ATP世界ランキング 2017年履歴(続き)
2017年2月6日時点
TOP 5 は、世界1位アンディ・マレー(イギリス)、2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、3位スタン・ワウリンカ(スイス)、4位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、5位錦織圭(日本)で変わらず。
昨年、一昨年とモンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」2連覇を達成したリシャール・ガスケ(スペイン)が世界18位から22位へとランクを落とした。
2017年は、グランドスラム「全豪オープン」後にランキングには影響のないデビスカップ(国別対抗戦)第1回戦が行われ、全豪オープン以降今回更新の2017年2月6日まで、ランキングのポイントが加算されるATP ワールドツアーは開催されていない。(ATP チャレンジャーツアーは開催された)
しかし、前年の2016年はATP 250 の3大会(※1)が開催された。ATPランキングは直近52週間18大会のポイントで算出される(※2)ため、今回のトップ選手のランキング変動は、前年の大会で獲得したポイントの剥落によるものである。
※1:2016年1月30日~2月7日(モンペリエは1月31日~2月7日)は以下の3大会が開催された。今年、これらの大会は、1週間遅れの2017年2月6日~2月12日に開催されている。
- キト「エクアドル・オープン・キト(ATP250)」、クレーコート
- ソフィア「ガランティ・コザ ソフィア・オープン(ATP250)」、ハードコート(室内)
- モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」、ハードコート(室内)
2017年2月13日時点
LIVE Thursday > 🎾
— Tennis TV (@TennisTV) 2017年2月9日
Dimitrov, Thiem, Gasquet, Paire, Lopez, Tsonga & Verdasco 💥
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2017年2月6日~12日はATP 250 の大会が3大会開催された。
ランキングは、世界1位アンディ・マレー(イギリス)、世界2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)で変更なし。
ソフィア「ガランティ・コザ ソフィア・オープン(ATP250)」に優勝したグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、ランキングを世界13位から世界12位に上昇させた。
同大会準優勝のダビド・ゴファン(ベルギー)は、世界11位を維持した。
モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」優勝のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、世界ランキング21位から世界18位に浮上した。
同大会準優勝となったリシャール・ガスケ(フランス)も、世界22位から世界19位へ戻している。
また、昨年ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」準優勝のガエル・モンフィス(フランス)は世界9位から世界10位へ順位を下げ、ロジャー・フェデラー(スイス)が世界9位へ浮上した。
2017年2月20日時点
2017年2月13日~19日はATP 500の1大会とATP 250 の2大会が開催された。
ランキングは、世界1位アンディ・マレー(イギリス)、世界2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)で変更なし。
ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」優勝のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が世界14位から世界11位に上昇。
同大会準優勝のダビド・ゴファン(ドイツ)は世界11位から世界10位へとランキングを上げ、自己ベストを更新した。
これにより、前回世界10位であったガエル・モンフィス(フランス)が世界12位へと順位を下げた。
「メンフィス・オープン(ATP250)」に優勝したライアン・ハリソン(アメリカ)は、世界62位から世界43位となり、大幅なランクアップを達成した。
ブエノスアイレス「アルゼンチン・オープン(ATP250)」で錦織圭(日本)を破り優勝を果たしたアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)は、前回の世界66位から世界50位に浮上している。
ブエノスアイレス「アルゼンチン・オープン(ATP250)」準優勝となった錦織圭(日本)は世界5位をキープ。
世界4位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)とのポイント差を200ポイントに縮めた。
2017年2月27日時点
2017年2月20日~26日はATP 500の1大会とATP 250 の2大会が開催された。
ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」に引き続き、マルセイユ「オープン13(ATP250)」にも優勝を果たした、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が世界11位から世界7位となり、ラファエル・ナダル(スペイン)に次ぐポジションへと浮上した。
ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)の上昇により、ロジャー・フェデラー(スイス)が世界10位へ、ダビド・ゴファン(ドイツ)が世界11位へとランクを下げている。
世界1位アンディ・マレー(イギリス)、世界2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は変更なし。
世界3位スタン・ワウリンカ(スイス)、世界4位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、世界5位錦織圭(日本)もそれぞれ順位をキープした。
ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は、「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」へ出場し、決勝へ進出するも、故障により決勝戦を棄権。
これより「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」不戦勝での優勝となったジャック・ソック(アメリカ)が、世界21位から世界18位へと順位を上げている。