい」とコメントを発表。早期の回復を祈りたい。
参考:マレー、怪我のためシンシナティ欠場(英語、大会公式サイト)

※ ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、肘の怪我により、2017年「ウィンブルドン」以降の全ての大会への欠場を発表
モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」にも欠場となった。

※ スタン・ワウリンカ(スイス)は、怪我のため、モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」への欠場を表明した。
さらに、ひざの手術を決断、2017年残りの大会への欠場を発表した。

※ マリン・チリッチ(クロアチア)も、モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」に続き、シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」への欠場を発表した。
自身のフェイスブックで公表。内転筋(内ももの筋肉)の怪我が十分には回復しなかったとのことである。復帰が待ち望まれる。

※ (ドロー発表後)シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」に出場予定であった錦織圭(日本)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、ガエル・モンフィス(フランス)は欠場となった。
錦織圭(日本)は右手首、ロジャー・フェデラー(スイス)は背中、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は手首の怪我、ガエル・モンフィス(フランス)は病気のため欠場した。
錦織圭(日本)はその後、2017年残りの全ての大会への欠場を発表した。

トーナメント表(ドロー)

 

ウィンストンセーラムに杉田、Cブスタ、アグート、イズナー出場

8月20日~26日は、ATP250 の1大会が開催される。

ウィンストンセーラム・オープン(ATP250)」は、ATP250 の大会では珍しく本選に48選手が出場。

2017年は、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、ジョン・イズナー(アメリカ)、パブロ・クエバス(ウルグアイ)に加え、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)などが出場を予定。

日本の杉田祐一も、現在のところ出場の意向を示している。

昨年の優勝者はパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)。

ジョン・イズナー(アメリカ)は、初開催であった2011年と翌年2012年に連続優勝を果たしている。

トーナメント表(ドロー)

全米オープン開催!トップ選手集結

そして、8月28日~9月10日にかけて、グランドスラム「全米オープン」が開催される。

グランドスラム「全米オープン」には、現在のところ ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、スタン・ワウリンカ(スイス)、錦織圭(日本)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を除く世界ランキング50位までの全ての選手が出場を予定している。
※ (ドロー発表後)アンディ・マレー(イギリス)も欠場を発表した。

全米オープン」前回の優勝は、スタン・ワウリンカ(スイス)。

大会2連覇も期待されたスタン・ワウリンカ(スイス)であったが、2017年はひざの手術のため、「全米オープン」を含め、グランドスラム「ウィンブルドン」以降の全ての大会を欠場することとなった。
詳細はこちら

全米オープン」の最多優勝記録を保持するのは、ロジャー・フェデラー(スイス)。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、2004年~2008年まで5連続優勝を果たしており、大会最多優勝記録(5回)とともに最多連続優勝記録(5連続)を有する。

Big 4 以外では、前回のスタン・ワウリンカ(スイス)に加え、2014年にマリン・チリッチ(クロアチア)、2009年にはフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が優勝を果たしている。

錦織圭(日本)は、2014年に日本人では初となる決勝に進出。準優勝を獲得した。※

グランドスラム(4大大会)の最後の大会。タイトルを手にするのは誰か。
トップ選手たちの最高のプレーに期待したい。

※ ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、肘の怪我により、2017年「ウィンブルドン」以降の全ての大会への欠場を発表
2017年は、グランドスラム「全米オープン」にも欠場となった。

※ ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に加え、スタン・ワウリンカ(スイス)も、「全米オープンを含む、2017年残りの大会への欠場を発表した。

※ Big 5 の2名に加え、錦織圭(日本)がモントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」後、全米オープンを含む全ての大会への欠場することとなった

ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は手首の怪我により、全米オープンへの欠場を発表した。ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は、全米オープン前のシンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」にも手首の怪我のため欠場。状態が心配される。

