ATP世界ランキング 2017年履歴(続き)
2017年9月11日時点
8月28日~9月10日にかけて、グランドスラム「全米オープン」が開催された。
Nadal: Winning here in New York gives me great energy. The crowd is unbelievable. They make me feel so happy."
— ATP Tour (@atptour) 2017年9月10日
➡️ https://t.co/OJXXny2XMB pic.twitter.com/mGWdy1XKLO
2017年最後のグランドスラム(4大大会)を制したのは、ラファエル・ナダル(スペイン)!
優勝を収め、堂々と世界ランキング1位の座をキープした。
世界2位であったアンディ・マレー(イギリス)は、欠場により世界3位に転落。
グランドスラム「全米オープン」準々決勝に進出したロジャー・フェデラー(スイス)が、世界3位から世界2位に浮上した。
グランドスラム「全米オープン」初の準優勝を獲得したケビン・アンダーソン(南アフリカ)は、世界32位から世界15位となり、大幅なランクアップを達成。
準決勝に進出したパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が世界19位から世界10位となり、自己ベストを更新。TOP 10 入りを果たした。
同じく準決勝進出のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は世界28位から世界24位に上昇した。
準々決勝進出 のサム・クエリー(アメリカ)は世界21位から世界16位、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は世界33位から世界28位、19才アンドレイ・ルブレフ(ロシア)が世界53位から世界37位へとランクアップ。それぞれ自己ベストを更新した。
その他、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が世界6位から自己最高の世界4位へ、マリン・チリッチ(クロアチア)も世界7位から世界5位となり、自己ベストを更新した。
2017年9月18日時点
世界男子テニスでは、9月10まで2017年グランドスラム「全米オープン」が開催された後、ランキングには影響のない「デビスカップ(国別対抗戦)」準決勝などが行われ、ATPワールドツアーレベルの大会は開催されていない(ATP チャレンジャーツアーは開催された)。
このため、トップ選手のランキングに大きな変更はない。
TOP 5 は、世界1位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界2位ロジャー・フェデラー(スイス)、世界3位アンディ・マレー(イギリス)、世界4位アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位マリン・チリッチ(クロアチア)で変わらず。
日本人選手も、錦織圭(日本)が世界14位、杉田祐一(日本)は世界42位と変更がなかった。
2017年シーズンも残り2か月となり、世界ランキング、世界ランキング・レースともに大詰を迎える。
怪我により離脱を余儀なくされた選手が続出した今シーズン、若手の躍進などもあり、多くの選手が新たに上位へランクインを果たしている。シーズン終盤に向け、今後の展開が期待される。
2017年9月25日時点
2017年9月18日~24日は、ATP250 の2大会が開催された。
2017年9月18日より開催された「サンクトペテルブルク・オープン(ATP250)」では、ダミール・ズムル(ボスニア)がキャリア初タイトルを獲得。
世界ランキングは世界55位から世界40位へとランクアップ、自己ベストを更新した。
同大会準優勝となったファビオ・フォニーニ(イタリア)は、世界29位から世界27位に上昇した。
メッス「モゼーユ・オープン(ATP250)」では、リシャール・ガスケ(フランス)、ジル・シモン(フランス)が第1回戦で敗退。
ルカ・プイユ(フランス)、ジル・ミュラー(ルクセンブルグ)も初戦であった第2回戦で敗退するなど、波乱の展開となった。
大会優勝は、ペーター・ゴヨブチック(ドイツ)。ペーター・ゴヨブチック(ドイツ)もキャリア初タイトルの獲得となった。
ペーター・ゴヨブチック(ドイツ)は、予選通過者として本選に出場し、決勝にまで進出。決勝戦ではブノワ・ペール(フランス)と対戦、フランス・ホームの中、見事ストレートで勝利し、初めての優勝を獲得した。
なお、大会でのドイツ人選手の優勝は初めて。
世界ランキングは世界95位から世界66位となり大幅なランクアップを達成、自己ベストを更新した。
準優勝となったブノワ・ペール(フランス)は、世界41位から世界38位に戻した。
また、杉田祐一(日本)は昨年チャレンジャーツアーでのポイントが52週間経過により剥落し、自己ベストの世界42位から世界43位となった。
世界1位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界2位ロジャー・フェデラー(スイス)、世界3位アンディ・マレー(イギリス)は変更なし。
スタン・ワウリンカ(スイス)は、昨年「サンクトペテルブルク・オープン(ATP250)」準優勝のポイントが剥落し、世界8位から世界9位に下落した。
錦織圭(日本)は、世界14位をキープした。