ATP世界ランキング 2020年履歴(続き)
2020年2月24日
2020年2月17日~23日は、ATP500 の1大会とATP250 の2大会が開催された。
- 「リオ・オープン(ATP500)」:ティーム、ラヨビッチ、ガリン、チョリッチ他出場
- マルセイユ「オープン13(ATP250)」:メドベデフ、チチパス、ゴファン、チリッチ他出場
- 「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」:ラオニッチ、西岡良仁、内山靖崇他出場
「リオ・オープン(ATP500)」で優勝を果たしたのは、クリスチャン・ガリン(チリ)!
クリスチャン・ガリン(チリ)ツアー4回目、2020年は「コルドバ・オープン(ATP250)」に続き2回目の優勝。
ATP500 の大会では初めてのタイトルを獲得した。
また、キャリア4回の優勝は全てクレーコート大会となった。
クリスチャン・ガリン(チリ)の世界ランキングは、世界25位から世界18位に上昇。なんと4週連続での自己ベスト更新を達成した。
絶好調の23才。今後の活躍にも注目が集まる。
「リオ・オープン(ATP500)」準優勝はジャンルカ・メイジャー(イタリア)。
ジャンルカ・メイジャー(イタリア)は、大会に予選を突破し本選に出場。
準々決勝でドミニク・ティーム(オーストリア)に勝利、第1回戦では好調キャスパー・ルード(ノルウェー)にも勝利を果たし、ツアー初の決勝の舞台へと進出した。
世界ランキングでは、ジャンルカ・メイジャー(イタリア)は世界128位から世界77位へ大幅にランクアップ。自己ベストの更新を達成した。
ドミニク・ティーム(オーストリア)は、準々決勝でジャンルカ・メイジャー(イタリア)と対戦し敗退。
雨のため試合は2日間にわたって開催されたが、挽回は叶わなかった。
ドミニク・ティーム(オーストリア)は、第1回戦、第2回戦には勝利したが、いずれもフルセットの接戦となった。
大会序盤にはひざの痛みが懸念されていた。
ドミニク・ティーム(オーストリア)のランキングは、自己ベストである世界4位をキープした。
マルセイユ「オープン13(ATP250)」の優勝は、ステファノス・チチパス(ギリシャ)!
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、昨年に続けて大会連覇を達成。
大会を通じ1セットも失わず全ての試合にストレートで勝利、堂々の5回目のタイトルを獲得した。
21才、15ヶ月で5回の優勝を獲得。大会の連覇は初めての達成となる。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)のランキングは、世界6位をキープした。
マルセイユ「オープン13(ATP250)」準優勝はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、前週のロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」に続け、2週連続でツアー決勝に進出。
19才、ツアー決勝はキャリア5回目。決勝戦ではステファノス・チチパス(ギリシャ)に敗れ、初優勝は次回以降に持ち越された。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)のランキングは、世界18位から世界19位になった。
また、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が大会準決勝に進出。
ランキングを世界55位から世界48位に上げ、自己ベストの更新を達成した。
「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」の優勝は、ライリー・オペルカ(アメリカ)!
ライリー・オペルカ(アメリカ)22才、ツアー2度目のタイトルを獲得した。
雨のため準決勝・決勝と同日に挑むハードスケジュールとなったが、ライリー・オペルカ(アメリカ)は、準決勝でフルセットの末ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に勝利。
そして決勝戦で西岡良仁(日本)にもフルセットの末に勝利を果たし、母国でキャリア2回目のトロフィーを掲げた。
ライリー・オペルカ(アメリカ)のランキングは世界55位から世界39位に上昇した。
そして「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」の準優勝は、西岡良仁(日本)!
西岡良仁(日本)は、2018年「深センオープン(ATP250)」でツアー初優勝。そして今回ツアー2度目の決勝に進出した。
決勝戦ではライリー・オペルカ(アメリカ)と2時間を超える試合を展開するが、惜しくもキャリア2度目のタイトルは逃した。
大きな怪我を乗り越え、進化し続ける24才。今後もますますの活躍が期待される。
西岡良仁(日本)のランキングは、世界63位から世界48位に上昇。自己ベストを更新し、初めてのトップ50 入りを果たした。
ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は、世界37位から世界32位に上昇した。
2020年2月24日付世界ランキングも、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ロジャー・フェデラー(スイス)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界30位から世界31位になった。
2020年2月17日
2020年2月10日~16日は、ATP500 の1大会とATP250 の2大会が開催された。
- ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」:メドベデフ、チチパス、モンフィス他出場
- 「ニューヨーク・オープン(ATP250)」:イズナー、ラオニッチ、西岡良仁、内山靖崇他出場
- ブエノスアイレス「アルゼンチン・オープン(ATP250)」:シュワルツマン、ペラ、チョリッチ他出場
ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」で優勝を果たしたのは、ガエル・モンフィス(フランス)!
