アンディ・マレー【2018年】
年間大会出場予定スケジュール
※ マレー、北京欠場でシーズン終了
Big 4 の一角、アンディ・マレー(イギリス)の2018年年間国際大会出場予定(シングルス)を紹介する。
2017年は、世界ランキングを世界1位でスタートするも、臀部の怪我に苛まれ、7月グランドスラム「ウィンブルドン」を最後にツアーを離脱。怪我の治療に専念した。
世界ランキング1位の座は、41週連続で一旦ストップ。2017年末ランキングは世界16位にまで下げた。
2018年は、年初開催の「ブリスベン国際(ATP250)」での復帰を予定、オーストラリア入りし練習にも参加していたが、臀部に痛みがあり、求めるレベルのプレーができないとして出場を断念。さらに、1月下旬のグランドスラム「全豪オープン」への出場も断念し、復帰に向けた全ての選択肢を再検討するとした。
欠場を決めた直後の1月7日、アンディ・マレー(イギリス)は、オーストラリア メルボルンで臀部の手術を受けた。その後、手術は成功し、「グラス(芝)コートシーズン」での復帰を目指すと発表した。
母国で開催されるグランドスラム「ウィンブルドン」への出場をターゲットとし、その前哨戦「クイーンズクラブ選手権(ATP500)」(フィーバーツリー選手権)にも出場する。
(「クイーンズクラブ選手権」は、旧名称AEGON選手権。2018年よりスポンサーがAEGONからフィーバーツリーに変更となった。)
※ グランドスラム「ウィンブルドン」には欠場となった。
【2018年3月29日追記】
アンディ・マレー(イギリス)が6月11日より開催されるスヘルトーヘンボス「リベーマ・オープン(ATP250)」への出場を発表!復帰の大会となる見通し。
アンディ・マレー(イギリス)はコート練習を再開しており、予定より早い復帰。順調な回復が伺える。
【2018年6月6日追記】
アンディ・マレー(イギリス)は、スヘルトーヘンボス「リベーマ・オープン(ATP250)」での復帰を予定していたが、欠場となった。
大会公式HP では、怪我からの回復が望んでいた通りには進まなかったこと、100 % の状態で復帰したいとのアンディ・マレー(イギリス)のコメントを発表した。
引き続きグラス(芝)コートシーズンでの復帰に強い意欲を示しており、今後は、「クイーンズクラブ選手権(ATP500)」(フィーバーツリー選手権)での復帰を予定している。
【2018年6月9日追記】
アンディ・マレー(イギリス)が9月開催の「深センオープン(ATP250)」に出場を決定。自身の公式サイトで発表した。
アンディ・マレー(イギリス)は、2014年にも大会に出場し、優勝を果たしている。
公式サイトでは、「深センに戻れることを楽しみにしている。2014年大会、特に決勝戦での戦いは素晴らしい思い出。2018年も良い結果となるよう臨みたい。」と語った。
参考:アンディ、2018年スケジュールに深センを追加(マレー公式サイト、英語)
【2018年6月20日追記】
アンディ・マレー(イギリス)が遂にツアーに復帰。母国開催、グラス(芝)コート大会である「クイーンズクラブ選手権(ATP500)」(フィーバーツリー選手権)に出場した。
第1回戦(初戦)でニック・キリオス(オーストラリア)と対戦し、第1セットを獲得し試合をリードするも、フルセットの接戦の末に敗退。復帰戦勝利とはならなかったが、高いパフォーマンスを披露した。
アンディ・マレー(イギリス)のツアー復帰は、342日振りであった。(復帰戦詳細はこちら)
アンディ・マレー(イギリス)の完全復帰、そして更なる活躍が期待される。
なお、アンディ・マレー(イギリス)は「ブリスベン国際(ATP250)」欠場を決めた直後、自身のインスタグラムで次のようにコメントを発信している。
「(怪我で離脱した)数か月、どれほどテニスを愛しているかを思い知った。毎朝起きるとき、居眠りから起きるときも、今日は状態が良くなっているのではと期待しながら目覚め、起きてそうではないと知り落胆していた。」
「ブリスベンでトップ選手と練習し、残念ながら自分の求めるレベルのプレーができていないと判断した」
そして、純粋にテニスがしたい!という自身を表現するため、インスタグラムに子供の頃の写真を選んだとつづった。
また、ブリスベンでは、「世界30位になっても何でも構わない。プレーがしたいんだ。」と復帰への想いを語っている。
アンディ・マレー(イギリス)復活の2018年となるか、活躍が注目される。アンディ・マレー(イギリス)、2018年のシングルス大会出場予定は次の通り。
年間大会出場スケジュール【2018年】
日程 | 大会名 | ポイント | サーフェス | 開催地 |
---|---|---|---|---|
6月18日~24日 | クイーンズクラブ選手権 | ATP500 | 芝 | ロンドン(イギリス) |
6月25日~30日 | イーストボーン国際 | ATP250 | 芝 | イーストボーン(イギリス) |
7月30日~8月5日 | シティ・オープン | ATP500 | ハード | ワシントンDC(アメリカ) |
8月12日~19日 | ウェスタン&サザン・オープン | ATP1000 | ハード | シンシナティ(アメリカ) |
8月27日~9月9日 | 全米オープン | 2000 | ハード | ニューヨーク(アメリカ) |
9月24日~30日 | 深センオープン | ATP250 | ハード | 深セン(中国) |
