2021年 ATP世界ランキング
シングルス ATP世界ランキングTOP 100
2021年最終/ 前年末比較
2021年末:2021年12月27日付ランキング
2020年末:2020年12月28日付ランキング
2021年 末順位 | 前年 末順位 | 選手名 | 国籍 | ポイント |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | ノバク・ジョコビッチ | セルビア | 11540 |
2 | 4 | ダニール・メドベデフ | ロシア | 8640 |
3 | 7 | アレクサンダー・ズべレフ | ドイツ | 7840 |
4 | 6 | ステファノス・チチパス | ギリシャ | 6540 |
5 | 8 | アンドレイ・ルブレフ | ロシア | 5150 |
6 | 2 | ラファエル・ナダル | スペイン | 4875 |
7 | 10 | マッテオ・ベレッティーニ | イタリア | 4568 |
8 | 27 | キャスパー・ルード | ノルウェー | 4160 |
9 | 34 | フベルト・フルカチ | ポーランド | 3706 |
10 | 37 | ヤニック・シナー | イタリア | 3350 |
11 | 21 | フェリックス・オジェ アリアシム | カナダ | 3308 |
12 | 71 | キャメロン・ノーリー | イギリス | 2945 |
13 | 9 | ディエゴ・シュワルツマン | アルゼンチン | 2625 |
14 | 12 | デニス・シャポバロフ | カナダ | 2475 |
15 | 3 | ドミニク・ティーム | オーストリア | 2425 |
16 | 5 | ロジャー・フェデラー | スイス | 2385 |
17 | 22 | クリスチャン・ガリン | チリ | 2353 |
18 | 112 | アスラン・カラツェフ | ロシア | 2351 |
19 | 13 | ロベルト・バウティスタ アグート | スペイン | 2260 |
20 | 16 | パブロ・カレーニョ ブスタ | スペイン | 2230 |
21 | 11 | ガエル・モンフィス | フランス | 2158 |
22 | 40 | ニコロス・バシラシヴィリ | ジョージア | 2101 |
23 | 29 | テイラー・フリッツ | アメリカ | 2050 |
24 | 25 | ジョン・イズナー | アメリカ | 1991 |
25 | 32 | ダニエル・エヴァンス | イギリス | 1942 |
26 | 39 | ライリー・オペルカ | アメリカ | 1936 |
27 | 33 | ロレンツォ・ソネゴ | イタリア | 1825 |
28 | 19 | グリゴール・ディミトロフ | ブルガリア | 1801 |
29 | 20 | カレン・カチャノフ | ロシア | 1731 |
30 | 42 | マリン・チリッチ | クロアチア | 1710 |
31 | 87 | ロイド・ハリス | 南アフリカ | 1644 |
32 | 141 | カルロス・アルカラス | スペイン | 1612 |
33 | 26 | ドゥサン・ラヨビッチ | セルビア | 1591 |
34 | 23 | アレックス・デ ミノール | オーストラリア | 1561 |
35 | 30 | ウーゴ・アンベール | フランス | 1558 |
36 | 50 | アレクサンダー・ブブリク | カザフスタン | 1538 |
37 | 17 | ファビオ・フォニーニ | イタリア | 1494 |
38 | 59 | フランシス・ティアフォー | アメリカ | 1492 |
39 | 15 | ダビド・ゴファン | ベルギー | 1476 |
40 | 55 | マートン・フチョビッチ | ハンガリー | 1459 |
41 | 118 | セバスティアン・コーダ | アメリカ | 1426 |
42 | 31 | フィリップ・クライノビッチ | セルビア | 1402 |
43 | 54 | トミー・ポール | アメリカ | 1349 |
44 | 82 | フェデリコ・デルボニス | アルゼンチン | 1327 |
45 | 46 | アルベルト・ラモス ビノラス | スペイン | 1294 |
46 | 28 | ブノワ・ペール | フランス | 1245 |
47 | 41 | 錦織圭 | 日本 | 1210 |
48 | 108 | イリヤ・イバシカ | ベラルーシ | 1194 |
49 | 103 | ジェームズ・ダックワース | オーストラリア | 1176 |
50 | 52 | アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ | スペイン | 1160 |
51 | 36 | ヤン レナード・ストルフ | ドイツ | 1134 |
52 | 57 | ラースロー・ディエレ | セルビア | 1131 |
53 | 95 | クォン・スンウ | 韓国 | 1115 |
54 | 66 | ドミニク・コープファー | ドイツ | 1101 |
55 | 193 | マッケンジー・マクドナルド | アメリカ | 1084 |
56 | 307 | ジェンソン・ブルックスビー | アメリカ | 1063 |
57 | 156 | ボティック・ヴァン デ ザンシュルプ | オランダ | 1034 |
58 | 178 | アルトゥール・リンダークネク | フランス | 1029 |
59 | 128 | ロレンツォ・ムセッティ | イタリア | 1004 |
60 | 85 | ペドロ・マルティネス | スペイン | 1001 |
61 | 113 | アレクセイ・ポピュリン | オーストラリア | 1000 |
62 | 100 | ジャンルカ・メイジャー | イタリア | 978 |
63 | 91 | フェデリコ・コリア | アルゼンチン | 976 |
64 | 165 | ベンジャミン・ボンジー | フランス | 969 |
65 | 153 | タロン・グリークスプア | オランダ | 966 |
66 | 73 | マルコス・ギロン | アメリカ | 929 |
67 | 162 | ヒューゴ・ガストン | フランス | 919 |
68 | 166 | ブランドン・ナカシマ | アメリカ | 917 |
69 | 44 | ミオミール・ケツマノビッチ | セルビア | 916 |
70 | 14 | ミロシュ・ラオニッチ | カナダ | 884 |
71 | 35 | アドリアン・マナリノ | フランス | 879 |
72 | 38 | ジョン・ミルマン | オーストラリア | 875 |
73 | 24 | ボルナ・チョリッチ | クロアチア | 874 |
74 | 43 | ギド・ペラ | アルゼンチン | 866 |
75 | 51 | ジョーダン・トンプソン | オーストラリア | 860 |
76 | 125 | ファクンド・バグニス | アルゼンチン | 860 |
77 | 110 | ジャウメ・ムナル | スペイン | 848 |
78 | 74 | ステファノ・トラバーリャ | イタリア | 846 |
79 | 97 | ロベルト・カルバレス バエナ | スペイン | 837 |
80 | 81 | ケビン・アンダーソン | 南アフリカ | 829 |
81 | 56 | 西岡良仁 | 日本 | 823 |
82 | 18 | スタン・ワウリンカ | スイス | 822 |
83 | 68 | イジー・ベセリー | チェコ | 822 |
84 | 130 | ダニエル・アルトマイヤー | ドイツ | 813 |
85 | 72 | スティーブ・ジョンソン | アメリカ | 812 |
86 | 145 | ペーター・ゴヨブチック | ドイツ | 808 |
87 | 47 | リシャール・ガスケ | フランス | 807 |
88 | 312 | アレク・モルカン | スロバキア | 806 |
89 | 84 | ティアゴ・モンテイロ | ブラジル | 805 |
90 | 341 | ファン マヌエル・セルンドロ | アルゼンチン | 803 |
91 | 60 | パブロ・アンドゥハル | スペイン | 800 |
92 | 77 | コランタン・ムテ | フランス | 797 |
93 | 45 | ニック・キリオス | オーストラリア | 793 |
94 | 94 | ミカエル・ウマー | スウェーデン | 782 |
95 | 86 | エミール・ルースヴオリ | フィンランド | 778 |
96 | 49 | テニズ・サングレン | アメリカ | 773 |
97 | 67 | パブロ・クエバス | ウルグアイ | 770 |
98 | 134 | ヘンリー・ラクソネン | スイス | 765 |
99 | 309 | セバスチャン・バエス | アルゼンチン | 762 |
100 | 80 | マルコ・チェッキナート | イタリア | 759 |
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ATP世界ランキング 2021年履歴
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2021年12月13日・20日・27日
世界男子テニスは、「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」後、オフシーズンに入っている。(チャレンジャーツアーなどは開催されている。)
このため、2021年12月20日・27日付世界ランキングでは、トップ100 の選手の順位に変動はなかった。
2021年12月13日・20日・27日付世界ランキングいずれも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は変更なし。
錦織圭(日本)は世界47位、西岡良仁(日本)も世界81位をキープしている。
2021年12月6日
2021年11月25日~12月5日は「デビスカップ(国別対抗戦)」が開催されたが、世界ランキングのポイントは対象外である。
このため、2021年12月6日付世界ランキングにおける変動は、過去のポイント剥落、チャレンジャーツアーの成績によるものである。
2021年12月6日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は変更なし。
錦織圭(日本)は世界47位、西岡良仁(日本)も世界81位をキープした。
なお、「デビスカップ(国別対抗戦)」では、ダニール・メドベデフ(ロシア)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)ら強豪揃いのロシアテニス連合が優勝!
準優勝はクロアチア代表が獲得した。クロアチア代表は、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)らのセルビア代表にも勝利し決勝へと進出していた。
2021年11月29日
世界男子テニスは、「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」後、オフシーズンに入った。
(チャレンジャーツアーなどは開催されている。)
11月25日~12月5日は「デビスカップ(国別対抗戦)」が開催されているが、世界ランキングのポイントは対象外である。
このため、2021年11月29日付世界ランキングは、前回11月22日付からトップ選手の順位に大きな変更はない。
チャレンジャーツアーに出場し結果を残した選手、それに伴う変更があったのみである。
2021年11月29日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は変更なし。
錦織圭(日本)は世界47位をキープ、西岡良仁(日本)は世界80位から世界81位となった。
2021年11月22日
2021年11月14日~21日は、「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」が開催された。
「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」で優勝を果たしたのは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)!
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、2018年以来2度目の大会優勝。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)24才、ツアー19回目の優勝、2021年シーズンは、6回目の優勝となった。
大会準優勝はダニール・メドベデフ(ロシア)が獲得した。
大会で両者はグループ・ステージと決勝戦の2回対戦。グループ・ステージではダニール・メドベデフ(ロシア)が勝利したが、決勝戦はアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)の勝利となった。
大会には、ランキング・レースの上位8名が出場。怪我による途中欠場もあったが、シーズン最後、上位選手達の最高のプレー、熱戦が繰り広げられた。
グループ・ステージのラウンドロビン(総当たり戦)を制し準決勝に進出したのは、優勝者アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、準優勝ダニール・メドベデフ(ロシア)と、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、キャスパー・ルード(ノルウェー)。
グループA(Green Group)1位通過であったノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、準決勝でアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦。フルセットの接戦となり、勝利はアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が獲得した。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、大会初出場で準決勝に進出。グループ・ステージではアンドレイ・ルブレフ(ロシア)にも勝利するなど、ハードコート大会においても強さを披露した。
準決勝では、ダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦し敗退となった。
世界ランキングにおいては、大会優勝のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が世界3位、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界2位をキープした。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)も世界1位をキープ。年末1位を称える恒例のセレモニーも開催された。
キャスパー・ルード(ノルウェー)も、世界8位を維持。自己ベストのランクでシーズンを終えた。
その他、ヤニック・シナー(イタリア)が欠場者の代理として大会に出場。グループ・ステージで1勝を果たし、200 ポイントを獲得した。
これにより、ヤニック・シナー(イタリア)のランキングは世界11位から世界10位に上昇した。
「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」後、世界男子テニスはオフシーズンに入り、ATPツアーレベルの大会は開催されない。
(デビスカップ、チャレンジャーツアーなどは開催される。)
このため、トップ選手の順位は、今回2021年11月22日付世界ランキング以降は、2022年のシーズン開始まで大きな変更はない見通し。
2021年11月22日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は世界48位から世界47位に上昇、西岡良仁(日本)は世界80位をキープした。
2021年11月15日
2021年11月7日~13日は、「ストックホルム・オープン(ATP250)」と「NextGen ATP ファイナル」が開催された。
※ 「NextGen ATP ファイナル」は21才以下のみの大会であり、ランキングには影響しない。
「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」に出場する上位8名以外の多くの選手にとっては、シーズン最後の大会となった。
「ストックホルム・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、トミー・ポール(アメリカ)!
トミー・ポール(アメリカ)24才、ツアーレベルの大会では初めての優勝を飾った。
トミー・ポール(アメリカ)は、大会にノーシードで出場。同胞のライバル、テイラー・フリッツ(アメリカ)やフランシス・ティアフォー(アメリカ)に勝利したほか、アンディ・マレー(イギリス)にもフルセットの末に勝利。
ATPツアーで初の決勝戦へと進出し、見事初優勝を獲得した。
大会決勝戦では、第3シードで前回2019年優勝者のデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。
トミー・ポール(アメリカ)が積極的な攻撃を展開し、フルセットの熱戦に勝利を果たした。
デニス・シャポバロフ(カナダ)は、連続優勝を逃したものの好調なプレーを披露。2021年2度目の準優勝でシーズンを締めくくった。
デニス・シャポバロフ(カナダ)のツアー準優勝は、キャリアで3回目となる(優勝は1回)。
世界ランキングでは、トミー・ポール(アメリカ)は世界52位から世界43位に上昇、堂々の自己ベスト更新を達成した。
デニス・シャポバロフ(カナダ)は、世界18位から世界14位へと上昇した。
大会準決勝にはフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とフランシス・ティアフォー(アメリカ)が進出。
準決勝では、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)はデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦、フランシス・ティアフォー(アメリカ)はトミー・ポール(アメリカ)と対戦し、それぞれ同胞対決での敗退となった。
ランキングは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が世界11位から世界10位に上昇し、自己ベストを更新。初のトップ10 入りを果たした。
フランシス・ティアフォー(アメリカ)は、世界41位から世界38位にランクを上げた。
「NextGen ATP ファイナル」の優勝はカルロス・アルカラス(スペイン)!
