2018年7月トップ選手大会出場予定
2018年7月は、月初からいよいよグランドスラム「ウィンブルドン」が開催。さらに、ATP500 の2大会、ATP250 の7大会と非常に多くの大会が開催される。
サーフェスは、グラス(芝)コート2大会、クレーコート6大会、ハードコート2大会。テニスファンにとって楽しみな大会が続く。
- グランドスラム「ウィンブルドン」、2000 ポイント、グラス(芝)コート:ドロー
- ニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」、グラス(芝)コート:ドロー
- ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」、クレーコート:ドロー
- バスタッド「スキースター スウェーディッシュ・オープン(ATP250)」、クレーコート:ドロー
- ハンブルグ「ドイツ・テニス選手権(ATP500)」、クレーコート:ドロー
- アトランタ「BB&T アトランタ・オープン(ATP250)」、ハードコート:ドロー
- グスタード「スイス・オープン・グスタード(ATP250)」、クレーコート:ドロー
- ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」、ハードコート:ドロー
- ロス カボス「アビエルト・メキシカーノ・ロス カボス(ATP250)」、ハードコート:ドロー
- キッツビューエル「ゼネラリ・オープン(ATP250)」、クレーコート:ドロー
ウィンブルドンにフェデラー、ナダル他、ほぼ全てのトップ選手が出場
7月2日から、いよいよグラス(芝)コート大会の最高峰グランドスラム「ウィンブルドン」が開催される。
- グランドスラム「ウィンブルドン」、2000 ポイント、クレーコート
10 years later and these men continue to dominate the #ATP. How much longer will the Big Four's reign last? pic.twitter.com/d5jpWZEz0C
— Western & Southern Open (@CincyTennis) 2015年3月13日
グランドスラム「ウィンブルドン」には、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に加え、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、マリン・チリッチ(クロアチア)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)、ダビド・ゴファン(ベルギー)、ジョン・イズナー(アメリカ)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)などほぼ全てのトップ選手が集結。
錦織圭(日本)、杉田祐一(日本)、西岡良仁(日本)、ダニエル太郎(日本)も出場する。
最高の舞台にて、最高のプレーが予想される。
昨年グランドスラム「ウィンブルドン」の優勝は、ロジャー・フェデラー(スイス)。
決勝戦では、マリン・チリッチ(クロアチア)にストレートで勝利、史上初の8回目の優勝を果たした。
マリン・チリッチ(クロアチア)は、怪我に苦しみながらの決勝戦となるも健闘。自身初の準優勝を獲得した。
2016年の優勝は、アンディ・マレー(イギリス)。準優勝はミロシュ・ラオニッチ(カナダ)。
2018年はどんなドラマが待ち受けているのか。各選手の活躍が期待される。
※ トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)は、グランドスラム「ウィンブルドン」への出場を予定していたが、欠場。トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)は、2016年、2017年と連続でグランドスラム「ウィンブルドン」準決勝に進出。2010年には準優勝を果たしており、毎年優勝候補に挙がる選手の1人。2018年は、背中の怪我により、無念の欠場となった。残りのシーズンに向け、回復が待ち望まれる。
※ アンディ・マレー(イギリス)は、グランドスラム「ウィンブルドン」への出場を予定していたが、開催日直前に欠場を決めた。
現地入りし練習を行っていたが、臀部の怪我からの回復過程にあり、5セットマッチへの出場は時期尚早と判断した。母国開催の最大の大会、ターゲットとし復帰を目指していただけに、無念の欠場と思われる。
アンディ・マレー(イギリス)は、自身のフェイスブックで、「明日からハードコートでの練習を開始し、リハビリを続け、回復に向け努力したい」と語った。完全復活が待ち望まれる。
トーナメント表(ドロー)
- グランドスラム「ウィンブルドン」:フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、錦織圭、チリッチ、Aズベレフ、ワウリンカ、ラオニッチ他トップ選手集結
ニューポートにマナリノ、ウマグにエドマンド、ルブレフ、バスタッドにシュワルツマン、Cブスタ他出場
7月16日~22日は、ATP250 の3大会が開催される。
- ニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」、グラス(芝)コート
- ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」、クレーコート
- バスタッド「スキースター スウェーディッシュ・オープン(ATP250)」、クレーコート
ニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」は、2018年、グラス(芝)コート最後の大会。
