2022年 ATP世界ランキング
シングルス ATP世界ランキングTOP 100
2022年末/ 前年末比較
2022年末:2022年12月26日付ランキング
2021年末:2021年12月27日付ランキング
2022年 末順位 | 前年 末順位 | 選手名 | 国籍 | ポイント |
---|---|---|---|---|
1 | 32 | カルロス・アルカラス | スペイン | 6820 |
2 | 6 | ラファエル・ナダル | スペイン | 6020 |
3 | 8 | キャスパー・ルード | ノルウェー | 5820 |
4 | 4 | ステファノス・チチパス | ギリシャ | 5550 |
5 | 1 | ノバク・ジョコビッチ | セルビア | 4820 |
6 | 11 | フェリックス・オジェ アリアシム | カナダ | 4195 |
7 | 2 | ダニール・メドベデフ | ロシア | 4065 |
8 | 5 | アンドレイ・ルブレフ | ロシア | 3930 |
9 | 23 | テイラー・フリッツ | アメリカ | 3355 |
10 | 9 | フベルト・フルカチ | ポーランド | 2905 |
11 | 103 | ホルガー・ルーネ | デンマーク | 2888 |
12 | 3 | アレクサンダー・ズべレフ | ドイツ | 2700 |
13 | 20 | パブロ・カレーニョ ブスタ | スペイン | 2495 |
14 | 12 | キャメロン・ノーリー | イギリス | 2445 |
15 | 10 | ヤニック・シナー | イタリア | 2410 |
16 | 7 | マッテオ・ベレッティーニ | イタリア | 2375 |
17 | 30 | マリン・チリッチ | クロアチア | 2105 |
18 | 14 | デニス・シャポバロフ | カナダ | 2075 |
19 | 38 | フランシス・ティアフォー | アメリカ | 2000 |
20 | 29 | カレン・カチャノフ | ロシア | 1990 |
21 | 19 | ロベルト・バウティスタ アグート | スペイン | 1940 |
22 | 93 | ニック・キリオス | オーストラリア | 1870 |
23 | 59 | ロレンツォ・ムセッティ | イタリア | 1865 |
24 | 34 | アレックス・デ ミノール | オーストラリア | 1790 |
25 | 13 | ディエゴ・シュワルツマン | アルゼンチン | 1700 |
26 | 73 | ボルナ・チョリッチ | クロアチア | 1685 |
27 | 25 | ダニエル・エヴァンス | イギリス | 1585 |
28 | 28 | グリゴール・ディミトロフ | ブルガリア | 1460 |
29 | 69 | ミオミール・ケツマノビッチ | セルビア | 1420 |
30 | 127 | フランシスコ・セルンドロ | アルゼンチン | 1395 |
31 | 50 | アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ | スペイン | 1280 |
32 | 43 | トミー・ポール | アメリカ | 1210 |
33 | 41 | セバスティアン・コーダ | アメリカ | 1175 |
34 | 112 | マキシム・クレッシー | アメリカ | 1163 |
35 | 57 | ボティック・ヴァン デ ザンシュルプ | オランダ | 1160 |
36 | 81 | 西岡良仁 | 日本 | 1134 |
37 | 36 | アレクサンダー・ブブリク | カザフスタン | 1130 |
38 | 26 | ライリー・オペルカ | アメリカ | 1095 |
39 | 45 | アルベルト・ラモス ビノラス | スペイン | 1075 |
40 | 95 | エミール・ルースヴオリ | フィンランド | 1011 |
41 | 24 | ジョン・イズナー | アメリカ | 1005 |
42 | 265 | ジャック・ドレイパー | イギリス | 990 |
43 | 99 | セバスチャン・バエス | アルゼンチン | 987 |
44 | 58 | アルトゥール・リンダークネク | フランス | 952 |
45 | 27 | ロレンツォ・ソネゴ | イタリア | 950 |
46 | 71 | アドリアン・マナリノ | フランス | 946 |
47 | 68 | ブランドン・ナカシマ | アメリカ | 927 |
48 | 56 | ジェンソン・ブルックスビー | アメリカ | 920 |
49 | 134 | アンディ・マレー | イギリス | 920 |
50 | 88 | アレク・モルカン | スロバキア | 895 |
51 | 92 | コランタン・ムテ | フランス | 892 |
52 | 21 | ガエル・モンフィス | フランス | 880 |
53 | 39 | ダビド・ゴファン | ベルギー | 870 |
54 | 42 | フィリップ・クライノビッチ | セルビア | 845 |
55 | 37 | ファビオ・フォニーニ | イタリア | 843 |
56 | 186 | マルク アンドレア・ヒュスラー | スイス | 818 |
57 | 245 | ペドロ・カシャン | アルゼンチン | 813 |
58 | 77 | ジャウメ・ムナル | スペイン | 802 |
59 | 18 | アスラン・カラツェフ | ロシア | 795 |
60 | 64 | ベンジャミン・ボンジー | フランス | 781 |
61 | 66 | マルコス・ギロン | アメリカ | 776 |
62 | 60 | ペドロ・マルティネス | スペイン | 776 |
63 | 55 | マッケンジー・マクドナルド | アメリカ | 775 |
64 | 151 | カンタン・アリス | フランス | 767 |
65 | 228 | コンスタント・レスティエンヌ | フランス | 760 |
66 | 174 | J.J. ウルフ | アメリカ | 746 |
67 | 120 | ダニエル エラヒ・ガラン | コロンビア | 741 |
68 | 87 | リシャール・ガスケ | フランス | 740 |
69 | 94 | ミカエル・ウマー | スウェーデン | 739 |
70 | 52 | ラースロー・ディエレ | セルビア | 738 |
71 | 89 | ティアゴ・モンテイロ | ブラジル | 738 |
72 | 124 | ベルナベ・サパタ ミラジェス | スペイン | 712 |
73 | 48 | イリヤ・イバシカ | ベラルーシ | 705 |
74 | 79 | ロベルト・カルバレス バエナ | スペイン | 695 |
75 | 63 | フェデリコ・コリア | アルゼンチン | 695 |
76 | 101 | オスカー・オッテ | ドイツ | 691 |
77 | 117 | カミル・マイフジャク | ポーランド | 653 |
78 | 175 | クリストファー・オコネル | オーストラリア | 652 |
79 | 130 | トマス マーティン・エチェベリ | アルゼンチン | 649 |
80 | 33 | ドゥサン・ラヨビッチ | セルビア | 646 |
81 | 141 | イリ・レヘチカ | チェコ | 646 |
82 | 140 | ジョアン・ソウザ | ポルトガル | 638 |
83 | 53 | クォン・スンウ | 韓国 | 630 |
84 | 75 | ジョーダン・トンプソン | オーストラリア | 626 |
85 | 17 | クリスチャン・ガリン | チリ | 615 |
86 | 35 | ウーゴ・アンベール | フランス | 613 |
87 | 40 | マートン・フチョビッチ | ハンガリー | 607 |
88 | 167 | ロマン・サフィウリン | ロシア | 606 |
89 | 76 | ファクンド・バグニス | アルゼンチン | 603 |
90 | 166 | グレゴア・バレール | フランス | 603 |
91 | 22 | ニコロス・バシラシヴィリ | ジョージア | 595 |
92 | 125 | ダニエル太郎 | 日本 | 594 |
93 | 171 | タナシ・コキナキス | オーストラリア | 592 |
94 | 84 | ダニエル・アルトマイヤー | ドイツ | 590 |
95 | 65 | タロン・グリークスプア | オランダ | 584 |
96 | 573 | ベン・シェルトン | アメリカ | 584 |
97 | 143 | トマーシュ・マチャク | チェコ | 580 |
98 | 133 | バセク・ポスピシル | カナダ | 570 |
99 | 321 | ジャン・ジジェン | 中国 | 569 |
100 | 139 | アレハンドロ・タビロ | チリ | 567 |
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ATP世界ランキング 2022年履歴
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2022年12月5日・12日・19日・26日
世界男子テニスはオフ・シーズンに入っており、ATPワールドツアーレベルの大会は開催されていない。(チャレンジャーツアー、フューチャーズトーナメントは開催された。)
2022年12月5日・12日・19日・26日付世界ランキングはいずれも、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は変更がなかった。
2023年シーズンは、2022年12月29日に開幕する。
2022年11月28日
2022年11月23日~27日は、デビスカップ決勝が開催された。優勝はカナダ、準優勝はオーストラリアが獲得した。
デビスカップはポイント対象外であるため、ランキングの変動には関係しない。今回の順位変動は、チャレンジャーツアーなどの結果、過去ポイントの剥落によるものである。
2022年11月28日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)で変更なし。
西岡良仁(日本)は世界36位をキープ。ダニエル太郎(日本)は世界94位から世界92位に上昇した。
2022年シーズンのATPワールドツアーレベルの大会は全て終了。(チャレンジャーツアーなどは開催される。)
今後は、2023年シーズンの開始まで、上位選手のランキングに大きな変動はない見通し。
2022年11月21日
2022年11月21日付および2022年シーズン末ATP世界ランキング1位は、カルロス・アルカラス(スペイン)!最年少記録となった。
カルロス・アルカラス(スペイン)は左わき腹の怪我のため、「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」を欠場したが、ランキングは世界1位をキープした。
2022年11月13日~20日は、「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」が開催された。
「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」の優勝は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!
ラウンドロビンを含む全試合に勝利し、優勝を果たした。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)35才、大会6回目の優勝。ロジャー・フェデラー(スイス)と並び、大会最多優勝を記録した。
2022年シーズンの優勝は5回。キャリアでは91回目の優勝となった。
大会準優勝は、キャスパー・ルード(ノルウェー)。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は2021年に続き大会2回目の出場。初の決勝戦進出となった。ラウンドロビンではグループを1位で通過し、準決勝ではアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に勝利した。
世界ランキングは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界8位から世界5位に上昇。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、世界4位から世界3位にランクを上げた。
大会準決勝に進出したのは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とテイラー・フリッツ(アメリカ)。
ランキングでは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の上昇により、世界7位から世界8位にランクダウン。
テイラー・フリッツ(アメリカ)は、世界9位をキープした。
ラファエル・ナダル(スペイン)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)はラウンドロビンで1勝ずつ。
ランキングは、ラファエル・ナダル(スペイン)が世界2位をキープ。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界3位から世界4位となり、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は世界6位をキープした。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界5位から世界7位になった。
2022年11月21日付および2022年シーズン末ATP世界ランキング1位は、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)となった。
2022年11月14日
2022年11月8日~12日は、「NextGen ATP ファイナル」が開催された。
「NextGen ATP ファイナル」の優勝は、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)!準優勝イリ・レヘチカ(チェコ)となった。
「NextGen ATP ファイナル」は21才以下の大会であり、ランキングのポイントには影響しない。
このため、今回2022年11月14日付ランキングの変動は、主に過去のポイント剥落によるものである。
2022年11月14日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界5位 ダニール・メドベデフ(ロシア)は変更がなかった。
2022年11月7日
2022年10月31日~11月6日は、「パリ・マスターズ(ATP1000)」が開催された。
「パリ・マスターズ(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、ホルガー・ルーネ(デンマーク)!
ホルガー・ルーネ(デンマーク)19才、初のマスターズ1000 優勝。キャリアで3回目、2022年シーズンも3回目の優勝獲得となった。
ホルガー・ルーネ(デンマーク)は、出場した4大会連続で決勝戦に進出。
絶好調で挑んだ「パリ・マスターズ(ATP1000)」にノーシードで出場するが、初戦でスタン・ワウリンカ(スイス)、続けてフベルト・フルカチ(ポーランド)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)に勝利。
準々決勝はカルロス・アルカラス(スペイン)の途中リタイアで勝利し、そして準決勝では前週の決勝戦でも対戦したフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に勝利、自身初のATPマスターズ1000 決勝戦へと進出した。
さらに、決勝戦はノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。フルセット、2時間34分に及ぶ接戦の末ホルガー・ルーネ(デンマーク)がなんと勝利。堂々の優勝を獲得した。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の準優勝は、キャリアで39回目となった(優勝は90回)。
世界ランキングでは、ホルガー・ルーネ(デンマーク)は世界18位から世界10位に上昇し、自己ベスト更新を達成、初のトップ10 入りを果たした。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、2021年優勝のポイントが剥落、世界7位から世界8位となった。
大会準決勝には、ステファノス・チチパス(ギリシャ)とフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が進出。
ランキングは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界5位から世界3位に上昇し自己ベストと同順位に到達。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は世界8位から世界6位に上昇し、自己ベストを更新した。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)の連勝は、16試合で一旦ストップとなった。
また、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、自身初の「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」への出場権を獲得した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は初戦の第2回戦でアレックス・デ ミノール(オーストラリア)と対戦し敗退。
2021年準優勝のポイントが剥落し、世界3位から世界5位にランクを落とした。
西岡良仁(日本)は、第2回戦でカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦し敗退。ランキングは、世界38位から世界36位に上昇し、自己ベストを更新した。
2022年11月7日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界4位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界5位 ダニール・メドベデフ(ロシア)となった。
2022年10月31日
2022年10月24日~30日は、ATP500 の2大会が開催された。
ウィーン「エルステ・バンク・オープン(ATP500)」で優勝を果たしたのは、ダニール・メドベデフ(ロシア)!