カルロス・アルカラス(スペイン)は現在18才。大会最年少での優勝となった。
シーズン終盤、ATPツアーでも絶好調のプレーを披露していたカルロス・アルカラス(スペイン)。
大会にトップシードとして出場し、全試合にストレートで勝利。堂々の優勝を獲得した。
準優勝は、セバスティアン・コーダ(アメリカ)が獲得した。
「NextGen ATP ファイナル」は、21才以下の上位選手のみの大会であり、通常のATPツアーとは異なるルールで行われる。
なお世界ランキングのポイントは対象外であるため、結果はランキングに影響しない。
2021年11月15日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は世界48位をキープ、西岡良仁(日本)は世界82位から世界80位に上昇した。
2021年11月8日
2021年11月1日~7日は、「パリ・マスターズ(ATP1000)」が開催された。
大会で優勝を果たしたのは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)34才、キャリア86回目の優勝。2021年シーズンでは、グランドスラム3回を含め、5回目の優勝。
ATPマスターズ1000 での優勝回数は37回目になり、単独での最多優良記録を刻んだ。
さらに、世界ランキングにおいて、年末1位の座を確定させた。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の年末1位は通算7年。これも単独の最多記録である。
「パリ・マスターズ(ATP1000)」決勝戦は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とダニール・メドベデフ(ロシア)が対戦。世界1位と世界2位の戦い、フルセットの大熱戦となった。
両者直近の対戦は2021年グランドスラム「全米オープン」決勝戦。年間グランドスラムを狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)の夢をダニール・メドベデフ(ロシア)が打ち砕いた。
「パリ・マスターズ(ATP1000)」決勝戦では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がリベンジを果たし、優勝を獲得。No. 1 の強さを見せつけた。
ダニール・メドベデフ(ロシア)のツアー準優勝は8回目となった(優勝は13回)。
世界ランキングでは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界1位を堂々のキープ。
ダニール・メドベデフ(ロシア)も、世界2位をキープした。
大会準決勝には、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)とフベルト・フルカチ(ポーランド)が進出。
ランキングでは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界4位から世界3位に上昇。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は、世界10位から世界9位に上昇し、自己ベストを更新した。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は、さらに、ATPランキング「レース」において第7位に上昇、自身初の「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」出場権を獲得した。
また、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、大会初戦の第2回戦において、怪我のため試合を途中棄権。ランキングは、世界3位から世界4位になった。
その他、大会準々決勝に進出したテイラー・フリッツ(アメリカ)が世界26位から世界23位に上昇、自己ベストを更新した。
同じく準々決勝のジェームズ・ダックワース(オーストラリア)も世界55位から世界47位にランクを上げ、自己ベストを更新した。
一方、大会欠場中のラファエル・ナダル(スペイン)は、世界5位から世界6位、ドミニク・ティーム(オーストリア)は世界12位から世界14位、ロジャー・フェデラー(スイス)は世界14位から世界16位へとそれぞれ順位を落とした。
2021年11月8日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)となった。
錦織圭(日本)は世界49位から世界48位に上昇、西岡良仁(日本)は世界82位をキープした。
2021年11月1日
2021年10月25日~31日は、ATP500 とATP250 の大会が開催された。
ウィーン「エルステ・バンク・オープン(ATP500)」で優勝を果たしたのは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)!
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)24才、ツアー18回目の優勝。2021年シーズンでは、「東京オリンピック」、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」を含め、5回目の優勝を飾った。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は大会に第2シードとして出場。好調なプレーを披露し、同世代・若手選手達との戦いに軒並み勝利、決勝戦ではフランシス・ティアフォー(アメリカ)に勝利し、優勝トロフィーを掲げた。
大会準優勝はフランシス・ティアフォー(アメリカ)。
フランシス・ティアフォー(アメリカ)は、今大会には予選を突破し本選に出場。
本選第2回戦(ベスト16)で大会第1シードステファノス・チチパス(ギリシャ)に勝利、準々決勝でディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、準決勝では絶好調ヤニック・シナー(イタリア)に勝利し、決勝戦へと進出した。
優勝こそ逃したものの、ATP500 の大会では初の決勝進出となった。
世界ランキングでは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界4位をキープ。
フランシス・ティアフォー(アメリカ)は、世界49位から世界41位に上昇した。
また、大会準決勝に進出したヤニック・シナー(イタリア)が世界11位から世界9位に上昇。自己ベストを更新し、初のトップ10 入りを果たした。
同じく準決勝に進出したカルロス・アルカラス(スペイン)も世界42位から世界35位に上昇し、自己ベストを更新した。
「サンクトペテルブルク・オープン(ATP250)」の優勝は、マリン・チリッチ(クロアチア)!
マリン・チリッチ(クロアチア)33才、ツアー20回目の優勝。2021年シーズンでは、2回目の優勝を獲得した。
元世界3位のグランドスラム王者、前週のアントワープ「ヨーロピアン・オープン(ATP250)」では決勝に進出するも準優勝に終わったが、続けて出場した「サンクトペテルブルク・オープン(ATP250)」にて優勝を飾った。
大会決勝戦は、とテイラー・フリッツ(アメリカ)が対戦。
第1セットをフルセットの末にマリン・チリッチ(クロアチア)が獲得、第2セットをテイラー・フリッツ(アメリカ)が獲得し、フルセットの熱戦となった。
テイラー・フリッツ(アメリカ)のツアー準優勝は、5回目になる(優勝は1回)。
世界ランキングでは、マリン・チリッチ(クロアチア)は世界35位から世界28位に上昇。
テイラー・フリッツ(アメリカ)は、世界28位から世界26位に上昇した。
2021年11月1日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は世界48位から世界49位に順位を下げ、西岡良仁(日本)は世界82位から世界80位に上昇した。
2021年10月25日
2021年10月18日~24日は、ATP250 の2大会が開催された。
アントワープ「ヨーロピアン・オープン(ATP250)」の優勝は、ヤニック・シナー(イタリア)!
ヤニック・シナー(イタリア)20才、ツアー5回目の優勝。うち4回が2021年の大会となった。
大会決勝戦は、第1シードヤニック・シナー(イタリア)と第2シードディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が対戦。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の準優勝は8回目(優勝は4回)。アントワープでは3度目の決勝戦進出であったが、念願の大会初優勝は次回以降へと持ち越された。
世界ランキングでは、ヤニック・シナー(イタリア)は世界13位から世界11位に上昇、自己ベストの更新を達成した。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は、準優勝を果たしたものの過去のポイントが剥落し、世界14位から世界16位になった。
モスクワ「クレムリン・カップ(ATP250)」で優勝を果たしたのは、アスラン・カラツェフ(ロシア)!
アスラン・カラツェフ(ロシア)28才、ツアー2度目の優勝を母国の地で飾った。
アスラン・カラツェフ(ロシア)は大会に第2シードとして出場。準決勝では同胞のカレン・カチャノフ(ロシア)にも勝利しキャリア3度目の決勝戦へと進出。
そして、決勝戦では元世界ランキング3位のグランドスラム王者、マリン・チリッチ(クロアチア)に勝利。優勝トロフィーを掲げた。
マリン・チリッチ(クロアチア)のツアー準優勝は、15回目となった(優勝は19回)。
世界ランキングでは、アスラン・カラツェフ(ロシア)は、世界22位から世界19位に上昇。堂々の自己ベスト更新を達成した。
マリン・チリッチ(クロアチア)は、世界41位から世界35位に上昇した。
また、大会準決勝に進出したカレン・カチャノフ(ロシア)は世界31位から世界30位に上昇。
大会第1シードアンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、初戦敗退となったが、ランキングは世界6位をキープした。
2021年10月25日付ランキングでは、2019年ウィーン「エルステ・バンク・オープン(ATP500)」、バーゼル「スイス・インドアーズ・バーゼル(ATP500)」のポイントなどが剥落。
それぞれ優勝を果たしたドミニク・ティーム(オーストリア)、ロジャー・フェデラー(スイス)は500ポイントを失った。
ランキングは、ドミニク・ティーム(オーストリア)は世界8位から世界19位となり、ロジャー・フェデラー(スイス)は、世界11位から世界15位になった。
これにより、キャスパー・ルード(ノルウェー)が世界9位から世界8位に上昇、キャメロン・ノーリー(イギリス)は世界16位から世界14位に上昇し、ともに自己ベストを更新した。
2021年10月25日付世界ランキングでは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は世界49位から世界48位に上昇。西岡良仁(日本)は世界78位から世界82位となった。
2021年10月18日
2021年10月7日~17日にかけて、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」が開催された。
インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、キャメロン・ノーリー(イギリス)!
キャメロン・ノーリー(イギリス)26才、初めてのATPマスターズ1000 優勝。キャリアでのツアー優勝2度目にして、ビッグタイトルを手にした。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は、大会に第21シードで出場。第3回戦でロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に勝利、準々決勝ではディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、準決勝でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に勝利し、ATPマスターズでは自身初の決勝戦に進出。見事優勝を獲得した。
大会準優勝はニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)。
ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)は、大会準々決勝で第2シードステファノス・チチパス(ギリシャ)に勝利しその後決勝戦に進出。優勝こそ逃したものの、ATPマスターズでは初の準優勝を獲得した。
キャリアでのツアー準優勝は3回目となった(優勝は5回)。
世界ランキングでは、キャメロン・ノーリー(イギリス)は世界26位から世界15位に上昇。自己ベストの更新を達成した。
ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)は、世界36位から世界27位に上昇した。
インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」では、第1シードダニール・メドベデフ(ロシア)は第4回戦(ベスト16)でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦し敗退。
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、その後準決勝に進出するが、キャメロン・ノーリー(イギリス)と対戦し敗退した。
第2シードステファノス・チチパス(ギリシャ)は前述の通り準々決勝でニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)と対戦し敗退。
第3シードアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、準々決勝でテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦し敗退した。
ランキングでは、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)をそれぞれ維持。
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は世界28位から世界21位にランクアップ、テイラー・フリッツ(アメリカ)は世界39位から世界30位に上昇した。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、第3回戦でトミー・ポール(アメリカ)と対戦し敗退。過年度のポイント剥落により、世界5位から世界6位となった。
ラファエル・ナダル(スペイン)も過年度のポイントが剥落したものの、ランキングは世界6位から世界5位に上昇した。
また、キャスパー・ルード(ノルウェー)は世界10位から世界9位に上昇し、自己ベストを更新。
フベルト・フルカチ(ポーランド)も世界12位から世界10位となり自己ベストを更新し、初のトップ10 入りを果たした。
2021年10月18日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)となった。
錦織圭(日本)は世界52位から世界49位に上昇。西岡良仁(日本)は世界73位から世界78位になった。
2021年10月4日
2021年9月27日~10月3日は、ATP250 の2大会が開催された。
「ソフィア・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ヤニック・シナー(イタリア)!
ヤニック・シナー(イタリア)20才、ツアー4度目の優勝。うち3回が2021年の大会となった。
ヤニック・シナー(イタリア)は、大会に第1シードとして出場。
全試合にストレート勝利を収め、堂々の優勝を獲得した。
大会準優勝は、ガエル・モンフィス(フランス)。
ガエル・モンフィス(フランス)の決勝進出は、ツアー中断前の2020年2月モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」以来であった。
キャリアでの優勝回数は10回。準優勝は今回で22回目となった。
世界ランキングでは、ヤニック・シナー(イタリア)は、自己ベストである世界14位をキープ。
ガエル・モンフィス(フランス)は、世界20位から世界18位に上昇した。
大会準決勝には、フィリップ・クライノビッチ(セルビア)とマルコス・ギロン(アメリカ)が進出。
フィリップ・クライノビッチ(セルビア)のランキングは、世界37位から世界34位に上昇。
マルコス・ギロン(アメリカ)は、世界67位から世界56位へ大きく上昇し、自己ベストを更新した。
「サンディエゴ・オープン(ATP250)」の優勝は、キャスパー・ルード(ノルウェー)!
キャスパー・ルード(ノルウェー)22才、ツアー6回目の優勝を獲得した。うち2021年大会の優勝は5回目となった。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、大会に第2シードとして出場。
初戦であった第2回戦では、アンディ・マレー(イギリス)からも勝利を獲得した。
キャスパー・ルード(ノルウェー)はその後も好調なプレーを継続。準決勝ではグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦しフルセットの末勝利、決勝へと進出した。
決勝戦は、キャスパー・ルード(ノルウェー)とキャメロン・ノーリー(イギリス)が対戦。
キャスパー・ルード(ノルウェー)がストレートで勝利し優勝を飾った。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は、大会準々決勝でデニス・シャポバロフ(カナダ)に勝利。準決勝ではアンドレイ・ルブレフ(ロシア)にも勝利し、キャリア6回目となる決勝戦へと進出していた。
キャメロン・ノーリー(イギリス)の準優勝は、5回目となった。
世界ランキングでは、キャスパー・ルード(ノルウェー)は自己ベストでもある世界10位をキープ。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は、世界28位から世界26位に上昇し、自己ベストを更新した。
また、大会準々決勝に進出したロレンツォ・ソネゴ(イタリア)が世界23位から世界21位に上昇し、自己ベストを更新した。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、世界5位をキープした。
2021年10月4日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は変更なかった。
錦織圭(日本)は世界52位を維持。西岡良仁(日本)は世界71位から世界73位となった。
2021年9月27日
2021年9月20日~26日は、ATP250 の2大会と、「レイバーカップ」が開催された。
※ 「レイバーカップ」については、世界ランキングにおけるポイントの対象外であるため、ランキングに影響はない。
メッス「モゼーユ・オープン(ATP250)」の優勝は、フベルト・フルカチ(ポーランド)!