アドリアン・マナリノ(フランス)、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)、ジル・ミュラー(ルクセンブルグ)、イボ・カルロビッチ(クロアチア)、ニコラ・マウ(フランス)、期待の若手アレックス・デ ミノール(オーストラリア)らが出場を予定している。
ニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」は1970年代から続く伝統ある大会。
2016年には、イボ・カルロビッチ(クロアチア)が、2013年にはニコラ・マウ(フランス)が優勝を果たしている。
※ 昨年優勝のジョン・イズナー(アメリカ)は、ニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」への出場を予定していたが、欠場となった。ジョン・イズナー(アメリカ)は、直前の大会グランドスラム「ウィンブルドン」にて準決勝に進出。準決勝では、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦し、なんと6時間36に及ぶ大接戦を繰り広げた。激戦の末に敗退となり、「肉体的にも精神的にも疲れ果てた。回復には相応の時間がかかる。」とニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」への欠場を発表した。
ジョン・イズナー(アメリカ)は、昨年に加え、2011年、2012年にも大会優勝を果たしていた。
ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」は、クレーコートの大会。
カイル・エドマンド(イギリス)、ダミール・ズムル(ボスニア)、 マルコ・チェッキナート(イタリア)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)などが出場を予定している。
昨年ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」では、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)がツアー初優勝!を果たした。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は現在20才、期待の若手選手。初タイトル獲得後も、2017年はグランドスラム「全米オープン」で準々決勝に進出するなど、目覚ましい活躍で魅了した。
2018年は背中の怪我により一部大会の欠場を余儀なくされたが、今大会での復帰を予定。更なる飛躍を目指し、大会2連覇を狙う。
※ フィリップ・クライノビッチ(セルビア)は、ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」への出場を予定していたが、足の怪我のため、欠場となった。
フィリップ・クライノビッチ(セルビア)は足の怪我により3月「マイアミ・オープン(ATP1000)」以降の大会を欠場。7月グランドスラム「ウィンブルドン」で復帰するも、第1回戦での敗退に終わった。状態が心配される。
Champagne Deutz stannar i Båstad https://t.co/eBnmnBxVmj pic.twitter.com/nI5TJDID3M
— nordeaopen (@NordeaOpen) 2018年6月21日
バスタッド「スキースター スウェーディッシュ・オープン(ATP250)」もクレーコートの大会。
大会には、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、ファビオ・フォニーニ(イタリア)、リシャール・ガスケ(フランス)、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)、レオナルド・メイヤー(アルゼンチン)、ダビド・フェレール(スペイン)など、クレーコートを得意とする多くのトップ選手が出場。
昨年バスタッド「スキースター スウェーディッシュ・オープン(ATP250)」では、ダビド・フェレール(スペイン)が優勝。
元世界ランキング3位、2年振りの優勝であった。2018年は、大会2連覇、そして大会4回目の優勝を目指す。
※ スタン・ワウリンカ(スイス)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、バスタッド「スキースター スウェーディッシュ・オープン(ATP250)」にエントリーしていたものの、欠場となった。
トーナメント表(ドロー)
- ニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」グラス(芝)コート:マナリノ、ジョンソン、ミュラー、デミノール他出場
- ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」クレーコート:エドマンド、ズムル、チェッキナート、ルブレフ他出場
- バスタッド「スキースター スウェーディッシュ・オープン(ATP250)」クレーコート:シュワルツマン、Cブスタ、フォニーニ、ガスケ、フェレール他出場
ハンブルグにティーム、シュワルツマン、Cブスタ、アトランタにイズナー、グスタードにフォニーニ他出場
7月23日~29日は、ATP500 の1大会と、ATP250 の2大会が開催される。
- ハンブルグ「ドイツ・テニス選手権(ATP500)」、クレーコート
- アトランタ「BB&T アトランタ・オープン(ATP250)」、ハードコート
- グスタード「スイス・オープン・グスタード(ATP250)」、クレーコート
Winning the #GermanOpen presented by @KampmannGmbH feels like ... #GOTC18 #ATP #Hamburg #Rothenbaum #tennis @YacaMayer pic.twitter.com/qFQjMlWtjb