ダニール・メドベデフ(ロシア)26才、キャリア15回目の優勝。2022年シーズンでは2回目の優勝を獲得した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は大会に第1シードで出場。第2回戦(ベスト16)ではドミニク・ティーム(オーストリア)、準々決勝でヤニック・シナー(イタリア)、準決勝でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に勝利し、決勝戦へと進出した。
決勝戦は、ダニール・メドベデフ(ロシア)とデニス・シャポバロフ(カナダ)が対戦。フルセットの末にダニール・メドベデフ(ロシア)が勝利し、トロフィーを掲げた。
デニス・シャポバロフ(カナダ)の準優勝は、キャリアで5回目となった(優勝は1回)。
世界ランキングでは、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界4位から世界3位に上昇した。
また、ダニール・メドベデフ(ロシア)は2022年「ATP ワールドツアー・ファイナル(Nitto ATP ファイナルズ)」への出場権を獲得した。
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デニス・シャポバロフ(カナダ)のランキングは、世界19位から世界16位に上昇した。
大会準決勝に進出したのは、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)とグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)。
ボルナ・チョリッチ(クロアチア)は第2回戦(ベスト16)でステファノス・チチパス(ギリシャ)、準々決勝でフベルト・フルカチ(ポーランド)に勝利、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)らに勝利し、準決勝へと進出した。
ボルナ・チョリッチ(クロアチア)のランキングは、世界27位から世界26位に上昇。
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は世界32位から世界28位に順位を上げた。
西岡良仁(日本)は、ウィーン「エルステ・バンク・オープン(ATP500)」予選を突破し本選に出場、本選第1回戦でテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦し敗退した。
西岡良仁(日本)のランキングは世界37位から世界38位になった。
次回2022年11月7日付ランキングにて世界30位以内に入れば、2023年シーズンはATP大会への予選なしでの出場が可能となる。
バーゼル「スイス・インドアーズ・バーゼル(ATP500)」の優勝は、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)!
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)22才、キャリア4回目の優勝。そして、「フィレンツェ・オープン(ATP250)」、アントワープ「ヨーロピアン・オープン(ATP250)」に続け、3週連続、3大会連続での優勝を果たした。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は大会に第3シードで出場。準決勝ではカルロス・アルカラス(スペイン)にもストレートで勝利し、3週連続で決勝戦へと進出。
決勝戦では、ホルガー・ルーネ(デンマーク)と対戦。
ホルガー・ルーネ(デンマーク)も前週「ストックホルム・オープン(ATP250)」で優勝、その前の出場大会である「ソフィア・オープン(ATP250)」では準優勝を果たしており、3大会連続で決勝戦へと進出していた。
絶好調の両者の対戦は、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がストレートで勝利し、優勝を獲得した。
ホルガー・ルーネ(デンマーク)の準優勝は、キャリアで2回目となった(優勝は2回)。
世界ランキングでは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、世界9位から世界8位に上昇し自己ベストと同順位に到達。
ホルガー・ルーネ(デンマーク)は、世界25位から世界18位に上昇し、自己ベストを更新した。
カルロス・アルカラス(スペイン)は世界1位をキープ。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は大会準決勝に進出し、世界22位から世界20位に上昇した。
2022年10月31日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界4位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
2022年10月24日
2022年10月17日~23日は、ATP250 の3大会が開催された。
アントワープ「ヨーロピアン・オープン(ATP250)」の優勝は、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)!
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)22才、前週の「フィレンツェ・オープン(ATP250)」に続き、2週連続での優勝。キャリア3度目の優勝を掲げた。3回の優勝はいずれも2022年シーズン室内ハードコート大会となった。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は大会に第2シードで出場。準々決勝でダニエル・エヴァンス(イギリス)、準決勝ではリシャール・ガスケ(フランス)に勝利し、キャリア12回目の決勝戦へと進出した。
決勝戦は、セバスティアン・コーダ(アメリカ)と対戦。フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がストレートで勝利し、優勝を飾った。
セバスティアン・コーダ(アメリカ)は前週「ヒホン・オープン(ATP250)」から連続で決勝戦に進出。2週連続で準優勝となった。
セバスティアン・コーダ(アメリカ)のキャリアでの準優勝は、3回目になった(優勝は1回)。
世界ランキングでは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は世界10位から世界9位に上昇。
セバスティアン・コーダ(アメリカ)は、世界36位から世界33位に上昇した。
また、西岡良仁(日本)が大会準々決勝に進出。世界39位から世界37位に上昇し、2週連続で自己ベストを更新した。
ドミニク・ティーム(オーストリア)は大会準決勝に進出。準々決勝では、第1シードフベルト・フルカチ(ポーランド)にも勝利を果たした。
ドミニク・ティーム(オーストリア)のランキングは、世界132位から世界113位に上昇した。
「ストックホルム・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ホルガー・ルーネ(デンマーク)!
ホルガー・ルーネ(デンマーク)19才、ツアー2回目の優勝を獲得した。
ホルガー・ルーネ(デンマーク)は大会に第7シードで出場。準々決勝では第2シードのキャメロン・ノーリー(イギリス)、準決勝は第5シードアレックス・デ ミノール(オーストラリア)に勝利し、キャリア3度目の決勝戦へと進出した。
決勝戦では、ステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。第1シードにストレートで勝利し、堂々の優勝を飾った。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)の準優勝は、キャリアで15回目となった(優勝は9回)。
世界ランキングでは、ホルガー・ルーネ(デンマーク)は世界27位から世界25位に上昇し、自己ベスト更新を達成。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、世界5位をキープした。
「ナポリ・オープン(ATP250)」の優勝は、ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)!
ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)20才、キャリア2回目の優勝を獲得した。
ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)は大会に第4シードで出場。地元イタリアで全ての試合にストレートで勝利、トロフィーを掲げた。
大会決勝戦は、ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)とマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が対戦。ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)が同胞対決を制し、堂々の優勝を飾った。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)の準優勝は、キャリアで5回目となった(優勝は7回)。
世界ランキングでは、ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)は世界24位から世界23位に上昇し、自己ベスト更新を達成。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は世界16位から世界14位に上昇した。
また、ダニエル太郎(日本)が大会準々決勝に進出。ランキングは、世界95位から世界90位に上昇した。
2022年10月24日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
2022年10月17日
2022年10月10日~16日は、ATP250 の2大会が開催された。
「ヒホン・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)!
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)24才、キャリア12回目のタイトルを獲得。2022年シーズンは4回目の優勝となった。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は大会に第1シードで出場。準決勝ではドミニク・ティーム(オーストリア)にストレートで勝利し、ツアー17回目の決勝戦に進出。
決勝戦は、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とセバスティアン・コーダ(アメリカ)が対戦。アンドレイ・ルブレフ(ロシア)がストレートで勝利し、優勝を掲げた。
セバスティアン・コーダ(アメリカ)は大会にノーシードで出場。第2回戦(ベスト16)では第3シードロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に勝利、続く準々決勝でアンディ・マレー(イギリス)に勝利し、その後決勝戦へと進出した。
セバスティアン・コーダ(アメリカ)の準優勝は、キャリアで2回目となった(優勝は1回)。
世界ランキングでは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は世界9位から世界8位に上昇。
セバスティアン・コーダ(アメリカ)は、世界47位から世界36位に上昇した。
「フィレンツェ・オープン(ATP250)」の優勝は、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)!
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)22才、キャリア2回目の優勝。2022年シーズンも2回目の優勝となった。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は大会に第1シードで出場。準々決勝でブランドン・ナカシマ(アメリカ)、準決勝ではロレンツォ・ムセッティ(イタリア)に勝利し、キャリア11回目の決勝戦に進出した。
決勝戦ではJ.J. ウルフ(アメリカ)と対戦し、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が優勝を勝ち取った。
J.J. ウルフ(アメリカ)のツアー決勝進出はキャリアで初めてであった。
世界ランキングでは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は世界13位から世界10位に上昇し、トップ10 に返り咲き。
J.J. ウルフ(アメリカ)は、世界75位から世界56位に上昇、自己ベストを更新した。
また、大会準決勝に進出したロレンツォ・ムセッティ(イタリア)が世界28位から世界24位に上昇し、自己ベストを更新した。
2022年10月17日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
西岡良仁(日本)は、世界41位から世界39位に上昇し、自己ベストを更新した。
錦織圭(日本)はポイントを全て失い、ランキングがなくなった。
2022年10月10日
2022年10月3日~9日は、ATP500 の2大会が開催された。
「アスタナ・オープン(ATP500)」で優勝を果たしたのは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)35才、キャリア90回目の優勝。前週の「テルアビブ・オープン(ATP250)」に続き2週連続で優勝、2022年シーズン4回目の優勝を飾った。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は大会にワイルドカードを獲得し第4シードで出場。キャリア128回目の決勝戦へと進出した。
決勝戦では、ステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がストレートで勝利を収め、トロフィーを掲げた。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)の準優勝は、キャリアで13回目となった(優勝は9回)。
世界ランキングでは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界7位をキープ。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、世界6位から世界5位に上昇した。
大会準決勝に進出したのは、ダニール・メドベデフ(ロシア)とアンドレイ・ルブレフ(ロシア)。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)と接戦を繰り広げるが、怪我のため試合途中でのリタイアとなった。
ランキングは、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界4位をキープ。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)も世界9位をキープした。
カルロス・アルカラス(スペイン)は、初戦第1回戦でダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦し敗退。
ダビド・ゴファン(ベルギー)は、予選で敗退したもののラッキールーザーとして本選に出場していた。
ランキングでは、カルロス・アルカラス(スペイン)は世界1位をキープ。
ダビド・ゴファン(ベルギー)は、世界66位から世界58位に順位を上げた。
「ジャパン・オープン(ATP500)」(楽天ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス)の優勝は、テイラー・フリッツ(アメリカ)!
テイラー・フリッツ(アメリカ)24才、ツアー4回目、2022年シーズン3回目のタイトルを獲得した。
テイラー・フリッツ(アメリカ)は大会に第3シードで出場。準決勝ではデニス・シャポバロフ(カナダ)にフルセットで勝利し、決勝へと進出した。
決勝戦では、テイラー・フリッツ(アメリカ)とフランシス・ティアフォー(アメリカ)が対戦。ストレートではあるが2セットともにタイブレイクの熱戦をテイラー・フリッツ(アメリカ)が制し、優勝を掲げた。
フランシス・ティアフォー(アメリカ)の準優勝は、キャリアで4回目となった(優勝は1回)。
世界ランキングでは、テイラー・フリッツ(アメリカ)は世界11位から世界8位に上昇し、初のトップ10 入り、自己ベスト更新を達成。
フランシス・ティアフォー(アメリカ)も世界19位から世界17位に上昇、自己ベストを更新した。
大会準決勝には、デニス・シャポバロフ(カナダ)とクォン・スンウ(韓国)が進出。
ランキングは、デニス・シャポバロフ(カナダ)が世界22位から世界20位に上昇。
クォン・スンウ(韓国)は、世界120位から世界86位に上昇した。
2022年10月10日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
2022年10月3日
2022年9月26日~10月2日は、ATP250 の3大会が開催された。
「テルアビブ・オープン(ATP250)」の優勝は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)35才、キャリア89回目の優勝。2022年シーズンでは3回目の優勝となった。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は大会に第1シードで出場。全試合にストレートで勝利し、堂々の優勝を獲得した。
大会決勝戦では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とマリン・チリッチ(クロアチア)が対戦。両者21回目の対戦をノバク・ジョコビッチ(セルビア)が制し、トロフィーを掲げた。
マリン・チリッチ(クロアチア)の決勝進出は2022年シーズンでは初めて。キャリアでの準優勝は16回目となった(優勝は20回)。
世界ランキングでは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界7位をキープ。
マリン・チリッチ(クロアチア)は世界16位から世界14位に上昇した。
ソウル「コリア・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、西岡良仁(日本)!
西岡良仁(日本)26才、キャリア2回目の優勝を獲得した。
西岡良仁(日本)は大会にノーシードで出場。第2回戦(ベスト16)ではダニエル太郎(日本)との対戦が実現し、西岡良仁(日本)がストレートで勝利。
絶好調のプレーを継続し、準々決勝で第1シードキャスパー・ルード(ノルウェー)になんと勝利。その後、2022年シーズン2回目となる決勝戦へと進出した。
決勝戦では、デニス・シャポバロフ(カナダ)にストレートで勝利を収め、優勝を飾った。
デニス・シャポバロフ(カナダ)の準優勝は、キャリアで4回目となった(優勝は1回)。
世界ランキングでは、西岡良仁(日本)は世界56位から世界41位に上昇、自己ベストの更新を達成した。
デニス・シャポバロフ(カナダ)は世界24位から世界22位へ上昇した。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、準々決勝で敗退し、昨年「サンディエゴ・オープン(ATP250)」優勝のポイントが剥落。ランキングを世界2位から世界3位に下げた。
これにより、ラファエル・ナダル(スペイン)が世界3位から世界2位に上昇した。
「ソフィア・オープン(ATP250)」の優勝は、マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)!
マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)26才、ツアー初の優勝を獲得した。
マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)は大会にノーシードで出場。第2回戦(ベスト16)でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に勝利、その後準決勝ではロレンツォ・ムセッティ(イタリア)に勝利、キャリア初のツアー決勝戦へと進出した。
決勝戦では、ホルガー・ルーネ(デンマーク)と対戦、マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)がストレートで勝利し、初優勝を飾った。
ホルガー・ルーネ(デンマーク)の準優勝は、キャリア初となった(優勝は1回)。
世界ランキングでは、マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)は世界95位から世界64位にランクを上げ、自己ベスト更新を達成した。
ホルガー・ルーネ(デンマーク)は世界31位から世界26位に上昇した。
また、ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)が大会準決勝に進出、世界30位から世界27位に上昇し、自己ベストを更新した。
ヤニック・シナー(イタリア)は、大会準決勝に進出するも怪我のため途中棄権。昨年優勝のポイントが剝落し、世界10位から世界12位になった。
2022年10月3日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)となった。
2022年9月26日
2022年9月19日~25日はATP250 の2大会、2022年9月23日~25日は「レイバーカップ」が開催された。
メッス「モゼーユ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)!
ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)27才、ツアー3度目のタイトルを獲得。ハードコートでは初の優勝を飾った。
ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)は大会にノーシードで出場。準決勝では前年優勝者で第2シードのフベルト・フルカチ(ポーランド)にも勝利し、キャリア5回目となる決勝へと進出した。
決勝戦は、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦。ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)がストレート勝利を収め、トロフィーを掲げた。
アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)のツアー準決勝は、6回目となった(優勝は1回)。
世界ランキングでは、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)は世界65位から世界45位に上昇。
アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は、世界44位から世界41位に上昇した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は初戦の第2回戦(ベスト16)でスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦し敗退。ランキングは、世界4位をキープした。
スタン・ワウリンカ(スイス)は予選から出場し、その後本選準決勝に進出したが、太ももの怪我のため、無念の途中リタイアとなった。
スタン・ワウリンカ(スイス)のランキングは、世界284位から世界193位に上昇した。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は準決勝に進出したが、2021年優勝のポイントが剥落し、世界10位から世界11位になった。
「サンディエゴ・オープン(ATP250)」の優勝は、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)!
ブランドン・ナカシマ(アメリカ)21才、ツアー初の優勝を生まれの地サンディエゴで獲得した。
ブランドン・ナカシマ(アメリカ)は大会に第5シードで出場。ツアー3回目の決勝戦へと進出し、念願の初タイトルを勝ち取った。
大会準優勝はマルコス・ギロン(アメリカ)。29才、ツアー初の決勝戦進出となった。
世界ランキングでは、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)は世界69位から世界48位に上昇し自己ベスト更新を達成。
マルコス・ギロン(アメリカ)は、世界58位から世界53位に上昇した。
「レイバーカップ」では、チーム・ワールドが初勝利。(「レイバーカップ」はランキングのポイント対象外である。)
ロジャー・フェデラー(スイス)は、「レイバーカップ」をもってプロテニスから引退した。
キャリア優勝103回、準優勝54回。グランドスラム優勝20回。ランキング1位期間310週。
41才、現役最後は、ラファエル・ナダル(スペイン)とのダブルスで締めくくった。
2022年9月26日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は変更がなかった。
2022年9月19日
2022年9月13日~18日は、デビスカップ(国別対抗戦)グループステージが開催された。
デビスカップはランキングのポイント対象外であるため、2022年9月19日付世界ランキングにおける変動は、チャレンジャー大会によるものである。
2022年9月19日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)で変更なし。
西岡良仁(日本)は世界54位から世界53位に上昇。錦織圭(日本)は世界740位から世界746位になった。
2022年9月12日
2022年8月29日~9月11日は、グランドスラム「全米オープン」が開催された。
グランドスラム「全米オープン」で優勝を果たしたのは、カルロス・アルカラス(スペイン)!
カルロス・アルカラス(スペイン)19才、グランドスラム初めての優勝。
そして、自身初の世界ランキング1位に浮上!史上最年少での世界1位誕生となった。
カルロス・アルカラス(スペイン)は大会に第3シードで出場。第4回戦(ベスト16)でマリン・チリッチ(クロアチア)、準々決勝でヤニック・シナー(イタリア)、準決勝でフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦し、いずれもフルセットの末に勝利。キャリア初のグランドスラム決勝戦へと進出した。
大会決勝戦は、カルロス・アルカラス(スペイン)とキャスパー・ルード(ノルウェー)が対戦。カルロス・アルカラス(スペイン)が熱戦を制し、タイトルを勝ち取った。
19才でのグランドスラム優勝は、2005年のラファエル・ナダル(スペイン)以来。
カルロス・アルカラス(スペイン)のキャリアでの優勝は、6回目となった。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は大会に第5シードで出場。初戦のカイル・エドマンド(イギリス)戦をストレート勝利で突破し、その後、準々決勝ではマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、準決勝でカレン・カチャノフ(ロシア)に勝利し、「全仏オープン」に続き、グランドスラム2度目の決勝戦へと進出した。
キャスパー・ルード(ノルウェー)のキャリアでの準優勝は、5回目となった(優勝は9回)。
世界ランキングは、カルロス・アルカラス(スペイン)が世界4位から世界1位に上昇。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は世界7位から世界2位に上昇し、自己ベストを更新した。
世界3位はラファエル・ナダル(スペイン)で変更なし。大会では第4回戦(ベスト16)でフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦し敗退した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)も第4回戦(ベスト16)でニック・キリオス(オーストラリア)と対戦し敗退。ランキングは、2021年優勝のポイントが剥落し、世界1位から世界4位となった。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界2位から世界5位、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界5位から世界6位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界6位から世界7位になった。
グランドスラム「全米オープン」準決勝に進出したのは、カレン・カチャノフ(ロシア)とフランシス・ティアフォー(アメリカ)。両者ともに、グランドスラムでは初のベスト4進出となった。
ランキングは、カレン・カチャノフ(ロシア)が世界31位から世界18位に上昇。
フランシス・ティアフォー(アメリカ)は世界26位から世界19位に上昇し、自己ベストを更新した。
ニック・キリオス(オーストラリア)は、準々決勝でカレン・カチャノフ(ロシア)と対戦し敗退。ランキングは、世界25位から世界20位に上昇した。
2022年9月12日付世界ランキングは、世界1位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界2位 キャスパー・ルード(ノルウェー)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界5位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)となった。
西岡良仁(日本)は世界55位から世界54位に上昇。錦織圭(日本)は世界370位から世界740位になった。
2022年8月29日
2022年8月21日~27日は、ATP250 の大会が開催された。
「ウィンストンセーラム・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、アドリアン・マナリノ(フランス)!
アドリアン・マナリノ(フランス)34才、キャリア2回目の優勝。ツアー決勝進出は11回目、2年振り。ハードコート大会では初の優勝を掲げた。
アドリアン・マナリノ(フランス)は大会にノーシードで出場。第1回戦でフルセット、全てタイブレイクの接戦を制した後は、残り全試合にストレートで勝利。堂々の優勝を飾った。
大会準優勝は、ラースロー・ディエレ(セルビア)。
ラースロー・ディエレ(セルビア)のキャリアでの準優勝は2回目(優勝2回)。過去3回の決勝進出はクレーコート大会であり、ハードコートでは初の決勝進出となった。
世界ランキングでは、アドリアン・マナリノ(フランス)は世界65位から世界45位に上昇、大幅なランクアップを達成した。
ラースロー・ディエレ(セルビア)も、世界89位から世界64位となり、大きく順位を上げた。
大会準決勝に進出したのは、ボティック・ヴァン デ ザンシュルプ(オランダ)とマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)。
ランキングは、ボティック・ヴァン デ ザンシュルプ(オランダ)が世界23位から世界22位に上昇し、自己ベストを更新。
マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)も、世界102位から世界85位に上昇し自己ベストを更新した。
また、ジャック・ドレイパー(イギリス)が準々決勝に進出、世界55位から世界53位に順位を上げ、自己ベストを更新した。
2021年優勝のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)は第3回戦で敗退。世界51位から世界73位にランクを下げた。
2022年8月29日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
西岡良仁(日本)は世界56位から世界55位に上昇。錦織圭(日本)は世界365位から世界370位になった。
2022年8月22日
2022年8月14日~21日は、シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」が開催された。
シンシナティ「ウェスタン&サザン・オープン(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)!
ボルナ・チョリッチ(クロアチア)25才、ATPワールドツアー・マスターズ1000 初の優勝。キャリアでは3回目の優勝を飾った。
ボルナ・チョリッチ(クロアチア)は2021年5月に右肩を手術、大会にはプロテクトランキングを活用し出場した。
そして、第1回戦でロレンツォ・ムセッティ(イタリア)に勝利すると、第2回戦ではラファエル・ナダル(スペイン)になんと勝利。その後も快進撃を続け、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、キャメロン・ノーリー(イギリス)に勝利しATPワールドツアー・マスターズ1000 では2018年以来の決勝戦へと進出した。
決勝戦では、ステファノス・チチパス(ギリシャ)にストレート勝利、キャリア最高のトロフィーを掲げ、怪我からの完全復活を示した。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)のキャリアでの準優勝は、13回目となった(優勝は9回)。
世界ランキングでは、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)は世界152位から世界29位となり大幅なランクアップを達成した。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、世界7位から世界5位へと上昇した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は準決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦し敗退。ランキングは、世界1位をキープした。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は準決勝に進出し、世界11位から世界9位に上昇、自己ベストを更新した。
また、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が大会準々決勝に進出し、世界9位から世界8位に上昇、自己ベストを更新した。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は第3回戦(ベスト16)でテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦し敗退。2021年準優勝のポイントが剥落し、世界8位から世界11位に順位を落とした。
ラファエル・ナダル(スペイン)は初戦敗退となったが、ランキングは世界3位をキープした。
2022年8月22日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
西岡良仁(日本)は世界51位から世界56位、錦織圭(日本)は世界366位から世界365位になった。
2022年8月15日
2022年8月8日~14日は、モントリオール「ショナル・バンク・オープン(ATP1000)」が開催された。
モントリオール「ショナル・バンク・オープン(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)!
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)31才、キャリア6回目の優勝。ATPワールドツアー・マスターズ1000 では初めての優勝を獲得した。
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は、大会にノーシードで出場。
初戦の第1回戦でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に勝利、第3回戦ではヤニック・シナー(イタリア)にも勝利し、その後決勝戦へと進出した。
そして、決勝戦ではフベルト・フルカチ(ポーランド)と対戦し勝利。絶好調のプレーを継続し、優勝を飾った。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は大会に第8シードで出場。準々決勝ではニック・キリオス(オーストラリア)に勝利、準決勝はキャスパー・ルード(ノルウェー)に勝利し、ATPワールドツアー・マスターズ1000 で2回目の決勝戦に進出した。
フベルト・フルカチ(ポーランド)のキャリアでの準優勝は初めてとなった(優勝は5回)。
世界ランキングでは、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は世界23位から世界14位に上昇。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は世界10位をキープした。
大会準決勝に進出したのは、キャスパー・ルード(ノルウェー)とダニエル・エヴァンス(イギリス)。
ランキングでは、キャスパー・ルード(ノルウェー)が世界7位から世界5位に上昇。
ダニエル・エヴァンス(イギリス)は、世界39位から世界23位に上昇した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は初戦の第2回戦でニック・キリオス(オーストラリア)と対戦し敗退。
カルロス・アルカラス(スペイン)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)も初戦の第2回戦で敗退となった。
ランキングは、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界1位、カルロス・アルカラス(スペイン)は世界4位をそれぞれキープ。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、世界5位から世界7位にランクを下げた。
また、ニック・キリオス(オーストラリア)は準々決勝に進出し、世界37位から世界28位に上昇した。
西岡良仁(日本)は大会第2回戦に進出。世界54位から世界51位に順位を上げた。
2022年8月15日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界5位 キャスパー・ルード(ノルウェー)となった。
錦織圭(日本)は、世界297位から世界366位となった。
2022年8月8日
2022年8月1日~7日は、ATP500 とATP250 の大会が開催された。
ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」で優勝を果たしたのは、ニック・キリオス(オーストラリア)!
ニック・キリオス(オーストラリア)27才、ツアー7回目の優勝。ワシントンでは2019年に次ぎ2回目、2022年シーズンでは初の優勝を飾った。
ニック・キリオス(オーストラリア)は準優勝を獲得したグランドスラム「ウィンブルドン」以降、シングルスでは初の大会出場。好調なプレーを継続し、3年振りの優勝を掲げた。
また、ニック・キリオス(オーストラリア)はジャック・ソック(アメリカ)と組みダブルスでも大会優勝。ダブルスでは前週に続き2大会連続優勝、2022年シーズン3回目の優勝となった。
そして、シングルス準優勝は西岡良仁(日本)。
西岡良仁(日本)26才、キャリアでの準優勝は2回目(優勝は1回)。ATP500 では初の決勝戦へと進出した。
大会では、第1回戦から順に、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)、第7シードカレン・カチャノフ(ロシア)、第16シードダニエル・エヴァンス(イギリス)、そして準決勝で第1シードで世界8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に勝利し、堂々の決勝戦に進出。最高のプレーで魅了した。
決勝戦は、ニック・キリオス(オーストラリア)がストレートで勝利し優勝を飾った。
世界ランキングでは、ニック・キリオス(オーストラリア)は世界63位から世界37位に上昇した。
西岡良仁(日本)は、世界96位から世界54位となり大きなランクアップを達成。日本人選手1位を奪還した。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は世界8位をキープ。フベルト・フルカチ(ポーランド)は初戦敗退となったが、ランキングは世界11位から世界10位に上昇した。
2021年優勝のヤニック・シナー(イタリア)は出場せず、500ポイントが剥落。ランキングは世界10位から世界12位となった。
ロス カボス「ミフェル・オープン(ATP250)」の優勝は、ダニール・メドベデフ(ロシア)!