フベルト・フルカチ(ポーランド)24才、キャリア4度目の優勝。2021年の優勝は3度目となった。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は、大会に第1シードとして出場。
準々決勝ではアンディ・マレー(イギリス)にもストレートで勝利を果たし、決勝戦に進出していた。
決勝戦では大会第2シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。
全試合にストレートで勝利を収め、堂々の優勝を獲得した。
フベルト・フルカチ(ポーランド)のツアー決勝進出は4回目。決勝戦で敗れたことはなく、いずれも優勝を果たしている。
世界ランキングでは、フベルト・フルカチ(ポーランド)は世界13位から世界12位に上昇。
準優勝のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は世界16位をキープした。
ガエル・モンフィス(フランス)は、大会準決勝に進出するがパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦し敗退。ランキングは、世界20位を維持した。
ヌルスルタン「アスタナ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、クォン・スンウ(韓国)!
クォン・スンウ(韓国)23才、初めてのツアー優勝。ツアーレベルの大会で決勝に進出したのも初めてであった。
クォン・スンウ(韓国)は、大会第2回戦で第3シードドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に勝利。準決勝でも第2シードアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)に勝利し堂々の決勝戦に進出。
決勝戦でも好調なプレーを継続し、ストレートで勝利。念願の初優勝を獲得した。
大会準優勝はジェームズ・ダックワース(オーストラリア)。
ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)もツアー初の決勝戦進出であった。
クォン・スンウ(韓国)のランキングは、世界82位から世界57位に大きく上昇。自己ベストの更新を達成した。
ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)も、世界65位から世界56位に上昇し、自己ベストを更新した。
また、大会準決勝に進出したイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)が世界52位から世界45位にランクアップ、自己ベストを更新した。
「レイバーカップ」には、ダニール・メドベデフ(ロシア)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、デニス・シャポバロフ(カナダ)らが出場。
2021年も、チーム・ヨーロッパが勝利を飾った。
2021年9月27日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は変更なし。
錦織圭(日本)は世界54位から世界52位に上昇。西岡良仁(日本)は世界70位から世界71位となった。
2021年9月20日
グランドスラム「全米オープン」終了後、ATP ツアーレベルの大会は開催されていない。(チャレンジャーツアー、デビスカップ予選は開催された。)
このため、トップ選手の2021年9月20日付世界ランキングにおける変動は、過年度大会のポイント剥落によるものが主であり、大きな変更はない。
2021年9月20日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)。
錦織圭(日本)は世界54位をキープ。西岡良仁(日本)も世界70位をキープした。
2021年9月13日
2021年8月30日~9月12日は、グランドスラム「全米オープン」が開催された。
2021年のグランドスラム「全米オープン」優勝は、ダニール・メドベデフ(ロシア)!
ダニール・メドベデフ(ロシア)、初のグランドスラム優勝!
Big 4 以外のグランドスラム優勝は、現役選手ではスタン・ワウリンカ(スイス)、マリン・チリッチ(クロアチア)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、そして2020年優勝のドミニク・ティーム(オーストリア)に次いで5人目となった。
大会決勝戦はノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。
年間グランドスラムを狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)を、ダニール・メドベデフ(ロシア)がなんとストレートで敗戦に追い込み、堂々の優勝を手にした。
ダニール・メドベデフ(ロシア)のグランドスラム決勝戦は3回目。大きなブレイクスルーを達成した25才、今後も更なる活躍が期待される。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、優勝こそ逃したものの、4回のグランドスラム連続で決勝戦に進出したのは、1969年のロッド・レーバー(オーストラリア)以来、オープン化以降では初の快挙であった。
グランドスラム史上最多優勝記録は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)が同数で20回。
グランドスラム決勝進出は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)が同数で史上最多の31回となった。
世界ランキングでは、優勝のダニール・メドベデフ(ロシア)が世界2位、準優勝ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界1位をそれぞれキープした。
大会準決勝に進出したのは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)とフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、好調なプレーを継続するが、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦しフルセットの末に敗退した。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は初のグランドスラム準決勝進出。カナダ人選手では1881年以来の大会準決勝進出となり、21才の若さでの進出は、2009年優勝のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)以来となった。
ランキングでは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界4位をキープ。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、世界15位から世界11位に上昇し、自己ベストを更新した。
一方、2019年優勝のラファエル・ナダル(スペイン)、2020年優勝のドミニク・ティーム(オーストリア)は怪我のため大会を欠場。
両者ともに優勝の2000 ポイントを失った。
これにより、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界5位から世界6位となり、ドミニク・ティーム(オーストリア)は世界6位から世界8位になった。
そして、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)が世界7位から世界5位に上昇し、自己ベストを更新。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が世界8位から世界7位に上昇し自己ベストを更新した。
ロジャー・フェデラー(スイス)も怪我のため大会を欠場したが、ランキングは世界9位をキープした。
また、キャスパー・ルード(ノルウェー)が世界11位から世界10位になり自己ベスト更新、初のトップ10 入りを果たした。
今回のランキングでは、多くの選手、世界50位以内では13名、世界100位以内で20名が自己ベストを更新した。
2021年9月13日付世界ランキングでは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)となった。
錦織圭(日本)は世界56位から世界54位となり、西岡良仁(日本)は世界69位から世界70位になった。
グランドスラム「全米オープン」では、錦織圭(日本)は第3回戦に進出するがノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し敗退。
西岡良仁(日本)は第1回戦でジャック・ソック(アメリカ)と対戦し敗退した。
2021年8月30日
2021年8月22日~28日は、「ウィンストンセーラム・オープン(ATP250)」が開催された。
大会で優勝を果たしたのは、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)!
イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)27才、キャリア初優勝を獲得した。
イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)は、大会にノーシードで出場。
第2回戦でグランドスラム王者マリン・チリッチ(クロアチア)に勝利。準々決勝では大会第1シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)にも勝利を果たし、その後ATP ツアーレベルの大会では初めての決勝に進出。
絶好調のプレーを継続、決勝戦ではストレート、わずか1時間弱で快勝を収め、ツアー初優勝を飾った。
大会準優勝は22才ミカエル・ウマー(スウェーデン)。
ミカエル・ウマー(スウェーデン)のツアー決勝進出は初めて。大会準々決勝ではフランシス・ティアフォー(アメリカ)からも勝利を獲得した。
世界ランキングでは、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)は、世界63位から世界53位へと上昇。自己ベストの更新を達成した。
ミカエル・ウマー(スウェーデン)は、世界90位から世界72位へと上昇した。
また、大会準決勝に進出したエミール・ルースヴオリ(フィンランド)が世界76位から世界66位にランクアップ、自己ベストを更新した。
アンディ・マレー(イギリス)は、大会ワイルドカードを獲得し出場。初戦で快勝を収めるが、第2回戦でフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦し、敗退した。
アンディ・マレー(イギリス)のランキングは、世界114位から世界112位に上昇。
フランシス・ティアフォー(アメリカ)は、世界51位から世界50位にランクを上げた。
2021年8月30日付世界ランキングでは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は世界55位から世界56位、西岡良仁(日本)は世界68位から世界69位になった。
2021年8月23日
2021年8月15日~22日は、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」が開催された。
ATP世界ランキングでは、新型コロナウイルス(COVID-19)世界的流行によるツアーの中断を加味し、特別なポイント計算方法が採用されていたが、2021年8月23日付で反映されるシンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」から、直近52週をベースにした通常の計算方法に戻った。
大会で優勝を果たしたのは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)!
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、「東京オリンピック」で金メダルを獲得して以降、初の大会出場。好調を維持し、マスターズ1000 再度の優勝を掲げた。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)24才、キャリア17回目、ATPマスターズ1000 は5回目、2021年シーズンでは4度目の優勝を飾った。
大会決勝戦では、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)がライバル対決を制した。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、ATPマスターズ1000 では2021年モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」でに続き2度目の決勝戦進出。
今回シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」では準決勝ではダニール・メドベデフ(ロシア)にも勝利し決勝に進出するが、初のマスターズ タイトル獲得には至らなかった。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)の準優勝はキャリア5回目となった。(優勝は8回)
世界ランキングでは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が世界5位から世界4位に上昇。
これにより、ラファエル・ナダル(スペイン)が世界4位から世界5位となった。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、自己ベストである世界7位をキープした。
Medvedev v Rublev, Zverev v Tsitsipas.
— Laver Cup (@LaverCup) 2021年8月21日
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Rivals in Cincinnati. Teammates in Boston. #LaverCup2021 pic.twitter.com/AKArDOR1v0
大会準決勝には、ダニール・メドベデフ(ロシア)とステファノス・チチパス(ギリシャ)が進出。上位4シードの準決勝となった。
いずれの準決勝もフルセットの熱戦。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)がダニール・メドベデフ(ロシア)に勝利、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)がステファノス・チチパス(ギリシャ)に勝利を収めた。
ランキングでは、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界2位、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界3位をそれぞれキープした。
また、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が準々決勝に進出。世界17位から世界15位に上昇し、自己ベストと同順位に到達した。
ジョン・イズナー(アメリカ)は第3回戦(ベスト16)に進出し、世界26位から世界22位へとランクを上げた。
同じく第3回戦(ベスト16)に進出したロレンツォ・ソネゴ(イタリア)は世界27位から世界23位になり、自己ベストを更新した。
一方、昨年準優勝のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は怪我のため大会を欠場。昨年のポイントが剥落し、世界24位から世界34位となった。
昨年優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)も欠場となったが、ランキングは世界1位をキープした。
2021年8月23日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)となった。
錦織圭(日本)は世界54位から世界55位となった。
西岡良仁(日本)は、世界57位から世界68位へとランクを下げた。
西岡良仁(日本)は、準々決勝に進出した2019年シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」のポイントが剥落。2021年は予選を突破するが本選の初戦で敗退した。
2021年1月4日~8月16日のランキング/ポイント計算方法
2021年も新型コロナウイルス(COVID-19)世界的流行の影響を踏まえ、一時的にランキングの計算方法が変更となっている。
なお、2021年8月16日付ATP世界ランキング以降は、通常通りの計算方法(直近52週)へと戻る予定である。通常の計算方法はこちらを参照
2021年1月4日~8月9日の間のATP世界ランキングは、直近52週※ではなく、直近24ヶ月(2年間)のうち最高19大会+「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」の成績をもとに決定される。
2020年のツアー中断期間、2020年にスケジュールが変更となった大会については、24ヶ月を過ぎても、2回大会が開催されるまでは獲得ポイントの50% を加算できる。
ポイントに加味される「最高19大会」とは、グランドスラム4大会、ATPワールドツアー・マスターズ1000 の8大会、その他のうち最も成績のよい(ポイントの高い)7大会となる。
この19大会のポイントに、直近2年間のうち成績のよい(ポイントの高い)「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」のポイントが加算される。
ただし、同じ大会を2年分使用することはできない。
・例えば、2021年全豪オープンと2020年全豪オープンの結果は、いずれか高い方のポイントが採用される。両方をカウントすることはできない。
※ ATP世界ランキングは、通常、直近52週(52 週 x 7 日/週 = 364 日)の獲得ポイントで計算される。
計算方法の変更は新型コロナウイルス(COVID-19)世界的流行を踏まえた一時的な措置である。2021年8月23日付でランキングに反映されるシンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」以降のポイントは、直近52週をベースにした通常の計算方法に戻ることとなっている。
※ 2021年8月4日、ATP は2021年8月23日付ランキングより、通常の計算方法に戻すことを決定し公表した。
ただし、今後も、新型コロナウイルス(COVID-19)流行の状況によっては、ツアースケジュール、ランキングの計算方法について再度の見直しもあり得る。
2021年8月16日
2021年8月9日~15日は、トロント「ナショナル・バンク・オープン(ATP1000)」が開催された。
大会で優勝を果たしたのは、ダニール・メドベデフ(ロシア)!
ダニール・メドベデフ(ロシア)25才、ツアー12回目、ATPマスターズ1000 大会では4回目、2021年シーズンは3回目の優勝を果たした。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、大会に第1シードとして出場。
決勝戦では、ライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦。
ライリー・オペルカ(アメリカ)は、得意のビッグサーブを武器に、準決勝ではステファノス・チチパス(ギリシャ)にも勝利し、自身初のATPマスターズ1000 決勝へと進出していた。
決勝戦は、ダニール・メドベデフ(ロシア)がストレートで勝利を収め、優勝トロフィーを掲げた。
世界ランキングでは、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界2位を堂々のキープ。
準優勝のライリー・オペルカ(アメリカ)は、世界32位から世界23位へと上昇し、自己ベストを更新した。
大会準決勝に進出したのは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)とジョン・イズナー(アメリカ)。
ランキングでは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界3位をキープ。
ジョン・イズナー(アメリカ)は、世界30位から世界26位に上昇した。
その他、大会準々決勝に進出したキャスパー・ルード(ノルウェー)が世界12位から世界11位に上昇し、自己ベストを更新した。
2021年8月16日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界55位から世界54位に上昇。西岡良仁(日本)は世界56位から世界57位となった。
トロント「ナショナル・バンク・オープン(ATP1000)」では、錦織圭(日本)は第1回戦に勝利するが、肩を痛め、第2回戦を棄権した。
西岡良仁(日本)は、予選に勝ち上がり本選へと出場するが、本選第1回戦で敗退した。
2021年8月9日
2021年8月2日~8日は、ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」が開催された。
大会で優勝を果たしたのは、ヤニック・シナー(イタリア)!