ガエル・モンフィス(フランス)は、前週のモンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」に続けて連続優勝。
ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」では2019年に続き、2連覇を果たした。
大会では、決勝戦まで1セットも失わず安定し勝利を続け、見事なパフォーマンスを披露。
そして、2020年シーズン2回目、キャリアでは10回目のタイトルを獲得した。
ガエル・モンフィス(フランス)の世界ランキングは、世界9位をキープした。
ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」の準優勝はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)。
19才、ハードコートでは初めての決勝戦に進出。
キャリア初優勝こそ逃したものの、第2回戦(ベスト16)ではグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)にもストレートで勝利、好調なプレーで魅了した。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)のランキングは、世界21位から世界18位へと上昇した。
また、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は準々決勝に進出。ランキングを世界15位から世界14位に上昇させ、自己ベストの更新を達成した。
「ニューヨーク・オープン(ATP250)」では、ジョン・イズナー(アメリカ)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)のトップ2 シード、元グランドスラム準優勝者のケビン・アンダーソン(南アフリカ)がいずれも初戦敗退。波乱の展開となった。
チャンスを活かし「ニューヨーク・オープン(ATP250)」優勝を手にしたのは、カイル・エドマンド(イギリス)!
カイル・エドマンド(イギリス)は大会に第8シードとして出場。そして、キャリア2度目、2018年以来の優勝を果たした。
カイル・エドマンド(イギリス)のランキングは、世界62位から世界45位へと上昇した。
「ニューヨーク・オープン(ATP250)」準優勝はアンドレアス・セッピ(イタリア)。
アンドレアス・セッピ(イタリア)は、ツアー10回目の決勝進出を果たし、ランキングを世界98位から世界80位に上昇させた。
ブエノスアイレス「アルゼンチン・オープン(ATP250)」の優勝は、キャスパー・ルード(ノルウェー)!
キャスパー・ルード(ノルウェー)21才、初めてのツアー優勝を獲得した。
キャリアでの決勝進出は2回目。いずれもクレーコートの舞台となった。
ノルウェー人選手のATPツアー優勝は初めて。キャスパー・ルード(ノルウェー)がその歴史を塗り替えた。
キャスパー・ルード(ノルウェー)のランキングは、世界45位から世界34位へと上昇。堂々の自己ベストの更新を達成した。
そして、ブエノスアイレス「アルゼンチン・オープン(ATP250)」準優勝はペドロ・ソウサ(ポルトガル)。
ペドロ・ソウサ(ポルトガル)は、大会予選に敗退するも、欠場者が出たことによりラッキールーザーとして本選に出場。
準決勝進出まで勝ち進み、準決勝では対戦相手のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が怪我のため棄権。不戦勝でキャリア初の決勝戦進出を決め、大会準優勝を獲得した。
ペドロ・ソウサ(ポルトガル)のランキングは、世界145位から世界107位へ大幅に上昇した。
また、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は、準々決勝でパブロ・クエバス(ウルグアイ)と対戦。フルセット、3時間41分の熱戦となった。
最終第3セット、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)のマッチポイントをパブロ・クエバス(ウルグアイ)がセーブした際、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が左太ももを故障。
テーピングを施し足下が覚束ないまま試合を続行、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)がブレイクに成功し試合に勝利した。
しかし、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の怪我は内転筋の亀裂と判明し、準決勝には棄権を余儀なくされた。全治2~3週間とされている。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)のランキングは、世界14位から世界13位へと上昇した。
2020年2月17日付世界ランキングも、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ロジャー・フェデラー(スイス)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界25位から世界30位となった。
2020年2月10日
2020年2月3日~9日は、ATP250 の3大会が開催された。
- モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」:モンフィス、ゴファン、シャポバロフ、ディミトロフ、Aアリアシム他出場
- プネ「マハラシュトラ・オープン(ATP250)」:ペール、杉田祐一、ダニエル太郎他出場
- 「コルドバ・オープン(ATP250)」:シュワルツマン、ペラ、ガリン他出場
モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」の優勝は、ガエル・モンフィス(フランス)!