ダニール・メドベデフ(ロシア)26才、ツアー14回目の優勝。2022年シーズンは初の優勝を掲げた。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は大会で順調なプレーを披露、全試合にストレートで勝利し優勝を獲得した。
大会準優勝はキャメロン・ノーリー(イギリス)。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は2021年に大会優勝。連覇には至らなかったが、2年連続での決勝進出となった。
キャメロン・ノーリー(イギリス)のキャリアでの準優勝は7回目(優勝は4回)。2022年シーズンの決勝進出は4回目(優勝2回、準優勝2回)となった。
世界ランキングでは、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界1位をキープ。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は世界12位から世界11位に上昇した。
2022年8月8日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
日本人選手1位は西岡良仁(日本)で世界54位。
ダニエル太郎(日本)は世界94位から世界95位になった。
錦織圭(日本)は、2021年ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」準決勝進出の180ポイントが剥落。世界160位から世界297位となった。
錦織圭(日本)は残り160ポイント。2022年8月15日付で、さらに45ポイントが剥落する。
2022年8月1日
2022年7月25日~31日は、ATP250 の3大会が開催された。
ウマグ「クロアチア・オープン・ウマグ(ATP250)」の優勝は、ヤニック・シナー(イタリア)!
ヤニック・シナー(イタリア)20才、ツアー6回目の優勝。2022年シーズンは初の優勝を飾った。
ヤニック・シナー(イタリア)は大会に第2シードで出場。準決勝までストレートで勝利し、2022年初の決勝戦へと進出した。
決勝戦は、ヤニック・シナー(イタリア)とカルロス・アルカラス(スペイン)が対戦。友人で同世代ライバルの対決は、ヤニック・シナー(イタリア)がフルセットの末に勝利し、優勝を掲げた。
両者の対戦は3度目、ヤニック・シナー(イタリア)の2勝1敗となった。
カルロス・アルカラス(スペイン)の準優勝は前週の「ハンブルグ・オープン(ATP500)」(ハンブルグ・ヨーロピアン・オープン)に続き、キャリアで2回目となった(優勝は5回)。
世界ランキングでは、ヤニック・シナー(イタリア)は世界10位をキープ。
カルロス・アルカラス(スペイン)は世界5位から世界4位に上昇し、自己ベストを更新した。
これにより、ステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界4位から世界5位になった。
キッツビューエル「ゼネラリ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)!
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)34才、ツアー11回目の優勝。2022年の優勝はシーズンは2回目、クレーコート大会では2014年以来の優勝となった。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は大会に第3シードで出場。準決勝では同胞アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)との対戦を制し、キャリア21回目の決勝へと進出した。
決勝戦は、地元のワイルドカード、フィリップ・ミソリッチ(オーストリア)と対戦。ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)がストレート勝利を収め、優勝を飾った。
大会準優勝のフィリップ・ミソリッチ(オーストリア)は、20才の若手選手。地元開催の今大会でATPツアー本選にデビュー、決勝にまで進出した。
世界ランキングでは、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は世界20位から世界18位に上昇した。
フィリップ・ミソリッチ(オーストリア)は、世界205位から世界137位に上昇、自己ベストを更新した。
「アトランタ・オープン(ATP250)」の優勝は、アレックス・デ ミノール(オーストラリア)!
アレックス・デ ミノール(オーストラリア)23才、2019年に続き大会2回目の優勝。キャリアでは6回目、2022年シーズンは初の優勝を飾った。
アレックス・デ ミノール(オーストラリア)は大会に第3シードで出場、ツアー10度目の決勝戦へと進出した。
決勝戦は、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)と対戦。アレックス・デ ミノール(オーストラリア)がストレートで勝利、優勝を掲げた。
ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)20才、準優勝はキャリアで3回目となった(優勝はなし)。
世界ランキングでは、アレックス・デ ミノール(オーストラリア)は世界30位から世界21位に上昇。
ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)は、世界43位から世界37位に上昇した。
2022年8月1日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 カルロス・アルカラス(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
ダニエル太郎(日本)が世界101位から世界94位に上昇し、日本人選手No. 1 となった。
西岡良仁(日本)は世界96位から世界96位にランクダウン。錦織圭(日本)は世界160位をキープした。
2022年7月25日
2022年7月18日~24日は、ATP500 とATP250 の大会が開催された。
「ハンブルグ・オープン(ATP500)」(ハンブルグ・ヨーロピアン・オープン)で優勝を果たしたのは、ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)!
ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)20才、ツアー初のタイトルを獲得。初優勝はATP500 の大会となった。
ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)は大会にノーシードで出場。準々決勝ではアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、準決勝でフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)にも勝利し、キャリア初の決勝戦へと進出した。
そして、決勝戦は、カルロス・アルカラス(スペイン)との同世代対戦。
ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)が第1セットを獲得するが、第2セットではロレンツォ・ムセッティ(イタリア)の5つのチャンピオンシップポイントを制してカルロス・アルカラス(スペイン)がセットを獲得、フルセットの熱戦の末、ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)が優勝を勝ち取った。
カルロス・アルカラス(スペイン)の準優勝は、キャリア初となった(優勝は5回)。
世界ランキングでは、ロレンツォ・ムセッティ(イタリア)は世界62位から世界31位に上昇、自己ベストの更新を達成した。
カルロス・アルカラス(スペイン)は、世界6位から世界5位に上昇。自己ベストを更新し、初のトップ5 入りを果たした。
また、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)が大会準決勝に進出し世界30位から世界24位に上昇、自己ベストを更新した。
グスタード「スイス・オープン・グスタード(ATP250)」の優勝は、キャスパー・ルード(ノルウェー)!
キャスパー・ルード(ノルウェー)23才、2021年に続き大会2連覇。ツアー9回目の優勝を果たした。得意のクレーコートでの優勝は8回目となった。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は大会に第1シードで出場。準決勝までの全試合にストレートで勝利し、決勝戦へと進出した。
決勝戦では、キャスパー・ルード(ノルウェー)とマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が対戦。大会第1シードと第2シードの対戦となった。
試合は、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第1セットを先取するも、第2セットをタイブレイクの末にキャスパー・ルード(ノルウェー)が獲得、続く第3セットではキャスパー・ルード(ノルウェー)が2度のブレイクに成功し6-2 で獲得、優勝を掲げた。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は、怪我からの復帰した6月以降、初めての敗戦を喫した。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)のツアー準優勝は4回目となった(優勝は7回)。
世界ランキングでは、キャスパー・ルード(ノルウェー)は世界5位から世界6位にランクダウン。優勝によりポイントを維持したが、カルロス・アルカラス(スペイン)の上昇により順位を落とした。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は、世界15位から世界14位に順位を上げた。
2022年7月25日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 カルロス・アルカラス(スペイン)となった。
西岡良仁(日本)は世界97位から世界92位、ダニエル太郎(日本)は世界102位から世界101位に上昇。
錦織圭(日本)は世界158位から世界160位になった。
2022年7月18日
2022年7月11日~17日は、ATP250 の2大会が開催された。
バスタッド「ノルデア・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)!
フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)23才、キャリア初の優勝を獲得した。
フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)は大会にノーシードで出場。第2回戦(ベスト16)ではキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦しフルセットの末に勝利。世界5位を初戦敗退に追い込んだ。
その後もアスラン・カラツェフ(ロシア)、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に勝利しキャリア2度目のツアー決勝戦へと進出した。
決勝戦は、同胞セバスチャン・バエス(アルゼンチン)と対戦。フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)がストレートで勝利し、堂々の優勝を掲げた。
セバスチャン・バエス(アルゼンチン)の準優勝は、キャリアで2回目となった(優勝は1回)。
世界ランキングでは、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)は世界39位から世界30位に上昇、自己ベストの更新を達成した。
セバスチャン・バエス(アルゼンチン)も世界34位から世界32位に上昇し、自己ベストを更新した。
大会準決勝には、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が進出。
ランキングは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は世界8位をキープ。
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は、2019年の同大会のポイントに加え2021年「ハンブルグ・オープン(ATP500)」の優勝500ポイントが剥落し、世界18位から世界23位になった。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は初戦の第2回戦(ベスト16)で敗退。2021年の優勝ポイントを失ったが、ランキングは世界5位をキープした。
ニューポート「テニス殿堂・オープン(ATP250)」の優勝は、マキシム・クレッシー(アメリカ)!
マキシム・クレッシー(アメリカ)25才、キャリア初の優勝を母国で飾った。
マキシム・クレッシー(アメリカ)は2022年、「メルボルン・サマー セット(ATP250)」でツアー初の決勝に進出。グラス(芝)コートでも好調なプレーを披露し「イーストボーン国際(ATP250)」(Rothesay 国際イーストボーン)でも決勝進出。2度の準優勝を経験した。
そして迎えた3度目の決勝戦で、遂に初優勝を獲得した。
マキシム・クレッシー(アメリカ)は大会に第4シードで出場。準々決勝はスティーブ・ジョンソン(アメリカ)、準決勝ではジョン・イズナー(アメリカ)と対戦しフルセットの熱戦の末に勝利、決勝戦へと進出した。
決勝戦は、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)との同世代対決。アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が第1セットを獲得するが、マキシム・クレッシー(アメリカ)がフルセットで勝利し、初タイトルを掲げた。
アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)のツアー準優勝は5回目(優勝は1回)。ニューポートでは2019年に続き、2度目の準優勝となった。
世界ランキングでは、マキシム・クレッシー(アメリカ)は世界41位から世界33位に上昇し、自己ベストの更新を達成した。
アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は世界42位から世界39位に上昇した。
大会準決勝に進出したのは、ジョン・イズナー(アメリカ)とジェイソン・キューブラー(オーストラリア)。
ランキングは、ジョン・イズナー(アメリカ)が世界22位をキープ。
ジェイソン・キューブラー(オーストラリア)は、世界102位から世界96位に上昇した。
2022年7月18日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 キャスパー・ルード(ノルウェー)は変更がなかった。
西岡良仁(日本)は世界98位から世界97位、ダニエル太郎(日本)は世界106位から世界102位、錦織圭(日本)は世界159位から世界158位に、それぞれ上昇した。
2022年7月11日
2022年6月27日~7月10日にかけて、グランドスラム「ウィンブルドン」が開催された。
2022年は、グランドスラム「ウィンブルドン」はランキングのポイント対象外となった。一方、2021年大会の獲得ポイントは剥落。
2022年7月11日付世界ランキングにおけるトップ選手の主な変動は、2021年大会のポイント剥落によるものである。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は優勝の2,000 ポイントを、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は準優勝の1,200 ポイントを失った。
これにより、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界3位から世界7位に、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は世界11位から世界15位になった。
2021年大会準決勝進出のフベルト・フルカチ(ポーランド)、デニス・シャポバロフ(カナダ)はそれぞれ720 ポイントが剥落。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は世界10位から世界12位、デニス・シャポバロフ(カナダ)は世界16位から世界23位にランクを下げた。
ロジャー・フェデラー(スイス)はポイントを全て失い、ランキングがなくなった。
世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は同順位をキープ。
ラファエル・ナダル(スペイン)は世界4位から世界3位に、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界5位から世界4位、キャスパー・ルード(ノルウェー)は世界6位から世界5位に上昇した。
2022年7月11日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 キャスパー・ルード(ノルウェー)となった。
西岡良仁(日本)は世界101位から世界98位に、ダニエル太郎(日本)は世界118位から世界106位に上昇。
錦織圭(日本)は、世界114位から世界159位となった。
グランドスラム「ウィンブルドン」では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が優勝!
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)35才、大会4連覇、7回目の優勝。グランドスラム優勝回数は21回、キャリアでの優勝回数は88回となった。
大会準優勝はニック・キリオス(オーストラリア)。優勝こそ逃したものの、得意のグラス(芝)コートで、初のグランドスラム決勝へと進出した。
大会準決勝に進出したのは、ラファエル・ナダル(スペイン)とキャメロン・ノーリー(イギリス)。
ラファエル・ナダル(スペイン)は怪我のため準決勝を棄権。キャメロン・ノーリー(イギリス)は準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し敗退した。
2022年6月27日
2022年6月19日~25日は、ATP250 の2大会が開催された、
「マジョルカ選手権(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)!
ステファノス・チチパス(ギリシャ)23才、ツアー9回目の優勝。グラス(芝)コートではキャリア初の優勝を掲げた。
2022年は、4月モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」以来、2回目の優勝となった。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は大会ワイルドカードを獲得し第2シードで出場。
2022年のグラス(芝)コート大会にはフル出場のスケジュール、3度目の大会にて遂にタイトルを掴んだ。
大会準優勝は、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は、大会準々決勝でダニール・メドベデフ(ロシア)にもストレートで勝利、その後決勝へと進出した。
大会決勝戦は、フルセット、最終第3セットはタイブレイクという接戦の末、ステファノス・チチパス(ギリシャ)が優勝を勝ち取った。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)のキャリアでの準優勝は、10回目となった(優勝は10回)。
世界ランキングでは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、世界6位から世界5位に上昇。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は、世界20位から世界19位に上昇した。
大会準決勝に進出したのは、ベンジャミン・ボンジー(フランス)と予選から出場したアントワン・ベリエ(スイス)。
第2回戦では、ベンジャミン・ボンジー(フランス)はデニス・シャポバロフ(カナダ)に、アントワン・ベリエ(スイス)はパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に勝利し、その後準決勝へと進出した。
ランキングは、ベンジャミン・ボンジー(フランス)は世界56位から世界47位に上昇し、自己ベストを更新。
アントワン・ベリエ(スイス)も世界303位から世界217位に大幅にランクアップ、自己ベストを更新した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は準々決勝で敗退。ランキングは世界1位をキープした。
「イーストボーン国際(ATP250)」(Rothesay 国際イーストボーン)の優勝は、テイラー・フリッツ(アメリカ)!