※ (ドロー発表後)アンディ・マレー(イギリス)は臀部の怪我により、全米オープンにも欠場となった。アンディ・マレー(イギリス)は、6月グランドスラム「全仏オープン」準決勝でのスタン・ワウリンカ(スイス)戦で臀部の怪我が悪化して以来、「最善を尽くしたが間に合わなかった。できるだけ早くコートに戻りたい。」とコメントを発表した。回復が待ち望まれる。
参考及びコメント引用:マレー、2017年全米オープンを欠場(大会公式サイト)

トーナメント表(ドロー)

トップ選手大会出場予定【2017年8月】
世界テニス男子シングルス

(2017年7月17日付ATP 世界ランキング 50位までの選手の出場予定)

※ いずれもエントリー時点の予定。その後、トーナメント表(ドロー)発表までの主な変更を更新している。

順位選手8月7日8月13日8月20日8月28日
1アンディ・マレーモントリオール*シンシナティ*-全米オープン*
2ラファエル・ナダルモントリオールシンシナティ-全米オープン
3ロジャー・フェデラーモントリオールシンシナティ*-全米オープン
4ノバク・ジョコビッチモントリオール*シンシナティ*-全米オープン*
5スタン・ワウリンカモントリオール*シンシナティ*-全米オープン*
6マリン・チリッチモントリオール*シンシナティ*-全米オープン
7ドミニク・ティームモントリオールシンシナティ-全米オープン
8錦織圭モントリオールシンシナティ*-全米オープン*
9ミロシュ・ラオニッチモントリオールシンシナティ*-全米オープン*
10グリゴール・ディミトロフモントリオールシンシナティ-全米オープン
11アレクサンダー・ズべレフモントリオールシンシナティ-全米オープン
12ジョーウィルフリード・ツォンガモントリオールシンシナティ-全米オープン
13ガエル・モンフィスモントリオールシンシナティ*-全米オープン
14ダビド・ゴファンモントリオールシンシナティ-全米オープン
15トマーシュ・ベルディヒモントリオールシンシナティ-全米オープン
16パブロ・カレーニョ ブスタモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
17ジャック・ソックモントリオールシンシナティ-全米オープン
18ルカ・プイユモントリオールシンシナティ-全米オープン
19ロベルト・バウティスタ アグートモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
20ニック・キリオスモントリオールシンシナティ-全米オープン
21ジョン・イズナーモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
22ジル・ミュラーモントリオールシンシナティ-全米オープン
23サム・クエリーモントリオールシンシナティウィンストンセーラム*全米オープン
24アルベルト・ラモス ビノラスモントリオールシンシナティ-全米オープン
25イボ・カルロビッチモントリオールシンシナティ-全米オープン
26フェリシアーノ・ロペスモントリオールシンシナティ-全米オープン
27ファビオ・フォニーニモントリオールシンシナティ-全米オープン
28ミーシャ・ズベレフモントリオールシンシナティ-全米オープン
29パブロ・クエバスモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
30リシャール・ガスケモントリオールシンシナティ-全米オープン
31スティーブ・ジョンソンモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
32フアン マルティン・デル ポトロモントリオールシンシナティ-全米オープン
33カレン・カチャノフモントリオールシンシナティ-全米オープン
34パオロ・ロレンチモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
35ケビン・アンダーソン-シンシナティウィンストンセーラム全米オープン
36ジル・シモンモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
37ブノワ・ペールモントリオール--全米オープン
38ディエゴ・シュワルツマンモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
39フェルナンド・ベルダスコモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
40ライアン・ハリソンモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
41アドリアン・マナリノモントリオールQ--全米オープン
42ロビン・ハーセモントリオールシンシナティ-全米オープン
43杉田祐一モントリオールQシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
44ボルナ・チョリッチモントリオール--全米オープン
45ビクトル・トロイツキモントリオールシンシナティウィンストンセーラム全米オープン
46ダビド・フェレールモントリオールシンシナティ-全米オープン
47カイル・エドマンドモントリオールQ--全米オープン
48アルヤズ・ベデネ--ウィンストンセーラム全米オープン
49ダニール・メドベデフモントリオールQ-ウィンストンセーラム全米オープン
50ドナルド・ヤングモントリオールQシンシナティウィンストンセーラム全米オープン

