【2017年最終】ATPランキングレース
2017年は、以下8名の選手がATP ワールドツアー・ファイナルへの出場権を獲得。
- ラファエル・ナダル(スペイン)
- ロジャー・フェデラー(スイス)
- アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)
- ドミニク・ティーム(オーストリア)
- マリン・チリッチ(クロアチア)
- グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)
- ダビド・ゴファン(ベルギー)
- ジャック・ソック(アメリカ)
2017年補欠(代役選手):
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、サム・クエリー(アメリカ)
※ フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は最終11位であるが、補欠(代役)を辞退している。
※ 2017/11/14 追記
ラファエル・ナダル(スペイン)がひざの怪我のため、「ATP ワールドツアー・ファイナル」ラウンドロビン第1試合出場後に棄権。
第2試合以降は、代役として、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が出場を決めた。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、2017年クレーコートシーズンで、「モンテカルロRolexマスターズ(ATP1000)」優勝、「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」優勝、マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」優勝、そしてグランドスラム「全仏オープン」に優勝。
圧倒的な強さを見せつけ、誰よりも早くATP ワールドツアー・ファイナルへの出場権を手にした。
※ その後、グランドスラム「全米オープン」でも優勝を果たした。
2人目の出場権を獲得したのは、ロジャー・フェデラー(スイス)。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、怪我からの復帰となった2017年グランドスラム「全豪オープン」になんと優勝。
その後もインディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」優勝、「マイアミ・オープン(ATP1000)」優勝、そしてグランドスラム「ウィンブルドン」で前代未聞の大会8回目の優勝を果たし、自身15回目となるATP ワールドツアー・ファイナルへの出場権を獲得した。
そして、20才アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が、先に出場を確定していた「Next Gen ATPファイナル」に加え、自身初となるATP ワールドツアー・ファイナルへの出場権を獲得。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、2017年、ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を下し優勝、ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」優勝、モントリオール「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」ではロジャー・フェデラー(スイス)に勝利し優勝を果たした。
Big 4 以外の選手がATPワールドツアー・マスターズ1000 の大会でシーズン2タイトルを獲得したのは、2007年以来、10年振りであった。
そして10月開催の北京「チャイナ・オープン(ATP500)」での準決勝進出を持って、「ATP ワールドツアー・ファイナル」への出場権を獲得した。
さらに、ドミニク・ティーム(オーストリア)がATP ワールドツアー・ファイナルへの出場権を獲得。昨年に引き続き2度目の出場を手にした。
ドミニク・ティーム(オーストリア)は2017年、リオデジャネイロ「リオ・オープン(ATP500)」で優勝、「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」準優勝、マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」準優勝の活躍を見せ、特にクレーコートで強さを発揮。2017年のクレーコート大会でラファエル・ナダル(スペイン)に勝利した唯一の選手となった。
ドミニク・ティーム(オーストリア)は、「とても誇りに思う。世界のベストプレーヤーと戦えることを楽しみにしている。」とコメントを発表した。
続いて、マリン・チリッチ(クロアチア)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が出場権を獲得!
マリン・チリッチ(クロアチア)は3度目、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は自身初の出場を手にした。
2017年11月3日、ダビド・ゴファン(ベルギー)が自身初の出場権を獲得。ベルギー人選手で初めての快挙となった。
8人目、最後の出場権を獲得したのは、ジャック・ソック(アメリカ)。
2017年11月5日、「パリ・マスターズ(ATP1000)」に優勝を果たし、ランキングレースにおいて24位から一気に出場権内に浮上、自身初の出場を決めた。
(2017/6/12, 2017/7/17, 2017/10/6, 2017/10/13, 2017/10/25, 2017/11/3, 2017/11/5 ATP 発表)
【2017年最終】ATPランキングレース TOP 20
更新日:2017年11月6日(2017年最終)
2017年 末順位 | 前年 末順位 | 選手名 | 国籍 | ポイント | 大会数 |
---|---|---|---|---|---|
1 | (8) | ラファエル・ナダル | スペイン | 10645 | 17 |
2 | 16 | ロジャー・フェデラー | スイス | 9005 | 16 |
3 | 24 | アレクサンダー・ズべレフ | ドイツ | 4410 | 24 |
4 | 9 | ドミニク・ティーム | オーストリア | 3815 | 26 |
5 | 7 | マリン・チリッチ | クロアチア | 3805 | 21 |
6 | 17 | グリゴール・ディミトロフ | ブルガリア | 3650 | 22 |
(7) | 3 | (スタン・ワウリンカ ) | スイス | 3150 | 15 |
8 | 11 | ダビド・ゴファン | ベルギー | 2975 | 25 |
9 | 23 | ジャック・ソック | アメリカ | 2765 | 21 |
10 | 30 | パブロ・カレーニョ ブスタ | スペイン | 2615 | 24 |
11 | 38 | フアン マルティン・デル ポトロ | アルゼンチン | 2595 | 19 |
12 | 2 | (ノバク・ジョコビッチ ) | セルビア | 2585 | 16 |
13 | 31 | サム・クエリー | アメリカ | 2535 | 23 |
14 | 70 | ケビン・アンダーソン | 南アフリカ | 2480 | 22 |
15 | 12 | ジョーウィルフリード・ツォンガ | フランス | 2320 | 20 |
16 | 1 | アンディ・マレー | イギリス | 2290 | 16 |
17 | 19 | ジョン・イズナー | アメリカ | 2265 | 24 |
18 | 15 | ルカ・プイユ | フランス | 2235 | 24 |
19 | 10 | トマーシュ・ベルディヒ | チェコ | 2095 | 19 |
20 | 14 | ロベルト・バウティスタ アグート | スペイン | 2015 | 24 |
※ スタン・ワウリンカ(スイス)は2017年も出場権内であったが、ひざの手術のためツアーを離脱。2017年は欠場となった。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)は2016年も出場権内であったが、手首の怪我により欠場となった。
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