テイラー・フリッツ(アメリカ)24才、ツアー3回目のタイトルを獲得。「イーストボーン国際(ATP250)」では、キャリア初優勝を飾った2019年以来、2回目の優勝となった。
2022年の優勝は2回目。3月インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」でも優勝を果たしている。
テイラー・フリッツ(アメリカ)は大会に第3シードで出場。準決勝では、前回優勝のアレックス・デ ミノール(オーストラリア)を下し、決勝戦へと進出した。
決勝戦では、同胞マキシム・クレッシー(アメリカ)と対戦。フルセットの末にテイラー・フリッツ(アメリカ)が勝利し、優勝を掲げた。
マキシム・クレッシー(アメリカ)の準優勝は、キャリアで2回目となった(優勝はなし)。
世界ランキングでは、テイラー・フリッツ(アメリカ)は世界14位をキープ。
マキシム・クレッシー(アメリカ)は、世界60位から世界45位に上昇し、自己ベストを更新した。
また、大会準決勝に進出したジャック・ドレイパー(イギリス)が世界108位から世界94位に上昇、自己ベストを更新した。
同じく準決勝進出のアレックス・デ ミノール(オーストラリア)は、前回優勝のポイントが剥落し、世界24位から世界27位となった。
2022年6月20日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
西岡良仁(日本)は世界101位をキープ。錦織圭(日本)は、世界116位から世界114位になった。
2022年6月20日
2022年6月13日~19日は、ATP500 の2大会が開催された。
ハレ「テラ ワートマン・オープン(ATP500)」(ハレ・オープン)で優勝を果たしたのは、フベルト・フルカチ(ポーランド)!
フベルト・フルカチ(ポーランド)25才、キャリア4回目、グラス(芝)コートでは初のタイトルを獲得した。
フベルト・フルカチ(ポーランド)は大会に第5シードで出場。準々決勝ではフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に勝利、準決勝ではニック・キリオス(オーストラリア)とフルセットの熱戦の末勝利を果たし、決勝戦へと進出した。
決勝戦では、ダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦。フベルト・フルカチ(ポーランド)がストレートで勝利し、優勝を飾った。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は前週スヘルトーヘンボス「リベーマ・オープン(ATP250)」に続き準優勝。キャリアでの準優勝は12回目となった(優勝は13回)。
世界ランキングでは、フベルト・フルカチ(ポーランド)は、世界12位から世界10位に上昇。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、世界1位をキープした。
大会準決勝には、オスカー・オッテ(ドイツ)とニック・キリオス(オーストラリア)が進出。
ランキングは、オスカー・オッテ(ドイツ)は世界51位から世界37位に上昇し、2週連続で自己ベストを更新した。
ニック・キリオス(オーストラリア)は、世界65位から世界45位へと順位を上げた。
ロンドン「クイーンズクラブ選手権(ATP500)」(シンチ選手権)の優勝は、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)!
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は怪我からの復帰であった前週「シュツットガルト・オープン(ATP250)」に続けて2週連続の優勝。大会では昨年に続き2連覇。
キャリアでの優勝は7回目、うち4回がグラス(芝)コートの大会となった。
大会準優勝は、フィリップ・クライノビッチ(セルビア)。
フィリップ・クライノビッチ(セルビア)のキャリアでの準優勝は4回目(優勝はなし)。グラス(芝)コート大会では初の決勝進出となった。
世界ランキングでは、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は世界10位から世界11位となった。
フィリップ・クライノビッチ(セルビア)は、世界48位から世界31位へと大幅に上昇した。
大会準決勝には、マリン・チリッチ(クロアチア)とボティック・ヴァン デ ザンシュルプ(オランダ)が進出。
ランキングは、マリン・チリッチ(クロアチア)は世界17位をキープ。
ボティック・ヴァン デ ザンシュルプ(オランダ)は世界29位から世界26位に上昇し、自己ベストを更新した。
2022年6月20日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 キャスパー・ルード(ノルウェー)は変更がなかった。
西岡良仁(日本)は世界102位から世界101位に上昇、錦織圭(日本)は世界104位から世界116位にランクを下げた。
2022年6月13日
2022年6月13日付世界ランキングにて、1年前の2021年グランドスラム「全仏オープン」のポイントが剥落した。
2021年グランドスラム「全仏オープン」優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は2,000 ポイント、準優勝であったステファノス・チチパス(ギリシャ)は1,200 ポイントを失った。
これにより、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界1位から世界3位になり、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界2位から世界1位に浮上。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が世界3位から世界2位となった。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)はランキングの自己ベストを更新した。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界5位から世界6位となり、キャスパー・ルード(ノルウェー)が世界6位から世界5位に上昇し自己ベストを更新した。
2022年6月13日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界3位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 キャスパー・ルード(ノルウェー)となった。
2022年6月6日からグラス(芝)コートシーズンが開始。2022年6月6日~12日は、ATP250 の2大会が開催された。
「シュツットガルト・オープン(ATP250)」の優勝は、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)!
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は怪我のため3月以降ツアーを離脱、大会で復帰を果たした。そして、復帰の大会で見事優勝。完全復活を示した。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)26才、タイトル獲得は6回目となった。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は大会に第2シードで出場。復帰戦であった第2回戦、続く準々決勝では苦戦しフルセットの接戦となるが勝利、その後、昨年グランドスラム「ウィンブルドン」以来、11ヶ月振りにツアー決勝へと進出した。
決勝戦では、アンディ・マレー(イギリス)と対戦。マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)がフルセットの末勝利し、復帰を優勝で飾った。
アンディ・マレー(イギリス)は、大会準々決勝で第1シードステファノス・チチパス(ギリシャ)にストレートで勝利。
その後の準決勝でもニック・キリオス(オーストラリア)に対しストレート勝利を収め、自身70回目となる決勝に進出した。
アンディ・マレー(イギリス)のツアー決勝進出は2022年は2回目。優勝こそ逃したものの好調なプレーで魅了した。
アンディ・マレー(イギリス)のキャリアでの準優勝は、24回目となった(優勝は46回)。
世界ランキングでは、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は世界10位をキープ。
アンディ・マレー(イギリス)は、世界68位から世界47位に上昇した。
大会準決勝に進出したのは、オスカー・オッテ(ドイツ)とニック・キリオス(オーストラリア)。
ランキングは、オスカー・オッテ(ドイツ)は世界61位から世界51位に上昇し、自己ベストを更新した。
ニック・キリオス(オーストラリア)は、世界78位から世界65位に上昇した。
スヘルトーヘンボス「リベーマ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ティム・ファン ライトホーフェン(オランダ)!
ティム・ファン ライトホーフェン(オランダ)は大会にワイルドカードで出場。ATPツアーでは2016年以来、2度目の本選出場であった。
25才、地元オランダで目覚ましい活躍で魅了。第2回戦で第3シードテイラー・フリッツ(アメリカ)に勝利、その後の準決勝では第2シードフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)にも勝利し、自身初のツアー決勝へと進出した。
そして、決勝戦ではダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦。ティム・ファン ライトホーフェン(オランダ)がストレートで勝利し、初優勝を獲得した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)の準優勝は、キャリアで11回目となった(優勝は13回)。
世界ランキングでは、ティム・ファン ライトホーフェン(オランダ)は世界205位から世界106位に上昇し、自己ベストの更新を達成した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は前述の通り世界2位から世界1位に上昇した。
大会準決勝に進出したのは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とアドリアン・マナリノ(フランス)。
ランキングでは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は自己ベストである世界9位をキープ。
アドリアン・マナリノ(フランス)は、2019年優勝のポイントが同時に剥落し、世界70位から世界72位となった。
日本人選手の1位は西岡良仁(日本)で、世界102位をキープ。
錦織圭(日本)は、2021年グランドスラム「全仏オープン」第4回戦進出の180 ポイントを失い、世界84位から世界104位に順位を下げた。
2022年6月6日
2022年5月22日~6月5日は、グランドスラム「全仏オープン」が開催された。
2022年グランドスラム「全仏オープン」で優勝を果たしたのは、ラファエル・ナダル(スペイン)!
大会14回目の優勝、グランドスラムでは22回目の優勝。いずれも自身の持つ史上最多記録を更新。ラファエル・ナダル(スペイン)36才、更なる偉業を成し遂げた。
キャリアでのツアー優勝は92回目。2022年シーズンは、グランドスラム「全豪オープン」を含め、4回目の優勝となった。
ラファエル・ナダル(スペイン)は大会に第5シードで出場。準々決勝ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)とのBIG 4 対決、4時間にわたる熱戦も制した。
準決勝のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)戦は、第2セット途中でアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)が怪我、無念のリタイアとなり、ラファエル・ナダル(スペイン)が14回目の大会決勝戦へと進出した。
決勝戦は、キャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦。ラファエル・ナダル(スペイン)がストレートで勝利を収め、堂々のトロフィーを掲げた。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、グランドスラム決勝戦には初めての進出。
ラファエル・ナダル(スペイン)の主催するラファ・アカデミーを練習拠点とする23才。憧れの選手ラファエル・ナダル(スペイン)との初対戦は、最高の舞台で実現した。
世界ランキングでは、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界5位から世界4位に上昇。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は、世界8位から世界6位に上昇し、自己ベストを更新した。
大会準決勝に進出したのは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)とマリン・チリッチ(クロアチア)。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は準々決勝でカルロス・アルカラス(スペイン)に勝利。準決勝ではラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し接戦となるが、第2セット途中で転倒し右足首を怪我。後に複数の外側靭帯の切断と判明した。
無念のリタイアとなった怪我、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)の悲痛な叫びが会場に響き渡った。
マリン・チリッチ(クロアチア)は、第4回戦(ベスト16)でダニール・メドベデフ(ロシア)にストレートで勝利、準々決勝ではアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に勝利し、準決勝へと進出した。
ランキングでは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界3位をキープ。
マリン・チリッチ(クロアチア)は、世界23位から世界17位に上昇した。
また、19才ホルガー・ルーネ(デンマーク)がステファノス・チチパス(ギリシャ)らに勝利し準々決勝に進出。世界40位から世界28位に上昇し、自己ベストを更新した。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、世界4位から世界5位になった。
2022年6月6日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
錦織圭(日本)は、世界83位から世界84位になった。
2022年5月23日
2022年5月15日~21日は、ATP250 の2大会が開催された、
「ジュネーブ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、キャスパー・ルード(ノルウェー)!
キャスパー・ルード(ノルウェー)は2021年に続き同大会2連覇。
23才、キャリア8回目の優勝。うちクレーコートが7大会となった。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は大会に第2シードで出場。
初戦はブノワ・ペール(フランス)、そしてタナシ・コキナキス(オーストラリア)、ライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦し決勝進出。
好調なプレーを披露し、決勝戦を除き、試合にストレートで勝利した。
決勝戦は、キャスパー・ルード(ノルウェー)とジョアン・ソウザ(ポルトガル)が対戦。
フルセット、うち2セットはタイブレイクという接戦の末、キャスパー・ルード(ノルウェー)が優勝を勝ち取った。
ジョアン・ソウザ(ポルトガル)のツアー準優勝は8回目となった(優勝は4回)。
世界ランキングでは、キャスパー・ルード(ノルウェー)は世界8位をキープ。
ジョアン・ソウザ(ポルトガル)は、世界79位から世界63位に上昇した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は「ジュネーブ・オープン(ATP250)」にワイルドカードで出場し、ツアーに復帰。
復帰戦の第2回戦でリシャール・ガスケ(フランス)と対戦し、敗退した。
ランキングは、ダニール・メドベデフ(ロシア)は世界2位をキープ。
リシャール・ガスケ(フランス)はその後準決勝に進出。ランキングは世界75位から世界70位に上昇した。
「リヨン・オープン(ATP250)」の優勝は、キャメロン・ノーリー(イギリス)!
キャメロン・ノーリー(イギリス)は2021年大会で準優勝。2年連続決勝に進出し、2022年は優勝を獲得した。
26才、キャリアでのタイトル獲得は4回目。クレーコート大会では初の優勝を飾った。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は大会に第1シードで出場。セバスチャン・バエス(アルゼンチン)、ホルガー・ルーネ(デンマーク)ら好調な若手に次々と勝利し、決勝戦へと進出。
決勝戦は、キャメロン・ノーリー(イギリス)とアレク・モルカン(スロバキア)が対戦。フルセットの熱戦の末にキャメロン・ノーリー(イギリス)が勝利し、念願の同大会タイトルを掲げた。
アレク・モルカン(スロバキア)はキャリア初のツアー決勝に進出。大会では、カレン・カチャノフ(ロシア)、アレックス・デ ミノール(オーストラリア)にも勝利を果たした。
世界ランキングでは、キャメロン・ノーリー(イギリス)は世界11位をキープ。
アレク・モルカン(スロバキア)は、世界47位から世界38位に上昇し、自己ベストを更新した。
また、セバスチャン・バエス(アルゼンチン)が大会準々決勝に進出、世界38位から世界36位にランクを上げ、自己ベストを更新した。
2022年5月23日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界84位から世界83位になった。
また、ATP は、2022年グランドスラム「ウィンブルドン」をランキングのポイントから除外すると発表した。
同大会を含むイギリスの大会では、ロシア、ベラルーシの選手の出場を拒否しており、これに対応するもの。
2021年グランドスラム「ウィンブルドン」の優勝はノバク・ジョコビッチ(セルビア)であり、2022年の結果に関わらず、大会終了後の7月11日に2000 ポイントを失うことになる。
これにより、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界1位の座を再び失う可能性が高い。
なお、世界2位ダニール・メドベデフ(ロシア)の2021年グランドスラム「ウィンブルドン」でのポイントは、180 ポイントである。
2022年5月16日
2022年5月8日~15日は、ATP ワールドツアー・マスターズ1000 の大会、ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」が開催された。
ローマ「BNLイタリア国際(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)!