ガエル・モンフィス(フランス)の2020年シーズン初優勝。母国フランスで大会3度目のトロフィーを掲げ、大会10周年を飾った。
なお、ガエル・モンフィス(フランス)は、大会初開催の2010年にも優勝を果たした。
ツアー優勝は9回目、うち8回がハードコート、さらに6回が室内ハードコートの大会となった。
ガエル・モンフィス(フランス)は多くの怪我に苦しんだが復活、2020年も好調なプレーを披露している。今後ますますの活躍が期待される。
ガエル・モンフィス(フランス)の世界ランキングは、世界9位をキープした。
モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」準優勝は、バセク・ポスピシル(カナダ)。
バセク・ポスピシル(カナダ)は、2019年1月に背中の手術を受けツアーを離脱、大会にはプロテクト・ランキングを適用しての出場権を獲得していた。
そして、第2回戦では同胞デニス・シャポバロフ(カナダ)に勝利、準決勝ではダビド・ゴファン(ベルギー)にも勝利を果たし、2014年以来となるツアー決勝に進出。準優勝を獲得した。
バセク・ポスピシル(カナダ)のランキングは、世界132位から世界104位へ大幅に上昇した。
その他、準決勝に進出したフィリップ・クライノビッチ(セルビア)は、世界44位から世界39位へとランクアップ。
昨年優勝のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)は怪我のため欠場となり、世界33位から世界46位へ順位を落とした。
プネ「マハラシュトラ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、イジー・ベセリー(チェコ)!
イジー・ベセリー(チェコ)は、2015年以来5年振り2回目のツアー優勝。
準々決勝、準決勝、そして決勝と3試合連続でフルセット、タイブレイクの接戦となるが、いずれも最後には勝利を勝ち取り、勝負強さを発揮。見事、タイトルを獲得した。
大会準優勝はイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)。イゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)は、ツアー初の決勝進出、準優勝獲得となった。
イジー・ベセリー(チェコ)のランキングは、世界107位から世界72位へ上昇。
イゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)は、世界90位から世界71位へと上昇し、自己ベストの更新を達成した。
「コルドバ・オープン(ATP250)」優勝は、クリスチャン・ガリン(チリ)!
2020年シーズン初のクレーコート大会を制した。
クリスチャン・ガリン(チリ)のツアー優勝は3回目。いずれもクレーコート大会となった。
決勝戦は、大会第1シードディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。
クレー巧者同士の決勝戦は、第1セットをディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が獲得するが、第2セットはクリスチャン・ガリン(チリ)が奪い、フルセットの試合となった。
そして最終第3セット、クリスチャン・ガリン(チリ)がベースライン前に出て攻勢、スコア6-0 でセットを獲得し、タイトルを手にした。
クリスチャン・ガリン(チリ)のランキングは、世界31位から世界26位へ上昇。自己ベスト更新を達成した。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は世界14位をキープした。
その他、昨年準優勝のギド・ペラ(アルゼンチン)が初戦であった第2回戦で敗退。ランキングを世界22位から世界27位に落とした。
2020年2月10日付世界ランキングでは、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ロジャー・フェデラー(スイス)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界26位から世界25位に上昇した。
2020年2月3日
2020年1月20日~2月2日にかけて、グランドスラム「全豪オープン」が開催された。
2020年最初のグランドスラムを制したのは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)はグランドスラム「全豪オープン」最多優勝記録を更新し、8回目の優勝!2019年に続き2連覇を達成。
グランドスラム17回、ツアー78回目のタイトルを手にした。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は2020年、「ATPカップ(国別対抗戦)」を含め、シングルスで無敗。
グランドスラム初優勝を飾ったグランドスラム「全豪オープン」の舞台、2020年も、その強さを見せつけた。
さらに、世界ランキングにおいて、世界2位から世界1位に返り咲いた。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の世界1位は、計276週目を数えることとなった。
これにより、ラファエル・ナダル(スペイン)は、世界1位から世界2位にランクを落とした。
ただし、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とラファエル・ナダル(スペイン)のポイント差は325 ポイント。
両者の世界1位の座をかけたライバル対決は、続く。
そして、グランドスラム「全豪オープン」準優勝は、ドミニク・ティーム(オーストリア)。
ドミニク・ティーム(オーストリア)は、グランドスラム「全豪オープン」で初の決勝進出。
グランドスラムでは3回目の決勝に進出した。
グランドスラム「全豪オープン」決勝戦は、4時間、フルセットの接戦となった。
ドミニク・ティーム(オーストリア)が第3セットを2ブレイク・アップで獲得、セットカウント2-1 とリードしたが、その後王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が挽回。
タイトルはノバク・ジョコビッチ(セルビア)が勝ち取った。
ドミニク・ティーム(オーストリア)のグランドスラム初優勝は、次回以降に持ち越された。