— German Open 2018 (@Am_Rothenbaum) 2018年4月18日
ハンブルグ「ドイツ・テニス選手権(ATP500)」 は、クレー”プリンス” ドミニク・ティーム(オーストリア)に加え、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)、リシャール・ガスケ(フランス)、ダミール・ズムル(ボスニア)、 マルコ・チェッキナート(イタリア)がエントリー。
さらに、ガエル・モンフィス(フランス)、マクシミリアン・マーテラー(ドイツ)、レオナルド・メイヤー(アルゼンチン)、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、ダビド・フェレール(スペイン)も出場を予定。トップ選手が集結し、高度な試合が予想される。
※ ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、ハンブルグ「ドイツ・テニス選手権(ATP500)」への出場を予定していたが欠場となった。グランドスラム「ウィンブルドン」敗退後、自身のフェイスブックで、クレーコートでの100 % の準備ができていないとし、ハンブルグ「ドイツ・テニス選手権(ATP500)」および直前の大会であるバスタッド「スキースター スウェーディッシュ・オープン(ATP250)」への欠場を発表した。今後は、ハードコート・シーズンに専念することとなる。
※ ルカ・プイユ(フランス)、フィリップ・クライノビッチ(セルビア)は、ハンブルグ「ドイツ・テニス選手権(ATP500)」への出場を予定していたが欠場となった。
アトランタ「BB&T アトランタ・オープン(ATP250)」には、ジョン・イズナー(アメリカ)、ニック・キリオス(オーストラリア)などが出場を予定。
さらに、チョン・ヒョン(韓国)がワイルドカードでの出場権を獲得した。
昨年アトランタ「BB&T アトランタ・オープン(ATP250)」は、ジョン・イズナー(アメリカ)。ジョン・イズナー(アメリカ)は、昨年を含め、大会に過去4回優勝。最多優勝記録を保持する。
なお、2010年の初開催から2017年まで、アメリカ人選手以外の優勝は、ニック・キリオス(オーストラリア)が2016年に優勝を果たした1回のみ。
2018年はどのような展開となるのか、
後に開催されるグランドスラム「全米オープン」に向けたハードコートの大会。各選手のパフォーマンスが注目される。
※ チョン・ヒョン(韓国)は足首の手術を受け、マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」以降の大会を欠場。復帰にあたり、アトランタ「BB&T アトランタ・オープン(ATP250)」にワイルドカードとしての出場権を獲得。2か月振りのツアー復帰を予定している。
※ ジル・ミュラー(ルクセンブルグ)は、アトランタ「BB&T アトランタ・オープン(ATP250)」への出場を予定していたが、欠場となった。
ジル・ミュラー(ルクセンブルグ)は、2018年シーズン限りでの引退を発表。直前の大会であるニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」に出場し、第1回戦に勝利するも、第2回戦(ベスト16)での敗戦を喫していた。残りシーズンに向け、回復待ち望まれる。
(ジル・ミュラー(ルクセンブルグ)引退については、ニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」を参照。)
※ ジャック・ソック(アメリカ)は、アトランタ「BB&T アトランタ・オープン(ATP250)」への出場を予定していたが、欠場となった。
グスタード「スイス・オープン・グスタード(ATP250)」には、昨年優勝のファビオ・フォニーニ(イタリア)に加え、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、ロビン・ハーセ(オランダ)、ジョアン・ソウザ(ポルトガル)、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)、そしてダニエル太郎(日本)もエントリー。
注目選手が多く集まる大会となる。
トーナメント表(ドロー)
- ハンブルグ「ドイツ・テニス選手権(ATP500)」、クレーコート:ティーム、シュワルツマン、Cブスタ、モンフィス他出場
- アトランタ「BB&T アトランタ・オープン(ATP250)」、ハードコート:イズナー、キリオス他出場、チョン復帰
- グスタード「スイス・オープン・グスタード(ATP250)」、クレーコート:フォニーニ、アグート、チョリッチ、ルブレフ他出場
ワシントンにマレー、錦織圭他トップ選手集結、ロスカボスにデルポトロ、クエリー、キッツビューエルにティーム他出場
7月30日~8月5日は、ATP500 の1大会と、ATP250 の2大会が開催される。
- ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」、ハードコート
- ロス カボス「アビエルト・メキシカーノ・ロス カボス(ATP250)」、ハードコート
- キッツビューエル「ゼネラリ・オープン(ATP250)」、クレーコート
※ ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」は8月5日まで、ロス カボス「アビエルト・メキシカーノ・ロス カボス(ATP250)」、キッツビューエル「ゼネラリ・オープン(ATP250)」は8月4日までの開催。
ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」には、錦織圭(日本)、アンディ・マレー(イギリス)、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、ダビド・ゴファン(ベルギー)、ジョン・イズナー(アメリカ)、カイル・エドマンド(イギリス)、 ニック・キリオス(オーストラリア)、ルカ・プイユ(フランス)など多くのトップ選手が出場。