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2022年シーズン初の優勝。キャリア87回目、ATP ワールドツアー・マスターズ1000 では38回目の優勝、ローマ大会は6度目の優勝を飾った。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は大会に第1シードで出場。初戦の第2回戦でアスラン・カラツェフ(ロシア)、その後スタン・ワウリンカ(スイス)、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、キャスパー・ルード(ノルウェー)に勝利し決勝に進出。
決勝戦ではステファノス・チチパス(ギリシャ)に勝利、全試合ストレート勝ちで堂々のタイトルを掲げた。
また、決勝戦はATPツアー1001試合目の勝利となった。
強いノバク・ジョコビッチ(セルビア)の復活、今後の活躍にも注目が集まる。
大会準優勝はステファノス・チチパス(ギリシャ)。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、準決勝でライバルアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)にも勝利し決勝へと進出した。
ローマでの決勝進出は初めて。
準優勝は、キャリアで12回目となった(優勝は8回)。
世界ランキングでは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界1位をキープ。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界5位から世界4位にランクを上げた。
大会準決勝に進出したアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界3位をキープ。
同じく準決勝進出のキャスパー・ルード(ノルウェー)は世界10位から世界8位に上昇した。
ラファエル・ナダル(スペイン)は第3回戦(ベスト16)でデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦し敗退。昨年優勝の1000 ポイントが剥落し、ランキングは、世界4位から世界5位となった。
デニス・シャポバロフ(カナダ)は準々決勝に進出し、世界16位から世界15位に上昇した。
2022年5月16日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)となった。
錦織圭(日本)は、世界74位から世界84位に順位を落とした。
2022年5月9日
2022年5月1日~8日は、マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」が開催された。
マドリッド「ムトゥア マドリッド・オープン(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、カルロス・アルカラス(スペイン)!
急躍進のカルロス・アルカラス(スペイン)、19才にしてATPワールドツアー・マスターズ1000 で2度目のタイトルを獲得。
2022年シーズンの優勝は4回目、キャリアで5回目となった。
カルロス・アルカラス(スペイン)は大会に第7シードとして出場。準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)にも勝利を果たした。
クレーコートの同一大会でラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の両者に勝利した選手は初めて。
また、10代で世界No. 1 に勝利したのは、2005年のラファエル・ナダル(スペイン)以来の快挙であった。
大会決勝戦では、前回王者のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦。カルロス・アルカラス(スペイン)がストレートで勝利し、堂々の優勝を飾った。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)のツアー準優勝は、キャリアで11回目となった(優勝は19回)。
世界ランキングでは、カルロス・アルカラス(スペイン)は世界9位から世界6位に上昇、自己ベスト更新を達成した。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、世界3位をキープした。
また、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が大会準々決勝に進出、ランキングを世界10位から世界9位に上げ、自己ベストと同順位に到達した。
フベルト・フルカチ(ポーランド)も準々決勝に進出、世界14位から世界12位に上昇した。
2022年5月9日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界66位から世界74位となった。
2022年5月2日
2022年4月25日~5月1日は、ATP250 の2大会が開催された。
「エストリル・オープン(ATP250)」の優勝は、セバスチャン・バエス(アルゼンチン)!
セバスチャン・バエス(アルゼンチン)21才、キャリア初タイトルを獲得した。
セバスチャン・バエス(アルゼンチン)は大会初戦で地元ポルトガルのNo. 1 そして 2018年優勝者のジョアン・ソウザ(ポルトガル)に勝利、その後も好調なプレーを継続し、マリン・チリッチ(クロアチア)、リシャール・ガスケ(フランス)、前年優勝者のアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)ら強豪との対戦に次々と勝利し、キャリア2回目のツアー決勝戦に進出した。
決勝戦ではフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦。セバスチャン・バエス(アルゼンチン)がストレート勝利を収め、堂々のタイトルを掲げた。
フランシス・ティアフォー(アメリカ)の準優勝は、キャリアで3回目(優勝は1回)。
大会では2018年に続き2回目の準優勝となった。
世界ランキングでは、セバスチャン・バエス(アルゼンチン)は世界59位から世界40位に上昇、自己ベストの更新を達成した。
フランシス・ティアフォー(アメリカ)も、世界29位から世界25位に上昇し、自己ベストを更新した。
また、セバスティアン・コーダ(アメリカ)が大会準決勝に進出、世界37位から世界30位に上昇、自己ベストを更新した。
ミュンヘン「BMWオープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ホルガー・ルーネ(デンマーク)!
ホルガー・ルーネ(デンマーク)19才、キャリア初のタイトルを獲得した。
ホルガー・ルーネ(デンマーク)は大会にワイルドカードで出場。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と第2回戦で対戦しなんと勝利、世界3位を初戦敗退に追い込んだ。その後も絶好調を継続し全試合にストレートで勝利、キャリア初の決勝戦へと進出した。
決勝戦は、ホルガー・ルーネ(デンマーク)とボティック・ヴァン デ ザンシュルプ(オランダ)が対戦。
ボティック・ヴァン デ ザンシュルプ(オランダ)が試合途中で無念のリタイアとなり、優勝はホルガー・ルーネ(デンマーク)が獲得した。
ボティック・ヴァン デ ザンシュルプ(オランダ)のツアー決勝進出も、キャリアで初めて。
ボティック・ヴァン デ ザンシュルプ(オランダ)は大会でキャスパー・ルード(ノルウェー)にも勝利するなど、好調なプレーで魅了した。
世界ランキングでは、ホルガー・ルーネ(デンマーク)は世界70位から世界45位へと大幅に上昇、自己ベスト更新を達成した。
ボティック・ヴァン デ ザンシュルプ(オランダ)も世界40位から世界31位にランクアップ、自己ベストを更新した。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界3位、キャスパー・ルード(ノルウェー)は世界7位をそれぞれキープした。
2022年5月2日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界64位から世界66位となった。
2022年4月25日
2022年4月18日~24日は、ATP500 とATP250 の2大会が開催された。
「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」で優勝を果たしたのは、カルロス・アルカラス(スペイン)!
カルロス・アルカラス(スペイン)18才、キャリア4回目のタイトルを獲得。2022年シーズンは3回目、地元スペインでは初めて優勝を果たした。
カルロス・アルカラス(スペイン)は大会に第5シードとして出場。
準々決勝ではステファノス・チチパス(ギリシャ)と再度対戦、フルセットの末にカルロス・アルカラス(スペイン)が勝利。準決勝ではアレックス・デ ミノール(オーストラリア)にも勝利し決勝戦へと進出した。
決勝戦は、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)とのスペイン対決。カルロス・アルカラス(スペイン)がストレートで勝利し、堂々のタイトルを掲げた。
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)は大会に第8シードとして出場。準々決勝でキャスパー・ルード(ノルウェー)、準決勝でディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に勝利し決勝に進出した。
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)の準優勝は、キャリアで5回目となった(優勝は6回)。
世界ランキングでは、カルロス・アルカラス(スペイン)は世界11位から世界9位に上昇、自己ベスト更新を達成、初のトップ10 入りを果たした。
10代でのトップ10 入りはアンディ・マレー(イギリス)以来、15年振り。
18才でのトップ10 入りはラファエル・ナダル(スペイン)に次ぎ、史上9人目の若さとなる。
なお、ラファエル・ナダル(スペイン)のトップ10 入りは2005年4月25日、「バルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500)」優勝後であった。
17年の歳月を経て、同じ日付、同じ大会での優勝後にカルロス・アルカラス(スペイン)がトップ10 入りを果たした。
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)のランキングは、世界19位から世界18位に上昇した。
大会準決勝に進出したのはディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)とアレックス・デ ミノール(オーストラリア)。
ランキングでは、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は世界15位をキープ。
アレックス・デ ミノール(オーストラリア)は世界25位から世界24位に上昇した。
ベオグラード「セルビア・オープン(ATP250)」の優勝は、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)!
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)24才、キャリア11回目、クレーコート大会は3回目の優勝。2022年シーズンでも3回目の優勝を手にした。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は大会に第2シードとして出場。準決勝ではクレー巧者のファビオ・フォニーニ(イタリア)にもストレートで勝利し決勝に進出した。
決勝戦では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。フルセットの末に、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)が勝利を果たした。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、全ての試合でフルセットとなり、苦戦を強いられるが、地元大会で決勝戦へと進出、準優勝を獲得した。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のキャリアでの準優勝は38回目となった(優勝は86回)。
世界ランキングでは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は世界8位をキープ。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)も世界1位をキープした。
また、ファビオ・フォニーニ(イタリア)は準決勝に進出し、世界62位から世界50位に上昇した。
2022年4月25日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界56位から世界64位となった。
2022年4月18日
2022年4月10日~17日は、モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」が開催された。
モンテカルロ「Rolexモンテカルロ・マスターズ(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)!
2021年に続き大会2連覇。23才、ツアー8回目の優勝を飾った。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は大会に第3シードで出場。大会序盤でファビオ・フォニーニ(イタリア)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)らクレー巧者とも対戦し勝利。準決勝ではライバルアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)にも勝利し、決勝へと進出。
決勝戦は、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦。ステファノス・チチパス(ギリシャ)がストレートで勝利し優勝を飾った。
アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)は、第2回戦でノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦しなんと勝利。
フルセットの熱戦となるが、世界No. 1 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を初戦敗退に追い込んだ。
アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)はその後も絶好調のプレーを継続。マスターズ1000 の舞台にて、ツアー初の決勝戦にまで進出、準優勝を獲得した。1999年6月5日生まれの22才、今後の活躍と成長にも注目が集まる。
世界ランキングでは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界5位をキープ。
アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)は、世界46位から世界27位へ大幅に上昇、自己ベストを更新した。
世界1位は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がキープした。
大会準決勝に進出したのはアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)とグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は世界3位をキープ。
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は世界29位から世界23位に上昇した。
また、セバスティアン・コーダ(アメリカ)が第3回戦(ベスト16)に進出、世界42位から世界37位に上昇し、自己ベストを更新した。
一方、ファビオ・フォニーニ(イタリア)は2019年優勝のポイントの1/2、500 ポイントが剥落。2022年は第2回戦で敗退となり、ランキングを世界32位から世界62位に落とした。
2022年4月18日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界56位をキープした。
2022年4月11日
2022年4月4日~10日は、ATP250 のクレーコート大会、2大会が開催された。
ヒューストン「US男子クレーコート選手権(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ライリー・オペルカ(アメリカ)!
ライリー・オペルカ(アメリカ)24才、ツアー4回目の優勝。ハードコート以外では初の優勝を飾った。
2022年の優勝は、「ダラス・オープン(ATP250)」に続き、2回目となる。
ライリー・オペルカ(アメリカ)は大会に第3シードとして出場。準決勝ではニック・キリオス(オーストラリア)に勝利し、クレーコート大会初の決勝戦へと進出した。
そして決勝戦は、ジョン・イズナー(アメリカ)と対戦。ライリー・オペルカ(アメリカ)がストレート勝利を果たし、優勝を勝ち取った。
ジョン・イズナー(アメリカ)のツアー準優勝は14回目となった(優勝は16回)。
世界ランキングでは、ライリー・オペルカ(アメリカ)は世界18位から世界17位に上昇し、自己ベストと同ランクに到達。
ジョン・イズナー(アメリカ)は、世界27位から世界23位へ上昇した。
また、フランシス・ティアフォー(アメリカ)が大会準々決勝に進出。世界30位から世界28位にランクを上げ、自己ベストを更新した。
マラケシュ「ハッサン2世グランプリ(ATP250)」の優勝は、ダビド・ゴファン(ベルギー)!
ダビド・ゴファン(ベルギー)31才、ツアー6回目の優勝を果たした。
ダビド・ゴファン(ベルギー)は、ひざの怪我のため2021年8月グランドスラム「全米オープン」後にツアーを離脱。2022年初めに復帰するも、ひざの怪我に悩まされていた。
ツアー優勝は、2021年2月モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」以来、1年2ヶ月振りであった。
元世界ランキング7位の完全復帰。今後の活躍にも注目が集まる。
大会準優勝はアレク・モルカン(スロバキア)。
アレク・モルカン(スロバキア)24才、ツアーレベルの大会では2回目の準優勝を獲得した。準優勝はいずれもクレーコート大会。ツアー優勝はまだない。
世界ランキングでは、ダビド・ゴファン(ベルギー)は世界74位から世界47位に上昇。
アレク・モルカン(スロバキア)は、世界65位から世界50位に上昇し、自己ベストを更新した。
2022年4月11日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更なし。
錦織圭(日本)は、世界54位から世界56位になった。
2022年4月4日
2022年3月23日~4月3日は、「マイアミ・オープン(ATP1000)」が開催された。
「マイアミ・オープン(ATP1000)」で優勝を果たしたのは、カルロス・アルカラス(スペイン)!