優勝こそ逃したものの、ドミニク・ティーム(オーストリア)は大会を通し最高のプレーを披露。
準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に勝利。
準決勝ではアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)に勝利し、第4回戦(ベスト16)ではガエル・モンフィス(フランス)にも勝利した。
準々決勝、ラファエル・ナダル(スペイン)との対戦では、第2セットはラファエル・ナダル(スペイン)が獲得するが、第1・第3・第4セットではタイブレイクに突入、全てのタイブレイクをドミニク・ティーム(オーストリア)が制し、ドミニク・ティーム(オーストリア)が両者互角の熱戦に勝利した。
ドミニク・ティーム(オーストリア)のランキングは、世界5位から世界4位に上昇した。
グランドスラム「全豪オープン」準決勝に進出したのは、ロジャー・フェデラー(スイス)とアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、足の怪我を抱え、大会中苦戦を強いられたものの、さすがのベスト4 進出。
準決勝では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)との50回目の対戦が実現した。
両者再度の対決は、第1セット、ロジャー・フェデラー(スイス)が先にブレイクに成功しリードするが、ロジャー・フェデラー(スイス)のサーヴィング for the セットでノバク・ジョコビッチ(セルビア)がブレイクバックに成功し、タイブレイクに突入。
タイブレイクをノバク・ジョコビッチ(セルビア)が制し第1セットを獲得、続く第2・第3セットもノバク・ジョコビッチ(セルビア)が獲得し、ストレートで勝利。ロジャー・フェデラー(スイス)は2020年準決勝での敗退となった。
ロジャー・フェデラー(スイス)のランキングは、世界3位をキープした。
試合後の会見で、ロジャー・フェデラー(スイス)は、「結果には満足している。」「引退は考えていない。(No plans to retire.)」と語った。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、グランドスラムでは初の準決勝進出。
若くして多くの実績を残しながらも、グランドスラムでは結果を出せず苦戦していた。
しかし、今大会では成長したプレーを披露。
第4回戦(ベスト16)までは1セットも失わず勝ち進み、準々決勝(ベスト8)では2014年王者スタン・ワウリンカ(スイス)にも勝利。初めてのベスト4 進出を決めた。
準決勝は、ドミニク・ティーム(オーストリア)とのライバル対決。
第1セットはアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が2 ブレイク・アップで獲得するが、第2セットはドミニク・ティーム(オーストリア)が獲得。
第3・第4セットはいずれもタイブレイクという接戦になり、両セットをドミニク・ティーム(オーストリア)が獲得。
決勝進出は、ドミニク・ティーム(オーストリア)が勝ち取った。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)のランキングは、世界7位をキープした。
大会準々決勝(ベスト16)に進出したのは、ラファエル・ナダル(スペイン)、スタン・ワウリンカ(スイス)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、とテニズ・サングレン(アメリカ)。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、前述の通り、世界1位から世界2位にランクダウン。
スタン・ワウリンカ(スイス)は世界15位から世界13位、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は世界35位から世界32位に上昇した。
テニズ・サングレン(アメリカ)は、世界100位から世界56位となり、大幅なランクアップを達成した。
その他、好調アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は第4回戦(ベスト16)に進出。ランキングを世界16位から世界15位へと上げ、またもや自己ベストの更新を達成した。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は2020年、3回のランキング発表連続で自己ベストを更新したこととなる。
ニック・キリオス(オーストラリア)も第4回戦(ベスト16)に進出。
ニック・キリオス(オーストラリア)は、地元オーストラリアのエースとして今大会に出場。森林火災の寄付でもテニス界と母国を牽引した。
第4回戦(ベスト16)ではラファエル・ナダル(スペイン)に敗れ敗退となったが、大会を通し才能あふれるプレーで魅了。地元オーストラリアそして大会を大きく盛り上げた。
ニック・キリオス(オーストラリア)のランキングは、世界26位から世界20位に上昇した。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は、第3回戦でマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦し敗退。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)のランキングは、世界9位から世界12位となった。
マリン・チリッチ(クロアチア)は、世界39位から世界37位に順位を上げた。
2020年2月3日付世界ランキングは、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ロジャー・フェデラー(スイス)。
世界4位はドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位ダニール・メドベデフ(ロシア)となった。
錦織圭(日本)は、世界18位から世界26位にランクを落とした。
錦織圭(日本)は右ひじの怪我のためグランドスラム「全豪オープン」を欠場。復帰を予定していた「ニューヨーク・オープン(ATP250)」についても、欠場を決めた。
怪我からの回復、そして復活が待ち望まれる。