さらに、期待の若手チョン・ヒョン(韓国)、デニス・シャポバロフ(カナダ)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、カレン・カチャノフ(ロシア)もエントリー。杉田祐一(日本)も出場を予定している。
そして、スタン・ワウリンカ(スイス)がワイルドカードとしての出場権を獲得。2010年以来、8年振りの出場を決めた。
2017年ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」の優勝は、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)。準優勝は、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)。
錦織圭(日本)は、2015年に大会優勝を果たしている。
※ トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)は、ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」への出場を予定していたが、欠場となった。トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)は背中の怪我によりグランドスラム「ウィンブルドン」を欠場。ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」での復帰を予定していた。更に、8月開催のトロント「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」、そしてグランドスラム「全米オープン」についても欠場との報道があり、状態が心配される。
※ ケビン・アンダーソン(南アフリカ)は、ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」への出場を予定していたが、欠場となった。
ロス カボス「アビエルト・メキシカーノ・ロス カボス(ATP250)」には、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、サム・クエリー(アメリカ)、ファビオ・フォニーニ(イタリア)、アドリアン・マナリノ(フランス)、ダミール・ズムル(ボスニア)、ジル・ミュラー(ルクセンブルグ)、 フェリシアーノ・ロペス(スペイン)、そして西岡良仁(日本)が出場を予定している。
昨年ロス カボス「アビエルト・メキシカーノ・ロス カボス(ATP250)」の優勝は、サム・クエリー(アメリカ)。当時21才タナシ・コキナキス(オーストラリア)が準優勝、ツアー初めての決勝に進出した。
フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は2018年が初めての大会出場となる。
※ ジャック・ソック(アメリカ)は、ロス カボス「アビエルト・メキシカーノ・ロス カボス(ATP250)」への出場を予定していたが、足首の怪我のため、欠場となった。
キッツビューエル「ゼネラリ・オープン(ATP250)」は、2018年最後のクレーコートの大会。
ドミニク・ティーム(オーストリア)、フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)、ロビン・ハーセ(オランダ)、マクシミリアン・マーテラー(ドイツ)らクレーコート巧者がエントリーし、出場を予定している。
また、当初出場予定であった選手の欠場により、ダニエル太郎(日本)が繰り上がりで本選への出場権を獲得した。
昨年キッツビューエル「ゼネラリ・オープン(ATP250)」の優勝はフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)。準優勝は、ジョアン・ソウザ(ポルトガル)であった。
フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)は、昨年と2015年に優勝。ロビン・ハーセ(オランダ)は、2011年、2012年と大会連覇を果たしている。
地元のエースドミニク・ティーム(オーストリア)は、優勝経験がなく、2014年の準優勝の成績が最高。※ 2011~2016年大会に出場。2017年はワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」に出場。
母国で念願のタイトル獲得となるか、成長したドミニク・ティーム(オーストリア)の活躍にも期待が寄せられる。
※ リシャール・ガスケ(フランス)、ガエル・モンフィス(フランス)、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、ジョアン・ソウザ(ポルトガル)は、キッツビューエル「ゼネラリ・オープン(ATP250)」への出場を予定していたが、欠場となった。
リシャール・ガスケ(フランス)は、バスタッド「スキースター スウェーディッシュ・オープン(ATP250)」で準優勝を獲得。続いてハンブルグ「ドイツ・テニス選手権(ATP500)」 に出場、第1回戦でブノワ・ペール(フランス)と対戦し勝利するも、第2回戦(ベスト16)試合前での棄権を余儀なくされていた。状態が心配される。
トーナメント表(ドロー)
- ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」:マレー、ワウリンカ、Aズベレフ、イズナー、錦織圭他出場
- ロス カボス「アビエルト・メキシカーノ・ロス カボス(ATP250)」:デルポトロ、クエリー、西岡良仁他出場
- キッツビューエル「ゼネラリ・オープン(ATP250)」:ティーム、コールシュライバー、ダニエル太郎他出場
トップ選手大会出場予定【2018年7月】
