2020年最終発表ATP世界ランキングTOP50:テニス男子シングルス

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ATP世界ランキング 2020年履歴(続き)

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2020年3月16日

3月12日から開催予定であったインディアンウェルズBNPパリバ・オープン(ATP1000)」は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により開催を取りやめた。
アメリカ合衆国カリフォルニア州では、非常事態宣言が出されていた。

2020年3月16日付ランキングは、前回2020年3月9日付ランキングに、開催されたチャレンジャーツアー、フューチャーズ・トーナメントのポイントが加減された。
TOP50 については、前回2020年3月9日付世界ランキングと全く同じである。

その後も、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行により、ATPツアー、グランドスラムを含む全ての大会は8月まで開催中止となった。
ATPチャレンジャーツアーは2020年8月15日から再開。ATPツアーレベルの大会は、8月22日本選開始のシンシナティ(ニューヨーク)「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」で再開した。

ATP は、ツアー中断期間中のランキング及びポイント凍結を決定。
さらに、ツアー再開以降2020年中までは、中断を考慮した特別な方法でランキング/ポイントを計算することを決めた。

※ ツアー再開後のランキング/ポイント計算方法の詳細はこちらを参照

このため、2020年3月16日付ランキング及びポイントが、2020年8月17日まで適用されることとなった。

2020年3月16日~2020年8月17日付世界ランキングは、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界4位ロジャー・フェデラー(スイス)、世界5位ダニール・メドベデフ(ロシア)。
錦織圭(日本)は、世界31位である。

2020年3月9日

2020年3月6日~7日は、「デビスカップ(国別対抗戦)」予選が各地で開催され、ATPワールドツアーレベルの大会は開催されなかった。
(チャレンジャー・ツアーなどは開催された。)

デビスカップ(国別対抗戦)」は世界ランキングのポイント対象外であるため、2020年3月9日付のATP世界ランキングにおいては、トップ選手の順位に大きな変動はなかった。

2020年3月9日付世界ランキングも、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ドミニク・ティーム(オーストリア)。

ロジャー・フェデラー(スイス)は世界4位錦織圭(日本)は世界31位をキープした。

なお、錦織圭(日本)は、「デビスカップ(国別対抗戦)」予選での復帰を予定していたが”準備ができていない” として出場を見送った。

デビスカップ(国別対抗戦)」予選では、ドイツ、イタリア、クロアチア、アメリカ合衆国、オーストラリアなどが勝利し、11月に行われる「デビスカップ(国別対抗戦)」決勝トーナメント入りを決めた。
日本代表は、エクアドル代表に敗れた。

※ その後、2020年のデビスカップ(国別対抗戦)」決勝トーナメントは、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行のため開催中止となった、

2020年3月2日

2020年2月24日~3月1日は、ATP500 の2大会とATP250 の1大会が開催された。

ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」優勝は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は2020年シーズン、シングルスで無敗。

グランドスラム「全豪オープン」に続き、ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」でも堂々の優勝を収めた。
大会でセットを失ったのはガエル・モンフィス(フランス)との準決勝のみ。
安定し好調なプレーを披露し続けている。

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のツアー優勝は79回目。2020年2回目、ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」では5回目の優勝を飾った。

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、世界ランキング1位をキープした。

大会準優勝はステファノス・チチパス(ギリシャ)。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は2019年大会に続け、2年連続で決勝戦に進出。いずれも準優勝を獲得した。
直前に開催されたマルセイユオープン13(ATP250)」では優勝を果たしており、2大会連続での決勝戦進出となった。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)のランキングは、世界6位をキープした。

また、ダニエル・エヴァンス(イギリス)が準決勝に進出。世界ランキング37位から世界28位へと大きく上昇し、自己ベストの更新を達成した。

そして、昨年「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」で優勝を果たしたロジャー・フェデラー(スイス)は、怪我のため欠場。
昨年優勝のポイントが剥落し、世界ランキングは世界3位から世界4位に下落した。

これにより、ドミニク・ティーム(オーストリア)が世界4位から世界3位にランクアップ。
初のトップ3 入り、ランキングの自己ベストを更新した。

ロジャー・フェデラー(スイス)は、2020年2月19日にスイスで右ひざの関節鏡視下手術を行い、グラス(芝)コート・シーズンまでツアーの離脱を予定している。

アカプルコアビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」優勝を果たしたのは、ラファエル・ナダル(スペイン)!

ラファエル・ナダル(スペイン)の2020年シーズン初優勝。
ツアー85回目、大会では3回目の優勝。大会がクレーコートからハードコートに変更た2014年以降では初めての大会優勝を手にした。

ラファエル・ナダル(スペイン)は、大会を通じ1セットも失うことなく全試合にストレートで勝利。圧倒的な強さを見せつけた。

ラファエル・ナダル(スペイン)の世界ランキングは、世界2位をキープ。
世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とのポイント差は、370 ポイントとなった。

アカプルコアビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」準優勝はテイラー・フリッツ(アメリカ)。

テイラー・フリッツ(アメリカ)のツアー準優勝は4回目。
大会では、次々と強豪と対戦する厳しいドローとなるが、好調なプレーを披露し決勝戦に進出。
準決勝では、同胞のスタージョン・イズナー(アメリカ)とフルセットの熱戦を繰り広げ、勝利を果たした。

テイラー・フリッツ(アメリカ)のランキングは、世界35位から世界24位に上昇。自己ベストの更新を達成した。

その他、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が準決勝に進出し、世界22位から世界19位に上昇。
スタン・ワウリンカ(スイス)は、準々決勝でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦し敗退。ランキングは世界16位から世界17位になった。

昨年優勝のニック・キリオス(オーストラリア)は、大会に出場するが、第1回戦で怪我のため無念の途中棄権。左手首の故障により、市街を続行することができなかった。
これにより昨年優勝のポイントが剥落し、世界ランキング23位から世界39位に順位を下げた。

サンティアゴチリ・オープン(ATP250)」優勝は、ティアゴ・セイボス ワイルド(ブラジル)!

ティアゴ・セイボス ワイルド(ブラジル)は19才、ツアー初めての決勝戦進出で初めての優勝を果たした。
なお、19才での優勝は、南アメリカでのクレーコート・シーズン、”ゴールデン・スウィング” では2005年のラファエル・ナダル(スペイン)優勝以来という若さになる。

ティアゴ・セイボス ワイルド(ブラジル)は大会にワイルドカードとして出場。決勝戦に勝ち進み、決勝では大会第2シードキャスパー・ルード(ノルウェー)に勝利。堂々の初タイトルを手にした。

ティアゴ・セイボス ワイルド(ブラジル)のランキングは、世界182位から世界113位へ大きく上昇。自己ベストの更新を達成した。

大会準優勝のキャスパー・ルード(ノルウェー)は、世界38位から世界36位に上昇した。

また、クリスチャン・ガリン(チリ)は、地元初開催の大会、地元No. 1 かつ大会第1シードとして出場するが、怪我のため準決勝試合で途中棄権を余儀なくされた。
ランキングは、自己ベストである世界18位をキープした。

2020年3月2日付世界ランキングは、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ドミニク・ティーム(オーストリア)。
世界4位ロジャー・フェデラー(スイス)、世界5位ダニール・メドベデフ(ロシア)となった。

錦織圭(日本)は、世界31位を維持した。

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