*  ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、肘の怪我により、2017年「ウィンブルドン」以降の全ての大会への欠場を発表
スタン・ワウリンカ(スイス)も、ひざの手術のため、2017年「ウィンブルドン」以降の全ての大会を欠場
モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」グランドスラム「全米オープン」も欠場となった。両者の回復が待ち望まれる。

アンディ・マレー(イギリス)は臀部の怪我により、2017年モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」への欠場を発表。
アンディ・マレー(イギリス)と大会前世界ランキング2位ラファエル・ナダル(スペイン)のポイント差は僅差であり、結果次第ではアンディ・マレー(イギリス)が世界2位へと転落、ラファエル・ナダル(スペイン)が世界1位となる可能性がある。
参考:2017/8/3 マレー、チリッチ、ロジャーズカップ欠場(英語)

* 2017年モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」に出場予定であったマリン・チリッチ(クロアチア)は、内転筋(内ももの筋肉)の怪我のため、欠場を発表した。
参考:2017/8/3 ウィンブルドン準優勝者チリッチ、モントリオールを欠場(英語)

アンディ・マレー(イギリス)がモントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」に加え、シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」への欠場を発表。
大会後には昨年準優勝のポイントも剥落するため、世界1位の座を譲ることが確定した。
「ニューヨーク(全米オープン)には戻れるよう尽力したい」とコメントを発表。早期の回復を祈りたい。
参考:マレー、怪我のためシンシナティ欠場(英語、大会公式サイト)

マリン・チリッチ(クロアチア)も、自身のフェイスブックを更新し、モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」に続き、シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」への欠場を発表した。
内転筋(内ももの筋肉)の怪我が十分には回復しなかったとのこと。復帰が待ち望まれる。

*(ドロー発表後)シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」に出場予定であった錦織圭(日本)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ガエル・モンフィス(フランス)は欠場となった。
錦織圭(日本)は右手首、ロジャー・フェデラー(スイス)は背中、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は手首の怪我、ガエル・モンフィス(フランス)は病気のため欠場した。
錦織圭(日本)はその後、2017年残りの全ての大会への欠場を発表

錦織圭(日本)は、右手首の怪我により、モントリオールロジャーズ・カップ(ATP1000)」後の全ての大会への欠場することとなった
これにより、グランドスラム「全米オープン」にも欠場。2018年の復活が待ち望まれる。
詳細はこちらを参照

* ウィンストンセーラム・オープン(ATP250)」に出場予定であったサム・クエリー(アメリカ)は、疲労のため欠場となった。

* ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は手首の怪我により、全米オープンへの欠場を発表した。

* (ドロー発表後)アンディ・マレー(イギリス)は臀部の怪我により、全米オープンにも欠場となった。アンディ・マレー(イギリス)は、6月グランドスラム「全仏オープン」準決勝でのスタン・ワウリンカ(スイス)戦で臀部の怪我が悪化して以来、「最善を尽くしたが間に合わなかった。できるだけ早くコートに戻りたい。」とコメントを発表した。回復が待ち望まれる。
参考及びコメント引用:マレー、2017年全米オープンを欠場(大会公式サイト)

年間大会スケジュール

2017年 国際大会 年間スケジュール(ATP、グランドスラム、デビスカップ)
テニス男子シングルス、2017年の国際大会 年間スケジュールを確認したい。グランドスラム(4大大会)全て、ATP マスターズ1000/ ATP 500/ ATP 250 全て、ATP ワールドツアー・ファイナル、NextGen ATP ファイナル、デビスカップ(国別対抗戦)の大会開催スケジュールは、次の通り。