ロジャー・フェデラー【2017年】
年間大会出場スケジュール
ロジャー・フェデラー(スイス)は2016年、左ひざの手術、ウイルス性疾患、背部の怪我などが続き、多くの大会を欠場。2000年以来、16年ぶりに大会タイトル(優勝)なしという結果になった。
そして、2017年、復帰の大会となったグランドスラム「全豪オープン」で優勝。自身の有するグランドスラム(4大大会)最多優勝記録を更新した。
クレーコート・シーズンは欠場するも、グランドスラム「ウィンブルドン」で優勝。前代未聞の大会8回目のタイトルを手にした。
グランドスラム2回の優勝を合わせ、2017年は7回優勝。年末世界ランキング2位となり、大復活の1年となった。
年間大会出場スケジュール【2017年】
日程 | 大会名 | ポイント | サーフェス | 開催地 |
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1月16日~29日 | 全豪オープン | 2000 | ハード | メルボルン(オーストラリア) |
2月27日~3月4日 | ドバイ・デューティフリー・テニス選手権 | ATP500 | ハード | ドバイ(アラブ首長国連邦) |
3月9日~19日 | BNPパリバ・オープン | ATP1000 | ハード | インディアンウェルズ(アメリカ) |
3月22日~4月2日 | マイアミ・オープン | ATP1000 | ハード | マイアミ(アメリカ) |
6月12日~18日 | メルセデス・カップ | ATP250 | 芝 | シュツットガルト(ドイツ) |
6月19日~25日 | ゲリー・ウェバー・オープン | ATP500 | 芝 | ハレ(ドイツ) |
7月3日~16日 | ウィンブルドン | 2000 | 芝 | ロンドン(イギリス) |
8月7日~13日 | ロジャーズ・カップ | ATP1000 | ハード | モントリオール(カナダ) |
8月28日~9月10日 | 全米オープン | 2000 | ハード | ニューヨーク(アメリカ) |
10月8日~15日 | 上海Rolexマスターズ | ATP1000 | ハード | 上海(中国) |
10月23日~29日 | スイス・インドアーズ・バーゼル | ATP500 | ハード(室内) | バーゼル(スイス) |
11月12日~19日 | ATPワールドツアー・ファイナル | 1500 | ハード(室内) | ロンドン(イギリス) |
※ マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」、 ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」への出場を発表した。しかし、その後やはり欠場することを表明した。ロジャー・フェデラーは、「ドバイで休息が必要だと実感した」と語った。
2017年、グランドスラム「全豪オープン」、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」、「マイアミ・オープン(ATP1000)」に優勝するが、「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」では第2回戦で敗退している。
参考: 2017/4/12 フェデラー、5月下旬まで大会欠場を発表(英語)
※ グランドスラム「全仏オープン」へも出場予定であったが、欠場を発表。
質の高いプレーをキャリア長く続けるため、今シーズンはクレーコート大会には出場せず、芝およびハードコートの大会に専念するとした。
参考: 2017/5/16 フェデラー、全仏を欠場しグラスコート、ハードコートに専念(英語、公式サイト)
※ ロジャー・フェデラー(スイス)が、モントリオール「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」への出場を発表。大会には、 ラファエル・ナダル(スペイン)、錦織圭(日本)他多くのトップ選手が出場を予定しており、トップクラスの戦いが予想される。
※ 2017年グランドスラム「ウィンブルドン」優勝後のインタビューにて、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」には出場すると公言。
しかし、モントリオール「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」で準優勝に終わった後、背中の怪我により、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」への欠場を決めた。
他の大会についても可能な限り出場したいとしており、今後、新たな大会への出場が期待される。
※ 「上海Rolexマスターズ(ATP1000)」公式チャンネルがYouTube 動画をアップしロジャー・フェデラー(スイス)の参戦を発表。動画では、ロジャー・フェデラー(スイス)がレストランで出場を問われ、中国語で「是的(はい)」と回答している。
YouTube はこちら
※ ロジャー・フェデラー(スイス)がバーゼル「スイス・インドアーズ・バーゼル(ATP500)」への出場を表明。
※ 「パリ・マスターズ(ATP1000)」へも出場を予定していたが、トーナメント表(ドロー)発表後に欠場を決めた。以前より故障を抱えている背中(腰)の怪我のためとされている。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、直前の大会バーゼル「スイス・インドアーズ・バーゼル(ATP500)」で大会史上初となる8度目の優勝を飾っていた。
直前の 「パリ・マスターズ(ATP1000)」は欠場となったものの、「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」には予定通り出場。
ATP ワールドツアー・ファイナルへは15回目の出場。自身の保持する最多優勝記録(6回)の更新も十分に期待される。