世界テニス男子シングルス
順位 | 選手 | 7月2日 | 7月16日 | 7月23日 | 7月30日 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ラファエル・ナダル | ウィンブルドン | - | - | - |
2 | ロジャー・フェデラー | ウィンブルドン | - | - | - |
3 | アレクサンダー・ズべレフ | ウィンブルドン | - | - | ワシントンDC |
4 | フアン マルティン・デル ポトロ | ウィンブルドン | - | - | ロスカボス |
5 | マリン・チリッチ | ウィンブルドン | - | - | - |
6 | グリゴール・ディミトロフ | ウィンブルドン | - | - | - |
7 | ドミニク・ティーム | ウィンブルドン | - | ハンブルグ | キッツビューエル |
8 | ケビン・アンダーソン | ウィンブルドン | - | - | |
9 | ダビド・ゴファン | ウィンブルドン | - | - | ワシントンDC |
10 | ジョン・イズナー | ウィンブルドン | アトランタ | ワシントンDC | |
11 | ディエゴ・シュワルツマン | ウィンブルドン | バスタッド | ハンブルグ | - |
12 | パブロ・カレーニョ ブスタ | ウィンブルドン | バスタッド | ハンブルグ | - |
13 | サム・クエリー | ウィンブルドン | - | - | ロスカボス |
14 | ロベルト・バウティスタ アグート | - | グスタード | - | |
15 | ジャック・ソック | ウィンブルドン | - | ||
16 | ファビオ・フォニーニ | ウィンブルドン | バスタッド | グスタード | ロスカボス |
17 | ノバク・ジョコビッチ | ウィンブルドン | - | - | - |
18 | カイル・エドマンド | ウィンブルドン | ウマグ | - | ワシントンDC |
19 | ニック・キリオス | ウィンブルドン | - | アトランタ | ワシントンDC |
20 | ルカ・プイユ | ウィンブルドン | - | ワシントンDC | |
21 | ボルナ・チョリッチ | ウィンブルドン | - | グスタード | - |
22 | チョン・ヒョン | - | アトランタ* | ワシントンDC | |
23 | トマーシュ・ベルディヒ | - | - | ||
24 | アドリアン・マナリノ | ウィンブルドン | ニューポート | - | ロスカボス |
25 | フィリップ・コールシュライバー | ウィンブルドン | - | ハンブルグ | キッツビューエル |
26 | デニス・シャポバロフ | ウィンブルドン | - | - | ワシントンDC |
27 | 錦織圭 | ウィンブルドン | - | - | ワシントンDC |
28 | フィリップ・クライノビッチ | ウィンブルドン | |||
29 | リシャール・ガスケ | ウィンブルドン | バスタッド | ハンブルグ | |
30 | ダミール・ズムル | ウィンブルドン | ウマグ | ハンブルグ | ロスカボス |
31 | マルコ・チェッキナート | ウィンブルドン | ウマグ | ハンブルグ | - |
32 | ミロシュ・ラオニッチ | ウィンブルドン | - | - | - |
33 | フェルナンド・ベルダスコ | ウィンブルドン | バスタッド | ハンブルグ | キッツビューエル |
34 | アンドレイ・ルブレフ | ウマグ | グスタード | ワシントンDC | |
35 | ステファノス・チチパス | ウィンブルドン | ワシントンDC | ||
36 | レオナルド・メイヤー | ウィンブルドン | バスタッド | ハンブルグ | - |
37 | アルベルト・ラモス ビノラス | ウィンブルドン | ウマグ | ハンブルグ | |
38 | ダビド・フェレール | ウィンブルドン | バスタッド | ハンブルグ | - |
39 | ペーター・ゴヨブチック | ウィンブルドン | - | ハンブルグ | - |
40 | カレン・カチャノフ | ウィンブルドン | - | - | ワシントンDC |
41 | ガエル・モンフィス | ウィンブルドン | - | ハンブルグ | |
42 | スティーブ・ジョンソン | ウィンブルドン | ニューポート | - | ワシントンDC |
43 | アンドレアス・セッピ | ウィンブルドン | ハンブルグ | - | |
44 | ロビン・ハーセ | ウィンブルドン | ウマグ | グスタード | キッツビューエル |
45 | 杉田祐一 | ウィンブルドン | - | - | ワシントンDC |
46 | ジェイミー・シャルディ | ウィンブルドン | - | アトランタ | ワシントンDC |
47 | ジョアン・ソウザ | ウィンブルドン | ウマグ | グスタード | |
48 | ブノワ・ペール | ウィンブルドン | ウマグ | ハンブルグ | ワシントンDC |
49 | マクシミリアン・マーテラー | ウィンブルドン | ウマグ | ハンブルグ | キッツビューエル |
50 | マートン・フチョビッチ | ウィンブルドン | ウマグ | ハンブルグ | - |
156 | アンディ・マレー | - | - | ワシントンDC | |
261 | スタン・ワウリンカ | ウィンブルドン | - | ワシントンDC* |
※ 2018年6月25日付ATP 世界ランキング 50位までの選手及びアンディ・マレー(イギリス)、スタン・ワウリンカ(スイス)の出場予定
※ いずれもエントリー時点の予定。その後、トーナメント表(ドロー)発表までの主な変更を更新している。
※ 日付は大会開始日。
*: エントリー締切後に出場が決定した選手(ワイルドカード、他選手欠場による繰り上がりなど)