ATP世界ランキング 2017年履歴(続き)
2017年6月12日時点
2017年5月28日~6月11日に開催されたグランドスラム(4大大会)「全仏オープン」終了直後、注目のランキングである。
グランドスラムは優勝者に2000 ポイントが付与される最大の大会。ランキングにも大きな変更が見られた。
#CHAMP10N pic.twitter.com/BV0M1qE7NE
— Rafa Nadal (@RafaelNadal) 2017年6月11日
2017年「全仏オープン」に見事優勝!を果たし、10回目の優勝で自身の持つ大会最多優勝記録を更新したラファエル・ナダル(スペイン)が世界ランキング4位から世界2位に浮上した。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、決勝戦でもスタン・ワウリンカ(スイス)に1度のブレイクも許さず、ストレートで試合に勝利した。
準優勝のスタン・ワウリンカ(スイス)は、世界3位をキープした。
そして、準々決勝敗退となったノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、世界2位から世界4位へと転落した。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の世界4位は2009年10月12日以来、6年8か月振りとなる。
長らく世界1位および世界2位の座に君臨したノバク・ジョコビッチ(セルビア)。今後の復活に向け、次なるステージに期待したい。
世界1位はアンディ・マレー(イギリス)がキープ。
「全仏オープン」欠場となったロジャー・フェデラー(スイス)も、世界5位をキープした。
準々決勝でアンディ・マレー(イギリス)に敗れた錦織圭(日本)は、世界9位維持に終わった。
その他、準々決勝では途中棄権となったパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が世界21位から世界17位へと浮上。自己ベストを更新した。
2017年6月19日時点
グランドスラム(4大大会)「全仏オープン」が終わり、遂にグラス(芝)コートシーズンが開始。
2017年6月12日~18日は、ATP250 の大会が2大会開催された。
Second ATP trophy of 2017 for Gilles Muller 🏆🏆
— Tennis TV (@TennisTV) 2017年6月18日
Muller beats Karlovic 7-6(5) 7-6(4) #RicohOpen pic.twitter.com/7i9GSFYy0h
世界ランキング1位 アンディ・マレー(イギリス)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 スタン・ワウリンカ(スイス)は変更なし。
スヘルトーヘンボス「リコー・オープン(ATP250)」に優勝したジル・ミュラー(ルクセンブルグ)は、世界28位から世界26位と上昇、自己ベスト・タイにまで順位を上げた。
同大会準優勝となったイボ・カルロビッチ(クロアチア)は、世界24位をキープした。
シュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」に優勝を果たした、ルカ・プイユ(フランス)が世界16位から世界15位へ浮上。
同大会準優勝のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)も、世界33位から世界32位へと順位を上げた。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、シュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」に出場しコートへ復帰。
まさかの初戦(第2回戦)敗退となったが、世界ランキングは5位をキープ。
同じくシュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」初戦敗退となったグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は世界12位から世界11位に上昇した。
また、錦織圭(日本)も世界9位をキープしている。
2017年6月26日時点
2017年6月19日~25日は、ATP500 の2大会、ロンドン クイーンズ・クラブ「AEGON選手権(ATP500)」とハレ「ゲリー・ウェバー・オープン(ATP500)」が開催された。
グランドスラム「ウィンブルドン」の前哨戦とも呼ばれるロンドン クイーンズ・クラブ「AEGON選手権(ATP500)」では、シード上位3名、アンディ・マレー(イギリス)、スタン・ワウリンカ(スイス)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が全て初戦敗退。波乱の展開となった。
WOW! What a match. At last, Feliciano Lopez has won the #AegonChampionships!! He beats Marin Cilic 4-6, 7-6(2), 7-6(8) in a superb final. pic.twitter.com/whESsZ6Hlk
— cinch Championships (@QueensTennis) 2017年6月25日
大会を制したのは、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)。
フェリシアーノ・ロペス(スペイン)は、世界ランキングを世界32位から世界25位へと大幅にランクを上げた。
準優勝となったマリン・チリッチ(クロアチア)は、世界7位からミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を抜き、世界6位に浮上。自己ベスト・タイにまでランクを上げた。
同大会ベスト4 に進出したグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、世界11位をキープ。同じくベスト4 のジル・ミュラー(ルクセンブルグ) も、自己ベストである世界26位をキープした。
ハレ「ゲリー・ウェバー・オープン(ATP500)」に9回目の優勝!を果たしたロジャー・フェデラー(スイス)。
世界ランキングは世界5位をキープ。
準優勝のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)も、世界12位をキープ。
ハレ「ゲリー・ウェバー・オープン(ATP500)」に出場するも、途中リタイアとなった錦織圭(日本)は、世界9位を維持した。
世界ランキング1位 アンディ・マレー(イギリス)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 スタン・ワウリンカ(スイス)は変更なし。