錦織圭(日本)対ドミニク・ティーム(オーストリア)!2018年グランドスラム「全仏オープン」ベスト16 での対戦が実現した。
錦織圭(日本)は2018年、右手首の怪我からの復帰となるが、クレーコート・シーズンに入り、モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」では準優勝を獲得。”錦織圭(日本)らしい” プレーを披露している。
昨年グランドスラム「全仏オープン」では、錦織圭(日本)は準々決勝に進出。準々決勝では当時世界ランキングNo. 1 のアンディ・マレー(イギリス)と対戦し敗退した。
錦織圭(日本)2年連続の準々決勝(ベスト8)進出となるか、さらに、自身初のグランドスラム制覇を目指し、第4回戦(ベスト16)に挑む。
ドミニク・ティーム(オーストリア)は、2017年、クレーコートでラファエル・ナダル(スペイン)に勝利した唯一の選手。
2018年も、マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」でラファエル・ナダル(スペイン)に勝利しており、これまでのところラファエル・ナダル(スペイン)に勝利した選手はドミニク・ティーム(オーストリア)のみ。
現在24才、世界ランキング8位(自己ベスト世界4位)。クレーでの圧倒的な実績から、クレーコートのプリンスとも称される。
なお、昨年グランドスラム「全仏オープン」では、準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に敗退している。
2018年は、前述のマドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」で準優勝を果たした他、グランドスラム「全仏オープン」直前の大会であり、全仏オープンと同じコート環境を再現していると定評のある「リヨン・オープン(ATP250)」では、優勝を獲得した。
好調を維持し、初のグランドスラム優勝を狙う。
錦織圭(日本)とドミニク・ティーム(オーストリア)の過去の対戦成績は、錦織圭(日本)の2戦全勝(勝率100 %)。
2015年ハレ大会で錦織圭(日本)が勝利した他、クレーコートの大会であるローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」では、2016年の準々決勝にて、錦織圭(日本)がドミニク・ティーム(オーストリア)にストレートで勝利している。
今回が、両者3度目の対戦となる。
試合勝者は、準々決勝にて、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦する。
グランドスラム「全仏オープン」2018年ベスト16、錦織圭(日本)vs. ドミニク・ティーム(オーストリア)の試合結果詳細は、以下の通り。
Set 1
第1ゲーム
錦織のサーブで試合開始。錦織、キープ。
第2ゲーム
ティーム、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 1-1 ティーム)
第3ゲーム
錦織のサービス。ティームが2ブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、錦織のショットがネットに当たりラインの外へ。
ティームがブレイクに成功。(スコア:錦織 1-2 ティーム)
第4ゲーム
ティーム、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 1-3 ティーム)
第5ゲーム
錦織、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 2-3 ティーム)
第6ゲーム
ティーム、キープ。(スコア:錦織 2-4 ティーム)
第7ゲーム
錦織のサービス。ティームが3ブレイクポイントを獲得。
ラリーとなり、ティームのショットがラインを越える。錦織が1ポイントをセーブ。
続いて、ティームのバックハンド・ショットがラインを越え、錦織が2ポイント目もセーブ。
クロスコートでの打ち合いとなり、錦織がストレート・ショットを試みるがボールはネットに阻まれる。
ティームがダブル・ブレイクに成功。(スコア:錦織 2-5 ティーム)
第8ゲーム
ティームのサービス for the セット。ティームが3セットポイントを迎える。
ティーム、センターへのエースを決める。
ティームがラブゲームでキープ。(スコア:錦織 2-6 ティーム)
第1セットをティームが獲得、試合は第2セットへ。
