2018年3月トップ選手大会出場予定
2018年3月は、2月下旬から開催されるATP 500 の2大会、ATP 250 の1大会に加え、いよいよATP ワールドツアー・マスターズ1000 の2大会が連続して開催される。
- インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」、ハードコート:ドロー
- マイアミ「マイアミ・オープン(ATP1000)」、ハードコート:ドロー
※ 2月26日~3月4日開催のアカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」、「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」、サンパウロ「ブラジル・オープン(ATP250)」は2月トップ選手出場予定を参照。
昨年は、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」、マイアミ「マイアミ・オープン(ATP1000)」ともにロジャー・フェデラー(スイス)が優勝。
「サンシャイン・ダブル」(両大会に同時優勝すること)を達成した。
なお、2014年~2016年は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が3年連続で「サンシャイン・ダブル」を達成している。
インディアンウェルズにフェデラー他トップ選手集結
インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」には、ロジャー・フェデラー(スイス)、マリン・チリッチ(クロアチア)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、ドミニク・ティーム(オーストリア)など、多くのトップ選手が出場。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、グランドスラム「全豪オープン」後に肘の手術を行い、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」での復帰を予定している。
日本人選手では、杉田祐一(日本)、西岡良仁(日本)が本選への出場を決めている。
2017年インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」では、決勝戦でロジャー・フェデラー(スイス)とスタン・ワウリンカ(スイス)が対戦。ロジャー・フェデラー(スイス)がストレートで勝利し、2017年グランドスラム「全豪オープン」に引き続き大舞台での優勝を収めた。
2018年も、グランドスラム「全豪オープン」ではロジャー・フェデラー(スイス)が優勝。インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」でも連覇となるか、活躍が注目される。
なお、世界ランキングにおいて、世界1位ロジャー・フェデラー(スイス)と世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)のポイント差はわずか。そして、大会開催後、両者ともに昨年インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」でのポイントを失う。
ラファエル・ナダル(スペイン)が欠場となったことから、 ロジャー・フェデラー(スイス)は、準決勝以上の進出で、世界1位キープとなる。
また、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、2008年、2011年に大会優勝、2014年~2016年は3連続で優勝。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、2007年、2009年、2013年に優勝を果たしている。
※ アンディ・マレー(イギリス)はエントリーしていたものの1月に臀部の手術を行い、欠場となった。
※ スタン・ワウリンカ(スイス)は出場を予定していたが、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」、「マイアミ・オープン(ATP1000)」ともに2018年は欠場となった。最高の状態に戻すため必要なことを行い、練習に励み、クレーコートシーズンでの復帰を目指すと発表した。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)も、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」、「マイアミ・オープン(ATP1000)」に欠場を決めた。ラファエル・ナダル(スペイン)は、右足の腸腰筋(腰椎(脊椎の腰部分)と大腿骨(太ももの太い骨)を結ぶ筋肉群)上部の怪我によりグランドスラム「全豪オープン」準々決勝で途中棄権。その後、アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」練習中に異変、同大会に欠場となった。再度の検査の結果、回復に時間がかかるとした。
※ (ドロー発表後)錦織圭(日本)、ニック・キリオス(オーストラリア)は欠場となった。錦織圭(日本)は病気のため、ニック・キリオス(オーストラリア)はひじの怪我のため、試合直前に欠場を決めた。
トーナメント表(ドロー)
- インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」:フェデラー、ジョコビッチ他トップ選手集結
マイアミにフェデラー・錦織圭他出場
2005 🏆
— Miami Open (@MiamiOpen) 2017年4月2日
2006 🏆
2017 🏆https://t.co/sUSWbEueHQ#MiamiOpen pic.twitter.com/U5lFMiB6PW
「マイアミ・オープン(ATP1000)」には、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」に引き続き、ロジャー・フェデラー(スイス)、マリン・チリッチ(クロアチア)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)を含む、ほとんどのトップ選手が出場を予定。
錦織圭(日本)、杉田祐一(日本)、西岡良仁(日本)も、出場を予定している。
2017年「マイアミ・オープン(ATP1000)」では、ラファエル・ナダル(スペイン)vs. ロジャー・フェデラー(スイス)再度の決勝戦が実現した。
優勝を手にしたのは、ロジャー・フェデラー(スイス)。大会3回目の優勝を果たした。2018年も、再度の優勝を目指す。
また、錦織圭(日本)は2016年に大会準優勝を果たしており、今回も活躍が期待される。
そして、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は大会6回の優勝。現在のコーチであるアンドレ・アガシ(アメリカ)と並び、大会最多優勝記録を保持する。
2017年は怪我により欠場を余儀なくされた。2018年は出場が予定されており、復活が期待される。