カルロス・アルカラス(スペイン)18才、初のマスターズ1000 タイトルを獲得。キャリア3度目の優勝にして、早くもビッグタイトルを手にした。
カルロス・アルカラス(スペイン)は大会に第14シードとして出場。攻撃的なプレーを展開し、第3回戦ではマリン・チリッチ(クロアチア)に勝利、第4回戦(ベスト16)ではステファノス・チチパス(ギリシャ)にも勝利しその後準決勝に進出。
準決勝では大会2連覇を狙うフベルト・フルカチ(ポーランド)にもストレートで勝利し、初のマスターズ決勝戦へと進出した。
そして、決勝戦ではキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦し、ストレートで勝利。優勝を飾った。
2003年5月5日生まれの18才。「マイアミ・オープン(ATP1000)」での優勝はノバク・ジョコビッチ(セルビア)の記録を抜き最年少。
マスターズ1000 大会では3番目の若さでの優勝となった。
今後の成長と活躍にも注目が集まる。
世界ランキングでは、カルロス・アルカラス(スペイン)は世界16位から世界11位に上昇、自己ベスト更新を達成した。
大会準優勝のキャスパー・ルード(ノルウェー)も世界8位から世界7位に上昇し、自己ベストを更新した。
大会準決勝に進出したのはフベルト・フルカチ(ポーランド)とフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)。
フベルト・フルカチ(ポーランド)のランキングは、前回優勝のポイントが剥落したため、世界10位から世界14位となった。
フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)は、世界103位から世界51位へと大幅にランクアップ、自己ベストを更新した。
その他、ランキングでは、キャメロン・ノーリー(イギリス)が世界12位から世界10位に上昇、自己ベストを更新し、初のトップ10 入りを果たした。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は準々決勝でフベルト・フルカチ(ポーランド)と対戦し敗退。
ランキングは世界2位キープとなり、世界1位奪回には至らなかった。
また、ダニール・メドベデフ(ロシア)は、腰の治療のため、1-2ヶ月間のツアー離脱を発表した。
ラファエル・ナダル(スペイン)も、前週のインディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」で肋骨を疲労骨折、4-6週間欠場の見通しである。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、大会準々決勝に進出し、世界4位から世界3位に上昇した。
これにより、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界3位から世界4位となった。
2022年4月4日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
錦織圭(日本)は、世界51位から世界54位になった。
2022年3月21日
2022年3月21日付世界ランキングにて、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界1位を奪回!
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、世界1位から世界2位となった。
2022年3月10日~20日は、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」が開催された。
インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」の優勝は、テイラー・フリッツ(アメリカ)!
テイラー・フリッツ(アメリカ)24才、ツアー2回目のタイトル獲得にして、なんとATPマスターズ1000 優勝を果たした。
テイラー・フリッツ(アメリカ)は大会に第20シードとして出場。準決勝ではアンドレイ・ルブレフ(ロシア)にも勝利を果たし、ATPマスターズ1000 で初の決勝戦へと進出した。
そして決勝戦では、ラファエル・ナダル(スペイン)と対戦。
テイラー・フリッツ(アメリカ)は試合前に痛みがあり、ラファエル・ナダル(スペイン)は試合中にもトリートメントを受けるが、怪我を抱えながらも高度な試合を展開した。
結果はテイラー・フリッツ(アメリカ)がストレートで勝利。母国の地元カリフォルニアで堂々の優勝を掲げた。
ラファエル・ナダル(スペイン)の2022年シーズン連勝は、20試合で(今回は)ストップとなった。
世界ランキングでは、テイラー・フリッツ(アメリカ)は、世界20位から世界13位に上昇。自己ベストの更新を達成した。
準優勝のラファエル・ナダル(スペイン)は、世界4位から世界3位に上昇した。
大会準決勝に進出したのは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とカルロス・アルカラス(スペイン)。
ランキングは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は世界7位をキープ。
カルロス・アルカラス(スペイン)は世界19位から世界16位に上昇し、自己ベストを更新した。
18才のカルロス・アルカラス(スペイン)は、大会でロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、ガエル・モンフィス(フランス)、そして前回優勝者のキャメロン・ノーリー(イギリス)らに勝利し、準決勝ではラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し敗退したもののフルセットの熱戦を繰り広げ、魅了した。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、第3回戦でガエル・モンフィス(フランス)と対戦し敗退した。
ランキングでは、ダニール・メドベデフ(ロシア)は第3回戦進出のポイントは獲得したものの、2021年マルセイユ「オープン13(ATP250)」優勝のポイントが剥落、世界1位から世界2位となった。
また、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は初戦の第2回戦で敗退。世界3位から世界4位になった。
2022年3月21日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界4位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
錦織圭(日本)は、世界46位から世界51位になった。
2022年3月7日
世界男子テニスでは、2022年3月4日~5日にデビスカップ(国別対抗戦)のプレーオフが開催された。
デビスカップはランキングのポイント対象外であり、ツアーレベルの大会は開催されていない(チャレンジャーツアーなどは開催された)。
このため、2022年3月7日付世界ランキングにおける上位選手の変動は、過去に獲得したポイントの剥落によるものである。
2022年3月7日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は変更なし。
錦織圭(日本)は、世界42位から世界46位となった。2021年ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」準々決勝進出の90 ポイントが剥落した。
2022年2月28日
2022年2月28日付世界ランキングにて、ダニール・メドベデフ(ロシア)が世界1位に浮上!
BIG 4 以外では、18年振りの快挙となった。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、世界1位から世界2位になった。
2022年2月21日~26日は、ATP500 の2大会、ATP250 の1大会が開催された。
アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」で優勝を果たしたのは、ラファエル・ナダル(スペイン)!
ラファエル・ナダル(スペイン)は怪我から復帰後の2022年シーズン、敗戦がなく、全ての試合に勝利。
アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」では全試合にストレートで勝利し、堂々の優勝を飾った。
ラファエル・ナダル(スペイン)の優勝はキャリアで91回目。大会では4回目のタイトルを獲得した。
大会準優勝はキャメロン・ノーリー(イギリス)。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は、準決勝ではステファノス・チチパス(ギリシャ)にストレートで勝利し、決勝戦へと進出した。
キャメロン・ノーリー(イギリス)のキャリアでの準優勝は6回目となった(優勝は3回)。
世界ランキングでは、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界5位から世界4位に上昇。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は自己ベストである世界12位をキープした。
ダニール・メドベデフ(ロシア)は、アカプルコ「アビエルト・メキシカーノ・テルセル(ATP500)」で準決勝に進出、準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し敗退した。
一方、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」に出場し、準々決勝でイジー・ベセリー(チェコ)と対戦し敗退した。
両者のポイント差はわずかであったことから、世界ランキングにおいて、ダニール・メドベデフ(ロシア)が世界2位から世界1位に上昇し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、世界1位から世界2位となった。
「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権(ATP500)」の優勝は、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)!
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は前週のマルセイユ「オープン13(ATP250)」に続き連続での大会優勝。
24才、キャリアで10回目のタイトルを掲げた。
大会準優勝は、イジー・ベセリー(チェコ)。
イジー・ベセリー(チェコ)は、大会に予選から出場し本選決勝戦まで進出。
本選では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで勝利した他、マリン・チリッチ(クロアチア)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、デニス・シャポバロフ(カナダ)らにも勝利。堂々の決勝進出となった。
イジー・ベセリー(チェコ)のキャリアでの準優勝は、2回目である(優勝は2回)。
ランキングでは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は世界7位から世界6位へと上昇。
イジー・ベセリー(チェコ)は、世界123位から世界74位となり大幅なランクアップを達成した。
また、大会準決勝に進出したフベルト・フルカチ(ポーランド)が世界11位から世界10位に、デニス・シャポバロフ(カナダ)が世界14位から世界13位に上昇した。
サンティアゴ「チリ・オープン(ATP250)」の優勝は、ペドロ・マルティネス(スペイン)!
ペドロ・マルティネス(スペイン)24才、キャリア初タイトルを獲得した。
ペドロ・マルティネス(スペイン)は大会に第4シードとして出場。決勝戦では、第7シードセバスチャン・バエス(アルゼンチン)との対戦となった。
フルセットの熱戦の末にペドロ・マルティネス(スペイン)が勝利、初めての優勝を掲げた。
セバスチャン・バエス(アルゼンチン)は21才、ツアーレベルの大会では初の決勝進出、準優勝の獲得となった。
ランキングでは、ペドロ・マルティネス(スペイン)は世界72位から世界50位に上昇、自己ベストの更新を達成した。
セバスチャン・バエス(アルゼンチン)も、世界78位から世界62位に上昇し、自己ベストを更新した。
2022年2月28日付世界ランキングは、世界1位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界2位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ラファエル・ナダル(スペイン)、世界5位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)となった。
錦織圭(日本)は、世界42位をキープした。
2022年2月21日
2022年2月14日~20日は、ATP500 の1大会とATP250 の3大会が開催された。
リオデジャネイロ「リオ・オープン(ATP500)」で優勝を果たしたのは、カルロス・アルカラス(スペイン)!
カルロス・アルカラス(スペイン)18才、ツアーレベルの大会では2回目の優勝。いずれもクレーコート大会、ATP500 の大会では初めての優勝となった。
カルロス・アルカラス(スペイン)は大会に第7シードとして出場。
準々決勝で大会第1シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に勝利。準決勝ではファビオ・フォニーニ(イタリア)にも勝利し決勝へと進出。
そして、決勝戦でも好調なプレーを披露しディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に勝利。
南米クレーコート・シーズン、”ゴールデン・スウィング” 最大の大会で堂々の優勝を獲得した。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は前週のブエノスアイレス「アルゼンチン・オープン(ATP250)」に続き、2大会連続での準優勝となった。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)のキャリアでの準優勝は10回目である(優勝は4回)。
世界ランキングでは、カルロス・アルカラス(スペイン)は世界29位から世界20位に大きくランクアップ、自己ベストの更新を達成した。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は世界14位から世界13位に上昇した。
マルセイユ「オープン13(ATP250)」の優勝は、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)!
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)の2022年初優勝。キャリアでは9回目のタイトルを掲げた。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は大会に第2シードとして出場。
キャリア14度目の決勝戦の対戦相手は、絶好調フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)であった。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)がストレートでライバル対決を制し、優勝を獲得した。
なお、シングルスのランキングには影響しないが、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は同大会のダブルスにも出場、デニーズ・モルチャノフ(ウクライナ)とでタッグを組み、ロシアとウクライナのペアで優勝を果たした。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)のキャリアでの準優勝は9回目(優勝は1回)。
前週のロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」に続く2大会連続での優勝は逃した。
ランキングでは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は世界7位をキープ。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)も、世界9位をキープした。
また、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は準々決勝でロマン・サフィウリン(ロシア)と対戦し敗退。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)のランキングは、世界4位をキープした。
ドーハ「カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)」の優勝は、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)!
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)33才、キャリア10回目のタイトルを獲得。2019年の同大会以来、3年振りの優勝を飾った。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は大会に第2シードとして出場。
前年2021年に続き決勝戦に進出し、対戦相手は2021年と同じニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)となった。
2021年はニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)が優勝を獲得したが、2022年はロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)がストレートで勝利を収め、タイトルを掲げた。
ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)の準優勝は、キャリアで4回目となった(優勝は5回)。
ランキングでは、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は世界16位から世界15位に上昇。
ニコロス・バシラシヴィリ(ジョージア)は世界22位から世界19位に上昇した。
「デルレイビーチ・オープン(ATP250)」の優勝は、キャメロン・ノーリー(イギリス)!
キャメロン・ノーリー(イギリス)26才、ツアー3回目の優勝。いずれの大会も屋外ハードコート大会となった。
キャメロン・ノーリー(イギリス)は大会に第1シードとして出場。
決勝戦は、キャメロン・ノーリー(イギリス)と第2シードライリー・オペルカ(アメリカ)が対戦。
ストレートではあったものの2セットともタイブレイク、キャメロン・ノーリー(イギリス)が勝利し、タイトルを獲得した。
ライリー・オペルカ(アメリカ)は、前週の「ダラス・オープン(ATP250)」に続く2大会連続での優勝は逃した。
ライリー・オペルカ(アメリカ)のキャリアでの準優勝は、2回目となった(優勝は3回)。
ランキングでは、キャメロン・ノーリー(イギリス)は世界13位から世界12位に上昇。
ライリー・オペルカ(アメリカ)は、世界20位から世界18位に上昇し、自己ベストを更新した。
2022年2月21日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)は変更なし。
錦織圭(日本)は、世界46位から世界42位に上昇した。
2022年2月14日
2022年2月7日~13日は、ATP500 とATP250 の大会が開催された。
ロッテルダム「ABN AMRO ワールド・テニス(ATP500)」で優勝を果たしたのは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)!
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)21才、キャリア初の優勝を獲得!
