ラファエル・ナダル【2018年】
年間大会出場スケジュール
2017年末世界ランキング第1位!ラファエル・ナダル(スペイン)の2018年年間国際大会出場予定(シングルス)を紹介する。
2017年は、グランドスラム「全仏オープン」優勝、「全米オープン」優勝を含む計6タイトルを獲得。準優勝は「全豪オープン」を含め4回。
世界ランキング1位に返り咲き、キャリア4回目となる年末世界ランキング1位の座を手にした。
なお、年末世界1位は1973年以降の最年長記録となった。
怪我から復帰した2017年、ラファエル・ナダル(スペイン)の「進化したテニス」はテニス界を驚かせ、魅了した。2018年も引き続きの活躍が期待される。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、長くキャリアを続けるため2018年の出場大会を絞り込むとしつつも、既に多くの大会への出場を表明している。
ただし、ラテンアメリカでのグラスコート大会、ダブルスへの出場は現在のところ表明しておらず、見送る可能性があるとしている。
一方、2017年は出場が叶わなかった「デビスカップ(国別対抗戦)」については、スペイン代表としての出場する。
※ 「デビスカップ(国別対抗戦)」第1回戦は欠場となったが、第2回戦(準々決勝)に出場。怪我からの復帰であったがシングルスで2勝を挙げ、スペイン代表の準決勝進出を牽引した。
2018年はBig 4 が揃い、多くの若手選手の躍進も予想される。2018年も、ラファエル・ナダル(スペイン)の最高のプレーと活躍に期待したい。
ラファエル・ナダル(スペイン)、2018年のシングルス大会出場予定は次の通り。
年間大会出場スケジュール【2018年】
日程 | 大会名 | ポイント | サーフェス | 開催地 |
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1月15日~28日 | 全豪オープン | 2000 | ハード | メルボルン(オーストラリア) |
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4月6日~8日 | デビスカップ 準々決勝 | - | - | (世界各地) |
4月15日~22日 | Rolexモンテカルロ・マスターズ | ATP1000 | クレー | モンテカルロ(モナコ) |
4月23日~29日 | バルセロナ・オープン・バンコサバデル | ATP500 | クレー | バルセロナ(スペイン) |
5月6日~13日 | ムトゥア マドリッド・オープン | ATP1000 | クレー | マドリッド(スペイン) |
5月13日~20日 | BNLイタリア国際 | ATP1000 | クレー | ローマ(イタリア) |
5月27日~6月10日 | 全仏オープン | 2000 | クレー | パリ(フランス) |
7月2日~15日 | ウィンブルドン | 2000 | 芝 | ロンドン(イギリス) |
8月6日~12日 | ロジャーズ・カップ | ATP1000 | ハード | トロント(カナダ) |
8月27日~9月9日 | 全米オープン | 2000 | ハード | ニューヨーク(アメリカ) |
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※ シーズン開幕「ブリスベン国際(ATP250)」への出場を予定していたが、欠場となった。ラファエル・ナダル(スペイン)は、公式ツイッターで「出場したかったが、準備ができていない。申し訳ない。」とコメントを発表した。
※ 「デビスカップ(国別対抗戦)」への出場意欲を示していたが、第1回戦については欠場。ラファエル・ナダル(スペイン)は、「デビスカップ(国別対抗戦)」第1回戦直前の大会、グランドスラム「全豪オープン」で準々決勝に進出するも、試合中に右腰(足)を負傷し、準々決勝第5セットで棄権していた。
その後、ラファエル・ナダル(スペイン)は、公式フェイスブックにて、怪我について、MRIの結果、右足の腸腰筋(腰椎(脊椎の腰部分)と大腿骨(太ももの太い骨)を結ぶ筋肉群)上部であったと報告し、全治3週間、2週間以内にはリハビリを始め、アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」以降の大会には予定通り出場すると発表した。
※ アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」への出場を予定していたが、右臀部の怪我により、第1回戦試合直前に欠場を決めた。
RAFAEL NADAL Y KEI NISHIKORI PELOTEAN EN ACAPULCO #AMT2018 @RafaelNadal @keinishikori https://t.co/PiD4v9Jyuj … pic.twitter.com/HxaxrSMItL
— Abierto Mexicano (@AbiertoTelcel) 2018年2月25日
ラファエル・ナダル(スペイン)は、アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」第1回戦試合前日の練習中、異変に気付き、試合日の朝にMRI 検査を受けていた。詳細は更なる検査・診断が必要とのことだが、怪我の個所は、グランドスラム「全豪オープン」準々決勝での怪我(腸腰筋上部)と似通っているという。
ラファエル・ナダル(スペイン)は大会の記者会見にて、「可能な限り早い回復に向け尽力する」と語った。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)は、出場を予定していたインディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」、「マイアミ・オープン(ATP1000)」への欠場を決めた。怪我の部位は、グランドスラム「全豪オープン」準々決勝での怪我(腸腰筋上部)であり、回復に時間を要すると判断。自身のフェイスブックで発表した。
2018年序盤は、グランドスラム「全豪オープン」への出場(ただし準々決勝途中棄権)のみとなり、クレーコートシーズンまで出場が見送られた。
【2018年2月19日追記】
ラファエル・ナダル(スペイン)は2018年2月19日世界ランキングで世界1位から世界2位へと転落。しかし、世界1位ロジャー・フェデラー(スイス)とのポイント差はわずかであり、再度の世界1位も十分にあり得る状況である。
【2018年3月25日追記】
ロジャー・フェデラー(スイス)が「マイアミ・オープン(ATP1000)」でまさかの初戦敗退。2018年4月2日付世界ランキングにおいてラファエル・ナダル(スペイン)の世界1位復活が確定した。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)は、かねてより出場を示唆していた「デビスカップ(国別対抗戦)」について、第2回戦(準々決勝)、強豪ドイツ戦への出場を決めた。
ラファエル・ナダル(スペイン)の公式試合復帰はグランドスラム「全豪オープン」以来初めてとなる。
【2018年5月14日追記】
2018年5月14日付世界ランキングにて、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界1位から世界2位へと下落した。