※ 2018年早々、「ブリスベン国際(ATP250)」での復帰を予定していたが、臀部の怪我のため、初戦開始前に出場を断念。そして、グランドスラム「全豪オープン」についても欠場を発表。
※ 1月に臀部の手術を受け、グラス(芝)コートシーズンでの復帰を予定している。
※ アンディ・マレー(イギリス)がスヘルトーヘンボス「リベーマ・オープン(ATP250)」への出場を発表。2017年グランドスラム「ウィンブルドン」以来、初めての公式大会出場となる見通し。
しかし、その後欠場を決めた。復帰は、「クイーンズクラブ選手権(ATP500)」を予定している。
※ アンディ・マレー(イギリス)は、7月末より開催のワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」への出場を発表。同大会への出場はキャリアで3回目。さらに、怪我からの復帰後は、”できるだけ多くの大会に出場したい” ともコメントしている。アンディ・マレー(イギリス)の回復、そして復活を心待ちにしたい。
※ アンディ・マレー(イギリス)が、9月開催の「深センオープン(ATP250)」に出場を発表。アンディ・マレー(イギリス)の同大会出場は2回目。2014年の初出場では、大会優勝を果たした。
※ アンディ・マレー(イギリス)が6月「イーストボーン国際(ATP250)」への出場を決定!当初出場予定ではなかったため、ワイルドカードでの出場権を獲得した。
アンディ・マレー(イギリス)は、直前の大会である「クイーンズクラブ選手権(ATP500)」で11か月振りにツアーに復帰。初戦でニック・キリオス(オーストラリア)と対戦し、復帰試合に勝利とはならなかったが、アンディ・マレー(イギリス)らしい、高度なプレーを披露した。
アンディ・マレー(イギリス)は、「イーストボーン国際(ATP250)」出場を決め、「グラス(芝)コートでもっとプレーしたいと考えていた。イーストボーンの会場は、デビスカップで試合をしたことがあるが、非常に素晴らしい。出場を楽しみにしている。」とコメント。大会公式サイトが発表した。
※ グランドスラム「ウィンブルドン」への出場を予定していたが、欠場となった。
アンディ・マレー(イギリス)は、現地入りし、直前まで練習を行い様子を伺っていたが、無念の欠場となった。自身のフェイスブックでは、「チームとの長時間にわたる議論の末、5セットマッチへの出場は時期尚早との結論に至った。」と綴った。
また、翌日からはハードコートの練習に取り組み、リハビリを続け、回復に向け努力していきたいとしている。
今後のハードコート・シーズンに向け、完全復活が待ち望まれる。
※ トロント「ロジャーズカップ(ATP1000)」への出場を予定していたが、欠場となった。アンディ・マレー(イギリス)は、大会にワイルドカードとしての出場権を獲得していた。直前の大会ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」で勝ち進んでおり、怪我からの回復のため、連続での出場は難しいと判断した。アンディ・マレー(イギリス)の世界ランキングは832位。大会には第1回戦からの出場となる。
How'd @Andy_Murray feel about his Rd. 3 win at #CO50?
— Tennis Channel (@TennisChannel) 2018年8月3日
Emotionally overwhelmed. As were we. pic.twitter.com/zsJpG2t1wx
また、アンディ・マレー(イギリス)は、ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」において、第3回戦(ベスト16)に勝利するが、準々決勝は棄権した。第3回戦(ベスト16)では、マリウス・コピル(ルーマニア)と対戦。深夜3時まで続く熱戦となり、勝利直後、アンディ・マレー(イギリス)は涙をみせた。
※ アンディ・マレー(イギリス)は、出場を予定していた北京「チャイナ・オープン(ATP500)」に欠場。2018年シーズンを終了することとなった。
アンディ・マレー(イギリス)は、中国でのハードコート大会、「深センオープン(ATP250)」、北京「チャイナ・オープン(ATP500)」への出場をもって、2018年シーズンを終了すると発表していたが、「深センオープン(ATP250)」後に足首を故障。北京「チャイナ・オープン(ATP500)」は欠場となった。
「深センオープン(ATP250)」では、ワイルドカードとして出場し、準々決勝に進出。第2回戦(ベスト16)ではダビド・ゴファン(ベルギー)にもストレートで勝利を果たした。
準々決勝では、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に敗戦を喫した。なお、足首の怪我は、軽度のものとしている。
アンディ・マレー(イギリス)は2018年、6月「クイーンズクラブ選手権(ATP500)」で復帰を果たしたが、怪我からの回復途上にあり、2019年シーズンに向け、リハビリ及びトレーニングに専念したいとした。
2018年はタイトル獲得ならず。優勝をしなかったのは、2005年以来のこととなった。
元世界No. 1 アンディ・マレー(イギリス)の完全復活、そして2019年以降の更なる活躍に期待したい。