ヤニック・シナー(イタリア)は、第5シードとして大会に出場。好調なパフォーマンスを披露し、準決勝までは全試合にストレートで勝利。決勝戦をフルセットの末に制し、優勝を飾った。
ヤニック・シナー(イタリア)のツアー優勝は3回目。ATP500 では初めての優勝を獲得した。
ATP500 大会の開始された2009年以降、最年少での優勝となった。
19才、今後ますますの成長と活躍が期待される。
ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」準優勝は、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)。
マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)のツアー決勝進出は初めて。
大会では、錦織圭(日本)、ニック・キリオス(オーストラリア)、ブノワ・ペール(フランス)らに勝利し決勝に進出。準優勝を獲得した。
怪我に悩まされた26才。優勝こそ逃したものの、母国で初の表彰台に立った。
世界ランキングでは、ヤニック・シナー(イタリア)は世界24位から世界15位に上昇。自己ベストの更新を達成した。
マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)は、世界107位から世界64位へと大きくランクを上昇させた。
錦織圭(日本)は、大会で準決勝に進出。
2019年以来のベスト4進出となるが、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦し敗退した。
「東京オリンピック」直後という過密日程の中健闘するが、フルセットの末に敗れ、決勝進出には至らなかった。
錦織圭(日本)のランキングは、世界67位から世界55位に上昇した。
また、同じく大会準決勝に進出したジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)は、世界130位から世界97位に上昇。自己ベストを更新、初のトップ100 入りを果たした。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、大会でツアーに復帰。
第1シードとして出場するが、第3回戦(ベスト16)でロイド・ハリス(南アフリカ)と対戦し敗退。2試合のみの出場となった。
足の怪我は続いているが、第3回戦(ベスト16)では改善もみられたようであり、続けて開催されるトロント「ナショナル・バンク・オープン(ATP1000)」についても出場を予定している。
※ 2021年8月11日追記:ラファエル・ナダル(スペイン)は足の怪我のためトロント「ナショナル・バンク・オープン(ATP1000)」には欠場となった。
ランキングにおいては、ラファエル・ナダル(スペイン)は、2019年モントリオール「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」優勝のポイントが剥落し、世界ランキング3位から世界4位となった。
これにより、ステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界4位から世界3位に上昇。自己ベストを更新、初めてのトップ3 入りを果たした。
2021年8月9日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)となった。
西岡良仁(日本)は世界56位をキープ。
前述の通り錦織圭(日本)が世界67位から世界55位に上昇したため、日本人男子選手No. 1 は再び錦織圭(日本)となった。
2021年8月2日
2021年7月26日~31日は、ATP250 の2大会が開催された。また、2021年7月24日~8月1日にかけて「東京オリンピック」が開催された(「東京オリンピック」はポイントが付与されないため、ランキングには影響がない)。
キッツビューエル「ゼネラリ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、キャスパー・ルード(ノルウェー)!
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、バスタッド「ノルデア・オープン(ATP250)」、グスタード「スイス・オープン・グスタード(ATP250)」、そしてキッツビューエル「ゼネラリ・オープン(ATP250)」と、3週連続で大会に優勝。
3週連続の優勝は、2011年のアンディ・マレー(イギリス)以来、ツアーでも10年振りの快挙を成し遂げた。
キャスパー・ルード(ノルウェー)のツアー優勝は4回目となった。
大会準優勝はペドロ・マルティネス(スペイン)。
ペドロ・マルティネス(スペイン)は、第2回戦(ベスト16)で大会第2シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に勝利。元世界ランキング9位を初戦敗退に追い込んだ。
その後も好調なプレーを継続、自身初のツアー決勝の舞台へと進出した。
大会決勝戦は、フルセットの熱戦となった。雨で中断を余儀なくされるが、キャスパー・ルード(ノルウェー)が計5回のブレイクに成功。2021年最後のクレーコート大会でも優勝を飾った。
世界ランキングでは、キャスパー・ルード(ノルウェー)は、世界14位から世界12位に上昇し、自己ベストの更新を達成。
ペドロ・マルティネス(スペイン)も、世界97位から世界76位に上昇し、自己ベストを更新した。
「アトランタ・オープン(ATP250)」の優勝は、ジョン・イズナー(アメリカ)!
ジョン・イズナー(アメリカ)36才、2019年以来、キャリア16回目の優勝。そして大会では6回目の優勝を果たし、自身の持つ大会最多優勝記録を更新した。
決勝戦は、地元の19才ブランドン・ナカシマ(アメリカ)と対戦。
ブランドン・ナカシマ(アメリカ)は、第2回戦で大会第1シードミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に勝利。前週のロス カボス「ミフェル・オープン(ATP250)」に続き、キャリア2度目のツアー決勝に進出していた。
決勝戦は、地元のエースジョン・イズナー(アメリカ)が得意のサーブを武器に、ストレートで勝利。堂々の優勝を掴んだ。
世界ランキングでは、ジョン・イズナー(アメリカ)は、世界35位から世界30位へと上昇。
ブランドン・ナカシマ(アメリカ)は、世界115位から世界89位に上昇し、前週に続けて自己ベストを更新した。
「東京オリンピック」では、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が優勝し金メダルを獲得。
準優勝(銀メダル)はカレン・カチャノフ(ロシア)、銅メダルはパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が獲得した。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、準決勝でアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦し敗退。3位決定戦ではパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に敗れ、メダルの獲得には至らなかった。
そして、左肩の怪我のため、シングルスの3位決定戦直後に予定されていたミックスダブルスの3位決定戦を棄権した。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のゴールデンスラム獲得は、次回以降に持ち越しとなった。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、準々決勝でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦し敗退。
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は、オリンピックの男子シングルスで世界1位と世界2位に勝利した史上2人目の選手となった。(もう1名はアンディ・マレー(イギリス)。2012年のロンドンオリンピックで達成。)
錦織圭(日本)は準々決勝に進出するが、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し敗退した。
2021年8月2日付世界ランキングでは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は変更がなかった。
西岡良仁(日本)は世界57位から世界56位に上昇。錦織圭(日本)は、世界69位から世界67位に順位を上げた。
2021年7月26日
2021年7月19日~25日は、ATP250 の3大会が開催された。
グスタード「スイス・オープン・グスタード(ATP250)」の優勝は、キャスパー・ルード(ノルウェー)!
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、前週のバスタッド「ノルデア・オープン(ATP250)」に続け、2週連続のツアー優勝。キャリアで3度目の優勝を果たした。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、大会に第3シードとして出場。準々決勝ではブノワ・ペール(フランス)にも勝利し、その後キャリア7回目となる決勝戦へと進出。7回全てが、クレーコート大会となった。
決勝戦は、キャスパー・ルード(ノルウェー)とヒューゴ・ガストン(フランス)が対戦。
キャスパー・ルード(ノルウェー)がストレートで勝利を収め、優勝を掴んだ。
ヒューゴ・ガストン(フランス)のツアー決勝進出は初めて。20才、初の準優勝獲得となった。
大会では、第4シードでクレー巧者のクリスチャン・ガリン(チリ)と対戦しフルセットの末に勝利。
準決勝ではラースロー・ディエレ(セルビア)にも勝利し決勝戦へと進出した。
世界ランキングでは、キャスパー・ルード(ノルウェー)は自己ベストである世界14位をキープ。
ヒューゴ・ガストン(フランス)は、世界155位から世界132位に上昇し、自己ベストを更新した。
ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」で優勝を果たしたのは、カルロス・アルカラス(スペイン)!
カルロス・アルカラス(スペイン)は、2003年5月5日生まれ18才の若手選手。ツアーレベルの大会では、2008年に当時18才で優勝した錦織圭(日本)以来の若さでのタイトル獲得となった。
カルロス・アルカラス(スペイン)は、大会に第7シードとして出場。
準決勝では大会第1シードアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)にも勝利し、初の決勝戦へと進出した。
決勝戦では、リシャール・ガスケ(フランス)と対戦。
35才、怪我に悩まされたもののツアー15回の優勝を誇る元世界ランキング7位リシャール・ガスケ(フランス)に、18才カルロス・アルカラス(スペイン)が勝利し、初タイトルを手にした。
リシャール・ガスケ(フランス)のツアー決勝進出は、2018年以来。キャリア17回目の準優勝を獲得した。
世界ランキングでは、カルロス・アルカラス(スペイン)は、世界73位から世界55位に上昇し、自己ベストを更新した。
リシャール・ガスケ(フランス)は、世界59位から世界53位に上昇した。
ロス カボス「ミフェル・オープン(ATP250)」の優勝は、キャメロン・ノーリー(イギリス)!
キャメロン・ノーリー(イギリス)25才、ツアー初の優勝を獲得した。
決勝進出は5回目、うち4回が2021年。好調なプレーを継続し、念願のタイトル獲得に至った。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は大会に第1シードとして出場。同時期に開催の「東京オリンピック」の出場権も得ていたがツアーに専念することを選択。そして、初優勝という結果を残した。
大会決勝戦は、キャメロン・ノーリー(イギリス)とブランドン・ナカシマ(アメリカ)が対戦。
ブランドン・ナカシマ(アメリカ)は、19才の若手選手。
大会準決勝では母国のスターで第2シードのジョン・イズナー(アメリカ)にも勝利し、初のツアー決勝へと進出していた。
決勝戦では、キャメロン・ノーリー(イギリス)が5回のブレイクに成功し、ストレートで勝利した。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は、大会を通じ1セットも失うことなく、全試合にストレートで勝利し、堂々の優勝を収めた。
世界ランキングでは、キャメロン・ノーリー(イギリス)は、世界30位から世界29位に上昇し、自己ベストを更新した。
ブランドン・ナカシマ(アメリカ)は、世界134位から世界115位に大きくランクアップ、同じく自己ベストを更新した。
2021年7月26日付世界ランキングでは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は変更がなかった。
西岡良仁(日本)は、世界55位から世界57位となった。
錦織圭(日本)は世界69位をキープした。
2021年7月19日
2021年7月12日~18日は、ATP500 の1大会と、ATP250 の2大会が開催された。
「ハンブルグ・オープン(ATP500)」で優勝を果たしたのは、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)!
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)29才、キャリア6回目、2021年シーズンはマルベーリャ「アンダルシア・オープン(ATP250)」に続き2回目の優勝。ATP500 では初の優勝を飾った。
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は、大会に第2シードとして出場。得意のクレーコートで高いパフォーマンスを披露し、全試合にストレート勝利を収め堂々の優勝を掲げた。
大会準優勝はフィリップ・クライノビッチ(セルビア)。
フィリップ・クライノビッチ(セルビア)は、準々決勝で大会第1シードステファノス・チチパス(ギリシャ)にも勝利。世界4位を敗退に追い込んだ。
フィリップ・クライノビッチ(セルビア)のツアー準優勝はATPマスターズ1000 を含め、4回目。初優勝は、次回以降に持ち越された。
世界ランキングでは、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は世界13位から世界11位に上昇。
フィリップ・クライノビッチ(セルビア)は、世界44位から世界34位へと上昇した。
また、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、世界4位をキープした。
ニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」の優勝は、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)!
ケビン・アンダーソン(南アフリカ)、2019年以来の優勝獲得。キャリアでは7回目の優勝となった。
ケビン・アンダーソン(南アフリカ)は、大会にワイルドカードとして出場。得意のサービスを武器に好調なプレーを披露し、キャリア20回目の決勝戦へと進出。
2021年最後のグラス(芝)コート大会で優勝を飾った。
ケビン・アンダーソン(南アフリカ)のランキングは、世界113位から世界74位に上昇した。
過去2回のグランドスラム準優勝を誇る元世界ランキング5位。ケビン・アンダーソン(南アフリカ)35才、怪我からの完全復活そして更なる活躍が期待される。
大会準優勝はジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)。
ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)は、2020年プロに転向したばかりの20才。グランドスラム出場経験はあるものの、ATPツアー本選には初めて出場。そして、初出場にして決勝の舞台へと進出、準優勝を獲得した。
ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)のランキングは、世界152位から世界126位へと上昇し、自己ベストを更新した。
バスタッド「ノルデア・オープン(ATP250)」の優勝は、キャスパー・ルード(ノルウェー)!
キャスパー・ルード(ノルウェー)22才、キャリア3度目の優勝。2021年シーズンは「ジュネーブ・オープン(ATP250)」に続き、2度目の優勝を獲得した。
なお、キャスパー・ルード(ノルウェー)はキャリアで6回決勝戦へと進出しており、その全てがクレーコート大会となった。
大会準優勝はフェデリコ・コリア(アルゼンチン)。29才、ツアー初の決勝戦へと進出。準優勝を獲得した。
フェデリコ・コリア(アルゼンチン)は、大会で第2シードクリスチャン・ガリン(チリ)にも勝利。好調なプレーで魅了した。
世界ランキングでは、キャスパー・ルード(ノルウェー)は、世界16位から世界14位へと上昇。自己ベストと同順位へ到達した。
フェデリコ・コリア(アルゼンチン)は、世界77位から世界62位へと上昇し、自己ベストを更新した。
2021年7月19日付世界ランキングでは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は変更がなかった。
西岡良仁(日本)は、世界55位をキープ。
錦織圭(日本)は世界67位から世界69位になった。
2021年7月12日
2021年6月28日~7月11日にかけて、グランドスラム「ウィンブルドン」が開催された。
2021年グランドスラム「ウィンブルドン」の優勝は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は3年連続、6回目のグランドスラム「ウィンブルドン」優勝。
グランドスラム優勝は計20回となり、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)の有する最多優勝回数に並んだ。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は2021年、「全豪オープン」、「全仏オープン」にも優勝を果たしており、Big 4 の誰も成し遂げていない年間グランドスラム達成に大手。
また、「東京オリンピック」でも金メダルを獲得するとゴールデンスラムを達成、年間ゴールデンスラム達成の可能性もある。
ゴールデンスラムは、現役選手ではラファエル・ナダル(スペイン)のみが達成しており、年間ゴールデンスラムは男子シングルスで達成した者はまだいない。
※ グランドスラム:4大大会全てに優勝すること。1年間で達成することを年間グランドスラムという。
※ ゴールデンスラム:4大大会全てに優勝、オリンピックで金メダルを獲得すること。1年間で達成することを年間ゴールデンスラムという。
世界ランキングでは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界1位をキープした。
グランドスラム「ウィンブルドン」準優勝はマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)。
2021年、絶好調で挑んだマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)。初めてのグランドスラム決勝へと進出し、準優勝を獲得した。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)のランキングは、世界9位から世界8位に上昇。自己ベストと同順位となった。
大会準決勝に進出したのは、デニス・シャポバロフ(カナダ)とフベルト・フルカチ(ポーランド)。
ともにグランドスラムでは初めての準決勝進出。最高のパフォーマンスで魅了した。
ランキングでは、デニス・シャポバロフ(カナダ)は世界12位から世界10位に上昇し、自己ベストと同順位に到達。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は、世界18位から世界11位となり、自己ベストの更新を達成した。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、準々決勝に進出するが、フベルト・フルカチ(ポーランド)と対戦し敗退。ランキングは、世界8位から世界9位となった。
また、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が準々決勝に進出。ランキングを世界19位から世界15位に上げ、自己ベストを更新した。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、第4回戦(ベスト16)でアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦し勝利していた。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、第4回戦(ベスト16)でフベルト・フルカチ(ポーランド)と対戦しフルセットの接戦の末敗退。ランキングは、世界2位をキープした。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)のランキングは、世界6位から世界5位に上昇した。
ラファエル・ナダル(スペイン)とドミニク・ティーム(オーストリア)は大会を欠場。
ランキングでは、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界3位をキープ。ドミニク・ティーム(オーストリア)は世界5位から世界6位になった。
2021年7月12日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)となった。
錦織圭(日本)は、世界53位から世界67位に後退。
西岡良仁(日本)は、世界58位から世界55位に上昇した。
グランドスラム「ウィンブルドン」では、錦織圭(日本)、西岡良仁(日本)ともに、第2回戦で敗退した。
2021年6月28日
2021年6月21日~26日は、ATP250 の2大会が開催された。
「マジョルカ選手権(ATP250)」の優勝は、ダニール・メドベデフ(ロシア)!
