ATP世界ランキング 2017年履歴(続き)
2017年7月3日時点
2017年6月25日~7月1日は、ATP250 の2大会、アンタルヤ「アンタルヤ・オープン(ATP250)」とイーストボーン「AEGON国際(ATP250)」が開催された。
杉田祐一(日本)が、アンタルヤ「アンタルヤ・オープン(ATP250)」に見事優勝!
キャリア初タイトルを獲得、日本人男子では3人目の快挙を成し遂げた。
杉田 決勝戦詳細はこちら
杉田祐一(日本)の世界ランキングは、世界66位から世界44位へと大幅に上昇。自己ベストを更新した。
アンタルヤ「アンタルヤ・オープン(ATP250)」準優勝となったアドリアン・マナリノ(フランス)は、世界62位から世界51位へとランクを上げた。
イーストボーン「AEGON国際(ATP250)」に優勝!を果たしたノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、世界4位をキープ。
世界3位 スタン・ワウリンカ(スイス)とのポイント差を120 ポイントに縮め、世界5位 ロジャー・フェデラー(スイス)とのポイント差を広げた。
イーストボーン「AEGON国際(ATP250)」準優勝のガエル・モンフィス(フランス)は、世界16位から世界14位へとランクアップ。
ガエル・モンフィス(フランス)のグラス(芝)コート大会での決勝進出は初めて。
後に控えるグランドスラム「ウィンブルドン」への弾みをつけた。
アンタルヤ「アンタルヤ・オープン(ATP250)」に出場するも、まさかの初戦敗退となったドミニク・ティーム(オーストリア)は、世界8位をキープ。
世界ランキング1位 アンディ・マレー(イギリス)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)は変更なし。
錦織圭(日本)も、世界9位と変わらなかった。
2017年7月17日時点
2017年7月3日~16日は、テニス界の一大イベントであるグランドスラム「ウィンブルドン」が開催された。
2017年グランドスラム「ウィンブルドン」に見事優勝!を果たしたロジャー・フェデラー(スイス)が、世界ランキング5位から世界3位へと浮上した。
大会にまさかの初戦敗退となったスタン・ワウリンカ(スイス)が、世界3位から世界5位へとランクダウン。
世界1位アンディ・マレー(イギリス)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)は、それぞれ準々決勝敗退、ベスト16敗退となるが、前回と同順位をキープした。
準々決勝で怪我による途中棄権に終わったノバク・ジョコビッチ(セルビア)も世界4位をキープした。
第3回戦での敗退となった錦織圭(日本)は、世界9位から世界8位となった。
2017年7月24日時点
2017年7月17日~23日は、ATP250の3大会が開催された。
ニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」に優勝を果たしたジョン・イズナー(アメリカ)は、世界ランキング21位から世界20位へと浮上。
予選からの出場で見事、準優勝を獲得したマシュー・エブデン(オーストラリア)が、世界249位から世界154位となり、大幅なランクアップを達成した。
ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」では、ガエル・モンフィス(フランス)がまさかの初戦敗退。
第1シード ダビド・ゴファン(ベルギー)と、前回優勝者のファビオ・フォニーニ(イタリア)も、準々決勝で敗退となった。
ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」優勝を果たしたのは、若干19才のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」の予選は敗退したものの、ラッキールーザーとして本選に出場。
準々決勝ではファビオ・フォニーニ(イタリア)に勝利し、決勝戦ではパオロ・ロレンチ(イタリア)に勝利、自身初のタイトルを獲得した。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)の世界ランキングは74位から世界49位へと大幅に上昇、自己ベスト更新を達成した。
準優勝となったパオロ・ロレンチ(イタリア)は、世界34位から世界36位に下がった。
初戦敗退のガエル・モンフィス(フランス)も、世界13位から世界16位へとランクを落とした。
そして、バスタッド「スキースター スウェーディッシュ・オープン(ATP250)」で優勝、2017年初タイトルを獲得したダビド・フェレール(スペイン)は、世界46位から世界33位へとランクを戻した。
昨年5月まではTOP 10内を維持していたダビド・フェレール(スペイン)。怪我に悩まされ、ツアー優勝は2015年以来であった。
引き続き、更なる活躍が期待される。
同大会準優勝のアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)は、世界89位から世界67位に浮上した。
世界1位アンディ・マレー(イギリス)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ロジャー・フェデラー(スイス)は変更なし。
錦織圭(日本)も、世界8位をキープした。
2017年7月31日時点
7月24日~30日は、ATP500 の1大会と、ATP250 の2大会が開催された。
今回のランキングには、開催された3大会でのポイント獲得に加え、昨年大会のポイント剥落が大きく影響した。
昨年、2016年7月25日~31日は、トロント「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」が開催された。
2017年は8月7日~13日にモントリオールで開催される。
昨年のトロント「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」に優勝を果たしたノバク・ジョコビッチ(セルビア)が1000 ポイントを失い、世界ランキング4位から世界5位へとランクを下げた。
これにより、世界5位であったスタン・ワウリンカ(スイス)が世界4位に戻している。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、グランドスラム「ウィンブルドン」以降、2017年の全ての大会への欠場を発表。
今後もランキングの下落は避けられず、世界14位程度にまで下がる可能性がある。
また、昨年トロント「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」準優勝の錦織圭(日本)も、昨年の600 ポイントが剥落し、世界8位から世界9位となった。
7月24日~30日開催のハンブルグ「ドイツ・テニス選手権(ATP500)」に優勝を果たしたレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)が、世界138位から世界49位へと大幅なランクアップを達成。
レオナルド・メイヤー(アルゼンチン)は、予選に敗退したものの、ラッキールーザーとして本選に出場、見事優勝を果たした。
そして、同大会準優勝のフロリアン・マイヤー(ドイツ)も、世界101位から世界59位へと大幅にランクを上昇させた。
両者ともに、現在のランキングは低いが、自己ベストはレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)は世界21位、フロリアン・マイヤー(ドイツ)は世界18位という実力の持ち主である。
アトランタ「BB&T アトランタ・オープン(ATP250)」に4回目の優勝を果たした、ジョン・イズナー(アメリカ)は、世界20位から世界18位へとランクアップ。
準優勝のライアン・ハリソン(アメリカ)は、世界42位から世界40位となり、自己ベスト・タイにまで上昇した。
グスタード「スイス・オープン・グスタード(ATP250)」に優勝、2017年初タイトルを獲得したファビオ・フォニーニ(イタリア)は、世界31位から世界25位に浮上。
同大会に予選からの勝ち上がりで決勝にまで進出、準優勝となったヤニック・ハンフマン(ドイツ)は、世界170位から世界125位になり、自己ベストを更新した。
世界1位アンディ・マレー(イギリス)、世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位ロジャー・フェデラー(スイス)は変更がなかった。