なお、過去ラファエル・ナダル(スペイン)には優勝経験がない。
2018年も「サンシャイン・ダブル」の達成となるか、最高の選手による最高のプレーが期待される。
※ ドミニク・ティーム(オーストリア)は出場を予定していたが欠場。ドミニク・ティーム(オーストリア)は、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」第3回戦試合で足首を怪我、試合途中での棄権を余儀なくされていた。状態が心配される。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)、 スタン・ワウリンカ(スイス)、アンディ・マレー(イギリス)、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)は、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」に引き続き「マイアミ・オープン(ATP1000)」についても欠場となった。
トーナメント表(ドロー)
- 「マイアミ・オープン(ATP1000)」:フェデラー、ジョコビッチ、デルポトロ、錦織圭他トップ選手集結
トップ選手大会出場予定【2018年3月】
世界テニス男子シングルス
順位 | 選手 | 3月8日 | 3月21日 | 2月26日 |
---|---|---|---|---|
1 | ラファエル・ナダル | |||
2 | ロジャー・フェデラー | インディアンウェルズ | マイアミ | - |
3 | マリン・チリッチ | インディアンウェルズ | マイアミ | |
4 | グリゴール・ディミトロフ | インディアンウェルズ | マイアミ | ドバイ |
5 | アレクサンダー・ズべレフ | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
6 | ドミニク・ティーム | インディアンウェルズ | アカプルコ | |
7 | ダビド・ゴファン | マイアミ | - | |
8 | ジャック・ソック | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ* |
9 | フアン マルティン・デル ポトロ | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
10 | パブロ・カレーニョ ブスタ | インディアンウェルズ | マイアミ | - |
11 | ケビン・アンダーソン | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
12 | サム・クエリー | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
13 | ノバク・ジョコビッチ | インディアンウェルズ | マイアミ | - |
14 | ニック・キリオス | マイアミ | ||
15 | スタン・ワウリンカ | - | ||
16 | トマーシュ・ベルディヒ | インディアンウェルズ | マイアミ | - |
17 | ルカ・プイユ | インディアンウェルズ | ドバイ | |
18 | ジョン・イズナー | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
19 | ジョーウィルフリード・ツォンガ | - | ||
20 | アンディ・マレー | - | ||
21 | アルベルト・ラモス ビノラス | インディアンウェルズ | サンパウロ | |
22 | ファビオ・フォニーニ | インディアンウェルズ | マイアミ | サンパウロ |
23 | ロベルト・バウティスタ アグート | インディアンウェルズ | マイアミ | ドバイ |
24 | ディエゴ・シュワルツマン | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
25 | アドリアン・マナリノ | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
26 | カイル・エドマンド | インディアンウェルズ | マイアミ | - |
27 | 錦織圭 | マイアミ | アカプルコ | |
28 | ジル・ミュラー | インディアンウェルズ | マイアミ | - |
29 | チョン・ヒョン | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
30 | ダミール・ズムル | インディアンウェルズ | マイアミ | ドバイ |
31 | ミロシュ・ラオニッチ | インディアンウェルズ | マイアミ | - |
32 | パブロ・クエバス | インディアンウェルズ | サンパウロ | |
33 | リシャール・ガスケ | マイアミ | ドバイ | |
34 | アレクサンドル・ドルゴポロフ | |||
35 | フィリップ・コールシュライバー | インディアンウェルズ | ドバイ | |
36 | アンドレイ・ルブレフ | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
37 | フェリシアーノ・ロペス | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
38 | フィリップ・クライノビッチ | インディアンウェルズ | マイアミ | ドバイ |
39 | ダビド・フェレール | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
40 | フェルナンド・ベルダスコ | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
41 | 杉田祐一 | インディアンウェルズ | マイアミ | ドバイ |
42 | ロビン・ハーセ | マイアミ | ドバイ | |
43 | ガエル・モンフィス | インディアンウェルズ | サンパウロ | |
44 | ブノワ・ペール | インディアンウェルズ | マイアミ | ドバイ |
45 | ライアン・ハリソン | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
46 | パオロ・ロレンチ | ドバイ | ||
47 | ボルナ・チョリッチ | インディアンウェルズ | マイアミ | ドバイ |
48 | デニス・シャポバロフ | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
49 | カレン・カチャノフ | インディアンウェルズ | マイアミ | ドバイ |
50 | スティーブ・ジョンソン | インディアンウェルズ | マイアミ | アカプルコ |
※ 2018年2月5日付ATP 世界ランキング 50位までの選手の出場予定
※ いずれもエントリー時点の予定。その後、トーナメント表(ドロー)発表までの主な変更を更新している。
※ 日付は大会開始日
*: エントリー締切後に出場が決定した選手(ワイルドカード、他選手欠場による繰り上がりなど)