ダニール・メドベデフ(ロシア)、キャリア11回目の優勝。グラス(芝)コート大会初、ハードコート大会以外では初めてのタイトルを獲得した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、大会ワイルドカードを獲得し、第1シードとして出場。好調なプレーを披露し、準決勝のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)戦を除き、ストレートで勝利。各試合で2回以上のブレイクに成功し、勢いを見せつけた。
大会準優勝はサム・クエリー(アメリカ)。
サム・クエリー(アメリカ)は、2019年以来のツアー決勝に進出。キャリアでの準優勝は10回、グラス(芝)コート大会では4回目の準優勝となった。(キャリアでの優勝は10回)
世界ランキングでは、大会優勝のダニール・メドベデフ(ロシア)は、世界2位の座を堂々のキープ。
サム・クエリー(アメリカ)は、世界60位から世界54位へと順位を上げた。
大会準決勝に進出したパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は、世界13位をキープ。
同じく準決勝進出のアドリアン・マナリノ(フランス)は、世界42位から世界41位に上昇した。
また、ドミニク・ティーム(オーストリア)は、初戦の第2回戦(ベスト16)で右手首を痛め途中棄権。その後のグランドスラム「ウィンブルドン」にも欠場となった。
ランキングでは、ドミニク・ティーム(オーストリア)は世界5位をキープしている。
「イーストボーン国際(ATP250)」で優勝を果たしたのは、アレックス・デ ミノール(オーストラリア)!
アレックス・デ ミノール(オーストラリア)22才、キャリア6回目、グラス(芝)コート大会では初めての優勝を飾った。
アレックス・デ ミノール(オーストラリア)は、大会に第2シードとして出場。準決勝までは1セットも失うことなくストレート勝利を収め、グラス(芝)コート大会で初の決勝へと進出した。
決勝戦は、アレックス・デ ミノール(オーストラリア)と、大会第3シードロレンツォ・ソネゴ(イタリア)が対戦。
フルセット、最終第3セットはタイブレイクという接戦の末、優勝はアレックス・デ ミノール(オーストラリア)が勝ち取った。
ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)のツアー準優勝は2回目(優勝は2回)。表彰セレモニーでは、2週間前に亡くなった祖母に捧げたいと語った。
世界ランキングでは、アレックス・デ ミノール(オーストラリア)が世界18位から世界15位に上昇し、自己ベストの更新を達成した。
ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)は、世界27位をキープした。
ガエル・モンフィス(フランス)は、初戦の第2回戦(ベスト16)でフルセットの末に敗退。ランキングは、世界16位から世界17位となった。
2021年6月28日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ドミニク・ティーム(オーストリア)は変更がなかった。
ロジャー・フェデラー(スイス)は世界8位をキープ。
錦織圭(日本)も、世界53位を維持した。
2021年6月21日
2021年6月14日~20日は、ATP500 のグラス(芝)コート大会、2大会が開催された。
ハレ「ノベンティ・オープン(ATP500)」で優勝を果たしたのは、ウーゴ・アンベール(フランス)!
ウーゴ・アンベール(フランス)22才、キャリア3回目の優勝。グラス(芝)コート、ATP500 の大会では初めての優勝を飾った。
ウーゴ・アンベール(フランス)は、大会第2回戦(ベスト16)でアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)にも勝利。その後準決勝ではフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)にも勝利し、キャリア3度目のツアー決勝の舞台へと進出した。
そして、大会決勝戦は、同世代のライバルアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。ウーゴ・アンベール(フランス)がストレートで勝利を収め、優勝を手にした。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)のツアー準優勝は4回目(優勝は8回)。グラス(芝)コート大会では初めての決勝進出となった。
世界ランキングでは、ウーゴ・アンベール(フランス)は世界31位から世界25位に上昇し、自己ベストの更新を達成した。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、自己ベストである世界7位をキープした。
また、大会準決勝に進出したフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、世界21位から世界19位にランクを上げた。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、第2回戦(ベスト16)でフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦し、敗退。ランキングは、世界8位をキープした。
「クイーンズクラブ選手権(ATP500)」の優勝は、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)!
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、キャリア5回目の優勝。ATP500 の大会では初の優勝を獲得した。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は、大会に第1シードとして出場。準決勝までは1セットも失うことなくストレート勝利を続け決勝戦へと進出。
第2回戦(ベスト16)ではアンディ・マレー(イギリス)にもストレートで勝利を収めた。
大会決勝戦では、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)とキャメロン・ノーリー(イギリス)が対戦。
第1セットをマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が獲得しリードするが、第2セットはタイブレイクの末にキャメロン・ノーリー(イギリス)が獲得。フルセットの熱戦、最終第3セットはマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が制し、優勝トロフィーを掲げた。
キャメロン・ノーリー(イギリス)はキャリア初の決勝進出、準優勝となった。
世界ランキングでは、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は世界9位をキープ。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は、世界41位から世界34位に上昇し、自己ベストを更新した。
2021年6月21日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ドミニク・ティーム(オーストリア)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界57位から世界53位に上昇。西岡良仁(日本)は世界56位から世界57位となった。
これにより、錦織圭(日本)が日本人男子シングルス1位に返り咲いた。
2021年6月14日
2021年5月30日~6月13日にかけて、グランドスラム「全仏オープン」が開催された。
また、2021年6月8日~13日には、今シーズン初のグラス(芝)コート大会シュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」が開催された。
2021年グランドスラム「全仏オープン」の優勝は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のグランドスラム「全仏オープン」優勝は2回目。同時に、2度目のキャリアグランドスラム(グランドスラムの全4大会に優勝すること)を達成した。
キャリアグランドスラム2回は、他のBig 4 を含め、オープン化以降の選手誰も成し遂げていない、快挙となる。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がまた、新たな歴史を刻んだ。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のグランドスラム優勝は、19回となった。
グランドスラム「全仏オープン」決勝戦は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とステファノス・チチパス(ギリシャ)が対戦。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、準決勝で大会13回の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)を下し決勝に進出。
大会準決勝でのBig 4 対決は、ラファエル・ナダル(スペイン)が第1セットを獲得し試合をリードするが、第2セット をノバク・ジョコビッチ(セルビア)が獲得、続く第3セットでは、第10ゲームでノバク・ジョコビッチ(セルビア)がサービングfor the セットを迎えるも、ラファエル・ナダル(スペイン)がブレイクバック、その後タイブレイクに入り、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がセットを獲得した。
そして第4セット、第1ゲームでラファエル・ナダル(スペイン)がブレイクに成功、第2ゲームもキープするが、その後ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3ゲーム~第6ゲームを連続で獲得し、4時間11分、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が試合勝利を収めた。
ラファエル・ナダル(スペイン)のグランドスラム「全仏オープン」敗退は、過去2回のみ。2021年、3度目の敗戦を喫した。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、準決勝でライバルアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)を制し、初めてのグランドスラム決勝戦へと進出した。
決勝戦・準決勝はフルセットの熱戦となったが、準々決勝まで、ステファノス・チチパス(ギリシャ)がセットを失ったのはジョン・イズナー(アメリカ)との対戦での第1セットのみ。
最高のパフォーマンスを続け、決勝戦に挑んだ。
王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)との決勝戦は、第1セットをタイブレイクの末にステファノス・チチパス(ギリシャ)が獲得。さらに第2セットもステファノス・チチパス(ギリシャ)がノバク・ジョコビッチ(セルビア)のサービスゲームで2度のブレイクに成功し獲得するが、その後の第3セット・第4セットをノバク・ジョコビッチ(セルビア)が獲得しイーブンに持ち込んだ。フルセットの接戦の末、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が優勝を飾った。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、グランドスラム初の準優勝を獲得した。
世界ランキングでは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界1位を堂々のキープ。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、世界5位から世界4位へ上昇し、自己ベストの更新を達成した。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、世界3位をキープしたが、過去優勝ポイントの1/2、1000ポイントを失った。
同じく準決勝進出のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)も、世界6位をキープした。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、第4回戦(ベスト16)まで勝ち進むが棄権となった。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、ひざの手術を2度受け1年以上リハビリを行っており、回復を急ぎすぎないよう棄権を選択した。
ランキングは、世界8位を維持した。
錦織圭(日本)は、第4回戦(ベスト16)でアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦し敗退。ランキングは、世界49位から世界57位に後退した。
そして、西岡良仁(日本)が世界57位から世界56位に上昇。錦織圭(日本)を抜き、日本人男子1位となった。
錦織圭(日本)のTOP 50 外は、2011年以来となる。
また、グランドスラム「全仏オープン」では、ドミニク・ティーム(オーストリア)が第1回戦でまさかの敗退。ランキングは、世界4位から世界5位となった。
2021年初のグラス(芝)コート大会シュツットガルト「メルセデス・カップ(ATP250)」の優勝は、マリン・チリッチ(クロアチア)!
マリン・チリッチ(クロアチア)、19回目のツアー優勝。2018年「クイーンズクラブ選手権(ATP500)」以来のタイトル獲得となった。
大会決勝戦は、20才フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。
第1セットをタイブレイクの末に獲得したマリン・チリッチ(クロアチア)が、第2セットもリードし、ストレート勝利で優勝トロフィーを掲げた。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)のツアー準優勝は、8回目となった。
マリン・チリッチ(クロアチア)のランキングは、世界47位から世界37位に上昇した。
2017年「ウィンブルドン」では準優勝を獲得した元グランドスラム覇者。得意のグラス(芝)コート・シーズン、ますますの活躍が期待される。
大会準優勝のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、世界21位をキープした。
2021年6月14日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ドミニク・ティーム(オーストリア)となった。
2021年5月31日
2021年5月23日~29日は、ATP250 の2大会が開催された。
「ベオグラード・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、キャリア83回目の優勝を母国で飾った。
セルビア ベオグラードでの優勝は2011年以来10年振り、3度目となる。
2021年シーズンのクレーコート大会では初めての優勝。
優勝後のインタビューでは、続けて開催されるグランドスラム「全仏オープン」に向け、最高の気持ちだと語った。
大会決勝戦はアレク・モルカン(スロバキア)と対戦。
試合開始早々にアレク・モルカン(スロバキア)がノバク・ジョコビッチ(セルビア)のサービスゲームをブレイクするなど、波乱の幕開けとなった。
試合時間88分、結果はノバク・ジョコビッチ(セルビア)がストレートで勝利を収め、優勝トロフィーを掲げた。
アレク・モルカン(スロバキア)は、予選からの出場で本選決勝戦へと進出。キャリア初のツアー準優勝を獲得した。
世界ランキングでは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界1位を堂々のキープ。
アレク・モルカン(スロバキア)は、世界255位から世界181位へと大きくランクアップ。自己ベストを更新した。
パルマ「エミリア・ロマーニャ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、セバスティアン・コーダ(アメリカ)!
セバスティアン・コーダ(アメリカ)20才、ツアー初めての優勝。新たなNextGen スターの誕生となった。
セバスティアン・コーダ(アメリカ)は、第2回戦から第1シードと対戦するなど厳しいドローであったが、大会で1セットも失うことなく、全試合にストレートで勝利し優勝を獲得。好調なプレーを継続し魅了した。
大会準々決勝では、西岡良仁(日本)とも対戦し、ストレート勝ちを収めた。
セバスティアン・コーダ(アメリカ)の世界ランキングは、世界63位から世界50位に上昇。自己ベストを更新し、初のトップ50 入りを果たした。
大会準優勝は、マルコ・チェッキナート(イタリア)。
マルコ・チェッキナート(イタリア)は、大会にワイルドカードとして出場。母国イタリアの地で、ツアー5回目の決勝戦へと進出した。
なお、マルコ・チェッキナート(イタリア)の決勝戦進出は5回とも全てクレーコート大会となった。(うち3回は優勝)
マルコ・チェッキナート(イタリア)のランキングは、世界104位から世界83位に上昇した。
大会準々決勝に進出した西岡良仁(日本)は、世界60位から世界57位にランクを上げた。
2021年5月31日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界49位をキープした。
2021年5月24日
2021年5月16日~23日は、ATP250 の2大会が開催された。
「ジュネーブ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、キャスパー・ルード(ノルウェー)!
キャスパー・ルード(ノルウェー)22才、キャリア2回目の優勝をかざった。優勝は、いずれもクレーコート大会となった。
大会決勝戦は、同世代のライバルデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。
ATPツアーレベルでは初めての対戦となった決勝戦。キャスパー・ルード(ノルウェー)が第1セットをタイブレイクの接戦の末に獲得、続く第2セットも獲得し、ストレートで優勝を勝ち取った。
世界ランキングでは、キャスパー・ルード(ノルウェー)は世界21位から世界16位に上昇。自己ベストと同順位に到達した。
準優勝のデニス・シャポバロフ(カナダ)は、世界15位から世界14位にランクを上げた。
「ジュネーブ・オープン(ATP250)」では、ロジャー・フェデラー(スイス)がツアーに復帰!
