【最新】ATPランキングレースTOP20:世界テニス男子シングルス

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【2020年最終】ATPランキングレース

※ 2020年については、8月24日以降、ATPランキングレースの公表が中止となった。

ATP ランキング「レース」は、その年の活躍を評価するランキング。
今シーズンどれだけのポイントを獲得したか、で順位が決定される。年初に過去のポイントはリセットされ、全ての選手がポイントゼロからスタートする。

2020年は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、ATPツアー及び他の全ての大会は、3月12日以降中止・延期された。

ATPワールドツアーは、8月22日本選開始のシンシナティ(ニューヨーク)「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」(8月22日~29日)で再開したが、ATPランキングレースについては、8月24日以降の公表が停止された。

2020年のレース公表停止

2020年7月6日(現地時間)、ATP はツアー再開後のATP世界ランキングの計算方法を発表した。
「ATP ランキングレース」については、ツアー再開後、2021年までランキングが公表されないこととなった。

シーズン終わりにロンドンで開催されるATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)へのシングルスの出場資格は、2020年については、「ATP ランキングレース」ではなく、2020年11月9日付「ATP世界ランキング」の上位8名が選出される。

2020年11月9日付「ATP世界ランキング」は、2019年3月~2020年11月9日まで※のうち最高18大会と2020年ATPカップで獲得したポイントで算出される。
※ 計算期間は2019年3月~2020年12月までの22ヶ月

2020年ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズにおいては、2019年3月から直近までの成績上位者が頂点を争うこととなる。

2020年ATPファイナル出場者

【2020年8月15日追記】
2020年8月14日(現地時間)、ATPが2020年残りシーズンの大会スケジュールを発表した。
これにより、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)の2020年「ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」出場権獲得が確定!

ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」出場権は、2020年においては、ATPランキングレースではなく、ツアー再開後の「ATP世界ランキング」、つまり過去22ヶ月での成績によって選出される。

昨シーズンを含め、最高の成績を収めた上位3選手、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)にまずは出場権が渡された。

ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」出場権は、ラファエル・ナダル(スペイン)は16年連続16回目、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は13回目、ドミニク・ティーム(オーストリア)は5年連続5回目の獲得となる。

【2020年9月14日追記】
2020年4番目にATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」への出場権を獲得したのは、ダニール・メドベデフ(ロシア)!

ダニール・メドベデフ(ロシア)は、2020年グランドスラム「全米オープン」で準決勝に進出。
準々決勝までは全てストレートで勝利を収め、独特の攻撃的なプレーで魅了した。
そして、シーズン4人目の2020年「ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」出場権を獲得。
ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」への出場は、昨年に続き2度目となる。

なお、2020年はツアー中断を加味した特別ルールが適用されているため、ダニール・メドベデフ(ロシア)のポイントでは、2019年のグランドスラム「全米オープン」準優勝、シンシナティウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」優勝のポイントが採用となっている。

【2020年10月12日追記】
続けて、ステファノス・チチパス(ギリシャ)とアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が2020年「ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」への出場権を獲得!

ともに「ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」の優勝者。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は2019年に、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は2018年に優勝を果たした。

ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」への出場は、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は2年連続2回目、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は4年連続4回目の出場となる。

若手選手の代表格である両者、2020年も活躍が期待される。

【2020年11月2日追記】

2020年11月1日(現地時間)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)がウィーンエルステ・バンク・オープン(ATP500)」で優勝を果たし、2020年「ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」への出場権獲得!を決めた。

アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、2020年シーズンを通し、ツアー中断前・後ともに好調なパフォーマンスを披露。
2020年シーズンの優勝は現在のところ5回。
シーズン5回の優勝は、単独トップを記録している。

アンドレイ・ルブレフ(ロシア)の「ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」出場は初めて。
絶好調のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、大会でも更なる活躍が期待される。

【2020年11月7日追記】

2020年最後にATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」出場権獲得を決めたのは、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)!

ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は、2020年シーズン、3回の準優勝を獲得。
中でもATPワールドツアー1000 の大会であるローマBNLイタリア国際(ATP1000)」では、クレーコートでラファエル・ナダル(スペイン)にも勝利を果たした。
そしてグランドスラム「全仏オープン」では準決勝に進出。世界ランキングでも自己最高の世界8位に到達した。

ヨーロッパでのハードコート(室内)においても好調なプレーを披露し、2020年11月6日(現地時間)、世界9位以上が確定。念願の「ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」出場権を獲得した。

アルゼンチン選手の「ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」出場は、2013年のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)以来となる。

2020年のATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズ)」出場は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、ダニール・メドベデフ(ロシア)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の8名。
初出場は、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の2名になる。

シーズン終盤、各選手の活躍が期待される。

【2020年最終】ATPランキングレース TOP 20

※ 以下は2020年11月16日付ATP世界ランキングと同じ。
※ ATPランキングレースは2020年8月24日以降公表されず、2020年ATP ワールドツアー・ファイナルNitto ATP ファイナルズの出場資格は以下の2020年11月16日付ATP世界ランキング順位が採用される。

更新日:2020年11月16日

2020年
末順位
前年
末順位
選手名国籍ポイント
12ノバク・ジョコビッチ セルビア11830
21ラファエル・ナダル スペイン9850
35ドミニク・ティーム オーストリア9125
44ステファノス・チチパス ロシア6970
53ロジャー・フェデラースイス6630
66ダニール・メドベデフ ギリシャ5925
77アレクサンダー・ズべレフ ドイツ5525
823アンドレイ・ルブレフ ロシア3919
914ディエゴ・シュワルツマン アルゼンチン3455
108マッテオ・ベレッティーニイタリア3075
1110ガエル・モンフィスフランス2860
1215デニス・シャポバロフカナダ2830
139ロベルト・バウティスタ アグートスペイン2710
1432ミロシュ・ラオニッチカナダ2580
1511ダビド・ゴファンベルギー2555
1627パブロ・カレーニョ ブスタスペイン2535
1712ファビオ・フォニーニイタリア2400
1816スタン・ワウリンカスイス2320
1920グリゴール・ディミトロフブルガリア2260
2017カレン・カチャノフロシア2245

ロジャー・フェデラー(スイス)は、怪我のため2020年は欠場となった。

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