昨年に続く連覇を目指し出場したマドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」にて、準々決勝でドミニク・ティーム(オーストリア)に敗退。昨年優勝のポイントが剥落したことによる。
ただし、マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」直後の大会であるローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」でラファエル・ナダル(スペイン)が優勝を果たすと、ラファエル・ナダル(スペイン)は翌週2018年5月21日付世界ランキングで再び世界1位へと返り咲くこととなる。
【2018年5月21日・6月11日付追記】
ラファエル・ナダル(スペイン)は、ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」で優勝を果たし、2018年5月21日付世界ランキングで世界1位に復活した。
さらに、続くグランドスラム「全仏オープン」にも優勝!前代未聞の大会11回目のタイトルを獲得した。これにより、ラファエル・ナダル(スペイン)は2018年6月11日付世界ランキングにおいても、世界1位をキープしている。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)は、「クイーンズクラブ選手権(ATP500)」への出場を予定していたが、欠場となった。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、「クイーンズクラブは素晴らしい大会であり、出場したいと思っていた。(直前の)クレーコートでは長いシーズンと良い成果を得られた。大変申し訳ない気持ちであるが、医師の指示に従い、自分の体とも相談した結果である。」とコメント。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、故障と戦いながらグランドスラム「全仏オープン」にも優勝を果たしていた。世界ランキングにおいても、世界1位の座をライバルロジャー・フェデラー(スイス)とわずかなポイント差で争う状況であり、無念の欠場であることが推察される。回復と、早期の復帰が待ち望まれる。
【2018年6月18日付追記】
グラス(芝)コート・シーズンが開始され、ロジャー・フェデラー(スイス)がシュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」で大会への出場を再開。ロジャー・フェデラー(スイス)はシュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」で優勝を果たし、2018年6月18日付世界ランキングにおいて、再び、世界ランキング1位を手にした。これにより、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界1位から世界2位へと順位を下げた。
【2018年6月25日付追記】
2018年6月25日付世界ランキングにおいて、ラファエル・ナダル(スペイン)が再び世界ランキング1位へと返り咲いた。
ライバルロジャー・フェデラー(スイス)がハレ「ゲリー・ウェバー・オープン(ATP500)」で大会連覇を逃したことによるもの。
ただし、ラファエル・ナダル(スペイン)とロジャー・フェデラー(スイス)の世界ランキングにおけるポイント差はわずか。今後も世界1位の座を巡り、両者の戦いは続く。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)は、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」への出場を予定していたが、欠場となった。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、直前の大会であるトロント「ロジャーズカップ(ATP1000)」で優勝を果たしていた。シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」欠場は、”個人的な理由” とし、”身体をいたわり、よい状態を保ちたい”と語った。
また、トロント「ロジャーズカップ(ATP1000)」での優勝により、他選手に先駆け、2018年「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」への出場権を手にした。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)は、自身のツイッターにて、出場を予定していた「デビスカップ(国別対抗戦)」準決勝への欠場を発表した。ラファエル・ナダル(スペイン)は、直前のグランドスラム「全米オープン」で準決勝に進出するも、ひざの怪我により、試合途中で棄権。ツイッターでは、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」欠場の理由の1つが「デビスカップ(国別対抗戦)」準決勝に出場するためであったことも明かし、”非常に悲しい”と表現した。
「デビスカップ(国別対抗戦)」準決勝では、スペイン代表は、前回王者のフランス代表と対戦する。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)は、アジアでのハードコート大会、北京「チャイナ・オープン(ATP500)」と「上海Rolexマスターズ(ATP1000)」の2大会について、出場を予定していたものの、ひざの怪我のため欠場すると発表した。北京「チャイナ・オープン(ATP500)」は昨年優勝、「上海Rolexマスターズ(ATP1000)」は昨年準優勝を飾った大会。ひざの怪我は、長年ラファエル・ナダル(スペイン)を悩ませていたもの。同じ怪我のため、昨年末も欠場を余儀なくされていた。世界No. 1 の怪我からの回復が待ち望まれる。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)は、復帰を予定していた「パリ・マスターズ(ATP1000)」への欠場を決めた。ラファエル・ナダル(スペイン)は、復帰のため現地入り、練習も行い、順調であったが、大会開催数日前に腹部に異変を感じ、初戦であった第2回戦の試合開催直前まで調整した結果、医師の勧めに従い、欠場を決めた。
これにより、2018年11月5月付世界ランキングにおいて、世界1位の座はノバク・ジョコビッチ(セルビア)に移り、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界2位となることが確定した。
※ ラファエル・ナダル(スペイン)が、腹部の故障と右足首の手術のため、「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」への欠場を決めた。
2018年は、グランドスラム「全米オープン」での途中棄権以降、ひざの怪我、腹部の怪我、そして右足首の怪我のため、全ての大会へ欠場を余儀なくされた。
「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」には、初優勝を狙い、直前まで調整を行っていたが、無念の欠場。
これにより、シーズン末世界1位は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に確定した。
ラファエル・ナダル(スペイン)、早期の回復が待ち望まれる。