大会第1シードとして出場するが、初戦の第2回戦でパブロ・アンドゥハル(スペイン)と対戦し、フルセットの末に敗退した。
ロジャー・フェデラー(スイス)のランキングは、世界8位をキープした。
ロジャー・フェデラー(スイス)は、続いてグランドスラム「全仏オープン」への出場を予定している。
「リヨン・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)!
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、大会に第2シードとして出場。好調なプレーを披露し、モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」優勝に続き、今シーズン2回目、キャリア7回目の優勝を飾った。
大会準優勝はキャメロン・ノーリー(イギリス)。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は、第2回戦でドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦しなんと勝利。その後も勢いを加速し、キャリア3度目のツアー決勝の舞台へと進出、準優勝を獲得した。
世界ランキングでは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界5位をキープ。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は、世界49位から世界45位に上昇した。
なお、初戦敗退となったドミニク・ティーム(オーストリア)は、世界4位をキープした。
また、「リヨン・オープン(ATP250)」では、西岡良仁(日本)が準々決勝に進出。第2回戦では、ガエル・モンフィス(フランス)にも勝利を果たした。
西岡良仁(日本)のランキングは、世界60位をキープした。
2021年5月24日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界48位から世界49位となった。
2021年5月17日
2021年5月9日~16日は、ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」が開催された。
ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、ラファエル・ナダル(スペイン)!
ラファエル・ナダル(スペイン)、大会10回目の優勝。
キャリアでは88回目、クレーコート大会62回目、マスターズ36回目の優勝を果たし、輝かしい記録を再度更新した。
マスターズ優勝回数では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と並び史上最多となった。
大会決勝戦は、ラファエル・ナダル(スペイン)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)との対戦が実現。
両者57回目の対戦は、フルセットの熱戦の末にラファエル・ナダル(スペイン)が勝利を収めた。
両者の対戦回数数は、オープン化以降最多。通算ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)が29勝28敗となっている。
世界ランキングでは、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界3位をキープ。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)も、世界1位を維持した。
大会準決勝に進出したのは、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)とライリー・オペルカ(アメリカ)。
ランキングでは、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)は世界33位から世界28位に上昇。
自己ベストと同順位に到達し、同胞のファビオ・フォニーニ(イタリア)の世界29位を上回った。
ライリー・オペルカ(アメリカ)は、世界46位から世界35位へと大きく順位を上昇させた。
ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」においても、次世代選手の活躍、成長が目立った。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、準々決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し、結果は敗退となるが、序盤は試合をリードするなど、好調なプレーを披露した。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、デニス・シャポバロフ(カナダ)、ヤニック・シナー(イタリア)はラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し敗退するが、同じく好調なプレーを披露し、魅了した。
ランキングは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界5位、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界6位をそれぞれキープ。
デニス・シャポバロフ(カナダ)は世界14位から世界15位となった。
ヤニック・シナー(イタリア)は世界18位から世界17位に順位を上げ、自己ベストを更新した。
錦織圭(日本)は、第1回戦でファビオ・フォニーニ(イタリア)に勝利するが、第3回戦(ベスト16)ではアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦し、フルセットの末に敗退した。
錦織圭(日本)のランキングは、世界45位から世界48位に順位を下げた。
2021年5月17日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
2021年5月10日
2021年5月2日~9日は、マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」が開催された。
マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」では、準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)がアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦し敗退。
これにより、2021年5月10日付世界ランキングにおいて、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界2位から世界3位となった。
そして、ダニール・メドベデフ(ロシア)が世界3位から世界2位へと上昇した。
マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)!
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、前述の通り、準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に勝利した。
ラファエル・ナダル(スペイン)との対戦では、クレーコートで初めての勝利、直近の対戦3試合連続で勝利、いずれもストレート勝ちという結果を残した。
さらに、絶好調のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は大会準決勝でドミニク・ティーム(オーストリア)に勝利、決勝戦でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に勝利し、堂々のタイトルを獲得した。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)のツアー優勝は15回目。2021年シーズンはアカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」に続き2回目。マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」では2018年以来、2回目の優勝となった。
大会準決勝はマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)はベオグラード「セルビア・オープン(ATP250)」優勝から継続して好調なプレーを披露。タイトル獲得には至らなかったものの、マスターズで初めての準優勝を獲得した。
世界ランキングでは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、世界6位をキープ。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は、世界10位から世界9位に上昇した。
大会では、キャスパー・ルード(ノルウェー)が準決勝に進出。世界22位から世界16位に順位を上げ、自己ベストを更新した。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、大会第3回戦(ベスト16)でステファノス・チチパス(ギリシャ)にも勝利を果たした。
また、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が準々決勝に進出。世界44位から世界40位となり、自己ベストを更新した。
錦織圭(日本)は、第1回戦ではフルセットの末カレン・カチャノフ(ロシア)に勝利を果たすも、第2回戦でアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦し敗退となった。
錦織圭(日本)のランキングは、世界43位から世界45位となった。
2021年5月10日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
2021年5月3日
2021年4月26日~5月2日は、ATP250 の2大会が開催された。
- ミュンヘン「BMWオープン(ATP250)」:ズベレフ、ルード、ダニエル太郎他出場
- 「エストリル・オープン(ATP250)」:シャポバロフ、ガリン、チリッチ他出場
ミュンヘン「BMWオープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)!
ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)、キャリア5回目の優勝。2021年は、ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」に続き、2回目の優勝となった。
ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)は、大会に第5シードとして出場。大会を通じ、1セットも失うことなく、全試合にストレート勝利を収め、堂々のタイトルを獲得した。
大会準優勝は、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が獲得。
ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)は、シングルスでは初めての決勝戦へと進出した。
世界ランキングでは、ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)は、世界35位から世界31位へと上昇。
ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)は、世界44位から世界40位に上昇した。
また、キャスパー・ルード(ノルウェー)が大会準決勝に進出。世界24位から世界22位に上昇し、自己ベストを更新した。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は準々決勝で敗退。ランキングは、世界6位をキープした。
「エストリル・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)!
アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、キャリア3回目の優勝。全ての優勝がクレーコート大会となった。
アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、は2021年「コルドバ・オープン(ATP250)」でも準優勝を獲得、得意のクレーコートで、好調なプレーを継続している。
2021年シーズンのクレーコート大会での勝利数は16試合、全選手の中でトップである。
大会準優勝は、キャメロン・ノーリー(イギリス)。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は、キャリアで2回目、2019年以来の決勝戦進出となった。
決勝戦は、フルセット、最終第3セットはタイブレイクという熱戦になった。
ランキングでは、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)は、世界46位から世界37位に上昇。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は、世界50位から世界48位に上昇した。
2021年5月3日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界41位から世界43位となった。
2021年4月26日
2021年4月19日~25日は、「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」、ベオグラード「セルビア・オープン(ATP250)」 の2大会が開催された。
「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」で優勝を果たしたのは、ラファエル・ナダル(スペイン)!
ラファエル・ナダル(スペイン)、大会12回目の優勝。最多優勝記録を更新し、母国で再びトロフィーを掲げた。
そして、世界ランキングにおいて、世界3位から世界2位へと返り咲いた。
ラファエル・ナダル(スペイン)のキャリアでの優勝は87回目。
怪我からのスタートとなった2021年、シーズンでは初の優勝となる。
また、オープン化以降、複数のサーフェスで450回以上試合に勝利した初めて選手となった。ラファエル・ナダル(スペイン)は、ハードコートで490回、クレーコートで453回の勝利を収めている。
大会決勝戦は、絶好調ステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」優勝に続き、「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」でも1度もセットを失わず決勝戦まで進出していた。
上位2シードの対決となった決勝戦は、フルセット、3時間38分にわたる熱戦の末、ラファエル・ナダル(スペイン)が勝利を飾った。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)のランキングは、自己ベストである世界5位をキープした。
また、ラファエル・ナダル(スペイン)が世界2位に上昇したため、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界2位から世界3位となった。
大会準決勝には、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)とヤニック・シナー(イタリア)が進出した。
ランキングでは、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が世界13位から世界12位に上昇。ヤニック・シナー(イタリア)は、世界19位から世界18位に上昇し、自己ベストを再び更新した。
錦織圭(日本)は、第3回戦(ベスト16)でラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し敗退。ラファエル・ナダル(スペイン)から第2セットを奪うも、逆転勝利には至らなかった。
錦織圭(日本)のランキングは、世界39位から世界41位となった。
ベオグラード「セルビア・オープン(ATP250)」 で優勝を果たしたのは、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)!
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、ツアー4回目の優勝。怪我に苦しんだが2019年以来のタイトルを手にし、クレーコートでは3回目の優勝を飾った。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は、大会に第2シードとして出場。
決勝戦では絶好調アスラン・カラツェフ(ロシア)と対戦し、フルセット、最終第3セットはタイブレイクという熱戦の末、勝利を収めた。
アスラン・カラツェフ(ロシア)は、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に勝利し、決勝戦に進出していた。
世界ランキングでは、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は世界10位をキープ。
準優勝のアスラン・カラツェフ(ロシア)は、世界28位から世界27位に上昇、自己ベストを更新した。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、前述の通り大会準決勝でアスラン・カラツェフ(ロシア)と対戦し敗退。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の出身地であり居住地のセルビア ベオグラードでの、2012年以来の大会開催。スタジアムは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の名を冠した「ノバク・テニスセンター」。
準決勝戦、アスラン・カラツェフ(ロシア)が第1セットを獲得し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は猛反撃。フルセットの試合となるが、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のブレイクポイントをアスラン・カラツェフ(ロシア)が23回セーブ。
2時間25分の熱戦の末、アスラン・カラツェフ(ロシア)が勝利を掴んだ。
ランキングでは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界1位をキープした。
また、ダニエル太郎(日本)がラッキールーザーとして本選に出場し、準決勝まで進出。世界121位から世界112位に順位を上げた。
2021年4月26日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
2021年4月19日
2021年4月11日~18日は、モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」が開催された。
モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)!
ステファノス・チチパス(ギリシャ)のATP ワールドツアー・マスターズ優勝は初めて。
キャリア6回目の優勝でマスターズのタイトルを獲得した。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、大会を通して好調なプレーを披露。
対戦相手の棄権を含め、全ての試合にストレートで勝利を収め、堂々のタイトルを手にした。
大会決勝戦は同世代のライバルアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。第1セットをステファノス・チチパス(ギリシャ)が獲得し、続く第2セットではステファノス・チチパス(ギリシャ)が2回のブレイクに成功、優勝を勝ち取った。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)22才、マスターズ優勝を手に、今後のさらなる躍進も期待される。
大会準優勝はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)23才、ATP ワールドツアー・マスターズでは初めての決勝の舞台に進出した。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、大会準々決勝でなんとラファエル・ナダル(スペイン)に勝利。
フルセットの試合となるが、第1セット、第3セットともにアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がゲームカウント6-2 で獲得。第2セットにおいても、大会11回優勝の王者ラファエル・ナダル(スペイン)を苦しませた。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)がラファエル・ナダル(スペイン)に勝利したのは初めて。
ラファエル・ナダル(スペイン)はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)の幼少期からのアイドルで、部屋にポスターを飾っていたという。
憧れの存在に、クレーコート、マスターズの舞台で勝利を掴んだ。
世界ランキングでは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は自己ベストである世界5位をキープした。
準優勝のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、世界8位から世界7位へと上昇。自己ベストの更新を達成した。
これに伴い、ロジャー・フェデラー(スイス)は、世界7位から世界8位となった。
また、大会では、ダニエル・エヴァンス(イギリス)が準決勝に進出。
ダニエル・エヴァンス(イギリス)は、第3回戦(ベスト16)で世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)になんとストレートで勝利した。
最高の勝利を収めたダニエル・エヴァンス(イギリス)は、続く準々決勝でもダビド・ゴファン(ベルギー)にも勝利、好調なプレーで魅了した。
ただし、準決勝ではステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦し敗退、初のマスターズ決勝進出には至らなかった。
ランキングでは、ダニエル・エヴァンス(イギリス)は世界33位から世界26位に上昇。自己ベストと同順位に到達した。
同じく準決勝に進出したキャスパー・ルード(ノルウェー)も、世界27位から世界24位に上昇、自己ベストと同順位に到達した。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、第2回戦でディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第3回戦(ベスト16)でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、準々決勝で前回優勝者のファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦するなど厳しいドローとなるが、いずれも勝利。成長したプレーを披露し、魅了した。
また、ヤニック・シナー(イタリア)は第2回戦で敗退するが、ランキングでは世界22位から世界19位に上昇。またもや自己ベストの更新となった。
一方、ファビオ・フォニーニ(イタリア)は、前回2019年優勝のポイントの1/2 が剥落し、世界18位から世界27位となった。
2021年4月19日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
錦織圭(日本)も、世界39位をキープした。
2021年4月12日
ヨーロッパでのクレーコート・シーズンが開始。2021年4月5日~11日は、ATP250 の2大会が開催された。
マルベーリャ「アンダルシア・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)!
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は、大会に第1シードとして出場。キャリア5回目の優勝を母国で飾った。
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)のタイトル獲得は2019年以来。クレーコートでは2度目の優勝となった。
大会では、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は、初戦の第2回戦、準々決勝ともにストレートで勝利し順調なスタートを切るが、準決勝は同胞のクレー巧者アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)と対戦しフルセットの接戦。最終第3セットをタイブレイクの末に制し、決勝へと進出した。
決勝戦はジャウメ・ムナル(スペイン)との対戦。フルセットの熱戦はパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が勝利を収めた。
ジャウメ・ムナル(スペイン)は、ツアー初の決勝に進出、準優勝を獲得した。
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)の世界ランキングは、世界15位から世界12位へと上昇した。
準優勝のジャウメ・ムナル(スペイン)は、世界95位から世界81位にランクを上げた。
大会準決勝に進出したアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)は、世界47位から世界46位に上昇した。
また、大会ワイルドカードとして出場した17才カルロス・アルカラス(スペイン)が準決勝に進出。ランキングは、世界133位から世界118位に上昇し、自己ベストを更新した。
カリアリ「サルデーニャ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)!
ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)は、大会に第3シードとして出場。キャリア2回目、クレーコート大会では初のタイトルを獲得した。
ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)は、初戦の第2回戦でジル・シモン(フランス)にストレートで勝利、準決勝ではテイラー・フリッツ(アメリカ)に勝利し決勝へと進出した。
決勝戦はラースロー・ディエレ(セルビア)と対戦。
第1セットはラースロー・ディエレ(セルビア)が獲得しリードするが、第2セットをタイブレイクの末にロレンツォ・ソネゴ(イタリア)が獲得、続く最終第3セットをロレンツォ・ソネゴ(イタリア)が制し、逆転勝利で優勝を手にした。
ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)の世界ランキングは、世界34位から世界28位に上昇。堂々の自己ベスト更新を達成した。
大会準優勝のラースロー・ディエレ(セルビア)は、世界57位から世界49位にランクを上げた。
2021年4月12日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
ロジャー・フェデラー(スイス)は世界7位、錦織圭(日本)は世界39位をキープした。
2021年4月5日
2021年3月24日~4月4日にかけて、ATP マスターズ1000 の大会「マイアミ・オープン(ATP1000)」が開催された。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ドミニク・ティーム(オーストリア)は不在。
大会第1シードダニール・メドベデフ(ロシア)と第2シードステファノス・チチパス(ギリシャ)は準々決勝で敗退。第3シードアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は初戦の第2回戦で姿を消した。
そして、「マイアミ・オープン(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、フベルト・フルカチ(ポーランド)!
フベルト・フルカチ(ポーランド)初のマスターズ1000 優勝。ツアー優勝3回目にして、マスターズのタイトルを手にした。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は、大会の第26シードとして出場。第3回戦ではデニス・シャポバロフ(カナダ)、第4回戦でミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、準々決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)、準決勝ではアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に勝利し、自身初のマスターズ決勝戦へと進出した。
決勝戦は、19才ヤニック・シナー(イタリア)との対戦。24才フベルト・フルカチ(ポーランド)が熱戦を制し、ストレートでの勝利を収めた。
ヤニック・シナー(イタリア)は、自身初のマスターズ準優勝を獲得した。
優勝・準優勝がともに大会前世界ランキング31位以下であったのは、マスターズでは2003年以来、18年振り。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は、大会前31位以下の選手では2005年以来のマスターズ優勝を果たした。2005年には、当時50位であったトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)がパリ大会で優勝を獲得した。
フベルト・フルカチ(ポーランド)の世界ランキングは、世界37位から世界16位へと大きく上昇。初のトップ20 入りを果たし、堂々の自己ベスト更新を達成した。
ヤニック・シナー(イタリア)のランキングも、世界31位から世界23位に上昇。自己ベストを更新した。
大会準決勝に進出したのは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)。
ランキングでは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は世界8位をキープ。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は世界12位から世界11位にランクを上げた。
また、2021年4月5日付ランキングにて、ロジャー・フェデラー(スイス)は世界6位から世界7位となった。
2019年「マイアミ・オープン(ATP1000)」優勝の獲得ポイントのうち50% が剥落したことによる。
これに伴い、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が世界7位から世界6位に上昇した。
2021年4月5日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
錦織圭(日本)も、世界39位をキープした。
2021年3月22日
2021年3月14日~20日は、ATP500 の2大会が開催された。
- 「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」:錦織圭、ティーム、ルブレフ他出場
- アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」 :チチパス、ズベレフ、シュワルツマン、ラオニッチ他出場
「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」で優勝を果たしたのは、アスラン・カラツェフ(ロシア)!
アスラン・カラツェフ(ロシア)は、グランドスラム「全豪オープン」に予選から出場し本選準決勝にまで進出。グランドスラムは初出場であったこともあり、その活躍は世界中を驚かせた。
そして、「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」には、ワイルドカードとしての本選出場権を獲得。
27才、キャリア初のツアー優勝を獲得した。
大会準決勝では同胞アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とも対戦し勝利。
ツアー初の決勝に進出し、決勝戦をストレート、1時間15分での勝利で締めくくった。
アスラン・カラツェフ(ロシア)の世界ランキングは、世界42位から世界27位へと上昇。堂々の自己ベスト更新を達成した。
シーズン初め2021年1月4日付ランキングでは世界112位であったアスラン・カラツェフ(ロシア)。大きな飛躍を遂げ、今後の活躍にも注目が集まる。
大会準優勝は、ロイド・ハリス(南アフリカ)。
ロイド・ハリス(南アフリカ)は、大会の予選を突破し本選に出場。本選でも強豪選手に次々と勝利し、好調なプレーで魅了した。
本選第2回戦では、ドミニク・ティーム(オーストリア)にストレートで勝利。大会第1シードを初戦敗退に追い込んだ。
準々決勝では錦織圭(日本)に勝利、準決勝でデニス・シャポバロフ(カナダ)に勝利し、決勝へと進出した。
ロイド・ハリス(南アフリカ)のツアー準優勝は、キャリアで2回目となる。(優勝はまだない。)
ランキングでは、ロイド・ハリス(南アフリカ)は世界81位から世界52位に大きく上昇、自己ベストを更新した。
また、大会準々決勝に進出したヤニック・シナー(イタリア)が世界32位から世界31位に上昇し、自己ベストを更新した。
ヤニック・シナー(イタリア)は、準々決勝ではアスラン・カラツェフ(ロシア)と対戦し敗退した。
錦織圭(日本)は、世界41位から世界39位に上昇した。
アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」 の優勝は、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)!
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は大会に第2シードとして出場。全試合にストレートで勝利を収め、堂々のタイトルを獲得した。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)のツアー優勝は13回目。2021年シーズンでは初めての優勝を飾った。
大会決勝戦は、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)とステファノス・チチパス(ギリシャ)のライバル対決となった。
第2セット第10ゲーム、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)のサービングfor the チャンピオンシップでステファノス・チチパス(ギリシャ)がブレイクバックに成功。挽回を図るが、その後のタイブレイクをアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が制し、優勝を勝ち取った。
両者の対戦は7回目。直近の対戦では5回連続でステファノス・チチパス(ギリシャ)が勝利しており、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)の勝利は初対戦の2018年以来となった。
世界ランキングでは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界7位、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界5位をそれぞれキープした。
2021年3月22日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となり、前週からの変更はなかった。
2021年3月15日
2021年3月8日~14日は、ATP250 の3大会が開催された。
- ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」:フェデラー復帰!ティーム、ルブレフ、ワウリンカ他集結
- マルセイユ「オープン13(ATP250)」:錦織圭、メドベデフ、チチパス、西岡良仁他出場
- サンティアゴ「チリ・オープン(ATP250)」:ガリン、ペール、ティアフォー他出場
マルセイユ「オープン13(ATP250)」ではダニール・メドベデフ(ロシア)が優勝!
そして、2021年3月15日付世界ランキングにおいて、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界3位から世界2位に浮上した。
これにより、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界2位から世界3位となった。
Big 4 以外の世界2位は、2005年以来、16年振りとなる。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、マルセイユ「オープン13(ATP250)」に大会第1シードとして出場。
好調なプレーを披露、堂々の優勝を果たし、世界2位の座を手にした。
ダニール・メドベデフ(ロシア)のキャリアでの優勝は10回目となった。
これまで、グランドスラムでは準優勝2回、ATPマスターズ1000 優勝は3回、昨年「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」では優勝を果たした。
1996年生まれ25才、今後もますますの活躍が期待される。
マルセイユ「オープン13(ATP250)」の準優勝は、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)。
ピエール ユーグ・エルベール(フランス)は、大会第1回戦で錦織圭(日本)と対戦、ストレートでの勝利を収めた。
準々決勝では大会第2シードステファノス・チチパス(ギリシャ)に勝利。その後、シングルスではキャリア4度目のツアー決勝へと進出するが、初優勝には至らなかった。
ピエール ユーグ・エルベール(フランス)のシングルスのランキングは、世界93位から世界73位に上昇した。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界5位を維持。
錦織圭(日本)は、世界40位から世界41位となった。
ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)!
ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)は、直近4大会連続で初戦敗退に屈するなど不調が続いていたが、ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」では最高のプレーを披露。
準々決勝では復帰直後のロジャー・フェデラー(スイス)に勝利。後の決勝戦ではロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に勝利し、キャリア4度目のツアー優勝を獲得した。
ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)のランキングは、世界42位から世界36位に上昇した。
大会準優勝のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は、世界13位から世界11位にランクを上げた。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は、大会準々決勝ではドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦し、勝利を収めた。
ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」において、ロジャー・フェデラー(スイス)が遂にツアーに復帰!
昨年グランドスラム「全豪オープン」以来、407日振りにプレーを披露した。
復帰の試合、第2回戦(ベスト16)でダニエル・エヴァンス(イギリス)と対戦。フルセットの熱戦の末、ロジャー・フェデラー(スイス)が勝利した。
続く準々決勝ではニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)と対戦し、敗退に終わった。ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)は、後に大会優勝を果たした。
試合後、ロジャー・フェデラー(スイス)は、自身のツイッターで、「トレーニングに戻ることがベスト」とし、翌週の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」への欠場を報告した。
ロジャー・フェデラー(スイス)の次の大会出場は、現在のところ未定である。
ランキングでは、ロジャー・フェデラー(スイス)は、世界6位をキープした。
サンティアゴ「チリ・オープン(ATP250)」の優勝は、クリスチャン・ガリン(チリ)!
クリスチャン・ガリン(チリ)は、地元サンティアゴの今大会に第1シードとして出場。手首の怪我のため、2021年シーズンは2回目の大会出場となった。
大会では、準決勝までの全試合にストレートで勝利し決勝に進出。
そして、キャリア5回目、地元では初めての優勝を飾った。
なお、クリスチャン・ガリン(チリ)のツアー優勝5回全てがクレーコート大会となった。
クリスチャン・ガリン(チリ)のランキングは、世界22位から世界20位に上昇した。
大会準優勝はファクンド・バグニス(アルゼンチン)。
キャリア初のツアー準優勝を獲得し、世界118位から世界105位にランクを上げた。
2021年3月15日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
2021年3月8日
2021年3月1日~7日は、ATP500 とATP250 の大会が開催された。
- ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」:錦織圭、メドベデフ、チチパス他トップ選手集結
- ブエノスアイレス「アルゼンチン・オープン(ATP250)」:シュワルツマン、ガリン、ペール他出場
ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」の優勝は、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)!
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)はキャリア8回目の優勝。2021年シーズンは初のタイトルを獲得した。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は大会第2回戦でアンディ・マレー(イギリス)に勝利。準々決勝で好調ジェイミー・シャルディ(フランス)を下し、準決勝ではライバルステファノス・チチパス(ギリシャ)に勝利を果たした。
そして決勝戦、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦しストレートで勝利。優勝を飾った。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)の世界ランキングは、自己ベストである世界8位をキープした。
マートン・フチョビッチ(ハンガリー)は、大会に予選から出場し決勝にまで進出。本選準決勝ではボルナ・チョリッチ(クロアチア)にもストレート勝利を果たした。
マートン・フチョビッチ(ハンガリー)のキャリアでの準優勝は2019年以来2回目。(優勝は1回)
ATP 500 大会では、初の準優勝獲得となった。
マートン・フチョビッチ(ハンガリー)のランキングは、世界59位から世界46位に上昇。TOP 50 内に返り咲いた。
また、ステファノス・チチパス(ギリシャ)が大会準決勝に進出。
ランキングを世界6位から世界5位に上昇させた。
これにより、ロジャー・フェデラー(スイス)は世界5位から世界6位となった。
大会では錦織圭(日本)が準々決勝に進出。
第1回戦はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、第2回戦でアレックス・デ ミノール(オーストラリア)に勝利を果たした。
準々決勝ではボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦し敗退した。
錦織圭(日本)の試合勝利は2021年の復帰以降初めて。サービスのモーションを変更し、強豪選手を相手に好調なプレーを披露した。
錦織圭(日本)のランキングは、世界45位から世界40位に上昇した。
ブエノスアイレス「アルゼンチン・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)!
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)はツアー4度目の優勝。地元アルゼンチンでは、初めてのタイトル獲得となった。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の大会出場は8回目。予選を含めると2011年から連続して毎年出場している。
母国、出身地のブエノスアイレス開催でありかつ得意のクレーコート大会にて、念願のタイトル獲得に至った。
2021年大会では、第1シードとして出場。全試合にストレートで勝利を収め、大会優勝を飾った。
ランキングでは、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は世界9位をキープした。
大会準優勝はフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)。
フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)は、前週の「コルドバ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたファン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)の兄。
弟の活躍に続き、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)は、大会に予選からの出場でなんと決勝戦にまで進出した。
大会準決勝では、「コルドバ・オープン(ATP250)」決勝戦で弟の対戦相手であったアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)にも勝利。
ツアー準優勝を獲得した。
大躍進の兄弟、今後の活躍にも注目が集まる。
フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)のランキングは、世界137位から世界112位に上昇。自己ベストを更新した。
2021年3月8日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界1位期間 計311週に記録を更新。ロジャー・フェデラー(スイス)の計310週を抜き、単独での史上最長を記録した。
2021年3月1日
2021年2月22日~28日は、ATP250 の3大会が開催された。
- モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」:Bアグート、ゴファン、ツォンガ、マレー他出場
- 「シンガポール・オープン(ATP250)」:望月慎太郎デビュー!マナリノ、チリッチ、西岡良仁他出場
- 「コルドバ・オープン(ATP250)」:シュワルツマン、ペール、ケマノビッチ、Rビノラス他出場
モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ダビド・ゴファン(ベルギー)!
