2018年1月:ジョコビッチ・ワウリンカ・ラオニッチ復帰
2018年1月、怪我で離脱していた選手がいよいよ復帰する。
ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は「ブリスベン国際(ATP250)」に出場し復帰。
スタン・ワウリンカ(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)はグランドスラム「全豪オープン」での復帰を予定している。
※ 錦織圭(日本)は「ブリスベン国際(ATP250)」での復帰を予定していたが断念。翌週のシドニー「アピア国際シドニー(ATP250)」にも出場を予定していたが、欠場となった。
さらに、グランドスラム「全豪オープン」についても、欠場を発表。”5セットマッチを戦うには100% の準備ができていない” とした。
一方、1月に開始されるチャレンジャー・ツアー、2大会への出場を発表。怪我からの復帰を予定している。
※ ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」に出場し復帰を予定していたが、肘の痛みにより断念。グランドスラム「全豪オープン」での復帰が予定されている。
※ アンディ・マレー(イギリス)は、「ブリスベン国際(ATP250)」の復帰を予定していたが、臀部の怪我のため、試合直前に出場を断念。復帰は叶わなかった。さらに、グランドスラム「全豪オープン」についても欠場。
そして、1月に臀部を手術。手術は成功し、今後、グラス(芝)コートシーズンでの復帰を予定している。
マレー2018年スケジュールはこちら
2018年1月は、ATP250 の5大会と、グランドスラム「全豪オープン」が開催される。
- 「ブリスベン国際(ATP250)」2017年12月31日~1月7日、ハード:ドロー
- ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」2018年1月1日~1月6日、ハード:ドロー
- プネ「マハラシュトラ・オープン(ATP250)」2018年1月1日~1月6日、ハード:ドロー
- グランドスラム「全豪オープン」1月15日~28日、ハード:ドロー
シーズン開幕!ブリスベンでラオニッチら復帰、ドーハにティーム、Cブスタ、プネにチリッチ出場
2018年シーズン開幕、2017年12月31日~1月7日はATP250 の3大会が開催され、多くのトップ選手が出場する。
- 「ブリスベン国際(ATP250)」2017年12月31日~1月7日、ハード
- ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」2018年1月1日~1月6日、ハード
- プネ「マハラシュトラ・オープン(ATP250)」2018年1月1日~1月6日、ハード
Molti hanno dubbi sul ritorno dei big, sopratutto su #Murray, ma non #Dimitrov: "Se c'è qualcuno in grado di tornare al top, quello è Andy. Proverà a tutti che la sua testa è più forte dell'anca. Lui è fatto così." pic.twitter.com/Mq3zhmsAV9
— We Are Tennis Italia (@WeAreTennisITA) 2017年12月20日
「ブリスベン国際(ATP250)」には、怪我からの復帰を予定しているミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、ジル・ミュラー(ルクセンブルク)に加え、世界ランキング3位で昨年優勝者のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、多彩なプレーが魅力のニック・キリオス(オーストラリア)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、2017年大ブレイクの若手デニス・シャポバロフ(カナダ)らが出場。
開幕早々から楽しみな試合が多く予定される。
2017年「ブリスベン国際(ATP250)」では、ラファエル・ナダル(スペイン)が怪我から復帰。その後シーズンを通し大活躍をみせ、世界ランキング1位にまで上り詰めた。
錦織圭(日本)は昨年準優勝。絶好調のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、大会2連覇を目指す。
※ 錦織圭(日本)は「ブリスベン国際(ATP250)」での復帰を予定していたが断念。翌週のシドニー「アピア国際シドニー(ATP250)」についても出場を見送った。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)も「ブリスベン国際(ATP250)」への出場を予定していたが欠場となった。”準備ができていない”ためと発表しており、怪我などではないとされている。
※ アンディ・マレー(イギリス)は 「ブリスベン国際(ATP250)」へ出場し復帰を予定していたが、臀部の怪我により試合開始直前に断念。欠場となった。さらに、グランドスラム「全豪オープン」にも欠場。臀部の手術を受けた。
ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」には、ドミニク・ティーム(オーストリア)、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)らの強豪選手が多く出場を予定している。
さらに、ガエル・モンフィス(フランス)が急きょ出場を表明。ワイルドカードでの出場権を獲得し、公式大会への復帰を予定している。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は昨年ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」に優勝。決勝戦では、ライバル アンディ・マレー(イギリス)とフルセットの大接戦を繰り広げ、当時世界ランキング1位であったアンディ・マレー(イギリス)の連勝をストップさせた。なお、同大会は2017年ATPアワード最優秀大会賞を受賞した。
※ ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)は、昨年に引き続きドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」への出場を予定していたが、手首の怪我のため、2018年は欠場となった。早期の回復を祈りたい。
※ ノバク・ジョコビッチ(セルビア)はドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」で公式大会への出場を予定していたが、肘の痛みにより欠場。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は復帰し大会3連覇を目指していた。欠場にあたり、自身の公式HP を更新し、「100 % の状態で復帰したい」と説明した。
プネ「マハラシュトラ・オープン(ATP250)」には、マリン・チリッチ(クロアチア)、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)などが出場を予定。
昨年はインド チェンナイで開催され、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が優勝を果たした。プネでは2018年が初開催となる。
今回、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は大会2連覇を、マリン・チリッチ(クロアチア)は2010年以来の優勝を狙う。
トーナメント表(ドロー)
- ブリスベン「ブリスベン国際(ATP250)」:ディミトロフ、ラオニッチ、キリオス他出場
- ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」:ティーム、Cブスタ、他出場 モンフィス復帰
- プネ「マハラシュトラ・オープン(ATP250)」:チリッチ、アンダーソン、Bアグ、ペール他出場
シドニーにビノラス、ミュラー、オークランドに杉田、ソックら出場
2018年1月7日~13日は、ATP250 の2大会が開催される。
- シドニー「アピア国際シドニー(ATP250)」2018年1月7日~13日、ハード
- オークランド「ASBクラシック(ATP250)」2018年1月8日~13日、ハード
#tbt all of the feels. Who else is missing the Aussie summer of tennis? pic.twitter.com/zkTOHAzFzT
— #SydneyTennis (@SydneyTennis) 2017年2月15日
シドニー「アピア国際シドニー(ATP250)」には、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、ジル・ミュラー(ルクセンブルク)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、ファビオ・フォニーニ(イタリア)などが出場を予定。
昨年シドニー「アピア国際シドニー(ATP250)」では、ジル・ミュラー(ルクセンブルク)がキャリア初優勝を獲得。当時33才。ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)などの大スターを撃破する実力を持ちながらも、怪我などもありタイトルには恵まれなかった。
ジル・ミュラー(ルクセンブルク)念願の初優勝は、テニスファンにとっても感動的な瞬間となった。
なお、ジル・ミュラー(ルクセンブルク)はその後、2017年スヘルトーヘンボス「リコー・オープン(ATP250)」でも優勝。
2018年も引き続きの活躍が期待される。
※ 錦織圭(日本)は、シドニー「アピア国際シドニー(ATP250)」に出場し復帰を予定していたが、「ブリスベン国際(ATP250)」に引き続き、怪我により欠場となった。ATPワールドツアー下位の大会である、チャレンジャーツアーでの復帰を予定している。
オークランド「ASBクラシック(ATP250)」では、ジャック・ソック(アメリカ)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、サム・クエリー(アメリカ)、ジョン・イズナー(アメリカ)、ダビド・フェレール(スペイン)らが出場しシーズンをスタートさせる他、2017年大活躍で魅了してくれた杉田祐一(日本)も出場を予定している。
昨年オークランド「ASBクラシック(ATP250)」はジャック・ソック(アメリカ)が優勝。
2017年末ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)準決勝にも進出し、驚くべき活躍をみせたジャック・ソック(アメリカ)。今大会連覇での2018年シーズン開始を目指す。
トーナメント表(ドロー)
- シドニー「アピア国際シドニー(ATP250)」:ビノラス、ミュラー、シュワルツマン他出場
- オークランド「ASBクラシック(ATP250)」:杉田、ソック、デルポトロ、クエリー他出場
全豪オープン開催!トップ選手集結
2018年1月15日~28日には、いよいよグランドスラム「全豪オープン」が開催される。
- グランドスラム「全豪オープン」1月15日~28日、ハード
2018年初めてのグランドスラム、「全豪オープン」。大会には、錦織圭(日本)、アンディ・マレー(イギリス)を除くトップ50 の全選手が出場を予定。
Petchey: Nadal and Federer pushed to become better players by competition from Murray, Djokovic and Wawrinka https://t.co/kbsn1OSi74 pic.twitter.com/1gZPWtfHzj
— IBTimes Sport (@IBTimesUKSport) 2017年10月12日
昨年優勝のロジャー・フェデラー(スイス)、準優勝のラファエル・ナダル(スペイン)が揃い、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、スタン・ワウリンカ(スイス)も復帰を予定している。