Set 2
第1ゲーム
錦織のサーブで試合再開。ティームが3ブレイクポイントを獲得。
続いて、錦織のフォアハンドショットがネットに阻まれる。
ティームが試合再開早々のブレイクに成功。(スコア:錦織 0-1 ティーム)
第2ゲーム
ティーム、ブレイク直後のサービスゲームをラブゲームでキープ。ティームは時速211 km のエースを含め、2回連続でエースを決める。(スコア:錦織 0-2 ティーム)
第3ゲーム
錦織のサービス。ジュースとなり、19ショットに及ぶラリーは錦織に軍配、ティームのショットがラインを越える。錦織がアドバンテージを獲得。
錦織のフォアハンド・ショットがネットに阻まれ、再びジュース。
ラリーとなり、ティームのバックハンド・ショットがネットに阻まれる。錦織がアドバンテージを獲得。
ティームがフォアハンドで強力なショット、錦織のリターンはラインを越える。3度目のジュースに突入。
錦織のフォアハンド・ショットがラインを越え、ティームがブレイクポイントを獲得。
錦織のフォアハンド・ショット、ティームのリターンはネットに阻まれる。4度目のジュース。
錦織のショットがネットに阻まれ、ティームが再度のブレイクポイントを獲得。
錦織のサーブはフォルトの判定も、主審がボールマークを確認、IN に訂正する。第1サーブのやり直しとなる。
ラリーとなり、錦織がスマッシュ・ボレーを決める。5度目のジュース。
今度はティームがボレーを決め、ゲーム3度目のブレイクポイントを獲得。
続いて、錦織のフォアハンド・ショットがラインを越える。
ティームがダブル・ブレイクに成功。ゲーム時間15分。(スコア:錦織 0-3 ティーム)
第4ゲーム
ティーム、ブレイク直後のサービスゲームをキープ。ティームはダブルフォルトの直後に時速213 km のサーブを決める。(スコア:錦織 0-4 ティーム)
第5ゲーム
錦織のサービス。ティームが2ブレイクポイントを獲得。
続いて、錦織のバックハンド・ショットがネットに阻まれる。
ティームが再度のブレイクに成功。(スコア:錦織 0-5 ティーム)
第6ゲーム
ティームのサービス for the セット。ティーム、センターへのエースでゲームを開始。
ティームが3セットポイントを迎える。
続いて、ティームがセンターへのエースを決める。
ティームがラブゲームでキープ。(スコア:錦織 0-6 ティーム)
第2セットもティームが獲得、試合は第3セットへ。
Set 3
第1ゲーム
錦織のサーブで試合再開。錦織、キープ。
第2ゲーム
ティーム、キープ。
第3ゲーム
錦織、キープ。
第4ゲーム
ティーム、キープ。(スコア:錦織 2-2 ティーム)
第5ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 3-2 ティーム)
第6ゲーム
ティーム、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 3-3 ティーム)
第7ゲーム
錦織、キープ。(スコア:錦織 4-3 ティーム)
第8ゲーム
ティーム、キープ。(スコア:錦織 4-4 ティーム)
第9ゲーム
錦織、ラブゲームでキープ。ゲームポイントでの錦織のショットはアウトの判定も、主審がボールマークを確認、IN に訂正され、錦織のウィナーとなる。(スコア:錦織 5-4 ティーム)
第10ゲーム
ティーム、キープ。ティームはゲームポイントでワイドへのエースを決める。(スコア:錦織 5-5 ティーム)
第11ゲーム
錦織のサービス。錦織にダブルフォルト。錦織がゲームポイントを迎えるが、錦織のネットプレーでミス、ジュースとなる。
ティームのクロスコート・ショットがラインを越え、錦織がアドバンテージを獲得。
ラリーとなり、ベースライン前に出たティームに対し、錦織がバックハンドでウィナーを決める。
錦織がサービスゲームをキープ。錦織はガッツポーズを決める。(スコア:錦織 6-5 ティーム)
第12ゲーム
ティームのサービス。錦織は、ティームのサーブを返す際、ラケットを落とし、右手首を気にする素振りを見せる。しかしその後はフォアハンドでも問題なくプレーを見せる。
ティームにダブルフォルト、ティームのフォアハンド・ショットでミス、錦織が1ブレイクポイント(セットポイント)を獲得する。
続いて、ティームのフォアハンド・ショットがラインを越える。
錦織がブレイクに成功。(スコア:錦織 7-5 ティーム)
第3セットは錦織が獲得、試合は第4セットへ。
Set 4
第1ゲーム
錦織のサーブで試合再開。錦織、キープ。
第2ゲーム
ティーム、キープ。