ダビド・ゴファン(ベルギー)は2018年から連続して大会に出場。毎年優勝候補であったものの、決勝の舞台には初めて進出。
キャリア5回目、2017年以来の優勝を獲得した。
大会決勝戦では、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦。
フルセット、2時間超にわたる熱戦の末、ダビド・ゴファン(ベルギー)がタイトルを手にした。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)のツアー準優勝は、8回目となった。(優勝は9回)。
ダビド・ゴファン(ベルギー)の世界ランキングは、世界15位から世界14位に上昇した。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は、世界13位をキープした。
また、モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」では、アンディ・マレー(イギリス)、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)、ルカ・プイユ(フランス)がATPツアーレベルの大会に復帰。
結果は、いずれも第1回戦での敗退に終わった。
「シンガポール・オープン(ATP250)」の優勝は、アレクセイ・ポピュリン(オーストラリア)!
アレクセイ・ポピュリン(オーストラリア)21才、ツアー初優勝を飾った。
アレクセイ・ポピュリン(オーストラリア)は大会準々決勝では同胞マシュー・エブデン(オーストラリア)に勝利、準決勝ではグランドスラム覇者マリン・チリッチ(クロアチア)にもストレートでの勝利を果たし、ツアー初めての決勝戦に進出。そして初優勝を手にした。
大会準優勝はアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)。
決勝戦では、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が第1セットを獲得しリードするが、アレクセイ・ポピュリン(オーストラリア)が第2セットを6-0 で獲得、第3セットもアレクセイ・ポピュリン(オーストラリア)が第8ゲームで2度目のブレイクに成功し、優勝を勝ち取った。
世界ランキングでは、アレクセイ・ポピュリン(オーストラリア)は世界114位から世界82位に上昇。自己ベストの更新を達成した。
アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は世界46位から世界43位にランクアップ。アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)もランキング自己ベストを更新した。
「コルドバ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ファン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)!
ファン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)は、大会の予選を突破し本選に出場。ATPツアーレベルの大会にデビューした。
そして、デビュー大会で決勝戦に進出、なんと優勝を獲得した。
ファン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)のランキングは、世界335位から世界181位へと大きく上昇。自己ベストの更新を達成した。
地元アルゼンチンの19才、今後の活躍にも注目が集まる。
大会準優勝は、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)。
アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)は準々決勝で大会第1シードディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)にも勝利。
その後決勝戦に進出するが、優勝は逃した。
アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)のツアー準優勝は7回目。うち6回がクレーコート大会となった。
アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)のランキングは、世界47位から世界46位に上昇した。
2021年3月1日付世界ランキングでは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ロジャー・フェデラー(スイス)は変更なし。
錦織圭(日本)は、世界43位から世界45位となった。
2021年2月22日
2021年2月8日~21日は、グランドスラム「全豪オープン」が開催された。
- グランドスラム「全豪オープン」:ジョコビッチ、ナダル、ティーム、メドベデフ、錦織圭他トップ選手集結!
9️⃣❤️❤️❤️ #AusOpen pic.twitter.com/bVDf7ICPYl
— Novak Djokovic (@DjokerNole) 2021年2月21日
2021年グランドスラム「全豪オープン」の優勝は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、2019年から大会3連覇。全豪オープンで9回目の優勝を果たし、最多優勝記録を更新した。
グランドスラムでの優勝は18回となった。
2021年グランドスラム「全豪オープン」では怪我に悩まされたが、準決勝・決勝ではストレートの快勝。王者の強さをみせつけた。
世界ランキングにおいても、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界1位の座をキープした。
2021年も、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の偉業は続く。
2021年グランドスラム「全豪オープン」準優勝はダニール・メドベデフ(ロシア)。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、昨年「パリ・マスターズ(ATP1000)」優勝、「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」優勝から20試合連続で勝利、キャリア2度目のグランドスラム決勝の舞台へと進出した。
絶好調で挑んだものの、決勝戦ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗退。初のタイトル獲得には至らなかった。
ダニール・メドベデフ(ロシア)のランキングは、世界4位から世界3位に上昇。堂々の自己ベスト更新を達成、初のTOP 3 入りを果たした。
これにより、ドミニク・ティーム(オーストリア)は世界3位から世界4位となった。
世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)と世界3位 ダニール・メドベデフ(ロシア)のポイント差はわずか115ポイント。
今後の活躍にも注目が集まる。
Stefanos Tsitsipas thrilled to make stunning comeback against Rafael Nadal https://t.co/CDazwhWgI7 pic.twitter.com/JBhd7Y7YHE
— Tennis World USA (@TennisWorlden) 2021年2月17日
2021年グランドスラム「全豪オープン」で準決勝に進出したのは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)と予選通過者アスラン・カラツェフ(ロシア)。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に勝利。
ラファエル・ナダル(スペイン)が第1セット・第2セットを獲得しリードするが、第3セットをタイブレイクの末にステファノス・チチパス(ギリシャ)が獲得。フルセット、4時間5分の熱戦となり、ステファノス・チチパス(ギリシャ)が逆転勝利を掴んだ。
その後の準決勝では、ダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦し、ストレートでの敗戦となった。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)のランキングは、世界6位をキープした。
アスラン・カラツェフ(ロシア)は、予選を突破し27才にしてグランドスラム本選に初出場。
本選では、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、そしてグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)など強豪選手に次々と勝利。なんと準決勝へと進出した。
準決勝では世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦、ストレートでの敗退となった。
アスラン・カラツェフ(ロシア)のランキングは世界114位から世界42位へと大幅に上昇。自己ベストであった111位を大きく更新した。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、準々決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦し敗退。
その他、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が準々決勝に進出した。
世界ランキングでは、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界7位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界8位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)はそれぞれ順位をキープ。
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、世界21位から世界17位へと順位を上げた。
錦織圭(日本)は第1回戦でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦し、初戦敗退に終わった。
ランキングでは、世界42位から世界43位に順位を下げた。
2021年2月22日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界4位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界5位 ロジャー・フェデラー(スイス)となった。
2021年2月8日
2021年2月1日~7日は、国別対抗戦「ATPカップ」とATP250 の2大会が開催された。
- 「ATPカップ」:ジョコビッチ、ティーム、メドベデフ、錦織圭他トップ選手集結
- メルボルン1「グレート オーシャン ロード・オープン(ATP250)」:ゴファン、カチャノフ、フルカチ、シナー他出場
- メルボルン2「マレー リバー・オープン(ATP250)」:ワウリンカ、ディミトロフ、Aアリアシム、キリオス他出場
「ATPカップ」はATP 主催の国別対抗戦。トップ選手が各国を代表し出場した。
2021年「ATPカップ」の優勝は、ロシア代表!
ロシア代表は、ダニール・メドベデフ(ロシア)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)らが出場し、シングルスの全試合に勝利。母国を優勝に導いた。
なお、ダニール・メドベデフ(ロシア)は、昨年「パリ・マスターズ(ATP1000)」、「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」から14試合連続で勝利。
好調を維持しており、続くグランドスラム「全豪オープン」での活躍も期待される。
2021年「ATPカップ」準優勝はイタリア代表。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、ファビオ・フォニーニ(イタリア)が出場し、スペイン代表、オーストリア代表、フランス代表に勝利。
両者は、オーストリア戦でダブルスにも参戦した。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)率いるセルビア代表は、グループ・ステージでドイツ代表に敗退した。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、出場したシングルス試合に全勝した。
ラファエル・ナダル(スペイン)は、大会に参加していたものの、背中の怪我のため試合には出場しなかった。
スペイン代表は、準決勝に進出した。
錦織圭(日本)も大会でツアーに復帰、プロテクトランキングを活用し日本代表として出場した。
日本代表は、ロシア代表、アルゼンチン代表と対戦するが、シングルスで全敗に終わった。
世界ランキングでは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)は変更なし。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界4位、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は世界8位、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は世界10位、ファビオ・フォニーニ(イタリア)は世界17位を、それぞれキープした。
錦織圭(日本)は、世界41位から世界42位にランクを下げた。
メルボルン1「マレー リバー・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ヤニック・シナー(イタリア)!
ヤニック・シナー(イタリア)19才、ツアー2度目のタイトルを獲得した。
ヤニック・シナー(イタリア)は、準決勝で大会第2シードのカレン・カチャノフ(ロシア)と対戦し、フルセット、3時間超に及ぶ熱戦に勝利。決勝進出を手にした。
決勝戦ではステファノ・トラバーリャ(イタリア)との同胞対決を制した。
ヤニック・シナー(イタリア)のランキングは、世界36位から世界32位へと上昇。自己ベストの更新を達成した。
ステファノ・トラバーリャ(イタリア)も世界71位から世界60位へとランクアップし、自己ベストを更新した。
メルボルン2「グレート オーシャン ロード・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ダニエル・エヴァンス(イギリス)!
ダニエル・エヴァンス(イギリス)30才、ツアー初のタイトル獲得となった。
決勝戦ではフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。
ダニエル・エヴァンス(イギリス)が5回のブレイクに成功しストレートで勝利、念願のツアー初優勝を果たした。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)のツアー準優勝は7回目。初タイトルの獲得は次回以降に持ち越しとなった。
ダニエル・エヴァンス(イギリス)のランキングは世界33位から世界26位へと上昇、自己ベストの更新を達成した。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、世界21位から世界19位に上昇した。
2021年2月8日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 ロジャー・フェデラー(スイス)は変更がなかった。
2021年1月25日・2月1日
世界男子テニスでは、開幕の大会「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」、「アンタルヤ・オープン(ATP250)」終了後、ATPツアーレベルの大会は開催されていない。
次の大会開催は2月1日開始のメルボルン1「マレー リバー・オープン(ATP250)」及びメルボルン2「グレート オーシャン ロード・オープン(ATP250)」、そして2月2日開始の国別対抗戦「ATPカップ」。
結果は、大会終了後の月曜日である2月8日に反映される。
このため、2021年1月25日付・2021年2月1日付世界ランキングについては、上位選手のランキングに大きな変更はない。
2021年1月25日付・2021年2月1日付世界ランキングいずれも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 ロジャー・フェデラー(スイス)で変更なし。
錦織圭(日本)も世界41位をキープした。
2021年1月18日
ATPワールドツアー開幕!2021年1月7日~13日は、ATP250 の2大会が開催された。
- 「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」:ガリン、イズナー、ティアフォー他出場
- 「アンタルヤ・オープン(ATP250)」:ベレッティーニ、ゴファン、フォニーニ他出場
「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、フベルト・フルカチ(ポーランド)!
フベルト・フルカチ(ポーランド)は、大会に第4シードとして出場。
全試合でストレート勝ちを収め、堂々の優勝。ツアー2度目のタイトルを獲得した。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は初戦の第2回戦でわずか59分、決勝戦も68分で勝利し、好調ぶりをみせつけた。
フベルト・フルカチ(ポーランド)の世界ランキングは、世界35位から世界29位に上昇した。
最高のシーズンスタートを切った23才、今後の更なる活躍が注目される。
大会準優勝はセバスティアン・コーダ(アメリカ)。
2000年生まれ20才の新星、ATPワールドツアーでは初めての決勝戦進出となった。
セバスティアン・コーダ(アメリカ)は、準々決勝でジョン・イズナー(アメリカ)に勝利。準決勝ではキャメロン・ノーリー(イギリス)にも勝利を果たした。
セバスティアン・コーダ(アメリカ)のランキングは、世界119位から世界103位へと大きく上昇。自己ベストの更新を達成した。
また、ジョン・イズナー(アメリカ)は、世界25位から世界24位に上昇した。
「アンタルヤ・オープン(ATP250)」の優勝は、アレックス・デ ミノール(オーストラリア)!
21才、ツアー4度目のタイトルを獲得した。
アレックス・デ ミノール(オーストラリア)は大会準々決勝でニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)にストレートで勝利、準決勝ではダビド・ゴファン(ベルギー)に勝利を果たし決勝戦へと進出した。
決勝戦は、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)の怪我のため、開始7分で終了となった。
アレックス・デ ミノール(オーストラリア)のツアー決勝は8回目。今回を含め、全て屋外でのハードコート大会となった。
アレックス・デ ミノール(オーストラリア)の世界ランキングは、世界23位をキープした。
母国開催のグランドスラム「全豪オープン」を控え、ますますの活躍が期待される。
大会準優勝はアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)。
決勝の舞台へと進出するも、右足首の怪我のため無念の途中棄権を余儀なくされた。
アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は、準々決勝で大会第1シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)にストレート勝ちを収め、準決勝で好調ジェイミー・シャルディ(フランス)に勝利。
しかし、準決勝の試合中に右足首を痛め、決勝戦では途中棄権という結果に終わった。
右足首は捻って故障したと語っている。早期の回復を祈りたい。
ランキングでは、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は世界49位から世界45位へと上昇。自己ベスト更新を達成した。
その他、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は世界10位をキープ。
ダビド・ゴファン(ベルギー)は、世界16位から世界14位に上昇した。
2021年1月18日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 ロジャー・フェデラー(スイス)は変更なし。
錦織圭(日本)も世界41位をキープしている。
2021年1月4日~2021年1月11日
2020年シーズンのATPツアーは、「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」をもって全ての大会が終了。オフシーズンに入った。
新型コロナウイルス(COVID-19)世界的流行によりスケジュールが変更となり、ツアー2021年のツアー開幕は、1月7日開始の「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」、「アンタルヤ・オープン(ATP250)」を予定している。
このため、上位選手の順位は、2020年11月23日付世界ランキングから大きな変更はない。
※ 2021年1月より、ランキングの計算方法は直近24ヶ月・最高19大会+αに変更となった。
2021年1月4日・1月11日付世界ランキングいずれも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ドミニク・ティーム(オーストリア)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 ロジャー・フェデラー(スイス)。
錦織圭(日本)も、世界41位をキープした。