ツアーでの決勝進出は9回目、念願の初タイトルを掴んだ。初タイトルは、ATP500 の大会となった。
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は大会に第3シードとして出場。準決勝では、第2シードアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦、フルセットの熱戦の末決勝進出を掴んだ。
そして決勝戦では第1シードステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。好調なプレーを継続したフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が勝利を収め、堂々の優勝を飾った。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)の準優勝はキャリアで11回目となった(優勝は7回)。
世界ランキングでは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は世界9位をキープ。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)も、世界4位をキープした。
ブエノスアイレス「アルゼンチン・オープン(ATP250)」の優勝は、キャスパー・ルード(ノルウェー)!
キャスパー・ルード(ノルウェー)23才、キャリア7回目の優勝を飾った。うち、クレーコート大会は6回目となった。
キャスパー・ルード(ノルウェー)は大会に第1シードとして出場。準決勝まではストレート勝利で決勝へと進出した。
決勝戦では第2シードで前回優勝者のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。
キャスパー・ルード(ノルウェー)がフルセットの末に勝利を収め、地元No. 1 から優勝を勝ち取った。
なお、ブエノスアイレス「アルゼンチン・オープン(ATP250)」はキャスパー・ルード(ノルウェー)が2020年にキャリア初優勝を収めた大会。
その2020年においても、準優勝はディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)であった。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)のキャリアでの準優勝は、9回目となった(優勝は4回)。
ランキングでは、キャスパー・ルード(ノルウェー)は自己ベストである世界8位をキープ。
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)は世界15位から世界14位に上昇した。
「ダラス・オープン(ATP250)」の優勝は、ライリー・オペルカ(アメリカ)!
ライリー・オペルカ(アメリカ)24才、母国でキャリア3回目のタイトルを獲得した。
ライリー・オペルカ(アメリカ)は大会に第2シードとして出場。準決勝では、ジョン・イズナー(アメリカ)とのビッグサーバー対決でも勝利を収め、決勝戦へと進出した。
ジョン・イズナー(アメリカ)との試合は、ストレートであるもののいずれもタイブレイク、しかも第2セットのスコアは7-622、記録に残る大接戦のタイブレイクとなった。
大会準優勝はジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)。
ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)21才、キャリア2回目の準優勝となった(優勝はまだない)。
ランキングでは、ライリー・オペルカ(アメリカ)は世界23位から世界20位に上昇した。
ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)は世界54位から世界45位にランクを上げ、自己ベストを更新した。
また、ジョン・イズナー(アメリカ)は、世界26位から世界23位に上昇した。
2022年2月14日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は、世界45位から世界46位となった。
2022年2月7日
2022年1月31日~2月6日は、ATP250 の3大会が開催された。
モンペリエ「南フランス・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)!
アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)24才、キャリア初のタイトルを獲得。
決勝戦では第1シードアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)にもストレートで勝利を収め、堂々の優勝を飾った。
アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は大会に第6シードとして出場。好調なプレーを披露し、準々決勝では大会第2シードロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)にも勝利を果たした。
準優勝のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は当初大会に出場予定ではなかったが、ワイルドカードを獲得し出場。
準決勝までは全てストレートで勝利し決勝に進出したが、決勝戦ではアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)に敗戦を喫した。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)の準優勝は、10回目となった(優勝は19回)。
世界ランキングでは、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)は世界35位から世界31位に上昇し、自己ベスト更新を達成した。
アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)は、世界3位をキープした。
「コルドバ・オープン(ATP250)」の優勝は、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)!
「コルドバ・オープン(ATP250)」は、2022年シーズン初のクレーコート大会。クレー巧者アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)がタイトルを獲得し、順調なスタートを切った。
アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)は、昨年大会では準優勝。2年連続での決勝進出、そして優勝を掴んだ。
アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)のツアー優勝は4回目。その全てがクレーコート大会となった。
なお、準優勝は7回獲得しており、全てクレーコート大会である。
大会準優勝はアレハンドロ・タビロ(チリ)。
アレハンドロ・タビロ(チリ)は、大会に予選から出場し、本選決勝戦にまで進出。準決勝では、地元開催でNo. 1 シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)からも勝利を獲得した。
アレハンドロ・タビロ(チリ)24才、キャリア初の決勝進出となった。
ランキングでは、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)は、世界44位から世界32位にランクアップ。
アレハンドロ・タビロ(チリ)は、世界144位から世界112位に上昇、自己ベストを更新した。
プネ「マハラシュトラ・オープン(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ジョアン・ソウザ(ポルトガル)!
ジョアン・ソウザ(ポルトガル)32才、キャリア4度目のタイトルを獲得。
決勝進出及び優勝は2018年「エストリル・オープン(ATP250)」以来となった。
決勝戦では、エミール・ルースヴオリ(フィンランド)と対戦しフルセットの接戦。2時間43分、熱戦の末にジョアン・ソウザ(ポルトガル)が優勝を勝ち取った。
エミール・ルースヴオリ(フィンランド)のツアー決勝進出は初めて。大会では準決勝まで全てストレートで勝利し、キャリア初の決勝戦へと進出した。
ランキングは、ジョアン・ソウザ(ポルトガル)は世界137位から世界86位へと大幅なランクアップを達成。
エミール・ルースヴオリ(フィンランド)も、世界87位から世界71位へ大きく上昇した。
2022年2月7日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)は変更なし。
錦織圭(日本)も世界45位をキープした。
2022年1月31日
2022年1月17日~30日にかけて、グランドスラム「全豪オープン」が開催された。
グランドスラム「全豪オープン」で優勝を果たしたのは、ラファエル・ナダル(スペイン)!
ラファエル・ナダル(スペイン)35才、前代未聞のグランドスラム21回目の優勝を掲げた。
さらに、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に続き、2度目の生涯グランドスラムを達成した。
ラファエル・ナダル(スペイン)は2021年シーズン終盤を怪我のため欠場。「メルボルン・サマー セット(ATP250)」で復帰を果たし優勝、そしてグランドスラム「全豪オープン」でも念願の2度目の優勝を掴んだ。
ラファエル・ナダル(スペイン)の完全復活、さらなる偉業は続く。
大会準優勝はダニール・メドベデフ(ロシア)。
決勝戦では、ダニール・メドベデフ(ロシア)が第1・第2セットを獲得しリードするが、ラファエル・ナダル(スペイン)が挽回。5時間24分、フルセットの熱戦の末に、勝利はラファエル・ナダル(スペイン)が手にした。
ダニール・メドベデフ(ロシア)のグランドスラムでの準優勝は3回目となった(優勝は1回)。
世界ランキングでは、ラファエル・ナダル(スペイン)は世界5位をキープ。
ダニール・メドベデフ(ロシア)も世界2位をキープした。
大会準決勝には、ステファノス・チチパス(ギリシャ)とマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が進出。
準決勝にて、両者とも1セット獲得するが、ステファノス・チチパス(ギリシャ)はダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦し、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)はラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し敗退した。
ランキングは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界4位をキープ。
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は世界7位から世界6位に上昇、自己ベストを更新した。
また、ランキングでは、デニス・シャポバロフ(カナダ)が大会準々決勝に進出し、世界14位から世界12位に上昇。
ガエル・モンフィス(フランス)も準々決勝に進出し、世界20位から世界16位に上昇した。
一方、大会を欠場したドミニク・ティーム(オーストリア)は、2020年「全豪オープン」準優勝のポイントが剥落、世界16位から世界37位にランクを下げた。
同じく大会欠場のロジャー・フェデラー(スイス)も2020年「全豪オープン」のポイントが剝落、世界17位から世界30位となった。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は大会欠場となったが、世界1位をキープした。
2022年1月31日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は「全豪オープン」を欠場。左股関節の内視鏡手術を受け、半年後のツアー復帰を目指す。
錦織圭(日本)のランキングは、世界46位から世界45位になった。
2022年1月17日
2022年1月10日~15日は、ATP250 の2大会が開催された。
「シドニー テニス クラッシック(ATP250)」の優勝は、アスラン・カラツェフ(ロシア)!
アスラン・カラツェフ(ロシア)は大会に第1シードとして出場。安定したパフォーマンスを披露し、自身3回目のタイトルを獲得した。
大会決勝戦では、アンディ・マレー(イギリス)と対戦。
結果は、アスラン・カラツェフ(ロシア)がストレートで勝利を収め、優勝を手にした。
アンディ・マレー(イギリス)は、2019年以来のツアー決勝進出であった。
アンディ・マレー(イギリス)の準優勝は23回目となった(優勝は46回)。
世界ランキングでは、アスラン・カラツェフ(ロシア)は、世界20位から世界15位に上昇。自己ベストと同順位に到達した。
アンディ・マレー(イギリス)のランキングは、世界135位から世界113位に上昇した。
「アデレード国際2(ATP250)」で優勝を果たしたのは、タナシ・コキナキス(オーストラリア)!
タナシ・コキナキス(オーストラリア)は、前週の「アデレード国際1(ATP250)」で怪我から復帰。
素晴らしい活躍で魅了し「アデレード国際2(ATP250)」でもワイルドカードを獲得し出場。
そして、故郷アデレードの地、大歓声の中、念願のキャリア初タイトルを手にした。
大会決勝戦はアルトゥール・リンダークネク(フランス)と対戦。両者とも初のツアー決勝進出であった。
第1セットはタイブレイクの末にアルトゥール・リンダークネク(フランス)が獲得するが、第2セットのタイブレイクはタナシ・コキナキス(オーストラリア)が獲得し挽回、タナシ・コキナキス(オーストラリア)が第3セットを制し、優勝を果たした。
ランキングは、タナシ・コキナキス(オーストラリア)は世界145位から世界103位に上昇した。
アルトゥール・リンダークネク(フランス)は、世界58位から世界48位に上昇し、自己ベストを更新した。
また、過去のポイント剥落により、トップ5、トップ10 にも変更があった。
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、2020年「アデレード国際(ATP250)」の優勝ポイントが期限を迎え剥落。世界5位から世界6位となった。
これにより、ラファエル・ナダル(スペイン)が世界6位から世界5位に上昇した。
同様に、フベルト・フルカチ(ポーランド)も過去のポイントが剥落し、世界10位から世界11位になった。
そして、ヤニック・シナー(イタリア)が世界11位から世界10位に上昇した。
2022年1月17日付世界ランキングは、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 ラファエル・ナダル(スペイン)となった。
錦織圭(日本)は世界46位をキープした。
2022年1月10日
2022年1月1日~9日は、ATP250 の2大会と、「ATPカップ」が開催された。
「メルボルン・サマー セット(ATP250)」では、ラファエル・ナダル(スペイン)が優勝!
ラファエル・ナダル(スペイン)の公式大会出場は、2021年8月ワシントンDC「シティ・オープン(ATP500)」以来。怪我から復帰の大会で、見事優勝を飾った。
ラファエル・ナダル(スペイン)のツアー優勝は、89回目となった。
世界ランキングでは、ラファエル・ナダル(スペイン)は、世界6位をキープした。
大会準優勝は、マキシム・クレッシー(アメリカ)。
マキシム・クレッシー(アメリカ)は、予選を突破し大会本選に出場。
好調なプレーを継続し、準決勝ではグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)にもストレートで勝利。自身初のツアー決勝に進出し、準優勝を獲得した。
マキシム・クレッシー(アメリカ)のランキングは、世界112位から世界75位に上昇、初のトップ100 入りを果たし、自己ベストを更新した。
「アデレード国際1(ATP250)」で優勝を果たしたのは、ガエル・モンフィス(フランス)!
ガエル・モンフィス(フランス)は大会に第1シードとして出場。1セットも失うことなく、全試合にストレートで勝利し、堂々の優勝を獲得した。
ガエル・モンフィス(フランス)のツアー優勝は、11回目となった。うち、屋外のハードコート大会は、3回目となる。
大会準優勝はカレン・カチャノフ(ロシア)。
カレン・カチャノフ(ロシア)は大会第2シードで出場。準決勝ではマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦し勝利、ツアー6度目の決勝へと進出した。
カレン・カチャノフ(ロシア)のツアー準優勝は、2回目となった(優勝は4回)。
世界ランキングでは、ガエル・モンフィス(フランス)は、世界21位から世界19位に上昇した。
カレン・カチャノフ(ロシア)は世界29位から世界30位となった。カレン・カチャノフ(ロシア)は、準優勝のポイントを獲得したものの2019年の「ATPカップ」でのポイントが剥落した。
「ATPカップ」では、カナダ代表が優勝!
カナダは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、デニス・シャポバロフ(カナダ)がシングルスとダブルスに出場。
シングルスでは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に勝利。
デニス・シャポバロフ(カナダ)がパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に勝利するなどの活躍で魅了した。
また、準優勝は、スペイン代表が獲得した。
世界ランキングでは、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が世界11位から世界9位に上昇し、自己ベストを更新。
デニス・シャポバロフ(カナダ)は、世界14位をキープした。
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は、世界19位から世界17位に上昇した。
その他、テイラー・フリッツ(アメリカ)が世界23位から世界22位に上昇し、自己ベストを更新した。
2022年1月10日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は変更がなかった。
錦織圭(日本)は世界47位から世界46位に上昇。西岡良仁(日本)は、世界81から世界99位となった。
2022年1月3日
2022年シーズンもいよいよ開幕!
1月1日からは「ATPカップ」が開始。1月3日以降はATP250 の2大会も開催される。
2022年1月3日付世界ランキングも、世界1位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界2位 ダニール・メドベデフ(ロシア)、世界3位 アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)、世界4位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界5位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は変更なし。
錦織圭(日本)は世界47位、西岡良仁(日本)も世界81位をキープした。