第3ゲーム
錦織、ラブゲームでキープ。
ラファエル・ナダル(スペイン)がテレビ出演のため姿をみせ、会場で拍手が沸き起こる。
6月3日、ラファエル・ナダル(スペイン)は32才の誕生日を迎えた。
第4ゲーム
ティーム、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 2-2 ティーム)
第5ゲーム
錦織、ラブゲームでキープ。ティームは幾度となく大きな声を上げ、フラストレーションを露わにする。(スコア:錦織 3-2 ティーム)
第6ゲーム
ティーム、キープ。(スコア:錦織 3-3 ティーム)
第7ゲーム
錦織のサービス。ティームが2ブレイクポイントを獲得する。
ラリーとなり、ティームのショットがネットに阻まれる。錦織が1ポイントをセーブ。ティームは大きな声を上げる。
錦織のサーブ、ティームがフォアハンドでクロスコートの強打を放つ。
ティームがブレイクに成功。錦織はラケットを叩きつける。(スコア:錦織 3-4 ティーム)
第8ゲーム
ティームのサービス。ティームがゲームポイントを迎えるが、錦織がバックハンドでウィナーを決め、ジュースに突入。
ラリーとなり、錦織のショットがラインを越える。主審がボールマークを確認するが、判定はOUT。ティームのポイントとなり、ティームがアドバンテージを獲得。
続いてのラリーでは、錦織のバックハンド・ショットがラインを越える。
ティームがブレイク直後のサービスゲームをキープ。(スコア:錦織 3-5 ティーム)
第9ゲーム
錦織、ラブゲームでキープ。(スコア:錦織 4-5 ティーム)
第10ゲーム
ティームのサービス for the マッチ。ティームが1マッチポイントを迎える。会場は大きな拍手で包まれる。
ネット際に出たティームのクロスコート・ショットはラインを越え、ジュースに突入。
ティームがフォアハンドでウィナーを決め、アドバンテージ(マッチポイント)を獲得。
続いてラリーとなり、錦織のフォアハンド・ショットがラインを越える。
ティームがゲームキープ。(スコア:錦織 4-6 ティーム)
第4セットをティームが獲得、試合に勝利(ティーム – 錦織:6-2 6-0 5-7 6-4)。2時間28分で試合終了。
ドミニク・ティーム(オーストリア)がグランドスラム「全仏オープン」2018年準々決勝進出を決めた。
準々決勝では、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦する。アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、ベスト16 でフルセットの末、カレン・カチャノフ(ロシア)に勝利し、準々決勝進出を決めた。
試合は、現地時間2018年6月5日の開催を予定している。
錦織圭(日本)は、第4回戦(ベスト16)敗退となった。
Fidèle au rendez-vous Dominic Thiem !
— Roland-Garros (@rolandgarros) 2018年6月3日
L'Autrichien sera bien en 2ème semaine de Roland-Garros après sa victoire en 4 sets contre Kei Nishikori.#RG18 pic.twitter.com/AJrWVgk2jk
ナダル vs. ティーム 2018年マドリッド大会準々決勝詳細
ティーム vs. Aズベレフ 2018年マドリッド大会決勝戦詳細
Summary
錦織 | 2-6 0-6 7-5 4-6 | ティーム |
1本 | エース | 9本 |
21 | ウィナー | 41 |
1 | ダブルフォルト | 7 |
25 | Unforced エラー | 33 |
61 % (63/102) |
第1サーブ 率 | 68 % (65/95) |
73 % (46/63) |
第1サーブ ポイント 獲得率 |
84 % (55/65) |
41 % (16/39) |
第2サーブ ポイント 獲得率 |
56 % (17/30) |
167 km/h | 第1サーブ 平均速度 |
190 km/h |
141 km/h | 第2サーブ 平均速度 |
154 km/h |
193 km/h | 最速サーブ | 217 km/h |
100 % (1/1) |
ブレイクポイント 成功率 |
54 % (6/11) |
25 % (23/95) |
リターンポイント 成功率 |
40 % (40/102) |
85 | ポイント獲得合計 | 112 |