なお、2017年ひざの手術を行ったスタン・ワウリンカ(スイス)は、会見を開き、「(筋力など)失ったものを取り戻すには時間がかかる。いまの目標は、全豪オープンに、たとえ完全な状態でなかったとしても出場できること」と語っている。
また、日本人選手は、杉田祐一(日本)の他にも、西岡良仁(日本)、ダニエル太郎(日本)が既に本選への出場権を獲得。
西岡良仁(日本)は、1月初旬にチャレンジャー・ツアーに出場し復帰。初戦敗退となったが、「全豪オープン」に向けた準備を進めており、出場が期待されている。各選手の活躍も注目される。
※ 錦織圭(日本)は、「全豪オープン」への出場を予定していたが、”100% の準備ができていない” とし欠場となった。
一方、1月より開始されるニューポートのチャレンジャー・ツアー、さらにダラスでのチャレンジャー・ツアーへの出場を表明。復帰を予定している。
※ アンディ・マレー(イギリス)は、臀部の怪我により、「ブリスベン国際(ATP250)」に引き続きグランドスラム「全豪オープン」へも欠場。2016年末世界1位の復帰は見送られた。
その後、1月に臀部の手術を受け無事に成功。グラスコートシーズンでの復帰を予定している。
トーナメント表(ドロー)
- グランドスラム「全豪オープン」:ナダル、フェデラー他トップ選手集結!ジョコビッチ、ワウリンカ復帰
トップ選手大会出場予定【2018年1月】
世界テニス男子シングルス
※ 2017年12月11日付ATP 世界ランキング 50位までの選手の出場予定
※ いずれもエントリー時点の予定。その後、トーナメント表(ドロー)発表までの主な変更を更新している。
※ 日付は大会開始日
*: エントリー締切後に出場が決定した選手(ワイルドカード、他選手欠場による繰り上がりなど)
順位 | 選手 | 12/31 or 1/1 | 1/7 or 1/8 | 1/15 |
---|---|---|---|---|
1 | ラファエル・ナダル | - | 全豪オープン | |
2 | ロジャー・フェデラー | - | - | 全豪オープン |
3 | グリゴール・ディミトロフ | ブリスベン | - | 全豪オープン |
4 | アレクサンダー・ズべレフ | - | - | 全豪オープン |
5 | ドミニク・ティーム | ドーハ | - | 全豪オープン |
6 | マリン・チリッチ | プネ | - | 全豪オープン |
7 | ダビド・ゴファン | - | - | 全豪オープン |
8 | ジャック・ソック | - | オークランド | 全豪オープン |
9 | スタン・ワウリンカ | - | - | 全豪オープン |
10 | パブロ・カレーニョ ブスタ | ドーハ | - | 全豪オープン |
11 | フアン マルティン・デル ポトロ | - | オークランド | 全豪オープン |
12 | ノバク・ジョコビッチ | - | 全豪オープン | |
13 | サム・クエリー | - | オークランド | 全豪オープン |
14 | ケビン・アンダーソン | プネ | - | 全豪オープン |
15 | ジョーウィルフリード・ツォンガ | - | 全豪オープン | |
16 | アンディ・マレー | - | ||
17 | ジョン・イズナー | - | オークランド | 全豪オープン |
18 | ルカ・プイユ | - | - | 全豪オープン |
19 | トマーシュ・ベルディヒ | ドーハ | - | 全豪オープン |
20 | ロベルト・バウティスタ アグート | プネ | オークランド | 全豪オープン |
21 | ニック・キリオス | ブリスベン | - | 全豪オープン |
22 | 錦織圭 | |||
23 | アルベルト・ラモス ビノラス | ドーハ | シドニー | 全豪オープン |
24 | ミロシュ・ラオニッチ | ブリスベン | - | 全豪オープン |
25 | ジル・ミュラー | ブリスベン | シドニー | 全豪オープン |
26 | ディエゴ・シュワルツマン | ブリスベン | シドニー | 全豪オープン |
27 | ファビオ・フォニーニ | - | シドニー | 全豪オープン |
28 | アドリアン・マナリノ | - | シドニー | 全豪オープン |
29 | フィリップ・コールシュライバー | - | シドニー | 全豪オープン |
30 | ダミール・ズムル | ブリスベン | シドニー | 全豪オープン |
31 | リシャール・ガスケ | ドーハ | - | 全豪オープン |
32 | パブロ・クエバス | - | オークランド | 全豪オープン |
33 | ミーシャ・ズベレフ | ブリスベン | シドニー | 全豪オープン |
34 | フィリップ・クライノビッチ | ドーハ | シドニー | 全豪オープン |
35 | フェルナンド・ベルダスコ | ドーハ | シドニー | 全豪オープン |
36 | フェリシアーノ・ロペス | ドーハ | シドニー | 全豪オープン |
37 | ダビド・フェレール | - | オークランド | 全豪オープン |
38 | アレクサンドル・ドルゴポロフ | ブリスベン | シドニー | 全豪オープン |
39 | アンドレイ・ルブレフ | ドーハ | オークランド | 全豪オープン |
40 | 杉田祐一 | - | オークランド | 全豪オープン |
41 | ブノワ・ペール | プネ* | シドニー | 全豪オープン |
42 | ロビン・ハーセ | プネ | オークランド | 全豪オープン |
43 | パオロ・ロレンチ | ドーハ | シドニー | 全豪オープン |
44 | スティーブ・ジョンソン | ブリスベン | オークランド | 全豪オープン |
45 | カレン・カチャノフ | - | オークランド | 全豪オープン |
46 | ガエル・モンフィス | ドーハ* | - | 全豪オープン |
47 | ライアン・ハリソン | ブリスベン | オークランド | 全豪オープン |
48 | ボルナ・チョリッチ | ドーハ | - | 全豪オープン |
49 | アルヤズ・ベデネ | ドーハ | シドニー | 全豪オープン |
50 | カイル・エドマンド | ブリスベン | オークランド | 全豪オープン |